インターネット利用状況調査のビデオリサーチインタラクティブは、Webサイトの接触状況とパネルアンケートデータを組み合わせて集計、分析を行う同社のサービス「WebPAC2」を活用し、「Twitter」と「Facebook」の重複訪問状況と、訪問パターン別の特徴について調査、分析を行い、5月21日、結果を発表した。集計期間である2012年3月度のTwitterのPCサイトへの訪問者数は、推定1430万人、Facebookの訪問者数は推定1130万人で、両方のPCサイトとも訪問しているのは推定717万人だった。WebPAC2のアンケートデータから、インターネットに対する意識や商品購入時の意識を抽出し、訪問パターン別の分析を行ったところ、重複訪問者ほどインターネットへの関与の度合いが高く、商品購入検討時点での情報収集が活発であることが分かった。分析は2012年3月のPCインターネットユーザーのサイト利用データと2011年11月に実施したアンケートを組み合わせて行った。アンケートは、日本全国の自宅内PCインターネットユーザーを対象に郵送調査で実施。有効回答数は7116だった。
「両サイトとも訪問」「どちらかのみ訪問」「両サイトとも非訪問」の3タイプのユーザーを比較すると、重複訪問者のスコアが非訪問者のスコアを大きく上回ったのは、「PCのインターネットは自分の生活になくてはならない」が60.6%(非訪問者36.6%)、「PCのインターネットは話題や関心を共有するのに役立つ」が39.5%(同22.1%)、「買い物の際、事前にカタログやパンフレットで調べるほうだ」が50.4%(同36.7%)、「購入検討時にネットで商品のスペック、仕様、材料などを調べる」が52.4%(同38.3%)、「購入検討時に販売/評価サイト上で他のユーザーの感想を調べる」が59.1%(同41.2%)、「購入検討時にネットで複数ショップの価格を比較する」が42.7%(同30.2%)などだった。
ビデオリサーチインタラクティブ
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- 内容カテゴリ:調査/リサーチ/統計
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オリジナル記事:VRI、「WebPAC2」を活用した調査でPCのTwitterとFacebookの重複訪問者は、商品の情報収集が活発 [ニュース] | Web担当者Forum
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