調査・コンサルティングの日経BPコンサルティングは、国内で使われているブランドについて消費者とビジネス・パーソンが評価する調査プロジェクト「ブランド・ジャパン2012」の結果を3月30日発表した。消費者としての立場から回答を求めた「コンシューマー市場(BtoC)編」ではアップルがトップとなり、前回(前年)調査で1位だったGoogleは2位になった。ビジネス・パーソンによる「ビジネス市場(BtoB)編」でもアップルは2位に入り、トップはトヨタ自動車だった。
アップルは、BtoC編で初の1位。前々回(2010年)調査の40位、前回調査の11位から、一気にトップに躍り出た。創始者の1人が2011年10月に亡くなったことで注目度が上がったことも要因とみられる。「iPad」が15位(前年調査90位)、「iPod」が18位(同50位)、「iPhone」が38位(同73位)など、製品ブランドもランクアップした。ただ、アップルとGoogleの差は小さく、「親しみ」など項目によってはGoogleが上回っている。
ブランド総合力の上昇ランキングは「Facebook」が1位で、認知度が43.1%から92.2%に急上昇した。BtoB編では、前回調査でトップのパナソニックが3位に後退し、トヨタが2年ぶりに首位に返り咲いた。調査は、BtoC編が1000の企業と製品・サービス、BtoB編が500の企業が対象。2011年11月4日~12月5日にインターネットで実施した。回答数はBtoC編が2万9206、BtoB編は2万2667。調査は今回で12回目となる。
10位までは次の通り。()内は前回(前年)順位。
【BtoC編】1:アップル(11)、2:Google(1)、3:ユニクロ(2)、4:ユーチューブ(7)、5:ディズニー(6)、6:マクドナルド(4)、7:パナソニック(3)、8:日清食品(5)、9:ダイソー(39)、10:楽天市場(9)
【BtoB編】1:トヨタ自動車(2)、2:アップル(9)、3:パナソニック(1)、4:本田技研工業(5)、5:ソニー(4)、6:オリエンタルランド(8)、7:Google(7)、8:日産自動車(3)、9:ソフトバンク(19)、10:任天堂(6)
日経BPコンサルティング
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オリジナル記事:日経BPコンサル、ブランド調査「ブランド・ジャパン2012」BtoC編でアップルが初めて首位 [ニュース] | Web担当者Forum
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