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BookLiveがオリジナル電子雑誌「COMIC Live!」創刊 品揃えで競合他社と差別化 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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この記事を読むのにかかる時間: 1分弱
日本ネット経済新聞ダイジェスト

凸版印刷グループの電子書籍事業者、BookLive(本社東京都、淡野正社長)は4月27日、オリジナルコミック誌「COMIC Live!(コミックライブ)」を創刊した。現在、流通している電子書籍は数に限りがあるため、オリジナルコンテンツの充実で競合との差別化を図る。

コミック誌は、ビジネスマンをメインターゲットとする。創刊号には同誌向けのオリジナル作品7話を掲載した。ページ数は200ページ、月1回発行する。販売価格は210円だが、創刊号は無料配信とした。コミック誌は4種類目となる。

電子書籍は取次会社が限定されるため、電子書店は品揃えで他社との違いが出しにくい状況にある。オリジナル作品の展開で、新規顧客を獲得し、継続利用を促す狙いがある。

BookLiveはコミック誌のほか、「マンガで学ぶ成功企業の仕事術」などのオリジナルの単行本も発行している。「ソフトバンク編」「アシックス編」などをシリーズで展開している。

・COMIC LIVE! No.1(BookLive!)
http://booklive.jp/product/index/title_id/20000214/vol_no/001

・BookLive!
http://booklive.jp/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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オリジナル記事:BookLiveがオリジナル電子雑誌「COMIC Live!」創刊 品揃えで競合他社と差別化 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum
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コンプガチャの本当の問題点とWeb担当者が得る学び [企業ホームページ運営の心得] | Web担当者Forum

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この記事を読むのにかかる時間: 約 3.5
Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる 企業ホームページ運営の心得

コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。

宮脇 睦(有限会社アズモード)

心得其の265

社会問題にはなりましたが

アイテム新商法「違法」コンプガチャ中止要請へ

「こどもの日」の読売新聞の1面を飾った見出しです。ソーシャルゲームは基本的に無料ですが、多くのゲームは円滑に進めるために有料のアイテムを購入しなければなりません。そしてゲームに熱中するあまり大金を投じてしまうことが以前から問題視されていました。

※5月25日、ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会がコンプガチャ禁止項目などを盛り込んだ「コンプリートガチャガイドライン」を発表した。

有料アイテムのなかでも、「コンプガチャ」は指定されたアイテムを全部揃える(コンプリートする)とゲームを有利に進めることができる希少性の高いアイテム(レアカード)が入手でき、それ欲しさに「はまる」人が続出していたのです。消費者庁はこれを景品表示法上の「問題」があるとし、ソーシャルゲーム各社が自主規制など対応を検討中です

違法かどうかを脇に置けば、ソーシャルゲーム各社は非常に「Web」を理解し活用していました。その取り組みは、そのままWeb担当者への教訓となります。

舞台裏からすべてが見える

サイトを成功させる要件は大きくわけて2つです。SEOやリスティング広告に代表される「集客」と、来訪した客に目的の行動をとらせる「誘導」です。その「誘導」の精度を高める作業が「アクセス(ログ)解析」です。アクセスデータを取得できるWebサイトでは、到着したページや閲覧したページなどがすべてサーバーに記録されています。こうした記録を「ログ」と呼び、それをチェックするのが「アクセス解析」です。

金を払うタイミングがわかる

とは、某ソーシャルゲームの幹部の非公式な場での発言です。彼らはユーザーの利用履歴から、イベントを仕掛けるタイミングの調整により、金を払わせるノウハウを持っていると胸を張っていました。ゲームのなかで課金を重ねるきっかけになる「イベント」を見つけ、その「イベント」に向かうように「条件分岐」させれば購入確率を高めることができます。また反対にゲームを中断する「離脱」が多い「イベント」があれば、それを差し替えることで引き留めることができます。

店内ストーキング

名著『なぜこの店で買ってしまうのか』では、来店した客を店内でストーキングして顧客行動を調査します。すると入り口で買い物カゴを持たなかった客が、買い物を途中で放棄してしまうケースを発見しました。買い物カゴは不要と思っていたが、あれもこれもと手を伸ばして持ちきれなくなり、買い物そのものを止めて帰ってしまうのではないかと仮説を立てます。そこで店内のなかほどに買い物カゴを用意すると、買い物を放棄する客が減ったといいます。

こうした「顧客行動」を正確に把握できるのがWebの強みです。そしてログから仮説を立てて対策を取ります。ソーシャルゲームが社会問題化したことは「アクセス解析」の重要性を逆説的に証明しています。

自己模倣ではなく

さらにソーシャルゲームは「水平展開」についても教えてくれます。先の幹部の言葉には続きがあります。

金を使うタイミングはどのゲームでも同じ。つまりパッケージを変えるだけで“儲かるゲーム”が作れる

とのこと。ソーシャルゲーム開発会社の代表が、某経済番組の取材で語った言葉が裏付けます。

我々のノウハウによりコンテンツメーカーは既存のキャラクターを提供するだけで稼げる(筆者要約)

ゲームクリエイターの「矜持」についてここでは触れませんが、1つの儲かるフォーマットを見つけたら、関連商品や類似商品といった「水平展開」で稼ぐことができるということです。

問題点は何か

Webビジネスにおいて学ぶところの多い「ソーシャルゲーム」の問題点は、皮肉なことにそれが「Web」だから生まれました。一言でいえば「有限と無限」の違いです。

今回、当局が問題視した「コンプガチャ」を規制しても問題の根本解決にはなりません。他にも「レアカード」がネットオークションにて高値で取引されており、ここからパチンコなどのギャンブルと同列に見る声もありますが、レアカードの取引だけなら「遊戯王」や「ヴァンガード」などの「トレーディングカード(トレカ)」でも行われています(ソーシャルゲームの多くは現金によるトレードを規約で禁止しています)。

こうしたアイテムの売買を規制することは「財産権」の侵害へとつながるので現実的ではないでしょう。しかし、ネットのレアカードと、リアルのレアカードの違いがまさしく問題の本質なのです。

リアルのトレカにおける「レアカード」はゲーム性を維持するために、生産数量(印刷枚数)は限定されますが、少なくとも実物が存在しており、必ず誰かがゲットすることになります。ところがソーシャルゲームのレアカードは抽選により提供される「デジタル情報」です。概念としては存在しても、確率論上、永遠に市場に出回らない可能性も存在するのです。

自主規制の限界

つまり、絶対に手に入らないものをちらつかせて販売している(かもしれない)という、Web以外では存在しない問題があるのです。また、本稿執筆時点(2012年5月23日)で、レアカードの出現確率などについてソーシャルゲーム各社は発表していません。すると仮に5枚集めなければならない条件で、残り1枚になった瞬間、

出現確率が下げられる

といった、「マラソンでゴールしようとしたらゴールテープが移動する」ような仕掛けの存在を否定しきれないのは、「ゲームバランス」という言葉の存在です。ドラゴンクエストなどのRPGで開始早々すべての敵を倒せる「究極のつるぎ」を入手できれば冒険の旅は「虐殺日記」に様変わりします。しかし、それではユーザーが熱中しないので、適度に目的を阻害する要素や「不公平」が仕込まれているものなのです。簡単に「コンプリート」できないように「演出」することで客は「ガチャ」に夢中になる……という可能性に、先の幹部の言葉が重なります。

いま、ソーシャルゲーム各社は「自主規制」により、安心して利用できる環境を整備しようと動いています。これにWeb担当者の1人として注目しています。それはユーザーの選択を「自己責任」で片付けてきた業界のターニングポイントになるかもしれないからです。その上で「健全性」にお墨付きが与えられれば、あらたなる「Webのビジネスのお手本」となるのではないでしょうか。

今回のポイント

社会問題になるほど効果がある

アクセス解析の重要性の再確認

宮脇睦

宮脇 睦(みやわき あつし)

プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。

制作、営業の双方の現場を知ることからウェブとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供し、一業種一社、制作案件は足立区内のみという営業施策をとっている。本業の傍らメールマガジン「マスコミでは言えないこと」を発行。好評を博す。著書に『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)、冷静な視点からのIT業界分析に「週刊ポスト」など、様々な媒体から情報発信を続ける。

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企業Facebookページ制作マニュアル:18個の手順 【タイムライン対応・制作編&集客編】 [Facebookページ活用 実践ガイド] | Web担当者Forum

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この記事を読むのにかかる時間: 約 23.5

1700以上のいいね!と1000以上のはてブを集めた人気記事「企業がFacebookページを始める時に押さえておきたい28個の手順 【準備&プランニング編】」の続編です。前回の記事では、Facebookページの「準備フェーズ」と「プランニングフェーズ」を解説しました。

この記事では「制作フェーズ」として、2012年3月31日の大幅仕様変更(タイムライン化)対応版のFacebookページの制作手順としてお届けします。

※本記事は、ガイアックス・ソーシャルメディア・ラボに掲載された「【タイムライン対応版】Facebookページを制作する時の18個の手順、総まとめ」をWeb担当者Forum用に加筆・修正して掲載しています。

すでにFacebookページを作った人も、これから作る人も、
備忘録としてお使い下さい!

この記事の目次
  1. Facebookページのアカウントを取得する
  2. Facebookページを、いったん非公開にする
  3. 他の管理人を追加する
  4. 権限の管理を設定する
  5. 「基本データ」を設定する
  6. 「基本設定」を確認する
  7. 「プロフィール写真」を作成・設定する
  8. 「掲載コンテンツ」を設定する
  9. 「ウェルカムページ」を作成・設定する
  10. キャンペーンなどのオリジナルアプリを作成・設置する
  11. ソーシャルメディアポリシーを用意する
  12. アプリタブ用の画像を制作・設定する
  13. カバー写真を制作・設定する
  14. 解析ツールを設定する
  15. ウォールに何件か投稿しておく
  16. タイムラインの投稿内容をトップ表示・ハイライト表示する
  17. 過去の大事な出来事用の画像・文言を制作・登録する
  18. 告知・集客する

1 Facebookページのアカウントを取得する

最初に、Facebookページのアカウントを取得しましょう。

すでにユーザーアカウントをもっている人でも、Facebookページのアカウントは改めて作る必要があります。というのも、Facebookでは、次の4つは全て別々のアカウントになっているからです。

  • ユーザーアカウント
  • Facebookページアカウント
  • 広告アカウント
  • Facebookアプリアカウント(アプリの管理人)

ユーザーアカウントを取得したうえで、ページ自体のアカウントも必要になります。

Facebookページアカウントを取得するには、次のようにします。

1Facebookページの作成画面にアクセスする。

まず、Facebookページの作成画面にアクセスします。この画面への導線はいくつかありますが、リンクがわかりにくいので、下記URLより直接アクセスして下さい。

2カテゴリーを選択する。

Facebookページの作成画面で、自分が作りたいカテゴリーをクリックして下さい。

ここでは下記6つのカテゴリーしかありませんが、この後さらに詳細なカテゴリーを選択できます。

  • 地域ビジネスまたは場所
  • 会社名または団体名
  • ブランドまたは製品
  • アーティスト、バンドまたは著名人
  • 芸能・エンタメ
  • 慈善活動またはコミュニティ

カテゴリーは後で変更できますので、ここでは悩まず一番近いと思うものを選んでしまいましょう。

※以降の解説では、「ブランドまたは製品」を選択したものとして解説を進めます。どのカテゴリーでも制作の流れは同じです。記入する項目が異なるだけです。

3カテゴリーの一次情報を選択・記入する。

この後の画面で詳細情報の入力はできますが、いったんここで「詳細カテゴリー」「Facebookページ名」を記入します。「私はFacebookページ規約に同意します。」にもチェックを入れて下さい。

※「私はFacebookページ規約に同意します」の代わりに「I agree to Facebookページ規約」となっている場合もあります。
  • 注意ページ名は「最初は」当たり障りのない名前を!

    Facebookページ名は後で編集できるので、まずは「テストページ」などの当たり障りのない名称にしておきましょう。

    Facebookページアカウントを作成しただけでは友達にフィードは飛びません。しかし、作成後はデフォルトで公開になってしまいますので、特にクライアント企業のFacebookページを作る際は、いったん別の名称で作成するほうが良いでしょう。

  • 注意Facebookページの名前の変更はファン数が200人未満のうちに。

    後述しますが、Facebookページの名前は、ファン数が200名以上になると変更できなくなります。ページ名を変更しようと思っている場合は注意して下さい。

4「プロフィール写真設定」画面をスキップする。

前の画面で[スタート]ボタンをクリックすると、「プロフィール写真設定」画面が表示されます。後で設定できますので、ここではスキップします。

5「基本データ」設定画面をスキップする。

次の「基本データ」画面もスキップしましょう。もしWebサイトのURLや情報が固まっていれば、ここで入力しても問題ありません。

  • 注意最初は「いいね!」を押さないように!

    上記の設定が終わると、以下のような画面に遷移して、チュートリアルが始まります。

    ここで「いいね!」を押してしまうと、あなたの友達に「●●さんが▲▲のページにいいね!と言っています。」というフィードが飛んでしまいます。

    最初は、「いいね!」を押さないように注意しましょう(他にもチュートリアルで、「友達を招待します」「メールの連絡先を招待」などなどの案内が出てきますが、一通りスキップして下さい)。

これでFacebookページの初期設定は終わりです。次に、Facebookページのアカウントができてからの設定をご紹介します。

  1. Facebookページを、いったん非公開にする
  2. 他の管理人を追加する
  3. 権限の管理を設定する
  4. 「基本データ」を設定する
  5. 「基本設定」を確認する
  6. 「プロフィール写真」を作成・設定する
  7. 「掲載コンテンツ」を設定する
  8. 「ウェルカムページ」を作成・設定する
  9. キャンペーンなどのオリジナルアプリを作成・設置する
  10. ソーシャルメディアポリシーを用意する
  11. アプリタブ用の画像を制作・設定する
  12. カバー写真を制作・設定する
  13. 解析ツールを設定する
  14. ウォールに何件か投稿しておく
  15. タイムラインの投稿内容をトップ表示・ハイライト表示する
  16. 過去の大事な出来事用の画像・文言を制作・登録する
  17. 告知・集客する

2 Facebookページを、いったん非公開にする

Facebookページアカウントを作成すると、デフォルトで公開状態になってしまいます。未完成の状態で他のユーザーに見られないように、いったん管理者だけが閲覧できる状態に設定します。

また、この段階で万が一他のユーザーに見られる可能性があります。ですので、最初にプロフィール画像などを設定するのは好ましくありません。

非公開にするための作業は、次の流れで進めていきましょう。

1「Facebookページを編集」の画面へ行く。

作成したFacebookページの上部に表示されている管理者用パネルの右上にある[Facebookページを編集]ボタンをクリックして、編集画面へ行きます。

※Facebookページ上部に管理者用パネルが表示されていない場合は、右側に表示されている[管理者用パネル]ボタンをクリックすると、ページ上部に管理者用パネルが表示されます。

2「非公開」指定して保存する。

[権限の管理]タブが表示されているはずです。この画面の一番上にある[公開範囲]のチェックボックスをチェック状態にしましょう。

これで、作成したFacebookページが非公開状態になります。

3非公開状態になったことを確認する

非公開設定は以上です。以下のように、編集画面の右上にある[Facebookページを見る]ボタンをクリックして、Facebookページの表側画面にいき、非公開設定が成功しているか確認しましょう。

3 他の管理人を追加する

おそらく皆さんが作成するFacebookページは、複数のスタッフで運営していくことでしょう。他のメンバーも管理画面に入れるように、ここで管理人の追加をします。

※以下では、Facebookページの編集画面を開いている状態を想定して解説します。編集画面の開き方がわからない場合はこちらを参考にしてください。

1「管理人」タブをクリックする。

左側タブに「管理人」というタブがあるのでクリックします。

2管理人を追加する。

管理人の追加画面が表示されるので、追加したいユーザーを指定してください。

複数人登録したい場合は、「管理人を追加」をクリックすると入力欄が増えます。

  • 補足管理人の追加方法(サジェスト)

    入力欄にユーザー名を入力すると、候補ユーザーがサジェストされます。そのサジェスト内容をクリックして下さい。

    ↓こういった表示になれば成功です。

  • 補足管理人に追加するには?

    管理人には自分の友達しか登録できません。まずは登録したい人と自分の個人アカウントで友達になっておきましょう。

    管理人の追加フォームに「メールアドレス」でもOKというようなコメントが出ています。

    メールアドレスで指定する場合でも、管理者に追加したい方と友達になっておきましょう。

終わったら[保存]ボタンをクリックしましょう。

3パスワードを記入する。

[保存]ボタンをクリックすると、セキュリティチェックの画面になります。

あなたのパスワードを入力して[承認]ボタンをクリックしてください。画面は変わりませんが、追加した管理者の設定が保存されます。

  • 補足

    以前はパスワード入力ではなく、画面に表示された文字を入力する方式でのセキュリティチェックでした。

    もしこちらの画面が表示された場合は、表示されている文字を入力欄に書き、[送信]ボタンをクリックして下さい。もし文字が読み取れない場合は、赤枠で囲った「別の単語を表示」をクリックしましょう。セキュリティチェックの表示文字を変更できます。

これで管理画面の追加設定は完了です。

これでFacebookページの初期設定は終わりです。次に、Facebookページのアカウントができてからの設定をご紹介します。

  1. 権限の管理を設定する
  2. 「基本データ」を設定する
  3. 「基本設定」を確認する
  4. 「プロフィール写真」を作成・設定する
  5. 「掲載コンテンツ」を設定する
  6. 「ウェルカムページ」を作成・設定する
  7. キャンペーンなどのオリジナルアプリを作成・設置する
  8. ソーシャルメディアポリシーを用意する
  9. アプリタブ用の画像を制作・設定する
  10. カバー写真を制作・設定する
  11. 解析ツールを設定する
  12. ウォールに何件か投稿しておく
  13. タイムラインの投稿内容をトップ表示・ハイライト表示する
  14. 過去の大事な出来事用の画像・文言を制作・登録する
  15. 告知・集客する

4 権限の管理を設定する

次に、「権限の管理」から各種登録情報を設定していきましょう。

基本的にはデフォルト設定でも大丈夫ですが、皆さんの会社の状況に合わせて設定してみて下さい。

  • 公開範囲

    前述のようにFacebookページを一般公開するか、管理人だけに公開するかを選択できます。

  • 国別の制限事項

    Facebookページをどの国のユーザーに表示するかを選択できます。

    「指定した国のユーザーにだけ表示」と、逆に「指定した国のユーザーに非表示にする」を設定できます。

    設定すると、非ログイン状態でそのFacebookページが閲覧できなくなってしまいますので、全公開をお勧めします。

  • 年齢制限

    Facebookページの閲覧に年齢制限を付けられます。

    国別の制限事項と同様に、非ログイン状態でFacebookページを閲覧できなくなるので、基本的には全公開をお勧めします。しかし、アルコールを扱っている会社の場合は、プルダウンの中にある「アルコール関連」に設定する必要があります。

  • 投稿の設定

    他のユーザーからのウォール投稿の可否を設定します。

    以下の2項目をそれぞれオン・オフで設定可能です。

    • タイムラインへの投稿を許可する
    • タイムラインへの写真や動画のアップロードを許可する
  • 投稿の共有範囲

    ユーザーからFacebookページに対するウォール投稿を、タイムライン上に表示するかどうかを設定します。

    以下の2項目を設定可能です。

    • 上部に「ユーザーからの最近の投稿」ボックスを表示する
    • タイムラインへのユーザーからの投稿を
      • ページに掲載
      • ページに表示しない
  • タグ付けの権限

    Facebookページの写真にユーザーがタグを付けられるかどうかを設定できます。

    多くの場合は「許可する」にしておくのがいいでしょう。そのほうが、口コミをタイムラインに集約することにつながるからです。

    「投稿の設定」「投稿の共有範囲」「タグ付けの権限」は、エッジランク的にも許可しておくほうがいい設定です。ユーザーに写真を投稿してもらうと、「エッジランク」(その中でも「親密度」)が上がります。そもそもFacebookページはユーザーとの双方向コミュニケーションの場ですので、できるだけ制限をつけないようにするのが望ましいでしょう。

    「エッジランク」と「親密度」については、「Facebookの『エッジランク』の3要素と、各要素の優先順位」の記事を参照してください。

  • メッセージ

    Facebookページ上に[メッセージ]ボタンを設置するかどうかを設定できます。

    基本的にFacebookページはファンとのコミュニケーションのための場ですから、ファンがメッセージを送信できるようにしくほうがいいでしょう。

    ですが、ユーザーからのメッセージに対応できないなどの事情がある場合は、ここの設定で非表示にしておきましょう。

    ユーザーからメッセージは送れるが管理者がだれもメッセージに対応しない状況は避けるべきです。

  • 禁止語句リスト

    ウォール投稿の禁止ワードを設定できます。

    設定したキーワードを含む投稿は自動でスパムと判定されウォールに表示されないようにできます(このあとの「不適切表現のブロック」も合わせて設定する必要があります)。

    複数ワードを設定する場合は、半角カンマ(「,」)で区切りましょう。

    Facebookのヘルプでは、「不適切投稿も管理人にはグレーで表示される」と記載がありますが、私がテストした限りは、管理人にも表示されないです。
  • 不適切表現のブロック

    先ほどの「禁止語句」は語句の設定だけです。「禁止語句」を設定するだけでは禁止ワードをブロックできません。

    禁止語句を指定したうえで、「不適切表現のブロック」を設定する必要があります。「強」「中」「なし」の3種類があり、デフォルトが「なし」になっています。

    心配な方は「強」に設定しておきましょう。

  • Facebookページを削除

    おそらく使う機会はないかと思います。ここでFacebookページを削除できます。

    「Facebookページを削除」をクリックしても、一応上記のような確認画面が出てきますが、誤って削除してしまわないように気を付けて下さい。私の知る限り復活させる方法はありません。

5 「基本データ」を設定する

次に、「基本データ」を設定しましょう。

基本データの入力項目は、Facebookページのカテゴリーによって大きく異なります。皆さんが選択したカテゴリーに合わせて入力して下さい。

ここでは、参考までに「ブランド・製品」>「プロダクト/サービス」の場合の入力内容についてご紹介します。

  • カテゴリー

    Facebookページアカウント作成時に設定したカテゴリーがあらかじめ選択されています。

    このカテゴリーはいつでも変更できます。

  • 公式ページ

    これは入力しなくても大丈夫です。第三者が特定のブランド・芸能人のファンページを作成する際に利用します。

    たとえばここに「アルベルト・アインシュタイン」と入力します。

    そうすると、以下のようにユーザー側から見えるカテゴリーが変わってしまいますのでご注意ください。

    ちなみに、ただ「アルベルト・アインシュタイン」のように文字を入力するだけでは適切に公式ページ設定がされません。入力に対してFacebookからサジェストされるものを選ぶ必要があります。

  • ユーザーネーム(ユニークURL)

    「ユーザーネーム」とありますが、ページのURLのことです(詳しくはFacebookページのウェブアドレスのFAQを参照)。

    ファン数が25名以上になると、ここからFacebookページのURLを変更できます。

    Facebookページを作成したばかりの頃はこのようにURLは長くなってしまいます。

    http://www.facebook.com/pages/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8/308658632488666
    これを、たとえば以下のように変更できます。
    http://www.facebook.com/socialmedia.gaiax

    以前はファン数が25名未満のときはURLを変えられなかったのですが、現在はファン数が25名未満でも、自分のアカウントでまだユーザーネームを変更したことがなければ、以下の手順でURLを変更できます。

    1. ユーザーネームを入力する。

    2. 利用可能であれば承認する。

    ※参考記事
  • 名前

    Facebookページの名前を変更できます。

    そのFacebookページのファン(いいね! しているユーザーの数)数が200人未満の場合は何度でも変更可能です。ただし、200人以上になると固定されて変更できなくなります。気を付けて下さい。

    Facebookページの名前に関しては、次のようなガイドラインがありますので注意してください。

    • 不適切な言葉: Facebookページの名称に不適切な言葉やフレーズを含めることはできません。

    • 大文字の適切な使用: (英字表記の場合)Facebookページの名称において英字表記を用いる場合、大文字は文法的に適切な方法で使用する必要があります。大文字を過剰に使用したり、すべての文字を大文字で表記することはできません。

    • 記号の使用不可: Facebookページの名称に、!や®、TMなどの記号を用いることはできません。句読点は論理的かつ正しい方法で使用する必要があります。不要な句読点を挿入したり、句読点を繰り返すことはできません。

    • 簡潔な名称: Facebookページの名称に、非常に長い名前を使用したり、キャッチフレーズや過剰な説明、不要な修飾語句を含めることはできません(「公式」など)。キャンペーン名や、地域を示す修飾語句はこれに当たりません(「Nikeサッカー東京」など)。

    • 「Facebook」という言葉やその変形: Facebookページの名称に、「Facebook」という名称またはその変形を含めることはできません。

    補足Facebook内検索や、外部検索エンジンからの流入対策を考えて、企業名&ブランド名を適切に使うのがいいでしょう。完結で自然な形ならば、そのFacebookページの内容に関連性のある検索ワードを含めた名前で登録するのもいいでしょう。

  • その他

    「設立年月日」「会社情報」「説明」など、ここに記載されている項目はできるだけ記入しておきましょう。

    ここに情報があればあるほど、ファンになってもらうときの安心感につながります。

    補足
    1. 未記入にすればユーザー側には表示されません。必要ない項目は空白のままにしておきましょう。
    2. URLを入力すれば自動的にリンクとして表示されます。

6 「基本設定」を確認する

「基本設定」では特に新規で設定するものはありません。

デフォルトで「投稿の設定」「メールによるお知らせ」にチェックがついているはずです。もし外れていればチェックを入れておきましょう。

特に、「メールによるお知らせ」は必須です。これがあるおかげで、ウォール投稿にファンからコメントの確認漏れがなくなります。

これでFacebookページの初期設定は終わりです。次に、Facebookページのアカウントができてからの設定をご紹介します。

  1. 「プロフィール写真」を作成・設定する
  2. 「掲載コンテンツ」を設定する
  3. 「ウェルカムページ」を作成・設定する
  4. キャンペーンなどのオリジナルアプリを作成・設置する
  5. ソーシャルメディアポリシーを用意する
  6. アプリタブ用の画像を制作・設定する
  7. カバー写真を制作・設定する
  8. 解析ツールを設定する
  9. ウォールに何件か投稿しておく
  10. タイムラインの投稿内容をトップ表示・ハイライト表示する
  11. 過去の大事な出来事用の画像・文言を制作・登録する
  12. 告知・集客する

7 「プロフィール写真」を作成・設定する

次にプロフィール写真を設定します。

プロフィール写真は160ピクセル四方で表示されますが、アップロードする写真は180ピクセル四方以上であるようにとのルールになっています。サイズは4MBまでです。

8 「掲載コンテンツ」を設定する

「掲載コンテンツ」では、Facebookページの左下に表示される「お気に入り」「ページオーナー」を登録できます。

  • お気に入りを追加

    そのFacebookページと関連のある他のFacebookページを登録する仕組みです。登録したFacebookページの一覧がユーザーに表示されます。

    一度「お気に入り」を登録すれば、「お気に入りを追加」からお気に入りを追加できるようになります。

    最初の1回だけ、Facebookページ人格になり、お気に入り登録したいページに「いいね!」を押しにいきましょう。

    ※「Facebookページ人格」になるには、以下のようにFacebook画面右上の「ホーム」ボタン横の「▼」をクリックして、「ページまたはユーザーとしてFacebookを利用」から、他のページをお気に入りする主体としてのFacebookページ(つまりあなたが今作って管理しようとしているFacebookページ)を選びます。

    これを選ぶと、「いいね!」やコメントなどの動作を、そのFacebookページ(というユーザー)が行っていることになります。Facebookページのお気に入り追加の作業が終わったら、また同じく「ページまたはユーザーとしてFacebookを利用」から、元のユーザー(つまりあなた)に戻ってください。

  • ページオーナーを追加

    「ページオーナーを追加」ボタンをクリックすると、自分と友達の一覧が表示されます。追加したいユーザーを選択し保存すれば追加は完了です。

    ページオーナーは、そのFacebookページの所有者として、基本データのページに表示されます。

◇◇◇

この他にも「リソース」「モバイル」「ヘルプ」のタブメニューがありますが、いまは特に気にしなくても大丈夫です。

9 「ウェルカムページ」を作成・設定する

あなたのFacebookページを初めて訪れたユーザーに、以下のような事を伝えるページを作りましょう。

  • ファンになるメリット
  • この企業、ブランド、Facebookページの簡単な紹介
  • 友達の中でファンになっているユーザーのプロフィール写真

例としては、ガイアックス ソーシャルメディア ラボのウェルカムページを参考にしてください。

ウェルカムページはツールを利用して作成する

ウェルカムページを作るには、外部のツールを使うのがいいでしょう。自分で簡易的なFacebookアプリを作ってタブを作ることもできますが、既存のウェルカムページ作成ツールを使うのが楽です。無料ですし、サーバーの設置やアプリIDの取得も必要ありませんので。

作成ツールは無料のものがいくつかありますので、気に入ったものを使うといいでしょう。

「デフォルトタブ設定はない」がその他の誘導先で使う

タイムライン化前のFacebookページでは、「非ファンが訪れた場合は、指定したページに誘導する」という機能がありました。ですが、タイムライン化された現在はそういったものはありません。

ではウェルカムページが無意味になったのかというと、そうではありません。Facebookページに対して外部から誘導する以下のような場合には、ここで作成したウェルカムページをリンク先として用いましょう。

  • Facebook広告
  • メールマガジン
  • 自社サイト
  • その他の告知

経験からも、タイムラインに誘導するよりもウェルカムページに誘導するほうがファン化率が高くなります。さらに言うと、ウェルカムページよりも懸賞キャンペーンを実施して、懸賞タブへ誘導したほうが明らかにファン化率が高くなります(ガイアックスでもFacebook上で懸賞キャンペーンを行うアプリASP「Fantastics」を提供しています)。

10 キャンペーンなどのオリジナルアプリを作成・設置する

Facebookページを作成すると、「写真」「いいね!」など無料で利用できるタブも付いてきます。

それ以外の機能をFacebookページにつけたい場合は、アプリを設置する事になります。

外注してオリジナルのアプリを開発する事も可能ですが、内容によって100万円~数百万円はかかってしまうと思います。頻繁なFacebookの仕様バージョンアップについていくのも大変なので、ASPを利用すると良いでしょう。

いくつかアプリをご紹介します。

これでFacebookページの初期設定は終わりです。次に、Facebookページのアカウントができてからの設定をご紹介します。

  1. ソーシャルメディアポリシーを用意する
  2. アプリタブ用の画像を制作・設定する
  3. カバー写真を制作・設定する
  4. 解析ツールを設定する
  5. ウォールに何件か投稿しておく
  6. タイムラインの投稿内容をトップ表示・ハイライト表示する
  7. 過去の大事な出来事用の画像・文言を制作・登録する
  8. 告知・集客する

11 ソーシャルメディアポリシーを用意する

次に、ソーシャルメディアポリシーを用意します(「ソーシャルメディアガイドライン」と呼ばれることもあります)。

原稿を作成した後は、ウェルカムページのところで紹介したような、Facebook用の無料CMSを利用してタブに追加しておきましょう。

12 アプリタブ用の画像を制作・設定する

これまでの流れでいくつかタブを設置していると思います。見せたいタブの優先順位などに合わせて、並べ替えてみましょう。

アプリタブページごとに、画像を設定できます。サイズは111px×74pxです。サイズが微妙に間違った情報も出ているようなのでご注意下さい。

ASPサービスのアプリも画像を変えられる!

これまでアプリタブの画像は、アプリASPごとに決まっていました。

たとえば、ガイアックスで提供している「Fantastics」というキャンペーンアプリASPは、以下のようにタブ画像が設定されており、利用企業側では変えられませんでした。

写真投稿コンテストアプリ
fbページ統合アプリ
検定アプリ
Facebook懸賞アプリ

それがタイムライン化により、自由に変更できるようになっています。

タブの画像変更例

今までより目立つ!

Facebookページのタイムライン適応で、「タイムラインが全てだ!タブページは意味がない!」といった声を聞く事もあります。が、むしろタブページはむしろ見られやすくなりました。

ファーストビューで来訪者の視線に入りますし、これまでのように「タブ名=テキスト」ではなく、画像で訴えかける事ができますので。

たとえば、American ExpressのFacebookページでは、非常に綺麗なタブ画像の見せ方をしています。

画像変更の手順はこちら

以下の4ステップで簡単に変更可能です。

Facebookページの編集画面を開き、左側のメニューから[アプリを]選びます。画像を変えたいアプリの「設定を編集」リンクをクリックして表示したい画像を選ぶという手順ですね。

16px × 16pxのアイコン画像もこれまで通り使われている

タブとしての表示に使う画像は111px×74pxのサイズですが、これ以外にも16px×16pxのアプリアイコン画像も実は使われています。

これは、アプリごとに共通で、タイムライン移行によって新規で追加する必要もありませんが、16px×16pxのアイコン画像もこれまで通り使われているということだけ知っておいてください。

13 カバー写真を制作・設定する

次に、カバー写真を作って設定しましょう。サイズは851px×315pxです。

クリエイティブなカバー写真を作る!

タイムラインでは「カバー写真」と「プロフィール写真」を組み合わせて作ると目を引きます。

▼例:「カバー写真」と「プロフィール写真」を組み合わせた例

こうしたカバー画像を作りたい場合は、以下の記事で紹介されているテンプレート(Photoshop用またはGIMP用)を使うと簡単でいいでしょう。

上記記事で紹介されているテンプレートを使うと、以下の参考画面のように、Photoshop上で1枚の写真から、カバー写真とプロフィール画像を作れます。

また、次の記事ではさまざまなカバー写真+プロフィール写真のおもしろい事例が紹介されています。眺めているだけでも、いろいろとアイデアが浮かんでくるかもしれません。

Creative Facebook Timeline Covers

素材集からカバー写真を持ってくる!

時間がなくてまだカバー写真を作れない、という方もいらっしゃると思います。そんな時は以下の記事でまとめたサイトをご利用下さい。無料でオシャレな写真が一杯あります。

規約に注意!宣伝はNG!

Facebookページのガイドラインでは、宣伝やユーザーに何かしらのアクションを促してはいけないと書かれています(参考)。

つい宣伝したり誘導したりしたくなる気持ちはわかりますが、アカウント停止の危険性もありますので注意しましょう。

▼カバー写真でNGな内容
  • 金額や購入に関する情報を書いてはいけない。
    例:40% OFF、ここからダウンロードしよう!
  • 基本情報で書くべき内容を書いてはいけない。
    例:WebサイトのURL、Eメール・メーリングリストのアドレス
  • Facebookの機能やそれを用いたアクションを言及してはいけない。
    例:いいね!してね、シェアしてね
  • アクションを呼びかけてはいけない。
    例:これを今すぐ手にいれよう!友達に教えてね!

これでFacebookページの初期設定は終わりです。次に、Facebookページのアカウントができてからの設定をご紹介します。

  1. 解析ツールを設定する
  2. ウォールに何件か投稿しておく
  3. タイムラインの投稿内容をトップ表示・ハイライト表示する
  4. 過去の大事な出来事用の画像・文言を制作・登録する
  5. 告知・集客する

14 解析ツールを設定する

Facebookには「インサイト」という公式の解析ツールがあります。ただ、Facebookインサイトだとファン全体でのリーチなど概要の情報しか見られません。

Facebookページ対応した解析ツールを利用すれば、さらに多くの情報を分析できます。

ガイアックスが提供している「Fantastics」は、インフルエンサーやコアファンは誰かといった人軸での調査もできるため、ロイヤリティ(ファン度)やコアファンの抽出なども可能です。

※参考記事

15 ウォールに何件か投稿しておく

Facebookページを立ち上げたら必ずいくつか投稿をしておきましょう。

新しく流入して来たユーザーには、ウォール投稿の中身を見てファンになるか判断する人もいます。何も投稿がなければ放置されているFacebookページだと思われてしまいます。

「ファンになったらこんな投稿が見られるんだ!」ということがイメージできるように、あらかじめいくつか投稿しておきましょう。

16 タイムラインの投稿内容をトップ表示・ハイライト表示する

これまでのウォール投稿の中から、どれをトップ表示し、ハイライト表示にするか決めましょう。

トップ表示とは?

タイムラインは基本的には時系列で並び、古いものは下に落ちていきます。ですが、以下のように「トップに固定」を選択すると、その投稿をタイムラインの一番上に表示し続けられます。

同じ投稿をトップ表示し続けると、動きがないページのようにも思われます。設定するとしても定期的に変更するようにしましょう。

固定は7日間だけ有効で、その後は元の日付の場所に戻ります。

ハイライト表示とは?

タイムラインの中での表示場所ではなく、表示面積を変える方法です。各投稿にマイスオーバーすると「★ボタン」が出るので、クリックするとその投稿がハイライト表示になります。

一括で「ハイライト表示」を選択したい場合は、管理者パネルから行えます。

17 過去の大事な出来事用の画像・文言を制作・登録する

ユーザーのタイムラインと同様に、Facebookページにも、過去の大事な出来事を登録できます。

人はその企業やブランドの歴史に触れると親近感が湧いたり、惹きつけられたりしますよね。そうした意味あいをもつ内容を登録しましょう。

画像はなくてもかまいませんが、画像を入れる場合は843px×403pxのサイズを用意しましょう。縦はこれ以上高くてもいいのですが、表示は843px×403pxになってしまいます。

最初は開始日しか設定できないけど、実は……

大事な出来事を設定しようとすると、最初は「設立日」「開業日」「リリース日」「誕生日」などしか設定できません。

ですが、一度だけ開始日など最初に指定された項目を設定すると、好きなイベントを登録出来るようになります。

どんな過去の出来事を投稿するといいのか、参考になる切り口や他社の事例をまとめました。皆さんのFacebookページでもどういった過去の大事な出来事を設定するか、考えてみて下さい。

▼過去の大事な出来事例
  • 会社設立
  • ブランド設立
  • アメリカ進出
  • ○○に移転
  • ○○に新しい店舗誕生
  • 大ヒット商品○○の発売が開始
▼「過去の大事な出来事」で「特に」参考になるFacebookページ

まだしっかりと設定している会社は少ないのですが、以下の2ページは参考になります。

▼ブランドの歴史の見せ方で参考になるFacebookページ

こちらも英語ですが、バーバリーやファンタも、歴史の見せ方で参考になります。

正確に言うと「過去の出来事」ではなく「通常投稿」として投稿しているのですが、ブランドの歴史をコレクション的に並べていくのもファンに喜ばれるコンテンツになると思います。

過去の大事な出来事の設定手順

操作は簡単ですが、念のために流れをご紹介します。以下の手順で進めるだけです。

Facebookページのタイムラインの上部にある投稿欄で「イベント、大事な出来事など」をクリックする。
最初は、開始日などをまず登録する。
開始日を日付で指定する(年だけや月だけの指定でも可)。
投稿された開始日のエントリの右上の鉛筆アイコンをクリックして編集する。
詳細や写真などを登録する。
完成。
  1. 告知・集客する

18 告知・集客する

Facebookページは、作成しただけではファンは増えません。ファンを増やすには、必ず何かしらの告知をして集客する必要があります。

広告は有料ですが、無料でできることも結構あります。また、Facebookの外でできることもあります。予算感やファン数の目標に合わせて実施しましょう。

無料施策既存会員へのご案内

まずは皆さんがすでに持っている会員組織に告知するのが最優先でしょう。

  • メルマガ
  • Twitter
  • mixiページ
  • Google+
  • DM送付

無料施策プレスリリース

「Facebookページを開始しました」というプレスリリースを出すのもいいでしょう。

ネット系のメディアに掲載されれば、普段接点を持てていない人にも知ってもらえる可能性があります。

プレスリリース例

無料施策Likeボックス

Likeボックスとは、Facebookページの一部機能を外部サイトに設置する、ブログパーツのような機能です。

Facebookが公式に用意している仕組みで、そのFacebookページに対する「いいね!」ボタンや「ファン」の一覧を並べられます。

以下の、Facebook公式のソーシャルプラグイン解説ページ(開発者向け)に記載されている情報を参考に、自社サイトやブログなどに設置しましょう。

プラグイン発行ページ

無料施策Facebook上のお友達に知らせる。

Facebook上の友達に対して、個別に案内できます。

導線はいくつかありますが、告知したいFacebookページの管理者用パネルを開き、上記の2か所から行うのがわかりやすいでしょう。

無料施策Facebook以外の知り合いに知らせる。

皆さんが普段使っているメール経由での案内も出来ます。

「au」「Windows Live メッセンジャー」「Yahoo!」などのメールサービスに登録しているメールアドレスをインポートして、Facebook上から送信します。

その他、「Outlook Express」「Thunderbird」「Apple Mail」なども可能です。

こちらも導線はいくつかありますが、上記の管理者用パネルからたどっていきましょう。

有料施策Facebook広告

Facebook内のセルフ広告サービスを利用しましょう。リスティング広告のような広告サービスで、Facebookアカウントを持っていれば誰でも出稿できます(広告費用はクレジットカード払い)。

導線はFacebookページの管理者用パネルからたどるといいでしょう。

有料施策他の広告手段への入れ込み

最近少しずつ増えてきていますが、CM・雑誌・新聞などのマス広告や、店頭SPツールでFacebookページの案内をしましょう。

「Facebookページをやっています」と触れておくだけで、普段そのブランドが好きな方はFacebookを使っていれば自分で検索してファンになってくれます。

有料施策バイラル要素のあるアプリ

本記事の「9.キャンペーンなどのオリジナルアプリを作成・設置する」で紹介したような、キャンペーンや診断・検定などのエンタメ系のアプリを利用することにより、口コミでのファン獲得にもつながります。

国内でも「お江戸、いいね! I like EDO」「ポカリスエット」など、アプリでファン獲得に成功している事例もいくつかあります。

◇◇◇

以上、タイムライン対応版の、「企業Facebookページ制作マニュアル:18個の手順」を「制作編&集客編」としてお届けしました。

※※本記事は、ガイアックス・ソーシャルメディア・ラボに掲載された「【タイムライン対応版】Facebookページを制作する時の18個の手順、総まとめ」をWeb担当者Forum用に加筆・修正して掲載しています。

井出 一誠

井出 一誠(いで かずあき)

株式会社ガイアックス GaiaXソーシャルメディア ラボ 編集長

株式会社ガイアックスに入社後、大手企業へのWebプロモーション、コミュニティサービスの提供などに従事。その後、GaiaXソーシャルメディア ラボを立ち上げ、企業のFacebook活用支援を目的とした研究・啓発活動を行い、その成果をブログにて公開している。現在ではそれ以外にも企業向けのFacebook関連サービスの立ち上げを行っている。

著書に『Facebookページ プロフェッショナルガイド』『ポケット百科 facebook 知りたいことがズバッとわかる本』(いずれも共著)がある。

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※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:企業Facebookページ制作マニュアル:18個の手順 【タイムライン対応・制作編&集客編】 [Facebookページ活用 実践ガイド] | Web担当者Forum
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いよいよ実現する、ソーシャルの可視化 ――アクションに繋げられなければ意味がない | アドビ システムズ [【レポート】Web担当者Forum ミーティング2012 Spring] | Web担当者Forum

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【レポート】Web担当者Forum ミーティング2012 Spring

セミナーイベント「Web担当者Forumミーティング 2012 Spring」(2012年4月19日開催)の講演をレポートする。他のセッションのレポートはこちらから。

ソーシャルメディアを活用したマーケティング施策は、「リーチ」と「ゴール」が表裏一体となって効果を発揮する。では、ソーシャルメディアで拡大したリーチをどのようにゴールに結びつければいいのか。効果を可視化し、ゴールへつなぐためのポイントをアドビ システムズ 株式会社 コンサルタントの安西氏が解説した。

ソーシャルメディアで「ファーストクリック」の価値が高い理由

A会場最後の個別セッションに登壇したのは、アドビ システムズ 株式会社(以下、アドビ)の安西敬介氏。安西氏は、M&Aによってアドビのデジタルマーケティングビジネスユニットとなったオムニチュア出身で、ウェブ解析に強みを持つコンサルタントだ。セッションのテーマは、ソーシャルメディアを活用したマーケティングの「リーチ」と「ゴール」。ソーシャルメディアの効果をいかに可視化し、ゴールへとつなげていくか、といったことが主題になった。

安西氏が、セッションの冒頭にまず紹介したのが、「75%」そして「88%」という数字だ。

アドビ システムズ 株式会社
コンサルティング部
コンサルタント
安西 敬介 氏

この75%という数字は、2012年のデジタルマーケティングにおいて、企業がソーシャル(メディア)に期待する割合です。米Forrester Research社の調査結果になりますが、非常に高い期待が寄せられている。

そして88%というのは、弊社の調査になりますが、“ファーストクリックとラストクリックを評価した場合のソーシャルの価値の差”になります。

ここでいう「ファーストクリック」とは、コンバージョンに至る一連のプロセスの最初のクリックであり、簡単に言えば顧客が初めてウェブサイトを訪れたときのクリックになる。そして「ラストクリック」はコンバージョン直前のクリックだ。安西氏は次のように説明する。

このファーストクリックでソーシャルを評価をすると、ラストクリックの評価に比べて88%高くなる。米国の弊社顧客企業を対象に調査したもので、かなり精度の高い数字だと思います。

オンラインの効果測定は、これまでコンバージョン直前のラストクリックで評価するケースが多かったが、それだけではラストクリックより前のプロセスを評価することは難しい。顧客が意思決定するまでには様々なプロセスがあり、昨今はアクションごとに評価するアトリビューションという概念も注目を集めている。解釈はいろいろできるが、安西氏が示すように「最初に商品を見るのがソーシャル」というケースが増えており、ソーシャルの重要性が高まっていることは間違いないだろう。

安西氏はこうした2つの数字を挙げ、ソーシャルを取り巻く状況を簡単に解説したうえで、本題であるソーシャルの「リーチ」と「ゴール」へと話題を進めた。リーチとゴールを考えるには、次の3つのキーワードが軸になる。

1つ目は「計測基盤の強化」だ。ソーシャルメディア上では、自分が購入して気に入った商品を「いいね!」したりシェアしたりし、それを見た別の人が興味を持つということが、いたるところで行われている。ビジネス的に見れば、ソーシャルを経由して新たなリーチの獲得が期待できるわけだ。「いいね!」ボタンをはじめとするソーシャルインフルエンスボタンを多くの企業が掲載しているのは、こうしたリーチの拡大が大きな狙いだ。

しかし、ビジネスでは獲得したリーチをコンバージョン(ゴール)につなげていくことが重要になる。そのための土台になるのが、計測基盤の強化だと、安西氏は指摘する。

どんな商品がどのくらいシェアされ、どの程度新たな流入を増やしていくのか。そしてどんなユーザーがどんな内容をシェアしているのか。ソーシャルをモニタリングしていくことが、まずは重要だと思います。

実は、アドビにはソーシャルメディアの情報を収集・分析するツール「Adobe SocialAnalytics」がすでにある(2012年4月現在)。ソーシャル経由の流入がどの程度コンバージョンにつながったのかといったことまで可視化できると、安西氏は一例を示した。

米国で行われ始めている“Liker Targeting”とは

2つ目のキーワードは「自社サイトのハブ化」だ。ソーシャルのデータをある程度計測できるようになったとはいえ、自社サイト内の解析に比べれば得られるデータは限られているし、顧客の動きをコントロールしづらいことには変わりない。そうした状況でゴールへと結びつけるには、Facebookページなどの別のチャネルを用意し、“自社サイトを訪れはしたもののすぐには購入しない顧客”のエンゲージメントを高める施策が有効だという。

弊社には、チャネルをまたいだ分析が得意なAdobe Discover(ディスカバー)というツールがあります。こうしたツールを用いて、顧客の流れを可視化し、自社サイト以外のチャネルでもエンゲージメントを高めていく。まったく離れてしまうのではなく、顧客と少し手をつないでいる状態をつくるのが、1つの考え方としてあります。

さらに「ハブ化」という面では、Facebookとの連携もポイントになる。自社サイトやサービスの会員登録にFacebookのログイン認証を利用すれば、会員登録という顧客獲得上の最大のハードルを取り払うことができる。さらに進んだ事例として、安西氏は2つのケースを紹介してくれた。

たとえば、ある米国のECサイトでは、Facebookのパーソナル情報を利用して、誕生日が近い友人が興味を持ちそうな商品のレコメンデーション情報を表示しています。また、ある日本の旅行サイトでは、Facebook上の友達の口コミ情報が上位表示される仕組みになっている。自社サイトをハブにして、ソーシャルのチャネルをつなぐことで、通常はコントロールできない情報をある程度コントロールしながら、サービスの価値を高めることができるのです。

そして3つ目のキーワードが「効果の最大化」だ。ソーシャルの効果を最大化するためには、「いいね!」の数と、各種データの関連性を見つけ出し、仮説を立てながらA/Bテストなどを行っていくことが重要だと安西氏は説明する。このあたりは通常のサイト改善と同様、地道な作業を継続し、PDCAを回しながら創意工夫していくことが大切になるだろう。

また米国では、Facebookによるリーチをゴールにつなげるために、“Liker Targeting”というものが行われるようになっています。購入はしなかったけど、商品の“いいね!”ボタンを押した人がいたとします。その人が次にサイトを訪れたとき、“いいね!”を押した商品をきちんと表示するようにするのです。こうしたターゲティングの積み重ねが、全体のゴールに結びついていくと考えています。

安西氏はこのように米国の最新事情を紹介したうえで、次のようにセッションをまとめた。

ソーシャルは自社サイトとは異なり、すべてをコントロールできるわけではありません。ですから計測基盤を強化して状況を把握し、コントロールできる部分をつくりながら、自分たちのビジネスに寄せていくことが非常に大事になります。そのような仕掛けをつくったうえで、顧客とコミュニケ-ションを取っていかないと先には進めない。ぜひ今日お話ししたポイントを、持ち帰っていただければと思います。

【取材・執筆】
モジカ
担当:鶴田修朗(スクリプトLLC 代表)

講演、音声、動画などのコンテンツをテキスト化し、情報を利用・加工・検索・共有しやすくするサービスを提供している。

http://www.moji-ca.net/

【撮影】
株式会社Lab
鹿野宏、石川恵愛

http://www.hellolab.com/

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CMS導入ステップと予算をパターン別に徹底検証、ロフトワークがセミナーを大阪で6/7開催 [ニュース] | Web担当者Forum

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Webサイト制作のロフトワークは、「CMS導入セミナー ~導入ステップと予算、リーン・スタートアッ プ手法活用~」と題したセミナーを、6月7日に大阪で開催する。参加費は無料。

セミナーでは、限られた予算内でどこまでできるのか、さまざまなCMS導入パターンを徹底検証する。講演ゲストには、3年前にCMSを導入した金沢星稜大学を迎え、リニューアル後に得られた成果と見えてきた次期改善ポイントを担当者の視点から解説する。また、小さく作って大きく育てる「リーン・スタートアップ」手法にも注目し、合わせて紹介する。

セミナー後半には、講演者によるパネルディスカッションのほか、CMS導入に関する個別相談会も開催する。

  • 日時:6月7日(木)14:30~17:30(受付開始14:00)
  • 場所:梅田 ブリーゼプラザ 805号室(大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー8階)
  • 主催:株式会社ロフトワーク
  • 参加費:無料
  • 定員:50名
  • 詳細・申し込み:http://loftwork.jp/seminar/2012/cms20120607.html
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スカイアークシステム、セールスフォース・ドットコムとコンサルティングパートナー契約 [ニュース] | Web担当者Forum

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システムインテグレーションのスカイアークシステムは、CRM(顧客関係管理)ソリューションのセールスフォース・ドットコムとコンサルティングパートナー契約を結び、セールスフォースのCRMソフト「Salesforce」を活用したサイト構築サービスを始める、と5月30日発表した。合わせて、スカイアークシステムのサイト向けコンテンツ管理システム(CMS)「MTCMS Enterprise 5.31」にSalesforceとの連携機能を搭載し、7月に出荷開始する。

Salesforceによって、CMSが苦手としていた顧客情報を活用したサイトが可能になり、顧客情報と連動した高度なカスタマーサイトやパートナーサイトなどが構築できるようになる。MTCMS EnterpriseのSalesforce連携機能は、Salesforceに保存されたさまざまなデータをサイトに表示でき、MTCMSに搭載する開発タグでSalesforceのデータを利用したウェブサイトの設計・構築を可能にする。

スカイアークシステム
http://www.skyarc.co.jp/

MTCMS
http://www.mtcms.jp/

セールスフォース・ドットコム
http://www.salesforce.com/jp/

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クラスメソッド、スマートフォン用サイトを従来の携帯電話向けに変換する「Phox」開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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アプリケーション開発のクラスメソッドは、スマートフォン用に制作したウェブサイトを従来の携帯電話(フィーチャーフォン)向けに変換するサービス「Phox」を始めた、と5月30日発表した。アマゾンの「Amazon Web Service」のクラウドで展開する。自社の技術に、モバイルソリューションのシンメトリックが提供するコンテンツ変換エンジン「ラウンドアバウト」を組み合わせた。

スマートフォンの基準で構築したコンテンツをフィーチャーフォン用に変換し、配信可能にすることで、二重の管理・運営を解消。サイト構築や保守・運用のコストが削減できる。インフラにAmazon Web Servicesを採用したため、アクセスが瞬間的に増えても問題がない。ラウンドアバウトは、国内で発売される新しいスマートフォンやフィーチャーフォンに3営業日以内で対応する。月額1万500円から。

クラスメソッド
http://classmethod.jp/

Phox
http://classmethod.jp/service/phox/

シンメトリック
http://www.symmetric.co.jp/

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ヤフー、リスティング広告運用支援サイト「公式ラーニングポータル」をリニューアル [ニュース] | Web担当者Forum

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ヤフーは、「Yahoo!リスティング広告」の広告主向け運用支援サイト「公式ラーニングポータル」をリニューアルして公開した、と5月29日発表した。情報を探しやすいレイアウトに改めるとともに、広告運用のステップをレベル別に解説するなど、分かりやすさを心掛けた。2007年に公開を始めて以来、順次改良してきたが、今回は広告運用のサポート強化を目的に、従来のコンテンツを一部再利用しながら大幅に改善した。

主なコンテンツとしてラーニングコース、テーマ別記事、スタッフブログがあり、ラーニングコースは、効果的な広告運用のポイントを「入門編」(広告運用の土台作り)、「基礎編」(成約数の最大化)、「応用編」(効果の最適化)の3段階で解説している。テーマ別記事は、既に公開した記事に新たな記事を加え、目的別、業界別に情報を見付けやすくした。スタッフブログは再開となり、広告運用のコツを紹介する。

ヤフー
http://www.yahoo.co.jp/

Yahoo!リスティング広告
http://listing.yahoo.co.jp/

公式ラーニングポータル
http://listing.yahoo.co.jp/online/

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売れるネット広告社「売れるネットつくーる」モニターが800社に 通販支援ツール 大手利用も [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

ネット広告や通販のコンサルティングを行う、売れるネット広告社(本社福岡県、加藤公一レオ社長)が提供しているネット広告の費用対効果を高めるツールの無料モニター利用社数が800社に達し、有料ユーザー社数も80社を超えた。中小企業向けに提供し始めたツールだが、年商100億円以上の企業が導入社全体の4分の1を占めている。

ツールは「売れるネットつくーる」で、11年9月から開始した。ランディングページを簡単に制作できる機能やフォローメールの配信など、ネット通販に必要なシステムを搭載している。

さまざまな商材に対応できるように、ランディングページのテンプレートは2~3カ月に1種類のペースで追加している。

大手企業はツールが用意しているテンプレートではなく、自社のHTMLを使用するケースもある。

・売れるネット広告つくーる
https://www.ureruad.jp/

・株式会社 売れるネット広告社
http://www.ureru.co.jp/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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撤回はしません!/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン3・第2話 [【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3] | Web担当者Forum

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Webマーケッター瞳シーズン3

前回までのあらすじ

瞳が部長に大抜擢されたサプリ事業部は、万年赤字で、桜花のお荷物部署だった。そこで瞳に与えられた表のミッションは、ネット販売による在庫の一掃。しかし、真のミッションは、集められた部員のリストラだった。

→ネットデイズ在籍中のエピソードはシーズン1
→桜花転職後のエピソードはシーズン2

ここから始まります ここから始まります ここから始まります ここから始まります ここから始まります ここから始まります ここから始まります ここから始まります
一日後
瞳「岡部さんその資料まだ使うんです切らないでくださいっ!」
二日後
瞳「池添さんネイルは家でやってきて」
三日後
三浦「やったクリアした」
瞳「三浦さん仕事しなさいっ」
「福山さん!いつになったらニュースリリースできあがるの?」
「もう三日経つわよ!」
福山「完璧なものを作るには相応の時間が必要なんだ」
瞳「ニュースリリースは一日も早く出したいのよ!」
「どうして他のメンバーに声かけてやらないの!」
福山「使えない奴とやるより一人でやった方が効率良いんだよ!」
瞳(はぁ!?)

第3話は2012年6月末公開予定

マンガでわかるWebマーケティング 電子書籍化

『マンガでわかるWebマーケティング
―Webマーケッター瞳の挑戦!―』
電子書籍版 登場!

http://www.impressjapan.jp/books/EL110022

シーズン1のマンガ全9話に解説パートを追加。
Web担当者Forum発のあの“瞳本”は、
電子書籍でもお読みいただけます。

原案、監修:村上 佳代(むらかみ かよ)
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 店舗サービス部 Webマーケティングディレクター (加盟企業、店舗向けのB2B Webサイト担当)前職は、ネットイヤーグループ株式会社のWebマーケティングコンサルタント。1996年より一貫して15年間、Webマーケティング、デジタルコンテンツ業界に身を置く。
現在は会社勤務の傍ら、グロービス経営大学院(MBA)でMBA取得を目指している。
Twitterアカウント @murakami_kayo
ブログ ~MBA大爆笑!日記~ by ムラカミ カヨ

原作:星井博文(ほしい・ひろふみ)
漫画家・漫画原作作家。ヤングジャンプにてデビュー。著作に『中京女大レスリング部物語「ちゅうじょ」』(実業之日本社)など多数。

作画:ソウ
漫画家。代表作は『マンガで分かる心療内科』(少年画報社)、『心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG』(マガジンランド)ほか多数。

マンガ制作:トレンド・プロ
主に広告マンガ、イラスト、アニメ、キャラクターの制作を手がけるマンガ制作プロダクション。動機付け、興味の喚起、ストーリー性、分かりやすさなど、マンガの持つ強力な訴求力を活用し、企業が発信するさまざまなメッセージを織り込んだマンガ制作を得意としている。
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トラッキングコードを実装する[第8回] [衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座] | Web担当者Forum

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Googleアナリティクスは、非常に高度な分析ができる無料のアクセス解析ツールだ。無料の反面、正式なサポートサービスというものがないため、ユーザーは自分で情報を集めなくてはならない。Web担当者にとっては結構な手間だ。そこで本連載では、Web担当者の負担を軽減すべく、導入から、運用、活用まで、初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

今回は、Google アナリティクスのトラッキングコードについて解説していこう。トラッキングコードとは、Webサイトへの訪問者のデータを取得するために各Webページに埋め込んでおくコード(プログラム)のことだ。トラッキングコードを正しく実装することで、アクセス解析のためのデータの取得が開始される。さっそく解説に入ろう。

トラッキングコードを表示する

Google アナリティクスにログインすると、まず図1の「アカウント ホーム」画面が表示される。

図1:Google アナリティクスの「アカウントホーム」画面
図1:Google アナリティクスの「アカウントホーム」画面

ここで右上の「アナリティクス設定」(図1赤枠部分)をクリックすると、「アカウントの管理」画面(図2)へ移動する。

図2:アカウントの管理画面
図2:アカウントの管理画面

この画面は「すべてのアカウント」を管理する画面で、「衣袋のブログ」(図2赤枠部分)は、1つのアカウントの名前だ。つまり、アカウントが複数ある場合は、ここに一覧表示される。今はまだ「衣袋のブログ」1つしかアカウントを作っていないので、それしか表示されていない。この「衣袋のブログ」をクリックすると図3の「衣袋のブログ」というアカウントの管理画面に移動する。

※読者の環境では別のアカウント名かもしれないので、自分が作ったアカウントを選ぼう(Googleアナリティクスの管理は「アカウント」「プロパティ」「プロファイル」という3つの階層構造で構成されている。詳細は第2回を参照)。
図3:「衣袋のブログ」という名前のアカウント管理画面
図3:「衣袋のブログ」という名前のアカウント管理画面

ここは「プロパティ」タブ(図3赤枠部分)が選択された状態になっている。「プロパティ」は「アカウント」の直下の階層で、要するにこのアカウントで管理しているWebサイトのことだ。

アカウント作成時に登録したWebサイトは「衣袋のブログ」1つだけなので、「プロパティ」名として、「衣袋のブログ」が1つだけ表示されている(図3青枠部分)。

アカウント名とプロパティ名が同じなので紛らわしいが、新規作成時には、「アカウント」「プロパティ」「プロファイル」の3つのレベルで、同じ「衣袋のブログ」という名前がデフォルトで付けられているのだ。わかりにくければ、もちろん変えてもよい。

この連載は前回まで「プロファイル」に関する説明をしてきたが、今回対象とするのは「プロパティ」であることに注意(「プロパティ」と「プロファイル」の関係に関する詳細は第2回を参照)

プロパティ名「衣袋のブログ」(図3青枠部分)をクリックして、プロパティの管理画面(図4)に移動する。

図4:「衣袋のブログ」という名前のプロパティ管理画面
図4:「衣袋のブログ」という名前のプロパティ管理画面

プロパティに関する設定項目は、4つのタブによって表示されている(図4の赤枠部分)。「プロパティ」という単位は、どのWebサイトのデータを収集するかという単位なので、トラッキングコードはプロパティ単位で1対1対応することになる。この一意的に決まる番号が「プロパティID」図4青枠部分)だ。

左から2番目にある「トラッキングコード」タブ(図4緑枠部分)をクリックしよう。トラッキングコードの設定画面が表示される(図5図6)。

図5:トラッキングコードの画面(上部)
図5:トラッキングコードの画面(上部)
図6:トラッキングコードの画面(下部)
図6:トラッキングコードの画面(下部)

これは、「第1回 Googleアナリティクスの新規アカウントを作成する」の3ページ目で、英語で表示されていた「図8:Google アナリティクスのアカウント設定画面」の日本語表示画面である。

トラッキングID(図5赤枠部分)がプロパティIDと同じであることがわかるだろう。これが個々のトラッキングコードを区別するための文字列になっているのだが、それは後述する。

その下の「アプリケーションのトラッキング」のエリア(図5青枠部分)は、スマートフォンのアプリケーションの計測に関する部分で、今回の記事では取り扱わない。

トラッキングコードには各種カスタマイズが可能で、「標準」「詳細」「カスタム」のタブ(図5緑枠部分)が並んでいるのだが、ここではもっとも基本的な「標準」に絞って説明する。

1つのサブドメイン(ibukuro.blogspot.jp)だけを対象に計測することにするので、デフォルトで選択されている「標準」タブの「単一ドメイン」(図5黒枠部分)の指定をそのまま利用する。

  • トラッキングコードをサイトに実装する
  • 実装してからデータの受信まで

トラッキングコードをサイトに実装する

ここで示されている「トラッキングコード」を、解析対象のサイトに実装する(ページのHTMLに埋め込む)のだ。

計測のために実装するトラッキングコードは図6(下に再掲)のように、このページの下部に記述されている。これはJavaScriptというプログラミング言語で記述された簡単なプログラムで、訪問者がWebページを開いたときにブラウザが自動的に実行する。

図6赤枠部分の指示どおり、基本的にはHTMLソースの</head>タグの直前に実装すること。実装というと仰々しいが、要するに、トラッキングコードをHTMLにコピペする(貼り付ける)のだ。

  • サイト内のページをHTMLファイルでそれぞれ作成している場合 ―― 解析したいすべてのページのHTMLファイルにトラッキングコードを貼り付けていく必要がある。

  • HTMLファイル管理だがSSIを使える場合 ―― もしSSI(サーバーサイドインクルード)を利用できる場合は、トラッキングコードを書いたインクルードファイルを1つ作成し、各HTMLページからSSIでそのファイルを読み込むようにすると、今後の管理が楽になるだろう(SSIを利用できるかどうかはサーバーの管理者に確認のこと)。

  • サイトをCMS(コンテンツ管理システム)で管理している場合 ―― Movable TypeやWordPressなどのブログツールや商用CMSを利用している場合は、ページのテンプレートファイルにトラッキングコードを貼り付けるといいだろう。

また、実際にはさまざまな事情で</head>タグの直前に実装できないとか、外部ファイルにして呼び出したいとか、カスタマイズが必要な場合の対処方法とか、いろいろな問題が出てくる。これらに関しては、あらためて別の回で解説したい。ただ、Googleアナリティクス初心者は、最初から複雑な事情のあるサイトの計測を始めないということも重要だ。ある程度慣れてから、各種カスタマイズに手を伸ばしていくのがよいだろう。

図6:トラッキングコードの画面(下部)
図6(再掲):トラッキングコードの画面(下部)

ちなみに、標準で指示されるトラッキングコードは「ga.js非同期トラッキングコード」(新しいトラッキングコード)と呼ばれるものだ。同期トラッキングコード(以前のコード)と呼ばれるものも存在しているが、ここでは扱わない。データの取得にあたっては、どちらかが実装されていれば問題ない。逆に同期/非同期のトラッキングコードを同じページに重複して実装してはいけない。それが、図6緑枠部分に書いてあることの意味だ。同じWebサイトの別々のページに同期と非同期のトラッキングコードが混在していても問題ない。

トラッキングコードを見てみると、コードの中にUA-30344807-1という文字列がある(図6青枠部分)。これが「どのサイトのデータとして解析するのか」を示す番号だ。前述したトラッキングIDあるいはプロパティIDなので、別のサイト(プロパティ)を解析したい場合は、違うサイト用のトラッキングコードをそのまま流用してしまわないように注意したい。

図6黒枠部分の「これらの手順を送信」をクリックすると、図7のような表示が下に展開して表示される。他の人に対して、実装の指示を送る場合には、このテキストをメールなどコピペして送信しよう。

図7:「これらの手順を送信」画面
図7:「これらの手順を送信」画面

実装してからデータ受信まで

トラッキングコードを計測対象サイトに実装したら、正しく動作しているかどうかの確認だ。

Googleアナリティクスの計測サーバーがデータを実際に受信しているかどうかの状態は、トラッキングコードの画面(図5)の中央部にある「ウェブサイトのトラッキング」の「トラッキング ステータス」という部分で確認できる。

新規アカウント開設当初は図8のように、トラッキングコードが設定されていないというステータスになっている(図8赤枠部分)。

図8:設定されていないときのトラッキング ステータス
図8:設定されていないときのトラッキング ステータス

トラッキングコードが正しく実装されていれば、図9のようにインストールが確認されている状態が表示される。

図9:実装直後のトラッキング ステータス
図9:実装直後のトラッキング ステータス

さらに、しばらく時間が経って、データが正しく受信されると、図10の「データの受信中」という表示に変わる(トラッキングコードを実装したページに自分でアクセスしてみるといいだろう)。

図10:データの受信が開始された後のトラッキング ステータス
図10:データの受信が開始された後のトラッキング ステータス

「データ受信中」が表示されれば、その後1日のうちには、レポート画面でアクセスデータを見ることができるようになるだろう。

衣袋教授の丸2日でアクセス解析を徹底的に学ぶ講座アクセス解析ゼミナール」を2012年7月4日と7月11日に開催します。主催はアクセス解析イニシアチブ。6月15日までの申込には早割あり。 → http://a2i.jp/activity/training

衣袋 宏美

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社インターネット視聴率センター長を経て、2000年ネットレイティングス入社視聴率サービス立ち上げに参画、2006年ネットレイティングス社フェローに就任。株式会社クロス・フュージョン代表取締役。またデジタルハリウッド大学院客員教授、米Digital Analytics Association会員、アクセス解析イニシアチブ副代表。

著書など:
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「ROAS」「CPA」「ROI」を理解してリスティング広告の正しい効果測定を [スポンサードサーチ再入門] | Web担当者Forum

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お金をかけて広告を出す目的は、最終的にそれ以上のメリットを得ることだ。クリック課金型のスポンサードサーチ®では、コストやコンバージョンを把握できるが、さらにビジネス全体での成果を正しく測るには、CPA、ROAS、ROIの理解が必要となる。さらに最近では、直接コンバージョンだけでなく、間接効果も考慮するアトリビューションという考え方も重要になっている。3つの指標とアトリビューションについて解説しよう。

広告の評価はかかったコストと実際の利益から

広告は、その目的(目標)と実際の効果を照らし合わせて評価される。一般的には、広告費(費用)とそれによって得られた売上や利益(効果)のバランスが指標となる。特にクリック課金型のスポンサードサーチでは、効果が詳細な数字として示されるので、正確に評価しやすい広告だ。逆に効果測定を行わないことは、そのメリットを半分しか活かせていないともいえる。

さて、その評価の方法だが、原則は「かけた広告費(とそれによるコンバージョン)を上回る利益が出たか?」が基準となる。いくらコンバージョン数を増やしたところで、商品やサービスの売上から得られる利益を広告費用が上回ってしまうと意味がない。

たとえば、単価が1000円で利益率が3割(300円)の商品があるとする。この商品を販売するための広告コストが300円だとしたら、利益はゼロになってしまう。さらに、300円以上かかるようだと、コンバージョンが増えるほど赤字が拡大することになる。

コンバージョンは、広告運用においては重要な指標ではあるが、ビジネス全体の成功を判断するには、「コンバージョンと広告コスト」「売上と利益」という視点も必要となる。

費用対効果を測る2つの指標――CPAとROAS

広告の費用対効果を測るための指標として、「CPA」(Cost Per Acquisition:コスト パー アクイジション)と「ROAS」(Return On Advertising Spend:リターン オン アドバタイジング スペンド)がある。

  • CPAは、「1コンバージョンあたりのコスト」のことで、コンバージョンの獲得単価を示す。この数値が低いほど、費用対効果の高い広告だといえる。次のように計算する。

    CPA=コスト÷コンバージョン数

    ※コスト=クリック数×平均CPC

    たとえば、月間10万円の広告費用をかけてスポンサードサーチを運用し、100件のコンバージョンが得られた場合のCPAは、「10万円÷100=1000円」となる。

  • もう1つのROASは、「投資した広告費用の回収率(何倍になって返ってきているか)」のことで、広告掲載料1円あたりの売上額を示す。この数値が高いほど、費用対効果が高くて効率的に広告が運用できているといえる。次のように計算する。

    ROAS=売上÷コスト×100(%)

    たとえば、売上が50万円で広告費用が10万円かかった場合のROASは、「50万円÷10万円×100=500%」となる。これは、広告掲載料1円あたり5円の売上だ。

CPAとROASの使い分け

CPAとROASは、それぞれの性質を踏まえながら、使い分ける必要がある。一般的には、ビジネスの内容によって、次の表のように使い分けるとよい。

CPA(Cost Per Acquisition) ROAS(Return On Advertising Spend)
用語の意味 コンバージョンの獲得単価 投資した広告費用の回収率、または広告掲載料金1円あたりの売上額
計算方法 コスト÷コンバージョン数 売上÷コスト×100(%)
適しているサイト 会員登録や資料請求などオンラインだけで購買活動が完結しないサイト(例:転職、不動産)
扱っている商品が1種類だけのサイト
複数の商品を同一価格で販売しているサイト
オンラインだけで購買活動が完結し、かつ価格帯の異なる多種多様な商品を販売しているサイト
適さないサイト 販売商品の価格帯がさまざまなサイト 会員登録や資料請求など実際の売上を測定できないサイト
表 CPAとROASの使い分け

スポンサードサーチの運用でも、これらの数値を参考にしながら、投資した広告費用に対してどれだけの売上や利益がもたらされたかを把握し、改善することが重要だ。

CPAが想定より高い場合は、コストを抑えるか、コンバージョン数を増加させる対策が必要となる。入札価格の見直し、予算設定の見直し、広告の品質の向上、リンク先URLとリンク先ページの見直しなどの対策を考えよう。CPA(クリック単価)については、以下の記事も参考にしてほしい。

ROASが低い場合は、売上をアップさせるか、コストを抑える必要がある。具体的な対策としては、コンバージョン率の向上、売上増に結び付くリンク先ページの構築、入札価格と予算設定の見直しなどが考えられる。

投資対効果を利益ベースで表すROI

CPAやROASに加えて、1クリックあたりの投資効果を利益ベースで表す指標が「ROI」(Return on Investment:リターン オン インベストメント)だ。ROIは、次のように計算する。

ROI=(コンバージョン数×平均利益単価-コスト)÷コスト×100(%)

たとえば、1000円の利幅が見込める商品が、スポンサードサーチ経由で300個販売でき、広告コストは10万円だったとする。この場合のROIは、「(300個×1000円-10万円)÷10万円×100=200%」となる。広告掲載料1円につき、2円の利益を生み出している計算だ。

ROASが1以上でもROIが1未満なら、利益はマイナスなので、ビジネスとしては失敗したことになる。

広告評価の新たな視点――アトリビューション

最近、広告評価で注目されているキーワードに「アトリビューション」がある。

アトリビューションとは、コンバージョンに至るまでの各アクションの貢献度を分析して評価すること。コンバージョン直前の広告だけでなく、何らかの効果を及ぼした広告すべてを把握することで、過剰な最適化を防ぎ、正しい広告費配分につなげるという目的がある。

たとえば、商品が印象に残ったバナー広告があり、クリックはしなかったが、その商品名を検索して購入まで至った場合、従来の考えではバナー広告は評価対象とならない。しかし、実際にはバナー広告は最初のきっかけを与えており、重要な役割を果たしている。再来訪時のコンバージョンも同じだ。

貢献した広告を正確に把握することは簡単ではないが、「間接効果」や「アシスト効果」として直接コンバージョン以外も測定できるツールが登場している。リスティング広告も含め、この考え方は広告における評価と最適化の考え方として主流になっていくだろう。

スポンサードサーチでROASを確認する方法

スポンサードサーチでROASを把握するには、広告管理ツールの「コンバージョン測定」が利用できる。

まず、広告管理ツールの「広告管理」タブ>「ツール」タブをクリックして、ツール一覧を表示する。「コンバージョン測定」リンク>「コンバージョン実績」タブをクリックすると、コンバージョンの実績が表示される。

コンバージョン測定画面
コンバージョン測定画面は、「広告管理」タブ>「ツール」タブ>「コンバージョン測定」リンクからアクセスできる

コンバージョン測定画面の「コンバージョン実績」タブでは、コンバージョン測定タグごとに「直近のコンバージョン発生日」「ユニークコンバージョン数」「総コンバージョン数」「合計売上金額」が確認できる。

コンバージョン実績画面
コンバージョン実績画面

なお、コンバージョン実績を利用するには、コンバージョン測定タグを作成し、ウェブサイトに設置しておく必要がある。未設定の場合は、以下の記事を参考に設定しておこう。

「合計売上金額」には、総コンバージョンによる売上金額の合計が表示される。この数値は、コンバージョン測定タグを作成する際に設定した「1コンバージョンあたりの売上金額」に、総コンバージョン数をかけたもの、つまり売上となる。

前述のように、ROASは「売上÷コスト×100」で計算するので、この合計売上金額をコスト(クリック数×平均CPC)で割ると、ROASが求められる。

ROAS=合計売上金額÷(クリック数×平均CPC)×100(%)

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パイプドビッツ、モバイル向けメール配信を高速化したエンジン「ラセンエンジン」開発 [ニュース] | Web担当者Forum

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アプリケーションサービスのパイプドビッツは、同社の情報資産プラットフォーム「スパイラル」で、スマートフォンをはじめモバイル向けメール配信を4倍に高速化したエンジン「ラセンエンジン」を開発した、と5月31日発表した。6~8月に順次、スパイラルに導入する。1時間あたり最大120万通のモバイル用メール配信可能な性能を持ち、同140万通のPC向けと合わせ、各種機器に高速でメール配信できる。

タイムセール情報を多くの会員にスピーディーに送ったり、メールマガジンの受信の時間差をなくすことが可能になる。プロバイダごとの受信側環境を考慮して制御することで、迷惑メールと判定されないようにするほか、受信側の迷惑メール対策機能によるフィルタ状況を解析、判別する機能によってメールが届かない状況が把握できる。スマートフォンの普及に伴い、モバイル向けの大量高速配信のニーズが高まっていることから開発した。

パイプドビッツ
http://www.pi-pe.co.jp/

スパイラル
http://www.pi-pe.co.jp/spiral-suite/

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エイケア・システムズ、メール配信「MailPublisher」がレコメンドソリューションと連携 [ニュース] | Web担当者Forum

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メール配信システムのエイケア・システムズは、同社のメール配信システム「MailPublisher」で、レコメンドエンジンのALBERTが提供するレコメンドメールソリューション「smarticA!(スマーティカ)メール」と連携したサービスを始める、と5月31日発表した。連携によって、一斉配信より成果が出やすいレコメンドメールが自動的に作成できるようになる。顧客それぞれがが次に購入する商品を予測し、トレンドを加味して推薦する。

smarticA!メールは、ユーザーの行動履歴を分析してユーザーを適切に分類し、興味を持ちそうな情報をユーザーごとにタイムリーに提供する。提携サービスは、雑貨・衣料・食品販売チェーン「無印良品」を展開する良品計画に採用された。良品計画は、7000点以上の無印良品の商品から、顧客が次に購入する可能性が高い商品を選び出し、自動的にメールマガジン本文に挿入。購入増が期待できるうえ、メールマガジン制作の業務負荷を軽減する。

エイケア・システムズ
http://www.a-care.co.jp/

MailPublisher
http://www.a-care.co.jp/pse/

ALBERT
http://www.albert2005.co.jp/

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Webで実現する最上の「おもてなし」~お客様をファンに育成 | 日本オラクル [【レポート】Web担当者Forum ミーティング2012 Spring] | Web担当者Forum

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【レポート】Web担当者Forum ミーティング2012 Spring

セミナーイベント「Web担当者Forumミーティング 2012 Spring」(2012年4月19日開催)の講演をレポートする。他のセッションのレポートはこちらから。

クリックするとセミナーの内容を動画でご覧いただけます(動画を別ウィンドウで開く
クリックで動画を表示
(ボックスが広がって
再生が始まります)
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多種多様なモノが溢れる現代、性能や価格面での差別化がしにくくなる中、「ウェブ上のおもてなし」の重要性がますます高まってきている。日本オラクルの谷本氏は、講演で「おもてなし」の構成要素を4つに分解し、優れたカスタマーエクスペリエンスを提供する方法を提案した。

「おもてなし」を高めることが市場での差別化につながる

日本オラクルというと、データベースやミドルウェアの印象が強いかもしれない。しかし、近年はCMSやイーコマースなどのウェブマーケティング分野にも多数の有力なソフトウェアを提供しており、世界有数のデジタルマーケティング・ベンダーとなっている。日本オラクルの谷本航氏のセッションでは、「ウェブ上でのおもてなし」を向上していくことの重要性が、グローバルな視点も織り交ぜながら紹介された。

おもてなしとは、顧客に対して良い購買体験やユーザーエクスペリエンスを与えること。今、おもてなしの重要度が高まっている背景として、ビジネスを取り巻く環境の変化があることを谷本氏はまず説明した。

日本オラクル株式会社
アプリケーション事業統括本部
CRM事業本部 営業部
担当シニアマネージャー
谷本 航 氏

極端な例が液晶テレビです。グローバル化した今の市場では、価格競争や性能面での競争が行き着くところまで行き着いてしまっています。ソーシャルメディアの普及などにより、一般消費者の発言力も強まっている。そのようなマーケットで差別化を打ち出すには、“おもてなし”が非常に有意義な要素になると考えています。

ある米国企業が行った調査では、このことを示唆するデータもあるという。バッド・エクスペリエンス、つまり嫌な思いをした後、その企業との付き合いをやめた顧客は86%にまで上る。同様の体験をイメージした人は多いのではないだろうか。では逆に、よりすばらしい購買体験ができるとしたら顧客はどうするか。偶然にも先ほどと同じ86%の顧客が、より優れた体験のために高いコストを払うと回答していることを谷本氏は示した。

日本人や日本企業には、もともとサービスレベルが高く、ホスピタリティが行き届いているという強みがある。そうした強みを生かし、コストとのバランスを取りつつ、質の高いおもてなしをウェブ上で展開できるのではないか。谷本氏は次のように提案する。

人間は感じたことや思ったことを、常に具体的に発信するわけではありません。ですからソーシャルメディアのアトリビューション分析には、個人的には限界があると思っています。むしろすべてのタッチポイントで顧客を適切にもてなし、永続的な関係を構築することが、ライフタイムバリューの最大化につながるのではないでしょうか。

現に日本には、そのようなマーケティング戦略を成功させている事例としてだれもがイメージできる企業がある。東京ディズニーランド(オリエンタルランド)だ。「我々が目指すべきなのは、東京ディズニーランドのようなおもてなしを、ウェブで実現すること」だと、谷本氏は力説した。

ウェブ上で“おもてなし戦略”を実現する4つのポイント

谷本氏によれば、最適な“おもてなし戦略”をウェブで行うには、次の4点がチェックポイントになるという。

  1. LPO(ランディングページ最適化)
  2. パーソナライゼーション/レコメンデーション
  3. オンラインコミュニケーション
  4. セルフサービス/ユーザビリティ

谷本氏は具体例も交えながら、この4つのポイントを解説してくれた。

1. LPO(ランディングページ最適化)
ランディングページで顧客に見せるべき有益な情報を選別する

まずは、ランディングページの最適化だ。ランディングページは当然ながら、企業側が見せたい情報を見せるページではない。「お客さまの注意をひき、お客さまの求めている情報を整理して提供する」のが基本だ。CMSなどでページを自動作成する場合、「お客さまにとって有益な情報」をいかに選別し、ランディングページに送り込むかがキーポイントになる。

たとえば、ニューヨークタイムズでは「地球温暖化」という検索キーワードで流入したユーザーには、地球温暖化関連の記事を集めたコンテンツを動的に抽出・生成し、ランディングページとして表示している。もちろん、あらゆる検索キーワードに対して個別のランディングページを用意するのは難しい。このためニューヨークタイムズでは、主要なキーワードについてあらかじめテーマを設定し、ランディングページとして表示している。

2. パーソナライゼーション/レコメンデーション
購買行動に至るまでのシナリオを組み立て備える

2点目は、パーソナライゼーションやレコメンデーション。これはあらかじめ購買に至るまでのシナリオを想定しておき、顧客の行動の変化にともなって商品構成も変化させるといったものだ。たとえば、オーストラリアの中古車販売会社では、「ホンダ」と検索したユーザーに対しては、商品はもちろん周辺のコンテンツまでホンダ関連のものに切り替える仕組みをつくっているという。

今、この商品を持っているから売りたいという発想ではなく、こういう行動を取っているお客さまは、こんな商品が欲しいだろうというシナリオを組み立てる。そして場合によってはそのためのシステムを、ウェブに備えることが大事です。

3. オンラインコミュニケーション
店舗と同様のおもてなしをウェブで実現する

3点目のオンラインコミュニケーションでは、米国のファッション業界において、ウェブ上のチャット活用事例が多くなっていることが紹介された。

たとえば、ファッション業界では、専門のデザイナーやスタイリストがチャットで顧客対応をすることで、バリューを投じています。

トップスを選んだ顧客からの相談をチャットで受け、ファッションの知識を持つ専門家がそれに合うボトムスを提案する。米国ではそんなサービスが始まっているという。顧客から見たチャット相手としては、ペルソナと呼ばれる特定のキャラクターを設定しておくケースもある。ペルソナがウェブの顔となり、その裏で専門家がさまざまな顧客からの相談に対応するのだ。

プロアクティブなコミュニケーションにチャットを活用している例もあります。通常、チャットは、顧客の意思がなければ始まりません。しかし、あるPCメーカーではウェブでの行動に基づき、迷っているそぶりを見せている顧客に対し、企業側からチャットでコミュニケーションを取る試みも行っています。現実の店舗でも、顧客が話しかけてほしいタイミングで声をかけると、購買に結びつくことがあると思います。似たようなことはウェブでも実現できるのです。

4. セルフサービス/ユーザビリティ
余計なアクションを減らし、顧客自身に解決してもらう

4点目はセルフサービスとユーザビリティだ。これは逆説的になるが、ウェブの使い勝手を高め、セルフサービス率を向上させることで、おもてなしの質を高めていくということだ。たとえば、ネットショップにおいて、商品の返品業務はつきものだろう。とはいえ「やっぱり要らなくなったから」という顧客と、「破損していたから」という顧客では当然、対応の重要度が違う。後者は「バッド・エクスペリエンス」の渦中にあるわけで、きめ細やかな対応が必要になる。

日本のあるネットショップでは、前者のような返品はFAQページに誘導し、後者の場合は電話やチャットの問い合わせチャネルも表示する形で対応しています。重要な問題はマルチチャネルで、そうでない問題は、セルフサービスで余計なアクションを強いず、顧客自身に解決してもらうという発想です。

また前述のペルソナの関連で言えば、営業時間外など実際にチャットに対応する人的リソースがないことがある。そうした場合、顧客をFAQに誘導するメッセージを、ペルソナに自動応答させているケースもあるそうだ。

いずれの場合においても、ウェブ上のおもてなしを高めるために重要なのは、顧客が解決したいと思ったときにすぐ解決できるチャネルを用意しておくことだと言える。個々の積み重ねが、最適なおもてなしへとつながっていくのだろう。

なお日本オラクルでは、これらおもてなし向上につなげるためのさまざまなソリューションを実際に用意しているといい、谷本氏は「今回はエッセンスしかご紹介できなかったので、興味がある方は、お気軽に問い合わせいただきたい」と述べ、セッションを終えた。

【取材・執筆】
モジカ
担当:鶴田修朗(スクリプトLLC 代表)

講演、音声、動画などのコンテンツをテキスト化し、情報を利用・加工・検索・共有しやすくするサービスを提供している。

http://www.moji-ca.net/

【撮影】
株式会社Lab
鹿野宏、石川恵愛

http://www.hellolab.com/

ヒューマンセントリックス
【動画撮影・編集・配信】
株式会社ヒューマンセントリックス

主にBtoB企業向けにリード情報を獲得する為のWebセミナー商品・サービスなどのプロモーション動画、そして導入事例インタビュー動画を、企画~撮影~制作~配信までをワンストップで提供、営業・マーケティング活動の支援を行っている。

大手IT企業を中心に680社、6,000コンテンツ以上の製作実績(2012年5月現在)、そしてリピート率92%以上と、費用対効果の高さが特長。

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あなたのロングテールSEOが失敗する理由 など10+4記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

筆者イベント参加のため、来週(6月8日)のこのコーナーはお休みとさせていただきます。

今週のピックアップ

あなたのロングテールSEOが失敗する理由
★★★★☆ 記事を量産するだけでは成果は出ない (SEOとその周辺)

次のように考えていたりはしないだろうか?

記事をたくさん書けば書くほど、ロングテールSEOは成果が伸びる

間違ってはいないのだが、完全に正しいとも言い切れない。ロングテールSEOは、ただ単に記事を書き続ければいいという単純なものではない。

ロングテールSEOはあくまでもサイトの成果を伸ばす手段であるため、大切なのは、「最終的にはサイトで扱っている商材のコンバージョンにつながる可能性のある」「さまざまなユーザーが抱えているニーズ」が検索行動として表れる「幅広い検索キーワード」に対応するコンテンツを作ることが重要なのだ。

こちらの記事では、

ロングテールSEOに一番必要なのは手法ではない。

マーケティングだ。

と言い切り、検索ユーザーを想像し、検索される可能性のある複合キーワードが含まれる記事の書き方を、具体例を挙げて指南している。参考になるはずだ。

日本語で読めるSEO/SEM情報

【SEOビギナー向け】ロングテールSEOをおさらいしてみよう
★★★★☆ 誰も予期できないキーワードを待ち伏せる (パシのSEOブログ)

検索されうるキーワードを含んだ記事コンテンツで勝負するのが「ロングテールSEO」だ。この戦略に長けている竹内氏が、初級者にもわかりやすくロングテールSEOについてまとめている。

SEOにおける「ロングテールキーワード」とは、基本的には、個々のキーワードでみると検索回数は非常に少ない幅広いキーワードのことだ。検索回数の多い順から並べてグラフに表すと恐竜の「長い尻尾」のように見える部分にあたるため“Long Tail”と名付けられた。「ロング」という言葉が含まれているが、語数が多くて「長い」キーワード(キーフレーズ)を指すものではない。

とはいってもそうした「ロングテールキーワード」にもさまざまある。ロングテールSEOで狙うのは、検索者の意図が明確でコンバージョンにつながりやすいキーワードだ。下の2つ検索キーワードを比べてみてほしい。

  • 海外旅行
  • ハワイ オアフ島 ペット同伴 宿泊可能 ホテル オーシャンビュー

どちらが具体的で「いますぐ申し込みたい」意欲が高い検索だろうか。

後者は、年に数回しか検索されないが競争相手がほぼ皆無でかつ成約率が高いと想像できる。そういった通常では予測不能な検索キーワードも含めて待ち伏せして狙うのがロングテールSEOの極意だ。

自身が運用するアフィリエイトサイトでもロングテールSEOでじわりじわりと収益を挙げている竹内氏の手法を参考にしてみてほしい。

たった1つのブログ記事だけで2万アクセス集めるための5つの戦略
★★★★★ SEOにはプロモーション力も必要 (バズ部 )

どんなにいい記事を書いたとしても、読んでもらえなければ役に立ててもらえないし、多くの人に広がりもしない。ということは、被リンクが張られることもない。有益なコンテンツを作るのは大前提だとして、さらにそのうえで「人の目に留まる」ことと「共有される」ことも、中身と同じぐらい重要だ(中身なしにそれだけを追い求めるのは間違っているが)。

そこで、多くの人に読んでもらうための戦略を解説した記事を紹介する。次の5つの戦略だ。

  1. 読まれる記事タイトルの2大原則
  2. 絶対必要!アイキャッチ画像
  3. 読者が求めるコンテンツを追求する
  4. 爆発的なシェアを生む2種類の記事
  5. 多くの人にシェアされるための宣伝法

この5つの項目名にしても読ませるための工夫が凝らされているのがわかるだろう。「読まれる記事タイトルの2大原則」を確実に実践しているためピックアップタイトルは元記事のものをそのまま転載させてもらった。

CTRに大きな影響あり!? コンテンツ作成者の情報が検索結果に出てきた
★★★★☆ 著者情報の表示がいよいよ日本でも開始 (SEO辻正浩のブログ)

検索結果にそのコンテンツ作成者の写真と名前を表示する機能が米グーグルで2011年6月に始まった。グーグル日本の公式ブログでは11月末にアナウンスがあったが日本で導入されている形跡はなかった。

しかしついに日本向けグーグル(google.co.jp)でも著者情報の表示が始まったようだ。

Web担の記事に表示された筆者の著者情報

筆者個人としては待ち望んでいた機能なのだが、企業のSEOをコンサルティングしている辻氏は

しかし、現段階で著者情報は個人ブロガー以外には利用しづらいものです。

と、次のような点で適切だとは言い難い機能だとしている。

  • 企業サイトが参加しづらい形でクリック率を大きく変える仕様が導入されること
  • 実名以外で活動している人が検索結果上で不利になる事
  • Google+の登録が必須であり、ある程度の活動が被サークル数表示でさらに優遇されること

ランキングに与える影響はなさそうだが、検索結果におけるクリック率(CTR)には影響を与えることが予想される。企業サイトにとってはデメリットばかりになってしまうのだろうか?

とはいえ、個人名を出して日々コンテンツを公開しているならば、ぜひ設定することを筆者はお勧めする。設定方法はヘルプドキュメントを参照してほしい。

物事の意味を理解した検索、「ナレッジ・グラフ」を米グーグルがスタート
★★★☆☆ グーグル検索大変革への第一歩となるか (Over the Vertex of Technology by 朝山貴生)

米グーグル(google.com)は“Knowledge Graph”(ナレッジ・グラフ)という新しいタイプの検索結果機能を公開した

Knowledge Graphは、検索結果ページの右側に検索したキーワードの存在に関する情報をまとめて表示するものだ。検索キーワードを単なる文字列としてではなく物・事としての意味を理解する、グーグルが目指しているセマンティック検索実現への大きなステップとなる。

東京スカイツリーのナレッジ・グラフ
「Tokyo Skytree」の検索結果に出たKnowledge Graph。名前が間違っているが、東京スカイツリーの場所や公開日、高さ、建築家、関連する高層タワーなどの情報がまとまっている。

SEO Japanさんからのピックアップとして前回紹介したが英語記事の翻訳版のためわかりづらいところがあったかもしれない。こちらの記事では具体的なサンプルを取り上げKnowledge Graphの全貌を詳細に分かりやすく解説している。

米グーグル以外へのKnowledge Graphの展開は未定だ。しかしグーグルが将来もっと発展させるであろうセマンティック検索のファーストステップがどのようなものか知っておくのもいいだろう。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

英ロンドンで参加したSMX Londonからのセッションレポートを2つ今週はピックアップ。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
  • グーグルが好むニュースサイトとは
  • 装飾用画像のalt属性には何を記述すべきか
  • 関連語と共起語を入れたらペナルティ? or 順位復活?
  • rel="alternate" hreflang="x"をサイトマップでグーグルがサポート開始
  • グーグル学院でSEOを学んでみよう
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
  • 大手SEO業者、リンクの購入容疑でGoogleから追放
  • SEO会社の正しい雇い方【2012年版】

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

グーグルが好むニュースサイトとは
★★★★☆ 配信記事だけでなくオリジナルも (Google Webmaster Central Channel on YouTube)

スイスのグーグルで勤務するジョン・ミューラー氏の質問に対してアメリカのグーグルで勤務するマット・カッツ氏が回答した。

ニュースサイトを運営しています。グーグルは重複コンテンツが嫌いだそうですが、私は自分でニュース記事を作り出すことはできません! グーグルで有利でいるにはどうしたらいいですか。

この質問に対してマット・カッツ氏は、「どんなコンテンツを掲載するのがいいのか」について、わかりやすく解説している。

楽しい質問だ。僕たちはあなた方みんながニュースを作り上げることを期待していないし、そうすることを望んでいるわけでもない。

特にニュースにおいて重複コンテンツについて考えるときは、ニュース配信を受けて情報を掲載しているシナリオで考えてみてほしい。

通信社の配信する記事やRSSフィードから取得した記事をそのまま掲載しているサイトが多数あったとする。検索ユーザーは、そのニュースの17個もの同じコピーを検索結果に表示してほしいとは恐らく思わないはずだ。

配信された特定の記事を再利用しているサイトよりも、もっと権威があるサイトや、独自のレポートを提供しているサイトや、少なくなくとも、自分たちで書いた記事を掲載しているサイトを見たいとユーザーは思うだろう。


だから、ニュースを作り出す心配をしなくていいというのは事実だ。特定の分野について専門性のあるサイトを運営しているのならば、単にみんなと同じ記事をそのまま使うのではなく、自分で記事を書けるようにするといいと思う。


と同時に、「付加価値を提供しているだろうか?」「専門性を持っているだろうか?」と自問自答してみるといいかもしれない。

もしあなたが、単にニュースを拾ってきてそれを焼き直しているにしか過ぎないとしよう。独自の考察や違った視点を加えておらず、独自のレポートもせず、ニュースに出た人にコンタクトもとっていないのならば、そんなニュースは他の情報に埋もれてしまい人々に気付いてもらうのは少し難しいだろう。完全な重複コンテンツではないとしても、たくさんの人たちが同じ種類のニュースを書いているからね。

Techdirt(テックダート)という情報サイトを運営しているマイク・マズニック氏と以前に話したときに、彼は「人とは違った見方や独自の角度、まだ取り上げたことがないと考えた考察がなければ、何かについて書くことはない」と話していた。本当に良い哲学を持っていると思った。


さらに考えるべき問題として、「自分がいちばん得意としているところは何か」「自分の専門分野は何か」「自分が何についてたくさん知っているのか」といったものがある。

たとえば、あなたがAndroidマーケット(Google Play)のある変更について記事を書くとしよう。あなたがAndroid携帯について特に詳しいわけでもなく、他の7つの発信者と同じようなことを書いていたら、その記事は「ベストクオリティ」にはならないだろう。

しかし、あなたが健康について専門知識を有していて、ある癌のニュースを本当に深掘りして「本当にこれが癌を引き起こすのか」とったような記事を書いたとしたらどうだろうか。


自分の強みに集中したほうがいいと思う。そしてオリジナルの記事を書くといいと思う。必ず役に立つ。

もし専門知識を持っておらず他のみんなと同じ記事を取ってきて自分のサイトに置くだけなら、グーグルはおそらくそのページを1位には表示しないだろう。

それよりも、オリジナルのコンテンツだったり、オリジナルのレポートを提供していたり、その件に関して専門知識があったり、地域性があったりする、そんなサイトを僕たちは検索ユーザーに見せたいからだ。

ニュースサイトに限らず、他人が作ったコンテンツをそっくりそのまま掲載したとしてもグーグルは評価しないということになる。グーグルが評価しない理由は単なるコピー記事を見ることをユーザーが望んでいないからだ。

自分の手でコンテンツを作らず楽してアクセスを稼ごうという考えは捨てよう。ユニークでオリジナルかつ専門的なコンテンツをユーザーも検索エンジンも求めていることを理解しなければならない。そしてこれを実現できればアルゴリズムの変更にいちいち怯えることがなくなるだろう。

装飾用画像のalt属性には何を記述すべきか
★★★☆☆ 空っぽでOK (WebmasterWorld)

画像をWebページに表示するとき、<img>タグにはalt属性を「必ず」記述すること。それがHTMLの仕様で定められており、文法的に正しいHTMLにするには必要なことだ。

ところが、箇条書きのマーカーや単なる装飾用に画像を使うことがある。こうした特別な意味を持たない画像では、alt属性には何を書いたらいいのだろうか?

答えはシンプルで何も記述せず空っぽにしておけばいい。すなわちこのようになる。

alt=""

間違っても上位表示を狙うキーワードを詰め込んだり関係のないテキストを入れたりしてはいけない。程度によってはキーワードの乱用としてペナルティを受ける危険もあり得る。

ちなみに、視覚障碍のためスクリーンリーダー(読み上げソフト)を使っている人のためにも、意味のない画像ならば空のalt属性にしておくのが望ましいということも知っておくといいかもしれない。

関連語と共起語を入れたらペナルティ? or 順位復活?
★★★★☆ 自然に入るのならプラス作用 (WebmasterWorld)

検索エンジンは、関連語や共に使われる言葉(SEO用語では「共起語」とも呼ばれる)も関連性を判断するときに見ていると考えられている。

したがって記事を書くときには関連語や共起語を含めるといいとされているが、この件に関してWebmasterWorldのフォーラム管理者が興味深いコメントを残している。

関連語や共起語を入れたためにペナルティを受けることもあるし、反対に下がった順位を復活させたこともある。

関連語や共起語を入れすぎるとキーワードの詰め込みとして判定されてしまうのだろう。順位が復活したケースでは優れたライターに余計な語彙を詰め込むことなく記事を書き直してもらったそうだ。

関連語・共起語を検索エンジンは見ていることを知っておいて損はない。しかしだからといってそれらを繰り返して記事を書けばいいということではない。結局のところはその分野に関して専門知識を持っていて精通していれば関連語も共起語も自然な形で自然と入り込んでくるのである。

重要なのは関連語と共起語を調べて書き込むことではなく、あなたのサイトが取り扱うテーマやトピックの専門家にあなた自身がなる、そうでなければ専門家に力を借りるということだ。

rel="alternate" hreflang="x"をサイトマップでグーグルがサポート開始
★★★☆☆ 多言語・多地域向けのサイトで利用 (Official Google Webmaster Central Blog)

グーグルは、「rel="alternate" hreflang="x"」というHTML属性をサポートしている。この要素を使うと複数の言語または複数の地域を対象としてコンテンツを公開しているサイトでは検索ユーザーに適切なコンテンツを検索結果で表示させる手がかりにしてもらえる。

同等の機能を持つマークアップを、XMLサイトマップでもサポートしたことを今回グーグルは発表した。

http://www.example.com/en で英語のコンテンツを、http://www.example.com/de で独語のコンテンツを提供する場合は、サイトマップに次のように記述する。

<url>
  <loc>http://www.example.com/en</loc>
  <xhtml:link
    rel="alternate"
    hreflang="de"
    href="http://www.example.com/de" />
  <xhtml:link
    rel="alternate"
    hreflang="en"
    href="http://www.example.com/en" />
</url>
<url>
  <loc>http://www.example.com/de</loc>
  <xhtml:link
    rel="alternate"
    hreflang="de"
    href="http://www.example.com/de" />
  <xhtml:link
    rel="alternate"
    hreflang="en"
    href="http://www.example.com/en" />
</url>

詳細はヘルプドキュメントを参照してほしい(この記事を書いている時点では日本語版はまだ準備されていない)。ややこしかったHTML要素を使うよりは多少実装しやすそうではある。

グーグル学院でSEOを学んでみよう
★★☆☆☆ 日本語版が欲しい (Webmaster Tools Help )

「Webmaster Academy」(ウェブマスター・アカデミー)というウェブマスター向けの学習サイトを、グーグルが立ち上げた。

「Webmaster Academy」では、検索エンジンの仕組みやウェブマスターツールの使い方など、初級レベルのウェブマスターに役立つ情報を学ぶことができる。

英語版しかないのが残念だ。新米ウェブ担当者のために日本語版もぜひ公開してほしい。

SEO JapanSEO Japanの
掲載記事からピックアップ

SEOを外注する際に知っておきたいことと有料リンク販売で痛い目をみたSEO会社の記事を今週はピックアップ。

鈴木 謙一

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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GoogleアナリティクスPremiumとは? 有料版GAの特徴・機能・対象を解説! [GoogleアナリティクスPremium【短期集中連載】] | Web担当者Forum

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この記事を読むのにかかる時間: 約 5.5
短期集中連載(全3回)目次
  1. 第1回 GoogleアナリティクスPremiumとは? 有料版GAの特徴・機能・対象を解説!
  2. 第2回 GoogleアナリティクスPremiumの魅力「アトリビューションレポート」機能はここがスゴい!
  3. 第3回 GoogleアナリティクスPremiumに関する6つの疑問とその答
※この短期集中連載は、筆者小川氏のブログ「リアルアクセス解析」で公開された記事をWeb担当者Forum用に加筆・再編集して掲載しています。

GoogleアナリティクスPremiumに関する情報を、全3回の短期集中連載としてお届けします。

第1回は、GoogleアナリティクスPremiumとはどんなものかを通常版やSiteCatalystとの機能比較で紹介し、どんな状況で導入を検討すべきかを解説します。

GoogleアナリティクスPremiumとは?

GoogleアナリティクスPremiumとは、Google社が提供している有料アクセス解析ツールです。

Google社が提供している無料アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」をベースに作成されたアクセス解析ツールで、見た目や操作性などはGoogle アナリティクスとほぼ同じです。

GoogleアナリティクスPremiumの紹介動画(英語)

GoogleアナリティクスPremium 10の特徴

おさえておきたいポイントは以下の10の内容になります。

  1. 現時点では米国・カナダ・英国のみの提供。日本の提供時期は未定(初夏ごろには開始されるのではないかと期待されている)

  2. レポートの違いは少なく、現時点ではアトリビューションモデルのレポートのみが追加されています

  3. 多くの「件数制限」が緩和されています

  4. ログデータのオーナー(所有権)が利用企業側にあることを契約上明記している(無料のGoogleアナリティクスの規約では、だれのものなのかは明記されていません)。

  5. 利用料は約100万円/月(米国の場合、1ドル80円で計算)。PVが増えても利用料が変わらないのが特徴

  6. GoogleアナリティクスからGoogleアナリティクスPremiumへの移行には計測記述の変更は必要なし

  7. 画面のインターフェイスに大きな変化はなし

  8. 返金にも対応したSLAの締結が可能

  9. レポートデータはサンプリングされずにダウンロードできる

  10. 料金には導入ガイド・教育トレーニング・サポートが含まれます。販売は、直接販売(日本は未定)または認定リセラー経由(「認定リセラー」とは、「認定パートナー:GACP」とはまた別の資格をもった企業)。

※Web担編注 この次に機能比較表を掲載していますが、実際のところ、GoogleアナリティクスPremiumを機能面だけで判断するのは適切ではないと考えられます。というのも、通常版のGoogleアナリティクスはすでに高機能アクセス解析ツールとしての機能を備えているからです。

ここで示した10の特徴とGoogleアナリティクス通常版の機能強化状況などを見ると、GoogleアナリティクスPremiumは、機能から見るよりも、技術的な支援や情報提供といった面での「サポート」や「契約」という、企業ユース(特に大企業)で問題となる点を解決することをまず主眼に置いているサービスだと考えるほうが自然でしょう。

機能比較表

GoogleアナリティクスPremiumについての各種情報を、通常版のGoogleアナリティクスと、有料アクセス解析ツールの代表格でもあるSiteCatalystとの比較表として用意しました。

利用時の注意点
  • 2012年5月26日時点の情報です。
  • 正確性については万全を期しておりますが、不正確な記載や誤記などを含む可能性があります。内容の正確性、有用性、道徳性、安全性などについては、いかなる保証を行うものでもありません。
  • その他の内容に関しては備考をご確認ください。
  • Googleアナリティクスに関する情報は、Googleの公式サイトの情報を利用しておりますが、一部情報に関しては認定代理店の情報を利用しています。
項目 Googleアナリティクス
Premium
Googleアナリティクス
通常版
SiteCatalyst
(参考)※1
開発元 Google Google Adobe Systems
値段 $150,000(約1,200万円)
10億ヒットまで※2
無料 非公開
サポートチーム ×
アカウントマネジメント ×
導入スペシャリスト ×
(別料金)
トレーニング ×
(別料金)
ヘルプセンター
フォーラム
×
パートナー(代理店)
サポート

(代理店に依存)
月間分析ヒット数※2 10億 1,000万 10億以上の実績あり。
上限は不明
レポートでの表示行数 200万 5万 50万※3
サンプリング あり/なし あり なし
サンプリング
開始訪問数
5000万 50万 なし
データ反映時間 4時間
(98%以上)
24時間以上
(早く反映される場合も)
数分~1日
(レポートの種類で変わる)
マルチチャネル分析
アトリビューション
モデリング
× ×
キャンペーン測定
アドワーズ自動連携 ×
カスタム変数 50 5 75×2※4
目標設定数 20 20 100
アドバンスセグメント
リアルタイムデータ ×
サーバーでの
事前集計・変換処理
× ×
(別料金)
ユーザー管理機能
ローデータ取得 × ×
(別料金)
Cookie 1st Party 1st Party 1st/3rd Party
データ収集保障 99.90% × 不明
レポート正常表示保障 99% × 不明
データ保存期間 不明 25か月保障 3年保障
  1. ※1 Ver 15に準拠。
  2. ※2 ヒットとはイメージリクエストが送られた回数。ページのアクセス以外にも、イベントやeコマースでの送信も含みます。
  3. ※3 月単位で取得できる変数(例:キーワード)が50万件まで。
  4. ※4 利用方法が違う2種類の変数がそれぞれ75個ずつ用意されています。

GoogleアナリティクスPremiumを利用するのはどんな場合?

米国の月額100万円程度のコストを考えると、利用できる企業は限られてくるのではないでしょうか。GoogleアナリティクスPremiumを利用するケースは大きく分けて2つあるかと思います。次のいずれかです。

  • すでにGoogleアナリティクス(通常版)を利用している人がPremiumに移行する
  • 別の有料アクセス解析ツールを利用している人がPremiumにスイッチする
※新規でいきなりGoogleアナリティクスPremiumを利用することはめったにないでしょう。タグも無料版Googleアナリティクスと共通のため、まずは無料版からの利用になると思います。

では、この2つのケースそれぞれでPremiumを検討するべき状況を、以下に示します(「どういう場合にGoogleアナリティクスPremiumを利用するのがいいのか」については、第3回で詳しく解説します)。

すでにGoogleアナリティクスを利用している場合
  • 月間1,000万PV以上の大規模サイト
  • 実装サポート・問い合わせ・トレーニングのサポートが必要
  • サンプリングや上限設定など、どうしても解決したい「制限」がPremiumで解決できる場合
現在別の有料ツールを利用している場合
  • 機能面でGoogleアナリティクスより劣っているツールを利用している
  • 実装サポート・問い合わせ・トレーニングに対する不満がある
  • コスト的に現在利用している有料ツールよりGoogleアナリティクスのほうが安い

どちらのケースが多くなるのかは、正直わかりません。

有料アクセス解析ツールには、

  • 月間数万~数百万PVまで対応している中規模サイト向けツール
  • 月間数千万~数十億PVまで対応している大規模サイト向けツール

があります。Premiumは後者に属するツールであり、同様のツールとしては「SiteCatalyst(アドビ)」「Coremetrics(IBM)」「Visionalist(デジタルフォレスト)」などがあります。

私はこれらのツールをすべて利用した経験がありますが、レポート面・機能面共に大きな差はありません(データの取得方法は基本一緒であるため)。

そうすると、これらのツールの差別化要因は次の通りとなります。

  • サポート(トレーニング・実装・問い合わせ)の質 ―― 「質」とは、スピード・人員数・人員のスキルなどを指します。

  • レポートのレスポンスやUXなどの使いやすさ ―― ナビゲーションのしやすさ・カスタマイズの有無、1か月分のキーワードレポートを表示するのにかかる時間など。

  • その中でもツールによって発生する機能差 ―― ローデータのダウンロード・マスターデータのインポート・権限管理の豊富さ(レポート単位・IP制限)・iPhone/Androidアプリの有無など。

これらの差別化ポイントは、場合によっては追加の費用がかかります。

そのため、こうした有料ツールの利用を検討する際には必ず、

  • 本当に必要な要件の洗い出し
  • トータルコストの算出(ツール利用料だけではなく、サポート・運用・入れ替えコストなど)
  • ツール利用者の確保

などを考慮するようにしましょう。

◇◇◇

次回はPremiumにしかないレポート「アトリビューション分析レポート」についてその詳細や活用シーンを紹介していきます(近日公開)。

この記事は、ブログ「リアルアクセス解析」の以下の記事をWeb担当者Forum用に加筆・再編集して掲載しています:
小川 卓(おがわ たく)

小川 卓(おがわ たく)

1978年3月23日、横浜生まれ。在米・在英10年。ロンドン大学(UCL)卒業・早稲田大学大学院卒業。専攻は化学。

マイクロソフト株式会社に入社、その後株式会社ウェブマネーでマーケティング部門の立ち上げを上司とともに行う。2006年より、現職である株式会社に入社。150サイト以上あるWebサイトに対しての、アクセス解析の選定・導入・運用・教育などを担当。

個人の活動として、アクセス解析イニシアチブスタッフ。アクセス解析の輪を広げる合弁会社に立ち上げ時にスタッフとして参加。FAQやWikiの作成、講演などをさせていただいています。

著書に『ウェブ分析論』(ソフトバンククリエイティブ)があり、ほかにも本気で活用したい人へ!ゼロからわかるアクセス解析導入・運用完全ガイドという連載をMarkezineにて執筆(全30回)。ほかMarkezineにて執筆多数

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[ユーザー投稿] 【6月15日東京】マーケティング戦略設計シリーズ『KPI策定実践講座』を開催(パワー・インタラクティブ) | Web担当者Forum

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※この記事はWeb担の読者によって投稿されたユーザー投稿のため、Web担編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、Web担編集部はこの内容について正確性を保証できません。

デジタルマーケティングの専門コンサルティング会社、株式会社パワー・インタラクティブは、Web戦略の推進にあたって目標を明確にしたい、営業部門と連携したWeb戦略を展開したい方を対象に、マーケティング戦略設計シリーズ『KPI策定実践講座』を6月15日東京にて開催いたします。

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あとらす二十一、学生向けWeb企画コンテスト「第2回WEBプロモーショングランプリ」受付開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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Webサイト制作のあとらす二十一は、学生を対象としたインターンシップ形式のWeb企画コンテスト「第2回WEBプロモーショングランプリ」の参加受付を6月1日に開始した。

コンテストは同社インターンシップとして行い、参加する学生は協賛企業からの課題をもとに実際の企業の商品やサービスのWebプロモーションを企画・立案する。Webプロモーションの企画立案を就業体験することで、企業のWeb戦略を企画立案できる人材の育成へとつなげていく。本年度の協賛企業は、AOKI、キーコーヒー、デサント、TSUTAYA.com、阪急阪神ホテルズ、富士フイルムの6社。一番優秀な企画とプレゼンテーションを行ったチームには、グランプリ賞金100万円が授与される。

第2回WEBプロモーショングランプリの受付は、リクナビおよびマイナビの2014年プレサイトで行い、企画書の提出期限は8月30日。9月20日に選考通過者による決勝プレゼンテーションと受賞パーティーを開催する。

WEBプロモーショングランプリ
http://at21.jp/wpgp/

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ビートレンド、クラウド型モバイルマーケティングサービスの最新版「betrend 6.0」開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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モバイルソリューションのビートレンドは、同社のクラウド型モバイルマーケティングサービスの最新版「betrend 6.0」を始める、と5月31日発表した。消費者行動に応じたクーポン・メールの自動配信機能を搭載するほか、クーポンのオプションには、位置情報と照合する来店スタンプ機能があり、ポイントのオプションでは、POSレジや外部ECサイトなどとの連携が可能になる。基本プランの月額1万円に加え、クーポンオプションとポイントオプションはそれぞれ1万円(いずれも年間契約の場合)。

betrend 6.0は、ネットと実際の店舗を継ぎ目なくつなぐプラットフォームとして今後展開する「betrend O2O」サービスの第1弾。O2Oは「Online to Offline」を意味し、ネットでの情報提供によって、店舗での購買を増やすことを指す。メールマーケティングやSNS上でのクーポンではとらえられなかった来店履歴や購買履歴などの行動履歴を測定し、それに合わせてクーポンやメールを自動配信できる。クーポンオプションは、利用履歴に応じて異なるクーポンの配布も可能。

ビートレンド
http://www.betrend.com/

betrend
http://www.betrend.com/services/

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