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知らないと大きな差が出る SSLとドメイン名の密接な関係 ~「共有SSL」と「独自ドメイン名+SSL」の使い分け | Web担当者Forum

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共有SSLより独自ドメイン名上のSSLを使うべき
SEO・アクセス解析・信頼感・セキュリティから見た理由

レンタルサーバーが用意してくれる共有SSLは、アンケートや問い合わせフォームなど、簡易な情報のやりとりには便利なサービスです。しかし、ECのように金銭のやりとりが発生する本格的なセキュリティが必要なシーンではどうでしょうか。
SEO・アクセス解析・信頼感・セキュリティなどの観点から、共有SSLの問題点と解決策を解説するホワイトペーパーをご紹介します。

サイト訪問者がフォームを送信したりページを見たりするときに、ブラウザとサーバーの間の通信を暗号化するための仕組みが、ご存じのSSL。

ホワイトペーパーでは、共有SSLについて図でわかりやすく解説

このSSL通信を利用するためには、サーバー側に専用の仕組みや証明書が必要なのですが、それをしなくていい方法があります。それが、レンタルサーバーが用意する「共有SSL」という仕組みです。共有SSLを利用すれば、知識のない人でも手間なくSSLを利用できるため、専属のWeb担当者がいない企業では利用していることもあるでしょう。

しかし、突き詰めて考えると、手間をかけないために共有SSLを利用することで生じる、さまざまな欠点やリスクがあるのです。

それは、SEOへの影響、ユーザーを理解してサイトを改善するためのアクセス解析への影響、サイトへの安心感への影響、そして、セキュリティ面の影響などです。

うちのサイトは共有SSLなのかな、どうかな。今の仕組みで大丈夫なのかな?

そう思ったあなた。共有SSLの種類と見分け方を知り、共有SSLでどんな問題が生じる可能性があるのかを理解でき、さらに、もっと訪問者に信頼感を与えるためのベリサインのサービスを紹介するホワイトペーパーを、以下の場所からダウンロードできます。「うちのECサイトは大丈夫かな」と思った方は、ダウンロードして確認してみてください。

ホワイトペーパーダウンロードはこちら

知らないと大きな差が出る、
SSLとドメイン名の密接な関係

「共有SSL」と「独自ドメイン名+SSL」の使いわけ

このホワイトペーパーでは、共有SSL 利用時の注意点に触れながら、企業や製品・サービスの独自ドメイン名を取得しウェブサイトを運営することのメリットについて説明しています。

全9ページ、10分程度でご覧いただけるホワイトペーパーです

知らないと大きな差が出る、SSLとドメイン名の密接な関係
  • 第1章 共有SSL と独自ドメイン名上のSSL
    • 共有SSL とは?
    • 共有SSL の注意点
  • 第2章 大きな差を生む、独自ドメイン名のSSL
    • 独自ドメイン名を運用することの利点
    • SEO による独自ドメイン名への導線
  • 第3章 さいごに・理想の組み合わせは?
    • EV SSL 証明書: ドメイン名と企業・団体の関係を証明する
    • 新しい手法: 「シールインサーチ」による独自ドメイン名への導線
    • 重要な点は利用目的に応じたドメインとサービスの選択
ホワイトペーパーのダウンロード
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もしも、「外務省」を解析するなら(前半)[第52回] [有名サイト、かってに解析!] | Web担当者Forum

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誰もが知っている有名サイトをエキスパートレビューしながら、「もし、アクセス解析するなら」どのポイントに着目するかを第三者的な視点から解説。アクセス解析を用いてサイトの改善を行うための仮説構築力を身につけて、自社サイト、クライアントサイトをアクセス解析する際に役立ててほしい。

有名サイト、かってに解析!

毎週・木曜9時は「かってに解析!」。誰もが知っている有名サイトをかってに取り上げ、「もしもアクセス解析をするならば、どこに目をつけるか?」という視点で、サイトの問題点やチェックポイントにあたりをつける方法を解説していく。

今回は「外務省」を取り上げる。

外務省は、国家の外交に関する事務のほかに、外国政府との交渉や連絡、情報収集、情報分析、在外邦人の保護などを主な担当業務とする省である。改めて言うまでもないが、日本の行政機関でも、もっとも重要な省庁の1つである(以下、カギ括弧付きで「外務省」と書くときには、外務省自体ではなく、外務省のWebサイトを指す。他の省庁や行政機関も同様)。

今回は、国の行政機関のサイトを取り上げ、課題の抽出や考察を行うのだが、筆者はさまざまな行政機関やそのサイトが直面している課題や役割を十分に理解しているわけではない。あくまでもどのような点に着目したらよいのかを重視して読んでいってほしい。

「外務省」の閲覧シチュエーションを想定

今回のWebサイト利用シナリオは、「エジプトに旅行しに行こうと考えている人が、今行っても安全なのかを確認し、パスポートやビザを申請する」というものだ。

誰が エジプト旅行を企画している人
何の目的で 安全情報の確認と手続きの確認
具体的には 渡航情報のチェック、ビザの要不要の確認、パスポート申請方法の調査

「外務省」をエキスパートレビュー!

「外務省」と検索すると、当然1位に表示

まず「外務省」と検索すると、「Yahoo! JAPAN」(図1)でも「Google」(図2)でも、自然検索では1位表示されるのは外務省の日本語版Webサイトだ(図1図2の赤枠で囲んだ部分)。

図1:「Yahoo! JAPAN」で「外務省」と検索した検索結果画面
図1:「Yahoo! JAPAN」で「外務省」と検索した検索結果画面
図2:「Google」で「外務省」と検索した検索結果画面
図2:「Google」で「外務省」と検索した検索結果画面

検索結果の第3位にあるのが外務省の英語版Webサイトであり、こちらの英語版の方が、外務省を表す「www.mofa.go.jp」というサブドメインのトップページになっている(図1図2の青枠で囲んだ部分)。

では、日本語版WebサイトのURLはどうなっているか見てみると、サブドメインは「www.mofa.go.jp」だが、その直下ではなく、 /mofaj/ ディレクトリの配下に配置されている(図1図2の緑枠で囲んだ部分)。

今回の記事で分析対象とするのは、もちろん日本語版の「外務省」の方である。

  • 「外務省」のトップページはどんな感じ?

「外務省」をエキスパートレビュー!(続き)

「外務省」のトップページにはどんなコンテンツがある?

それでは「外務省」のトップページを見ていこう(下の図3)。

右上部にサイトマップや検索機能がまとめられ、上部にはグローバルナビゲーションがあり、その下に「震災関連情報」とメインビジュアルが大きく目に入る。

左右に画像やテキストのリンクが並び、中央エリアの下部は、「ピックアップ」「新着情報」「お知らせ」と続いている。

図3:「外務省」(日本語版)トップページ
図3:「外務省」(日本語版)トップページ

カテゴリー分けの仕方・見せ方に難点がある

「外務省」を訪れる人の目的は広範囲にわたり、多種多様なコンテンツへのリンクが多くなってしまうのは理解できるが、もう少し目的別にスムーズに移動できるようなカテゴリー分けや見せ方ができるのではないだろうか

例えば、左側に配置してあるバナー広告っぽいリンク(図3の赤枠で囲んだ部分)は、一応「外交政策」「地域・各国情勢」「渡航関連情報」「政府広報」といったカテゴリー分けがしてあるのだが、バナーの華やかさの前に隠れてグルーピングの視認性が悪い

また、このバナー内の文字の大きさや色、スタイルがみなバラバラで、個々の主張が強すぎる。1 つずつしっかりとなめて見ていかないとわかりにくい。リンク先については、右側にあるテキストリンク(図3の青枠で囲んだ部分)と重複しているものもあるようで、コンテンツのグルーピングをしっかりして、コンパクトにした方が選択しやすいのではないだろうか

大きく分けてユーザーの利用目的は、

  • 外務省そのもの(組織や仕事、採用情報など)に興味がある人
  • 外交政策などを調べる人
  • 海外情報について調べようとしている人
  • 渡航のために必要な情報を得ようとしている人

などといった分類ができるように思う。できれば、そうした分類に沿って、グルーピングするとより使いやすくなるのではないだろうか。

  • エジプト旅行を企画している人の視点で見ていこう

「外務省」をエキスパートレビュー!(続き)

シナリオに沿って、エジプト旅行を企画している人の視点で見ていこう

さて、今回の「外務省」利用シナリオは、「エジプトに旅行しに行こうと考えている人が、今行っても安全なのかを確認し、パスポートやビザを申請する」というものだった。シナリオに沿ってページを見ていこう。

「アラブの春」の影響で、アフリカ北部各国で政情不安定な状況も漏れ聞こえてくるので、安全に渡航できそうかどうかという情報を探したい。

トップページのグローバルナビゲーションを見ると、左から2番目に「渡航関連情報」というのがあるので、まずこれをクリックしてみる。すると現れるのが図4の「渡航関連情報」のページだ。

図4:「外務省」の「渡航関連情報」のページ
図4:「外務省」の「渡航関連情報」のページ

左上の「海外安全対策」とあるブロックの「海外安全ホームページ」と書いてある画像リンク(図4の赤枠で囲んだ部分)が求めている情報に最も近そうだ。クリックすると図5の「海外安全ホームページ」に進む。

直感的にわかりやすい「海外安全ホームページ」でエジプトを探す

図5:「外務省」の「海外安全ホームページ」
図5:「外務省」の「海外安全ホームページ

メインビジュアルが世界地図になっていることから、ここでは自分が調べたい地域を選択すればよいということが直観的にわかる。さまざまな検索方法があるが、一番わかりやすい地図をクリックする方法を実行してみよう。

まず大雑把にエリアを選択するようだ。エジプトは北アフリカなので、「アフリカ(北側)」のエリア(図5の赤枠で囲んだ部分)をクリックしてみる。

  • 「アフリカ(北側)」のエリアから、エジプトの情報を絞り込んでいく

「外務省」をエキスパートレビュー!(続き)

アフリカ(北側)のエリアから、エジプトに絞り込む

すると図6のような北アフリカの国名が記入された詳細な地図が出てきた。

図6:「地図からの選択」の「アフリカ(北側)」
図6:「地図からの選択」の「アフリカ(北側)

エジプトの場所を示している2番のエリア(図6の赤枠で囲んだ部分)を地図上でクリックすると、図7のようにエジプトに関する感染・スポット・危険情報のページが表示された。

図7:エジプトに関する「感染・スポット・危険情報」
図7:エジプトに関する「感染・スポット・危険情報

ページの内容を見ると非常に詳細に事実関係がなるべく客観的に書かれているように思えるのだが、これを丹念に読む気になる閲覧者は限られるように感じた。後で実は出てくるのだが、5段階評価みたいなものはここで示してくれるのがよいと思う。その上でさらに詳細情報を知りたい人は、細かい情報を読み進めていくというのが自然な流れになるだろう。

このページはタイトルのとおりで、「感染症関連情報」「最新スポット情報」「危険情報」の3つがどうも順番に並んでいるようだ。

一番上の「感染症関連情報」は、別のページへのリンクがあるだけで、まったく意味をなしていない(図7の緑枠で囲んだ部分)。「最新スポット情報」は事件情報を記載しているようだ。おそらく読者が一番注目しているのは、最後の「危険情報」だろう。

図7では最後の赤枠で囲んだ部分が、今回知りたい情報が掲載されている箇所だ。しかしこれも全文を読む気にはなれない。図7の青枠で囲んだ部分に「地図1」というリンクがあるので、これをクリックしてみた。

  • 「アフリカ(北側)」のエリアから、エジプトの情報を絞り込んでいく

「外務省」をエキスパートレビュー!(続き)

エジプトの「危険情報」の「地図1」をクリックしてみると

図7の青枠で囲んだ部分に「地図1」というリンクをクリックしてみると、「エジプトに対する渡航情報(危険情報)の発出」というページが表示された(図8)。

探していた情報は、まさにこれだ。図6直下のパラグラフでも話したとおり、こういう何段階かで表示した危険評価の情報こそが、ユーザーが直観的に理解できるものだ。どこがどのくらい安全なのか、危険なのか、これだけでも十分なくらいだ。もちろん色分けの定義はきちんと理解させる努力は必要だろうが、これをどう判断するのかはユーザーの責任だ。

このページを見て、さらに時間をかけて詳しい情報を知りたい人が、図7の「エジプトに関する「感染・スポット・危険情報」を読めばいいのだ。

やはり見せる順番は逆の方がよいと思う。

さて、今回はここまでにしよう。「エジプトに旅行しに行こうと考えている人が、今行っても安全なのかを確認し、パスポートやビザを申請する」というシナリオの前半、すなわち「安全なのかを確認する」ところまでが終わった。次回は、「パスポートやビザを申請する」ための手続きを調べていこう。

◇◇◇

さて、この連載では、

  • Webサイトのオーナーか管理者の方からの「かってに解析」してほしいリクエスト
  • 「かってに解析」されたサイト運営者・管理者の方からの異論や反論

などを随時募集している。希望者は、(web-tan@impressrd.jp)までお寄せいただきたい。

衣袋 宏美

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社インターネット視聴率センター長を経て、2000年ネットレイティングス入社視聴率サービス立ち上げに参画、2006年ネットレイティングス社フェローに就任。株式会社クロス・フュージョン代表取締役。またデジタルハリウッド大学院客員教授、米Web Analytics Association会員、アクセス解析イニシアチブ副代表。

著書など:
Web担当者Forumでの連載:
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企業内の利用ブラウザ「IE 6.x」以前が38.6%で最多、Twitterは11.8%が閲覧不可。Web広告研究会が調査 [ニュース] | Web担当者Forum

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公益社団法人日本アドバタイザーズ協会 Web 広告研究会は、企業内のWebページ閲覧環境を知るために企業広報委員会が行った「第4回企業内Web閲覧環境に関する調査」の結果を、2月8日に発表した。調査対象は、同協会およびWeb広告研究会の加盟企業445社、官公庁104団体(省庁38、都道府県47、政令市19)。調査期間は2011年11月7日~12月1日、郵送調査で回収数は160社(うち官公庁22団体)。

調査から、社内で最も利用されているブラウザは「Internet Explorer(IE) 6.x以前」の38.6%、次いで「IE 8.x」の24.2%、「IE 7.x」の13.7%、「IE 9.x」の5.9%と続き、IEの4種で8割を超える結果となった。会社規模が大きいほど「IE 6.x以前」の比率が高く、従業員5,000人以上の企業では52%と過半数を占めた。

社内でもっとも多く利用されているインターネットのブラウザ(単数回答

Webページの閲覧では、62.7%の企業が何らかの閲覧制限を行っており、企業規模が大きくなるほど厳しいという。具体的には、「ドメイン単位で実施」の34.6%、「キーワード単位で実施」の33.3%、「SSL(https://)の制限」の7.8%の順で多い。

Webサービス別に閲覧不可能な割合を見ると、YouTubeが26.8%、Facebookが14.4%、Twitterが11.8%などであった。従業員5,000人以上の大企業においてはYouTubeが46%、Facebookが24%、Twitterが22%、それぞれ閲覧不可能だった。ソーシャルメディアの普及により、企業が企業内個人に向けてインターネットで情報発信するケースが増えるなか、その伝達方法については配慮する必要がある、としている。

Webページ閲覧に対するフィルタリングや閲覧制限(複数回答)
社内で利用可能なWebサービス(それぞれ単数回答)

その他、メールの送受信に対しては62%の企業がフィルタリングや制限を行っており、HTMLメールの受信については、50%までは「受信してそのまま表示」が可能とした一方、31.9%が「受信はできるが画像は許可が必要」と回答した。今後、約1年間で実施予定、または検討する項目としては、「OSをWindows 7に替える」(52%)、「インターネットのブラウザをIE9.x、8.xに替える」(37%)、「ソーシャルメディアポリシーを制定する」(21%)などが挙げられている。

HTMLメールについての受信制限(単数回答)

なお、企業内で最も利用されているブラウザとして「IE6.x以前」が38.6%と高い構成比を占めた理由について、Web広告研究会 企業広報委員会の佐藤詠美委員長(コクヨ株式会社)は、次のようにコメントしている。

一部の会員社へ補足ヒアリングした範囲での推察となりますが、社内の各種システムが構築時にIE6を前提としていたため現在でもバージョンを上げられない、などの事情があるものと思われます。今後、これらのシステムが刷新されて制約がなくなることで、徐々に最新のブラウザへ切り替えられてゆくものと考えています

「第4回企業内Web閲覧環境に関する調査」
https://www.wab.ne.jp/wab_sites/contents/1449

Web 広告研究会
https://www.wab.ne.jp/wab_sites/

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ディーツーコミュニケーションズとKauli、スマホ向け広告プラットホーム事業で業務・資本提携 [ニュース] | Web担当者Forum

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モバイル広告のディーツーコミュニケーションズ(D2C)とインターネット広告配信事業のKauli(カウリ)は、スマートフォン向け広告プラットホーム事業で2月8日業務・資本提携した、と同日発表した。インターネット広告市場の活性化、効率的な広告配信へのニーズの高まりに応えるため、提携することになった。D2Cは提携によりKauliに資本参加して同社の筆頭株主となる。

Kauliは法人メディアやCGM(コンシューマ・ジェネレイテッド・メディア。個人の情報発信をデータベース化、メディア化したWebサイト)に対して広告を配信する広告管理プラットホーム「Kauli」を提供している。D2CはKauliが持つ広告配信技術やノウハウを生かし、スマートフォン市場における広告プラットホーム分野で、より積極的な事業展開を図っていく。

ディーツーコミュニケーションズ
http://www.d2c.co.jp/

Kauli
http://kau.li/

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ガイアックス、複数のFacebookページを統合して一覧表示する「fbページ統合アプリ」を提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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コミュニティサービス企画・開発のガイアックスは、複数の「Facebookページ」を一覧化するアプリ「fbページ統合アプリ」を2月9日提供開始した、と同日発表した。自社が運用する複数のFacebookページを1つのタブに一覧表示し、それぞれに「いいね!」ボタンが押せるため、他のFacebookページに移動する必要がなく、「いいね!」の獲得数を増やすことができるという。

fbページ統合アプリへのFacebookページの登録は、担当者が管理画面で各ページの「ページID」を入力して行う。登録したFacebookページのファン数を合計して表示できるほか、ファン数順の表示が可能。アプリ上で「いいね!」が押せるため、他ブランドからのファン獲得にもつながる。また、登録しているFacebookページのウォール投稿を「新着順」「人気順」で表示できる。

ガイアックス
http://solution.gaiax.co.jp/

fbページ統合アプリ
http://solution.gaiax.co.jp/socialmedia/asp/fbportal

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ベクトルとUstream Asia、企業向けライブ配信の「USTREAMライブ配信PRパッケージ」を提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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PR事業のベクトルとライブ配信プラットホーム運営事業のUstream Asiaは、提携して企業向けに「USTREAMライブ配信PRパッケージ」の提供を開始する、と2月9日発表した。ライブ配信自体の記事化を図り、記者会見やPRイベント自体を「Ustream」を通じて広く話題喚起につなげていくのが狙い。

USTREAMライブ配信PRパッケージのサービス内容は、「記者会見/PRイベントの事前告知PR」、「記者会見/PRイベントの実施/運営」、「映像制作ファクトリーVECKSによる画像クルー派遣/撮影」「Ustreamでのライブ映像配信」など。事前PR活動のほか、映像クルーの派遣や撮影、配信までをサポートする。

ベクトル
http://www.vectorinc.co.jp/

Ustream Asia
http://www.ustream.tv/

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テスト段階で仕様の認識違い発覚! 大規模追加コスト発生&スケジュール超過 | ECトラブルお助け [IT守り神がお助け! EC担当者のホントにあった大トラブル] | Web担当者Forum

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IT守り神がお助け!EC担当者の本当にあった大トラブル

東京は田町の片隅に小さな神社がある。一見パッとしないが、EC担当者の間で「トラブルから救ってくれる」という言い伝えがある神社だ。今日も「神頼み」へとやってきた、トラブルにあった歴代のEC担当者たちのために、IT守り神からのアドバイスをお届けする。

ヒロ
今回の相談者

ヒロ(男性・32歳)
通販会社からスポーツ用品メーカーに転職してEC担当リーダーに。

前職でホントにあったことなんですが、最終テストの段階になって仕様の認識違いが発覚して大騒ぎになりました。今度の仕事は、転職して初めての重大プロジェクトです。前のような惨事にならないよう、どうかお守り下さい。

IT守り神(ビジネス街の片隅にあるIT神社の神様)
なになに、どうしたの?

うわ。なんですか、あなた。

ぼくはIT守り神だけど、呼ばれたので出てきたんだよ。

そ、そうなんですか……。えっと、実はこないだ転職しまして。それで自社のECサイト構築の実務を担うことになったんです。前職で、最終テストの時点で認識違いによる大トラブルが発生したのがトラウマになっていまして。あんなことにならないようにお願いしに来たんですよ。

ふむふむ。その時は追加コストが発生したんでしょ。

そうなんですよ! 大規模な追加費用をベンダーに請求されて、会社の上層部はそんなの認めないと言うし……板挟みで死にそうでした。

なるほど。それは大変だったね。なんでそんなことになったの。

うーん。一番は、ベンダーの資料に書いてあることが専門用語だらけで、こちらがよく理解できなかったことですかね。

その時に確認しなかったの。

最初はわからないキーワードが出てくるたびに確認していたんですけど、どんどんスケジュールが押しちゃって、わからないまま、なんとなく進めてしまったところはありますね。

ふむふむ。

ベンダーの作った仕様書が、これまたすごくわかりにくくて。最終テストの段階で実際の画面を見てから、ようやく内容が把握できて、いろんな認識違いが発覚したんです。

うん。確かに進め方にも問題はあったけれど、ベンダーもちょっと不親切のようだね。それで最後のテストの時に大問題が起きたわけだね。

うう、恐ろしい……。もうあんな目には遭いたくないです。

うん。どうしてこんなことになっちゃったのか振り返ろうよ。今度の会社では、これからベンダーを選ぶんだよね?

はい。前回の失敗を整理すると……。こういうことですかね。

今回の失敗で発生した問題
  • さまざまなやり直し作業による大規模な追加コスト。
  • リリース時期の変更によって、自社の事業計画の見直しによる機会損失や計画の再策定作業が発生。
主な原因
  • ベンダー独特の専門用語やドキュメントにより資料がわかりにくかった。
  • 不明点を明らかにしないままプロジェクトを進めてしまった。

選んだベンダーもまずかったし、ベンダーとの進め方もうまくなかったということかな。せっかく拝んでくれたことだし、ご利益のあるアドバイスをしてあげよう。

IT守り神IT守り神のアドバイス

テスト工程は実際の業務フローに照らし合わせて、正しく業務が完了できるかどうかを確認する極めて重要なプロセスだ。

要件定義に沿ってシステム開発が完了した後は、いよいよ最終段階の「テスト」に移行するのだが、この段階で問題が発生しても取り返しがつかない。システム開発段階で不明な点があれば、あいまいなままにせず、1つひとつ明確にして関係者と共有しておくことが大切だ。

ウォーターフォール型(V字型モデル)での品質保証体系
基本的な開発モデル「ウォーターフォール型(V字型モデル)」の品質保証体系。要件定義に沿って開発されたシステムをテストするため、テスト段階で問題が発生しても取り返しがつかない。

今回のような場合、次の3つがポイントになる。

  1. ベンダーに明解で平易なドキュメント作成を求める
  2. 専門用語は関係者全員で共有する
  3. 社内の現場責任者全員で「レビュー大会」を行う

それぞれについて説明していこう。

POINT1 ベンダーに明解で平易なドキュメント作成を求める

まず、自社の業務フローや要件を具体的に理解できるようにするため、プロジェクトスタート時に「専門用語を使わずにドキュメントを作成してもらう」ようにお願いしよう。それができないベンダーは選択肢からはずしたい。

また、ベンダーに作成してもらった要件定義書や業務フロー、システムフロー図などの成果物をレビューする場を要件定義の最後に設定しよう。

POINT2 専門用語は関係者全員で共有する

ベンダーから提示された資料(パッケージソフトの機能一覧や設計書など)に専門用語があった場合には必ず確認しよう。プロジェクト開始後の変更は、スケジュールや予算のオーバーにつながるため、不安要素は事前に確認しておくことだ。質問票を作ってベンダーに回答してもらい、自社の関係者全員で共有するといいだろう。

逆に発注側の業務システムで利用する独自の専門用語などがある場合は、ベンダーに不明点がないか確認しておこう。

POINT3 社内の現場責任者全員で「レビュー大会」を行う

ベンダーだけではなく、業務に関わる社内の全部署と内容を共有していないと「それは誰がやるんだっけ?」なんてことが、後から発生することになりがちだ。それを防ぐため、節目のレビュー時には、ECサイトの担当部署だけでなく、関係部署のキーマンを一堂に集めて、作業内容や役割分担を確認してから進めよう。

社内関係者のレビューを十分に行っていなかったために、いざ蓋を開けてみると現場で使えないシステムだった、ということにもなりかねない。

良いベンダーの担当者を見分けるためのチェックリスト

  • 業務フロー図、システムフロー図、機能情報関連図などは図解でわかりやすく作られているか

    要件定義の際に関係者と徹底的にレビューし、不明な点はわかりやすく改善してもらおう。要件定義の実施前に、パッケージの標準業務フローや他社で作成したサンプルを見せてもらうのも、ベンダーのスキルを確認するためには有効だ。

  • あなたの会社の業務用語は理解しているか

    ECの世界では、特に物流や受発注に関係する業務用語が自社独自用語の場合がある。ベンダーから提示された資料にも、ベンダーが理解している用語で説明されていたりするので、業務用語変換表などを作ってもらい認識を合わせよう。

  • 「関係者全員」で成果物をレビューする場は設けているか

    要件定義の進め方で、予めテストフェーズのことを想定し「関係者全員」によるレビューポイントを設けないベンダーは、テストで問題が起きる可能性があるベンダーだと理解しよう。

なるほど。こうしたポイントに気をつければ、前のような失敗はしないですね!

うん。追加するとね、仕様の説明などは、設計書や仕様書だけでなく、画面イメージや実際の画面(プロトタイプ)を利用しての「視覚的なレビュー方法」をベンダーに求めるといいよ。そうすれば、仕様の認識違いについては、かなり防止できるはずだ。

まとめ:プロジェクトメンバー全員が共通認識を持ってゴールを目指す

今回の問題を総括すると、「仕様齟齬(しようそご)はどこから生まれるか?」に尽きる(言葉、概念、業務の流れ、など多岐多様にわたる)。

たとえば、パッケージやサービス基盤に準拠した開発になったとしよう。その際、頼りになるのは設計書や要件定義書、画面イメージといったドキュメントがすべてである。だが、昨今の事例ではパッケージやSaaS化されたサービスが多く、それらを使っても汎用的な表現で機能を説明するしかない。

その機能は自社業務ではどの部分に該当するのか?

常に自問自答して、EC担当者だけでなく、実際の作業者に確認してもらうことが必要だ。ECの世界は「現場の人間」で成り立っていることが多いので、運用担当者に確認する時間を確保し、全体レビューに持ち込み、関係者全員のズレをなくすことが大切だと言える。

また、同じ通販業界であっても、業務用語は各社で違うものだ。費用削減をしたいと思っても、「我々に即したマニュアルを作れ!」では、逆にコストがかかってしまう。そのため、用語変換表のようなもので補完するとよい。言葉だけの問題であればこれで十分解決できる。

同時に、自社の業務マニュアルが整備されているかも確認しておく。なければ、ベンダーに伝えるための資料作成をしなくてはならない。これが緩いと、ベンダーの誤解につながってしまうからだ。経験豊富なエンジニアであれば、口頭ベースでだいたい理解できるものだが、関係者で共有するためにも、時間があるときに自社の業務マニュアルを作っておくとさらにいいだろう。そうすれば、「運用担当者」と「システム部門」と「ベンダー間」でのズレがなくなる。

ただし、日進月歩で変わるECならではの業務もあるので、そこはドキュメントだけに頼らず、運用担当者との会話を設ける必要がある。これをベンダー側が正しく理解したかどうかわかる資料が、

  • 業務フロー図
  • システムフロー図
  • 機能情報関連図
  • 特殊業務でのロジック説明資料(図解したもの)

といったものだ。これらを徹底的に関係者とレビューすることで、プロジェクトをスムーズに進めることができるはずだ。

ECサイトのシステム構築では、「差分開発」(いわゆる、カスタマイズ/アドオン開発)を行うことが多いため、全体の流れが見えず、照準が部分的になりがちだ。そこを全体像(画面の一部ではなく、画面全体)といった「運用担当者がBefore/Afterで理解できる図」できちんと整理していくことが、プロジェクト全体を通して重要になる。

日本電気株式会社(NEC)
http://www.nec.co.jp/

大塚達

大塚達(おおつか とおる)
小売業ソリューション事業部 プロジェクトマネージャー

流通業・サービス業を中心に、NECのECサービス「NeoSarf/EC」のコンサルティング、システム開発に携わり、プロジェクトリーダとして数多くの大規模ECシステムの開発、導入経験を有する。

NeoSarf/ECサイト http://www.nec.co.jp/neosarf/ec/

近々の展示会イベント、ECセミナーについては以下を予定しています。ぜひご来場下さい。

セミナー
展示会
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SEOに成功する本質的な思考とは? など10+2記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

※来週(2月17日)は、筆者が海外イベントに参加のため、このコーナーの更新はお休みです。

今週のピックアップ

SEOに成功する本質的な思考とは?
★★★★☆ 精神論と片付けることなかれ (SEOとその周辺)

SEOに取り組んでいると、どの情報が正しいのか判断に困ったり、何から手をつけていいか悩んだりする場面に必ず遭遇する。特にSEO初級者に起こりがちなことだ。

そんなときは次のことを思い出すといいと、こちらの記事では諭している。

検索エンジンの原則に立ち返れば全ての答えがある

検索エンジンはユーザーが必要とする情報を表示するように作られている

具体例を織りまぜながらSEOを正しく理解できる思考方法を説明している。自分のSEOに確固たる自信が持てないウェブ担当者は読んでほしい。きっと気付きがあるだろう。

日本語で読めるSEO/SEM情報

再審査リクエスト送信後、2日でペナルティ解除
★★★★★ 再審査リクエストの処理を高速化? (SEOまとめ)

グーグルによる手動ペナルティが解除される期間は明確には決まっていないようで、再審査リクエストを送ったウェブ担当者は返事が来るまで不安な日々を送ることになる。

こちらのケースでは、なんと2日で返信が届き、ペナルティを解除してもらえたそうだ。筆者が知るかぎりでは、早くても1週間から10日くらいかかっている。ペナルティの内容やサイトの規模によって審査が完了する時間は異なってくるだろうが、こんなに迅速な対応してもらえたのは驚くべきことだ。

グーグルは再審査リクエスト対応をスピードアップしたのだろうか? だとしたら、非常にありがたい。

Googleアナリティクスが楽天とgoo、BIGLOBEに対応
★★☆☆☆ 晴れてオーガニック検索の仲間入り (アナリティクス 日本版 公式ブログ)

Googleアナリティクスが、日本独自の検索サイトを「検索エンジン」として認識するようになった。

具体的には、楽天とgoo、BIGLOBEからの検索アクセスだ。今までは、これらの日本独自の検索サービスからのアクセスは、オーガニック検索トラフィックではなく、「参照元」になっていたり、検索扱いでもサイト名が出ず「search」としてまとめて扱われていたりした。

そのため、Googleアナリティクスのトラッキングコードでオーガニック検索として識別するために特別なJavaScriptを書いていた人もいるだろう。

しかしもはやカスタマイズは不要で現在はデフォルトで認識されるようになった。

これらの検索エンジンからのアクセスはそう多くないと思われるが。しかしそれでもより詳細なデータを標準で取得できるのは悪いことではないだろう。

GooglebotがPOSTリクエストに対応
★★★☆☆ 勝手にフォーム送信するわけじゃない (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

グーグルのクローラーGooglebotがPOSTリクエストを実行できるようになったことを、グーグル日本のウェブマスター向け公式ブログが発表した。2011年11月に米国版のオフィシャルブログで伝えられた内容の邦訳である。

POSTリクエストに対応したといっても、すべてのケースにおいてPOSTリクエストを実行するわけではなく、勝手にGooglebotがユーザー情報を入力してログインしたり、問い合わせフォームを送信したりするわけではない。「妥当かつ安全であると判断した場合は、Googlebot は POST リクエストを実行するようになりました。」とのことで、現在はページ表示時に自動的に実行されるAjaxのPOSTリクエストに対応している程度だ。

ほとんどのサイトでは関係ないと思っていいだろうが、今回の改良により、より多くのコンテンツをクロールしてもらえることを期待できるサイトもあるだろう。

記事には、GooglebotがPOSTリクエストを処理する例のほか、サイトをクロールしやすくインデックスに登録されやすくするアドバイスも書かれているのでひととおり目をとおしておきたい。

ユーザビリティに優れたリンクの装飾と配置
★★★★☆ クリックしやすいリンクの秘訣 (ユーザビリティ実践メモ)

リンクの装飾や配置をどのようにすれば、サイト訪問者がページ間を迷わずに移動できるのだろうか。そうしたコツを、ビービットのユーザビリティ実践メモで解説している。

リンクの装飾については、テキストリンクでは「青・下線」が、ボタンについては「押せる感」が重要とのこと。

リンクの配置については、「コンテンツエリア内の誘導リンク」と「フッターリンク」が重要だとしている。

検索エンジンでの上位表示も大切だが、訪問してくれた人にとってわかりやすいサイトにするユーザビリティも、決してないがしろにしてはならない。こちらの記事は「ウェブサイト設計の時に役立つ7つのテクニック」としてのシリーズものの5回目だ。これまでの記事とあわせてユーザビリティの改善策を研究してほしい。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
・グーグル、ウェブマスターツールのサイトマップ機能を改良
・BingウェブマスターツールでWeb向け構造化データの文法チェック
・ウェブ全体の60%以上がUnicode(UTF-8)、グーグル調べ
・正しくドメイン移転したのに重複コンテンツって!?
・誰も知らないモバイル用のサイトマップインデックスファイルの書き方
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
・SEOの最重要特許ベスト10 その4 ― ページランクがリーズナブルサーファーに出会った日
・特許から読み解く現在のPageRankの姿

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

グーグル、ウェブマスターツールのサイトマップ機能を改良
★★★★★ 見やすくなりテストも可能に (Official Google Webmaster Central Blog)

グーグルはウェブマスターツールのサイトマップの機能を改良した。4つある。

  • 統計情報のレポート
    ウェブ、画像、動画、ニュースなどサイトマップのタイプごとに棒グラフ形式で統計情報をレポートする。何件のURLがサイトマップ送信され、そのうち何件のURLがインデックスされているかが視覚的にわかる。

    新しくなったサイトマップの統計情報
  • 送信テスト
    また、サイトマップをテストする機能が加わった。実際にサイトマップを送信する前にエラーがないかをチェックできる。すでに送信済みのサイトマップのテストも可能だ。

  • より詳細なエラーレポート
    既存のサイトマップにエラーが発生している時は、より詳しい内容を伝えるようになった。

  • サイトマップの削除
    サイトマップを削除したときは、自分のアカウントからもそのサイトのほかの管理者のアカウントからも削除する。ただしサイトマップ自体を削除するわけではないので、robots.txtなど別の手段でサイトマップを送信しているときは依然としてサイトマップを処理しようとするので注意が必要だ。

BingウェブマスターツールでWeb向け構造化データの文法チェック
★★★☆☆ 密かに機能アップを続けているBWT (Bing Webmaster Center blog)

検索結果ページにリッチスニペットとして情報を出すためにページ内でMicrodataやRDFaを使ったり、ソーシャルメディア対応でOGPを埋め込んだりしている人もいるだろう。そうしたマークアップ言語が正しく記述できているかのチェックをBingウェブマスターツールでできるようになった。対応しているマークアップ言語は次の5つの仕様だ。

  • HTML Microdata
  • Microformats
  • RDFa
  • Schema.org
  • Open Graph

クロールセクションの「マックアップ バリデータ」(「マックアップ」となっているのは機械翻訳のためであろう)で検証できる。

Bingウェブマスターツールでマークアップのバリデートチェック
価格.comのページをテストしてみた結果。MicroformatsとOpen Graphの2つが正しく使われていることを確かめられる。

ちなみに、グーグルにもRich Snippet Testing Tool(リッチスニペット テスト ツール)という構造化データが正しいかどうかをテストするツールがある。こちらはさらに検索結果でリッチスニペットがどのように表示されるかどうかもシミュレーションできる(Bingにはリッチスニペットに相当するような表示スタイルがない)。

リッチスニペットテストツールの結果

Bingウェブマスターツールは現在かなり機能が充実してきている。日本でのBingのシェアが低いため利用する機会がほとんどないのが実にもったいない。

ウェブ全体の60%以上がUnicode(UTF-8)、グーグル調べ
★★★☆☆ ほぼ迷わずUTF-8 (Official Google Blog)

グーグルの発表によると、2012年1月の時点でインデックスしているウェブページを調べたところ、文字コードとしてUnicode(UTF-8)を利用していたページは60%を超えたそうだ。2006年から800%増加しているとのこと(日本語でよく用いられるShift_JISが5位に入っているのも興味深い)。

Googleによる文字コードの割合調査グラフ
毎年1月に調査してきた文字コード利用比率の推移

Unicodeは、コンピュータで使われる文字の符号化方式として世界中で幅広く使われ標準となっている。グーグルでも内部では長らくUnicodeを採用してきたそうだ。

最近のブラウザは賢いのでEUCやShift_JISを使っていてもほとんど文字化けは発生しないし、ページの文字コードを何にするかによってグーグルのクロールやインデックス、ランキングが変わることはないが、世界標準に合わせて今後はUnicodeを使うべきだろうと筆者は考える。

正しくドメイン移転したのに重複コンテンツって!?
★★★☆☆ 移転を処理したことの確認だそうです (Google Webmaster Central Help Forum)

ドメイン名をまたがった重複コンテンツを発見した際、グーグルは重複コンテンツを検出しどちらのURLを検索結果に出すかを伝えるメッセージを送ってくることがある。「クロスドメインURLの選択」という名の機能だ。

グーグル社員によると、「クロスドメインURLの選択」のメッセージはドメイン名を変更してサイトを移転したときにも送ることがあるようだ。それも、301リダイレクトによってまったく正常に移転を完了させている場合であっても、だ。というのも、移転を処理したことの確認を伝える目的もあるらしい。

たしかにヘルプをよく読むと、「クロスドメイン URL の選択が行われたことにより影響を受ける URL が多数に及ぶ場合(サイトの移転時など」(強調は筆者)と書かれているが、正しく移転しているのに重複コンテンツのメッセージが送られてくるのは心臓に悪い。

ちなみに「クロスドメインURLの選択」が行われた時は、英語では次のようなメッセージがウェブマスターツールのメッセージセンターに送られてくるということだ(若干異なるメッセージもあるようだ。また日本語ではどうなるのか筆者は知らない)。

We noticed that you have very similar pages served by both neptune.co.uk and neptune.com (for example, "http://www.neptune.co.uk/"). Google is currently showing the neptune.com version in search results. For more information about this message and what you can do if you prefer the other way, please see this Help Center article.

Message ID: ********. Please include this ID in any messages you post in our Help forum.

Sincerely,

Google Search Quality Team

誰も知らないモバイル用のサイトマップインデックスファイルの書き方
★★☆☆☆ 文字どおり誰も知らない (WebmasterWorld)

モバイルサイトマップのサイトマップインデックスファイルの書き方はどうなっているのだろうか?

こんな質問が、WebmasterWorldで挙がった。

複数のXMLサイトマップを作成しているときは、それらのサイトマップをリスト化したサイトマップ インデックス ファイルを作り、検索エンジンにはインデックスファイルだけを送信できる。そのモバイル版の仕様があるのかといった質問だ。

専門家も多くいるWebmasterWorldだが、答としては、「関連するドキュメントや事例がどこにも見つからないからわからない」といったところ。規模の大きいモバイルサイトのrobots.txtにサイトマップインデックスファイルを指定する記述がないか探したが、それも見つからなかったとのこと。

おそらく通常のウェブ用と同じと思われるが、もし知っている人がいたら教えてほしい。

SEO JapanSEO Japanの掲載記事からピックアップ

このコーナーで何度か登場している「リーズナブル・サーファー モデル」と、SEOではないけれど今脚光を浴びているソーシャルメディア、「Pinterest」(ピンタレスト)の記事を今週はピックアップ。

鈴木 謙一

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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ソーシャルリスニング(傾聴)に特化したセミナーをSwapSkillが4/22に開催、講師に萩原雅之氏など [ニュース] | Web担当者Forum

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allWebクリエイター塾SwapSkillsは、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで顧客を理解し、顧客との関係やコミュニケーションをより良くすることでマーケティングを進めるためのノウハウを解説するセミナーSwapSkills doubbble04「ソーシャルメディアを利用したコミュニケーション『リスニング(傾聴)』」を4月22日に品川きゅりあんで開催する。

講師は、マーケティングリサーチの専門家であり著書に『次世代マーケティングリサーチ』をもつトランスコスモスの萩原 雅之 氏、企業のソーシャルメディア活用を進めるガイアックスの井手 一誠 氏、企業コミュニティの専門家で著書に『ソーシャルメディア進化論』をもつエイベック研究所の武田 隆 氏の3名。

リスニングをマーケティングリサーチに活かすためのソーシャルメディア時代における消費者理解の技術のセッション、企業ソーシャルメディア活用でのキャンペーン利用からCRM利用まで企画のポイントや運用・リスクと対策を解説するセッションなどが予定されている。

  • イベント名: ソーシャルメディアを利用したコミュニケーション 「リスニング(傾聴)」
  • 日時: 2012年4月22日(日)13:20 ~ 17:00(13:15受付開始)
  • 会場: 品川 きゅりあん
  • 定員: 250名
  • 参加費: 6,800円(3月15日までの申込で早割5,600円)
  • 詳細と申込みページ: http://swapskills.info/doubbble/04.html
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【プレゼント】『お客様から選ばれるウェブ文章術』ライティングの基礎から媒体ごとの実例まで解説 [読者プレゼント] | Web担当者Forum

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お客に選ばれるための文章術を、基礎から媒体ごとの使い分けまで解説した『お客様から選ばれるウェブ文章術』(日本実業出版社)を5名様にプレゼントいたします。

ウェブサイトだけでなく、申し込みフォームやメールの文章まで、事例を交えながら“ちょっとした工夫”で信頼と売上げが上がる方法を紹介します。

お客様から選ばれるウェブ文章術
  • 平野友朗 著
  • 定価:1,600円+税
  • ISBN:978-4-534-04887-5
  • 発行:日本実業出版社

『お客様から選ばれるウェブ文章術』

3秒でハートをつかみ、3倍の問い合わせで売上倍増

ウェブにおける心理操作まがいのセールス文やハッタリ、嘘はすぐに見破られる。必要なのは“信頼”感のある文章。売り込みなしネット発信のみで5千件超受注した著者が、ホームページやFacebook、Twitterなどで必要とされる文章術を事例も交え解説。

目次
  • 第1章 情報は点から線へ、線から面へ
  • 第2章 お客様の行動パターンがわかれば情報発信は簡単
  • 第3章 「信頼」を生み出すための情報とは?
  • 第4章 ウェブで「信頼」を与える方法
  • 第5章 いますぐできるウェブ文章の改善提案

応募要項

  • 応募締切:2012年2月17日(金)23:59
  • 当選者数:5名様
  • 応募方法:下記応募フォームに必要事項をご記入して応募をお願いします。当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
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博報堂と博報堂プロダクツ、スマホ向け情報配信の「スマートショッパーズ・プログラム」の提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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博報堂と博報堂グループの総合制作事業会社である博報堂プロダクツは、モバイル関連事業のビーマップと共同で、スマートフォンに情報を発信して販売促進に役立てるプッシュ型のサービス「スマートショッパーズ・プログラム」を開発し、提供を開始した、と2月10日発表した。ビーマップの開発したスマートフォンのWiFi感知センサーを活用したプッシュ型情報発信システム「スマートプッシュ」に博報堂の顧客管理に関するノウハウを組み合わせ、来店時だけでなく非来店時でも情報提供できる機能を付加したプログラムを開発した。

スマートショッパーズ・プログラムは、あらかじめスマートフォンにアプリケーションをダウンロードしているユーザーに対し、来店時はリアルタイムで情報プッシュ型の販売促進を行い、非来店時にはユーザーの属性、家族構成、来店頻度、クーポン利用履歴などの情報を基に情報提供を行う。来店時と非来店時に、ユーザーごとに最適な情報を配信することで、優良顧客を育成することができるという。

博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/

博報堂プロダクツ
http://www.h-products.co.jp/

ビーマップ
http://www.bemap.co.jp/

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シックス・アパートとアルファサード、スマホ・ソーシャル時代のCMSセミナー、東京で3/12 [ニュース] | Web担当者Forum

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ブログソフトのシックス・アパートとウェブ制作のアルファサードは、「スマートフォン、ソーシャル時代のCMS活用術 PowerCMSセミナー」を3月12日に東京都新宿区で開催する。アルファサードのCMSソフト「PowerCMS」の最新情報や、スマートフォンやソーシャルメディアに対応するソリューションを紹介。シックス・アパートのサイト管理ソフト「Movable Type」の最新情報、企業サイトのソーシャル対応を実現する新サービス「Zenback BIZ」の紹介も行う。セミナーは午後2時~同5時に開催。定員は70人、参加無料。サイトから申し込む。概要は次の通り。

日時:2012年3月12日(月)午後2時~同5時
場所:関東ITソフトウェア健保会館市ヶ谷会議室(東京都新宿区市谷仲之町4-39)
内容:「Movable Type5最新情報」「PowerCMS3製品紹介」「Zenback BIZの活用事例とソーシャルメディア連携最適化TIPS」「PowerCMS Social 製品紹介」
詳細・申し込みサイト:
https://www.sixapart.jp/seminar/sa/2012/02/07-1116.html

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[ユーザー投稿] 3月開催!小川卓が教える『アクセス解析成功の鉄則』セミナー<前編> | Web担当者Forum

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※この記事はWeb担の読者によって投稿されたユーザー投稿のため、Web担編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、Web担編集部はこの内容について正確性を保証できません。

「入門 ウェブ分析論」著者でWeb担当者Forumでもおなじみの小川卓氏を講師に迎え、3・4月の計2日間、アクセス解析セミナーを開催します。その前編となる今回は、サイトの目的別分析方法とそれにあわせたおすすめのアクセス解析ツールについて、教えていただきます。自社のWEBを担当している人、クライアントのWEBを担当している人、どなたにも満足いただける内容です。定員ありますので、申込はお早めに。

続きを読む (1,525 文字)

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Google、ファーストビューの過度な広告表示にイエローカード/人気記事ランキング2012-2-4~2-10 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum

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アクセス数上位ランキング

2012年2月4日~2012年2月10日の、Web担でアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

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    2ちゃんまとめブログ全滅か? 広告多すぎサイトにグーグルがペナルティ など10+2記事(海外&国内SEO情報)

  2. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2 の記事一覧へ ]
    咲かせてやろうぜ/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン2・第10話

  3. [ 【レポート】Web担当者Forum ミーティング2011 Autumn【レポート】Web担当者Forum ミーティング2011 Autumn の記事一覧へ ]
    “検索エンジン”ではなく“ユーザー”のための最適化を。中の人が明かすホントのSEO~ Google検索最新トレンド 2011~ | グーグル

  4. [ 企業ホームページ運営の心得企業ホームページ運営の心得 の記事一覧へ ]
    “トップページへ”は不要。常識を疑うと見えてくる客の姿

  5. [ Facebookページ活用 実践ガイドFacebookページ活用 実践ガイド の記事一覧へ ]
    企業がFacebookページを始める時に押さえておきたい28個の手順 【準備&プランニング編】

  6. [ 広告効果測定の現場から広告効果測定の現場から の記事一覧へ ]
    ビッグデータに向けてステージを進めるために各スタッフが自分で広告効果を分析/NECの事例

  7. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2 の記事一覧へ ]
    金のなる木/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン2・第9話

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  9. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2 の記事一覧へ ]
    新しい道/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン2・第1話

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    PVだけでいいんですか?/【漫画】Webマーケッター瞳 第1話

  1. [ IT守り神がお助け! EC担当者のホントにあった大トラブルIT守り神がお助け! EC担当者のホントにあった大トラブル の記事一覧へ ]
    要件定義のやり直しで追加作業発生! ベンダーと訴訟沙汰に? | ECのトラブルお助け

  2. [ Product ShowcaseProduct Showcase の記事一覧へ ]
    企業で使えるオープンソースCMS一挙12種類解説(機能やインストール/管理の難易度評価付き)

  3. [ SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニックSEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック の記事一覧へ ]
    重複コンテンツ問題を解決する12の手段 - 重複コンテンツ対策完全ガイド #2

  4. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2 の記事一覧へ ]
    情報漏洩/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン2・第8話

  5. [ 有名サイト、かってに解析!有名サイト、かってに解析! の記事一覧へ ]
    もしも、「外務省」を解析するなら(前半)[第52回]

  6. メールマガジンのご案内

  7. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2 の記事一覧へ ]
    わくわく♪/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン2・第7話

  8. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2 の記事一覧へ ]
    改革のヒント/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン2・第6話

  9. [ セミナー開催実践マニュアルセミナー開催実践マニュアル の記事一覧へ ]
    失敗しないセミナー当日運営(持ち物リスト&司会台本サンプル付き)/セミナー開催マニュアル3

  10. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2 の記事一覧へ ]
    ヘッドハント/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン2・第2話

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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オリジナル記事:Google、ファーストビューの過度な広告表示にイエローカード/人気記事ランキング2012-2-4~2-10 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum
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予算15万円で始めるはじめての動画撮影&配信ステップ | 第2回 [15万円でゼロから始める動画マーケティング] | Web担当者Forum

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15万円でゼロから始める動画マーケティング

企業サイトで動画を利用する方法をイチから解説するこのコーナー。今回は社内スタッフで動画撮影から編集、配信までを行うと想定し、実践方法を紹介していきます。機材調達を含めて予算15万円で実践します。

セミナーやイベント告知に動画を活用

第1回で動画制作の基本的な流れについて説明したように、最も重要なのは動画コンテンツの活用目的です。そこで今回は次のような目的を想定して、動画配信するまでの流れを説明していきます。予算も限られていますから、屋外ロケやプロへの制作依頼はせずに、社内会議室を使い社内スタッフのみで撮影を行っていきます。

動画撮影の目的
  • 目的:自社開催のセミナーの告知を行う
  • 予算:15万円(機材込み)
  • スタッフ:ディレクター1名、撮影1名、説明役1名(社内スタッフ3名)
  • 撮影場所:社内会議室
  • 動画の長さ:2分
  • 動画掲載場所:自社サイトで公開
  • 撮影機材:家庭向けビデオカメラを使用
  • 編集内容とソフト:「Windows Live ムービー メーカー」を使い説明のテロップを入れる

今回の予算 15万円(機材調達を含む)

撮影に必要な機材選び

まず撮影するためにはビデオカメラが必要です。携帯電話やデジカメでも動画撮影は可能ですが、企業Webサイトのビジネスコンテンツとして制作するのであれば、専用のビデオカメラを用意しましょう。製品紹介やセミナー講演など幅広い用途で利用できますし、一度使ってみるとクオリティの差や撮影のしやすさをはっきりと感じ取れるはずです。また、専用機材での撮影を体験しておくことによって、プロに頼む際の注意点や業者選定のポイントがわかってきます。

では、基本的な機材について紹介していきましょう。

  • ビデオカメラ
  • 三脚
  • 照明
  • 編集ソフト
  • マイク
  • 音声・画像素材集
  • アクセサリー類
  • その他

【必須】
ビデオカメラ(5万円前後)

予算は15万円ですから家庭向けのビデオカメラから選びます。プロ用の機材と比較すると機能やクオリティ面に差があるのは事実ですが、1~2年以内に発売された商品なら機能的には十分です。予算にもよりますが、今回は5万円前後の機種から選んでいきます。ちなみに、価格.comの2012年1月末現在のトレンドによると、売れ筋価格帯は、20,000~39,999円が約6割のようですが、見てみると高品質、多機能化が進んでいます。

5万円前後で探すと数十種類の製品がでてきますが、どれも今回の撮影に十分な機能を備えています。実際に手に取ったときに操作や撮影がしやすいかも大切ですが、初めて撮影する方が知っておくと便利な、カタログスペックからわかる選択のポイントをいくつか紹介します。

  • 画質

    大きくわけると、スタンダード(SD)、ハイビジョン(HD)、フルハイビジョン(フルHD)の3種類がありますが、主流はフルハイビジョンになりつつあります。ブロードバンド化、高画質化が進むなか、これから購入という方はフルハイビジョンを選択することをおすすめします。

  • 最低被写体照度

    撮影可能な明るさを示しています。3ルクスもあれば十分ですが、数値が低くなればなるほど、暗い所での撮影が可能になります。

  • ズーム機能

    ズームには、「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類があります。「光学ズーム」は●倍といった倍率の高いもののほうが遠いものを綺麗に撮影できます。「デジタルズーム」は無理やり画像を引き伸ばしているので、高倍率になると画質は一気に劣化します。あまり使わないほうがいいでしょう。また、ズームにすると、少しの手ブレでも大きく映像が揺れているように見えますので、注意が必要です。

  • 焦点距離

    30mm-300mm、50mm-500mmといった記載があります。最初の数値が小さければ広く広角に撮影でき、値が大きくなれば狭くなるため、望遠になります。つまりこの値のレンジが広い方が使い勝手が良くなるということです。一般的に、広角のもののほうが室内撮影などには向いており、望遠のもののほうが屋外風景や遠くのものを撮影するのに向いています。

  • 手ブレ補正機能

    カメラが揺れを感知し、映像がまっすぐ撮れるように細かく補正する機能です。初心者には、付いていると心強い機能の1つです。歩き撮りに強いタイプ、ズームに強いタイプなどがあります。

  • バッテリーの持ち時間

    大きさやメーカーなどで変わるため事前にチェックしましょう。今回は長い収録は行わない前提ですが、2時間くらいの収録ができるものを選んでおくと、外部で収録する際にも便利です。付属バッテリーの持ち時間に加え、必要に応じて予備バッテリーも用意しておくといいでしょう。

  • 記録媒体と撮影フォーマット

    ビデオカメラ選びの際に、気をつけておきたいのは記録媒体と撮影フォーマットです。記録媒体は、HDD録画もしくはメモリー録画できるものの方が、PCへとデータを直接移せるため後の編集作業が楽になります。

    撮影フォーマットは画質にも影響する要素ですが、現在主流のAVCHD準拠(ハイビジョン映像をビデオカメラで記録するための規格の1つ)のMPEG4形式や、HDV形式(ハイビジョン規格)を選ぶといいでしょう。ここで注意すべき点に、ビデオカメラの撮影フォーマットが後述の編集ソフトに対応しているかがあります。また、撮影フォーマットによってはWebにそのままアップロードができないため、編集して変換する必要があります。たとえば、YouTubeはMPEG4形式には対応していますがHDV形式には対応していません。

その他、最近では、人物の顔に自動的にピントをあわせてくれる「顔認識機能」や、コントラストを自動的に補正してくれる機能などもあります。今回はマストではありませんが、便利な機能として挙げておきます。

【必須】
三脚(1万円前後)

ビデオカメラを安定させ、きれいな映像を撮影するには三脚(約1万円から)が必須です。最低限、ビデオカメラと三脚さえあれば撮影を始められます。小型から大型までさまざまですが、1m50cm程度まで調整できるものを選んでおけば十分でしょう。

ビデオカメラと三脚はセットで購入。この2つさえあれば、ひとまず撮影は可能になる。
ビデオカメラと三脚はセットで購入。この2つさえあれば、ひとまず撮影は可能になる。

【こだわるなら】
照明(2万円前後)

必須とまではいきませんが、よりきれいな映像を撮影するのであれば用意しましょう。いまのカメラは、室内照明だけでも十分きれいに撮影できますが、照明を使うと、光量を増やすことで(明るくなる)、映像や撮影対象のクリアさが増します。今回は、会議室での撮影という前提ですが、オフィスの照明は天井のみという場合がほとんどでしょう。照明が上からのみ当たっていると、顔の凹凸などで影ができやすくなりますが、照明をあてることで、影をなくすこができます。また、蛍光灯のみの照明の場合、映像が青白くなりやすいのですが、フィルタ付きの照明機材を使うと、青白くなった映像を補正する(色温度を変える)ことができます。

初めてのネット動画制作という場合、照明選びのポイントとしては、カメラに取り付けられるタイプをおすすめします。理由は2つあり、1つはカメラマンが照明を兼務できることです。今回は3名という設定ですので、照明専門の担当者を付けることなく、照明を当てることができます。

もう1つの理由は、カメラに取り付けることで、演者に対して正面から、きっちりと照明を当てられるからです。照明担当のプロフェッショナルは、ストーリーや撮りたいイメージにあわせて、色味の細かな調整や明暗を使い分け撮影映像にメリハリを与えていきますが、今回の場合は、セミナー内容が明確に伝わることが一番大切です。細かな照明調整を行う必要性は低く、むしろ、照明位置を固定してしまい、同じ角度から安定して照明を当てられるほうがいいでしょう。

【必須】
編集ソフト(0円~2万円)

視聴者のことを考えると撮影した動画は編集すべきです。今回はセミナーの告知ですので、セミナーのテーマ、開催日時、場所などが簡潔にまとめられ、強調したいポイントはテロップ(文字)が入っている、というのが見る側にとってもわかりやすいでしょう。

カメラ付属のバンドルソフトやフリーソフトでも映像編集ソフトは数多くありますが、映像をつなぎ合わせるシンプルなカット編集しかできないなど、制約も多くインターフェイスもとっつきにくかったりしますので、予算に余裕があるなら商用製品の購入をオススメします。一昔前に10~20万円出して購入したレベルのものが今では2万円程度で購入でき、編集から簡易なエフェクト、テロップ入れ、BGMの追加や音量調整などまでできます。なかには「YouTubeやFacebookにも簡単にアップ!」などの売り文句があるものもあります。

今回はなるべく予算を抑えるため、日本マイクロソフトが無償提供するWindows Vista / 7向け編集ソフト「Windows Live ムービーメーカー」(Windowsのバージョンによっては「Windows ムービー メーカー」が標準インストールされています)の利用を想定して進めていきます。ムービーメーカーでも取り扱える素材は多く、場面転換や映像に載せるエフェクトもそれなりに揃っており、テキストを打ち込んでテロップなどを挿入することもできるため、まず試してみるのがいいでしょう。あくまで簡易な編集+αの味付けしかできませんが、編集をはじめて行うのであれば十分です。操作も直感的にできて簡単ですし、便利に使えると思います。

参考:ムービーメーカー簡単操作ガイド(日本マイクロソフト)

【こだわるなら】
マイク(5,000円)

音質にこだわるのであればマイクを用意する必要があります。音に関しては映像よりもシビアに金額とクオリティが比例しますが、カメラマイクは幅広く音を拾ってしまうため、演者の声だけを拾いたい場合は、ハンドマイクやピンマイク(ラベリアマイク)の用意が必要です。1本5千円程度から購入できます。

ピンマイク(左)は映像で見た際にマイクが目立たず、音声をしっかり拾いたい講演向けの映像に適している。ハンドマイク(右)はインタビューやレポートなど、動きを挟む映像向き。
ピンマイク(左)は映像で見た際にマイクが目立たず、音声をしっかり拾いたい講演向けの映像に適している。ハンドマイク(右)はインタビューやレポートなど、動きを挟む映像向き。

今回は演者が1人の設定ですが、複数名いる場合は、複数の音声入力を1つの音声として出力するポータブルのミキサー(約5,000円から)も購入しておきましょう。その他、細かい音量調整や音質調整などもできます。ほとんどのカメラは音声の入力が一系統しかないため、複数の演者がしゃべるような場合、ミキサーを通して1つにまとめる必要があります。想定される人数をもとにミキサーの入力数を確認して購入しましょう。ほとんどの場合、3つほど入力があれば十分です。

【こだわるなら】
音声・画像素材集(1万円~2万円)

ロイヤリティフリーの素材(画像やBGMなどの音素材)購入費や撮影時の費用として、1~2万円程度を用意しておきましょう。映像にBGMなどを加えることで格段に質があがります。素材集のCD-ROMなどを購入してもいいですし、最近はオンラインから1つ単位で購入できるサービスもあります。

アクセサリー類

必要に応じてビデオカメラの予備バッテリーや延長コードなどアクセサリー類を検討しましょう。また、カンペ用の画用紙(スケッチブック)やマジックペンなど、いざというとき、その場になって気づくものに対しての出費もバッファとしてみておくといいでしょう。

あると便利なもの
  • 予備バッテリー
  • 電源タップ
  • 延長コード
  • スケッチブック
  • マジックペン
  • ストップウォッチ
  • 養生テープ/ガムテープ

その他

外部で撮影を行う場合は、貸し会議室など外ロケの費用や軽飲食代(ケータリング費)、ロケ地が外であれば移動交通費なども考えられます。撮影場所が変われば準備も異なります。公共の場所であればあるほど各方面に許可を取ったり、一般の方にぼかしを入れたりするなどの準備が必要なので注意しましょう。

また、できれば編集用のPCを購入したいところですが、最近のPCであればスペック的には問題ないでしょう。ただし、収録・編集素材を保存する外付けハードディスクなどを用意しておくと便利です。500GB~1TB程度の外付けハードディスクであれば、6,000円~1万円程度で購入できるでしょう。

以上から、今回の想定予算は次のとおりです。

ビデオカメラ 5万円
三脚 1万円
マイク 5,000円
アクセサリー類
(予備バッテリー、延長コード、簡易照明など)
2万円
編集ソフト 0円(商用製品の場合2万円ほど)
素材集 2万円
ポータブルミキサー 5,000円
外付けハードディスク 6,000円
合計 11万6,000円

今回は予算を抑えるためになるべく無料のツールを利用していますが、必要に応じて編集ソフトや動画配信サービスの予算を加えます。また、外部ロケを行ったり、プロに依頼したりする場合は予算が大きくなります。

【編集部】おすすめ機材の一例

以下に、予算15万円以内という今回の利用シーンに合わせ、基本的なスペックを備えた編集部が選んだおすすめ機材の一例を挙げておきます。予算に余裕があれば、より高機能な製品を選んでもいいでしょう。実際の予算に合わせて比較検討の参考にしてください。

ビデオカメラ

2011年はじめに発売された製品であれば、多くが5万円前後で購入できます。新機種の販売もはじまっていますが、エントリークラスとしては十分です。ただし、スペックだけでなく、実際に手に持って撮影感を試してみることも大事です。

  • HDC-TM85(Panasonic)
    広角で室内撮影に向いており、最低被写体照度も1ルクスと十分です。iAズームという独自技術を使っており、通常のデジタルズームよりもきれいに撮影が可能とのこと。
  • iVIS HF M41(CANON)
    機能の充実もそうですが、レンズメーカーの老舗、キヤノンのカメラということで画質面でも信頼がもてます。
  • HDR-PJ20(SONY)
    光学ズーム30倍まで対応可能なため、遠くのものまできれいに撮りやすいでしょう。プロジェクター機能がついていて便利です。
照明

ホームスタジオ向けの照明もありますが、カメラに取り付けられるタイプが、設置場所を選ばず、簡単に顔に照明を当てることができるためおすすめです。

  • L26851 マクロリングライト VLR-490(LPL)
    レンズの周りに光源を配置することにより撮影物にほとんど影が出にくくなります。
  • L26831 LEDライト VL-960C Pro(LPL)
    付属のフィルタを入れることで、色温度をかえられます。蛍光灯だと映像が青白く映ることもありますが、色味調整ができます。
三脚

プロ仕様では、カメラが重いこともあり、重い三脚が安定性の点から重宝されますが、今回のような場合は、持ち運びや手軽さを考え軽いものがいいでしょう。下記シリーズは実売価格が想定予算の1万円以内で、どちらもおすすめです。60AVは、足を3段階に伸ばせるため、コンパクトにまとめられます。ハンドルでの微調整も可能です。

  • 動画撮影までの7つのステップ
  • 映像を編集してクオリティを上げる
  • 映像データを出力する
  • 動画配信の方法は大きく3つ

動画撮影までの7つのステップ

機材や環境の準備ができたら次は撮影です。今回は社内のセミナー告知という前提ですので、場所は社内会議室、セミナーの担当スタッフが番組紹介風にコメントしたものを撮影するというシチュエーションで解説を進めていきます。

まずは、動画撮影の準備から終了までを7つの手順に分けて説明していきます。

  1. 撮影準備のチェックリスト
  2. 演者の立ち位置を決める
  3. カンペの位置を決める
  4. 機材の動作チェック
  5. リハーサル
  6. 撮影本番
  7. 映像チェック

1. 撮影準備のチェックリスト

まず、以下に撮影時にあると便利なものや、忘れてならない物などのポイントをまとめました。撮影時の参考にしてください。

  • 機材のセッティング
    ビデオカメラ、三脚、照明、マイクなど、必要な機材を収録場所へ移動してセッティングしておきます。

  • 電源タップ
    ビデオカメラはバッテリーを使うとしても、不意の充電切れに備えましょう。差込口は最低でも4~5口以上あるものを選びます(カメラ用、バッテリー充電用、照明用、パソコン用、その他予備)。照明機材やカンペ用に使うパソコンなどでも電源は必要となります。

  • シナリオ
    演者用のほか、収録スタッフ全員分を用意しておき、リハーサルや本番時の打ち合せに確認できるようにしておきましょう。

  • 収録実施アナウンス
    収録中に大きな物音がしたり、ドアを叩く音がしたり、場所を間違えていきなりドアが開くといったことは起こりえます。「何時~何時まで収録中。大きなもの音は控えるようご協力ください」といった趣旨の張り紙を用意して、本番中は収録場所となる会議室の前に張り紙をしておきましょう。事前にメールなどで社内告知しておくとさらに万全です。

  • カンペ
    PowerPointなどであらかじめ作成しておくと便利です。喋る内容を箇条書きにしてもいいですし、カッチリ作った原稿をそのままでも、演者のやりやすい方法で用意してあげるといいでしょう。

  • 画用紙と太いペン
    収録していて急遽のカンペ作成にあると便利です。言い間違いをしやすい言葉を一言書いておくだけでも演者の負担はぐんと減ります。

  • 時計
    短く話したつもりでも、意外と長くなってしまっているものです。だいたいの時間の目安が簡単にわかるように、ストップウォッチまではなくとも秒針のついた時計やデジタルウォッチがあると便利です。大きな時計のほうが収録時中の演者が見やすくなります。

  • 養生テープ
    演者の立ち位置や機材の配置をマークしたり、機材のコードを固定して躓かないようにしたりするのに使います。


  • 収録直前だけでなく、収録の合間にも身だしなみをチェックできるようにします。


  • 出演者が緊張や乾燥で口が渇いてうまくしゃべれない、咳き込んでしまうといった場合に備えます。

2. 演者の立ち位置を決める

最近のビデオカメラは非常に優秀なので、ほぼオートで周囲が暗くても逆光でも問題なく撮影できるでしょう。場合によってシーン設定の変更程度で済むため、照明はあまり気にしなくとも問題ないと思いますが、画面を見て明るさに問題ないかをチェックします。

立ち位置を決める際は背景に気をつけます。社外秘となる情報は映っていないか、乱雑に物が散らかっていて会社の印象を損なわないかなど、チェックしましょう。また、契約関係のないタレントやキャラクターが映らないように注意が必要です。立ち位置が決まったら、床に養生テープで印を付けておきます。

立ち位置を決めたら印を付けておきます
立ち位置を決めたら印を付けておく。

3. カンペの位置を決める

演者が読みやすく、かつ収録の妨げにならない場所を選びます。カメラの真下に用意すれば目線は若干下目になりますが、カンペを読んでいることが一番わかりにくく読みやすい場所になります。カンペを持つ担当の方は、カンペがカメラにぶつからないように安定した姿勢がとれるようにしましょう。また、複数枚のカンペになる場合は、物音は必要最低限になるよう、そっとめくりましょう。

カンペは横書きよりは縦書きのほうが望ましいです。人の目の動きは横の動きのほうが大きく目立ちますが、縦にはほとんど動かないためです。

一般的な撮影風景
一般的な撮影風景。演者以外にもカメラマンとカンペを出したり、タイムラインを調整するディレクターなど、最低でも3名体制で撮影に臨む必要がある。

4. 機材の動作チェック

演者でなくて構いませんので、立ち位置に立って試し撮りをしましょう。カメラはきちんと動作するか、ズームなどをする場合は、実際にズームさせてみて、問題なく撮影担当の人が操作できるか、また、マイクの入力はきちんと明瞭に聞き取れる音量かを確認します。試し撮りした映像は再生してチェックしましょう。問題なければ演者を呼び入れます。

5. リハーサル

演者に定位置についてもらい、画面の構図を確定し、音声のチェックもできたら、リハーサルを兼ねて収録してみましょう。想定外の不備があればそこで気づきますし、演者の緊張緩和、話すスピードは早すぎないかなどのチェックになります。

また後の編集がしやすいように、撮影時は使いたい映像の前後にそれぞれ3~5秒ほど、公開映像には使わない「のりしろ映像」を一緒に撮っておきます。カメラ目線で終わるような内容であれば、予め「カット」の声がかかるまでカメラ目線をキープするようにリハーサルで確認しておきます。

収録時は、「のりしろ映像」を撮る
収録時は、「のりしろ映像」を撮る。

6. 撮影本番

テストが完了したら本番です。2分のセミナー告知ですから、演者は、「明るく」「はきはきと」を基本にカメラの向こう側の視聴者に向かって語りかけてもらいましょう。ただし、「明るく」といっても冗談を言ってください、とか必ず笑ってということではありません。暗いイメージに映らない、つまらなさそうに見えない、というくらいの意識で大丈夫ですが、伏し目がちだと自信がなく見えてしまいます。真摯に、「ご参加お待ちしています!」という情熱をぶつけましょう。

映像の構成はセミナーの告知なので、バストショットの演者がカメラ目線で語るという映像で十分メッセージは伝わるでしょう。喋る人が1人であれば、喋る内容に合わせてカメラを振ったり、ズームインすると後で仕上げた映像も画変わりがあって飽きずに視聴することができます。とはいえ、パーンやズームなどは難しいものですから、はじめは固定して撮影するのがいいでしょう。時間に余裕があるのであれば、サイズを変えたりしたものを編集時に入れ込めるように映像を別撮りしておきましょう。

また、言い間違えたり、内容が怪しくなって撮り直す場合は、うまく言えたセリフまでを使い、途中から撮り直しあとでつなげば問題ありません。この場合、何回目の撮影かわかるように冒頭に、番号を書いた紙や、もっと簡単には指で「1、2、3……」と合図した映像を撮り、続けて収録します。うまく撮影できた映像の番号を控えておくと、編集時に映像を楽に探せます。撮り直す場合でも、前述した3~5秒程度の「のりしろ映像」を撮るようにしましょう。

映像と一緒に番号を記録しておくと、編集時に映像を探しやすくなる。
映像と一緒に番号を記録しておくと、編集時に映像を探しやすくなる。

簡単に使える撮り直しのノウハウとして構図を変える方法があります。カメラ目線でずっとしゃべるのは、緊張しますし、カメラを意識してカンペがどうもうまく読めず、何度も撮り直しということもあるでしょう。その場合、出だしと終わりのコメントのみカメラ目線で撮り、間の少し長いトーク部分は、演者の顔の向きを変えて、斜めからの表情で撮影するという風にすると、編集でつないだ時に自然な仕上がりになります。

出だしと終わりのコメントは、次のように短くて覚えやすいフレーズにしておくことがポイントです。

●●株式会社営業企画部の●●です。本日は、X月X日開催のセミナーのご紹介をいたします
以上、セミナーのご紹介でした。お申し込みをお待ちしています

演者を斜めから撮る際には、目線の先にカンペを用意しておけば、演者は読みやすく、映像も自然です。また、カンペは、カメラと同じくらいの高さにしておけば、うつむき加減になりません。

7. 映像チェック

無事すべての撮影が終了してもすぐに解散せずに、映像チェックを行います。今回は2分という短いコンテンツですから、その場ですぐに全員で映像をチェックしましょう。撮影時には気がつかなかった、言い間違いなどがあったら、すぐに撮り直します。3名とはいえ、日を改めて準備やスケジュール調整を行うのも大変です。演者の方にも自身の映像を見てもらうことで、聞きやすい説明の仕方などがノウハウとしてたまっていくという効果もあります。

  • 映像を編集してクオリティを上げる
  • 映像データを出力する
  • 動画配信の方法は大きく3つ

映像を編集してクオリティを上げる

収録した素材はそのまま流してもいいのですが、ライブでない限りは編集したほうがクオリティは高くなります。話の本質が伝わればいいので、熱く語っていただいた演者には申し訳ないと思いつつ、バッサリと切る覚悟が大切です。今回は2分のセミナー告知ですから、たくさんの映像素材のなかから編集するというよりは、何度か撮り直した映像素材のなかから良いOKシーンをつなぐ、という作業になると思います。

編集ソフトによって細かな違いはありますが、編集作業の流れは次のようになります。

  1. 使いたい映像素材を取り込む
  2. 使いたい映像をつなげる
  3. テロップなどの必要な情報を入れる

詳細な編集手順については、前述のムービーメーカー簡単操作ガイド(日本マイクロソフト)などをご覧いただくとして、ここでは、上記3つのフローでのポイントとなる点をおさえます。

1. 使いたい映像素材を取り込む

ムービーメーカーではビデオファイルをドラッグするか、リボンの[ホーム]タブにある[ビデオおよび写真の追加]ボタンをクリックして使いたいファイルを選び、画面右側にあるスペースに移します。

作業自体は、画像や文書ファイルを移す要領と同じですが、スピードよく進めるためには、映像収録の段階で、どの素材を使うかをある程度決めておくことが大切です。何度か取り直しが発生しているなら、前述で説明したように、OKな映像は何番目のものなのかを控えておき、使う素材のみを効率よく取り込みます。また、今回のように短い動画の場合は、いろいろ撮っておいて編集時に考えるのではなく撮影時に映像をしぼっておくことも大切です。

撮った映像の途中から使いたいという場合は、使いたい映像部分をピックアップする必要があります。Windowsムービーメーカーには「分割」という機能が搭載されており、これを利用してトリミングを行います。「のりしろ映像」もこの時点でカットします。

「トリム」機能では、開始位置と停止位置を指定すると、指定した時間の映像ファイルのみが切り出されます。操作画面左横にある、動画再生画面の下に出るタイムカウンターを見て、使いたい映像の時間を確認して入力します。

[ホーム] タブにある [ビデオおよび写真の追加] (赤枠)をクリックして、使用する動画ファイルを選択すると、取り込んだファイルが画面右側のスペースに表示される。

2. 使いたい映像をつなげる

複数の「使いたい映像」を取り込むと、編集画面の右側に取り込んだ映像のファイルアイコンが並びます。左から時系列に再生されますので、構成にそって、取り込んだファイルを並び替えます。映像をつなげる作業がスムーズにいくか否かは、「のりしろ映像」をとる、「途中から取る場合は、角度を変えて撮る」など、撮影時にほぼ決まってしまっています。とはいえ、編集段階で途中からカットしてつなげる、ということは出てくると思います。

撮り直した時の角度が微妙に違っていて、つなぎ目がどうしても不自然になってしまう、という場合もあるかと思います。映像がどうしてもつながりが気持ちよくない場合や時間の経過を表す時は、付属機能で一度白や黒などにフェードアウトさせてみたり、トランジション(場面転換エフェクト)などを使用することで効果的にごまかすこともできます。

編集で短くなった分、要点を補足するためや強調するためにテロップを挿入したり、図版をセリフに被せてあげることで、内容が濃くなり、一層質感が上がっていきます。

映像を分割するには、映像を切りたい箇所にカーソルあわせ、[編集] タブにある [分割] (赤枠)をクリックする。不要な動画ファイルはワンクリックし、Deleteキーで削除できる。[分割]横にある[トリムツール]を使うと、入力した時間の動画ファイルのみが編集画面上に残る。
キャプションを入れるには、キャプションを入れたい動画ファイルの箇所にカーソルをあわせ、[ホーム]タブにある [キャプション] をクリックする。[フォーマット]タブが表示されるので、[テキストの編集](赤枠)をクリックし、テキストを打ち込む。文字の色や大きさも選択できる。

3. テロップなどの必要な情報を入れる

キャプション(字幕)入れやテロップ補足は、わかりやすさ、オフィスなどで音を出さずに観る視聴者への配慮として有効と言えるでしょう。

ネット動画ならではのテロップ入れのポイントとしては、「文字は大きく」が基本です。理由は小さな画面でも見やすくするためです。PCやモバイル端末の画面の大きさはテレビ画面と比べて小さなものですし、PCと同じ動画をモバイル端末でみるとさらに小さくなります。なお、ネット動画の画素数は、1Mbpsの動画コンテンツのもので640×360ピクセルくらいが一般的です。ちなみにHDTV(地上デジタル)の画素数は1920×1080ピクセルです。

PCと携帯から同じ映像を見た場合。小さな画面でも見やすいように、テロップを大きくするなど考慮が必要になる。
PCと携帯から同じ映像を見た場合。小さな画面でも見やすいように、テロップを大きくするなど考慮が必要になる。

映像データを出力する

編集後の映像データを出力することを一般的に「書き出し」といいます(ムービーメーカーでは「発行する」)。作業の注意点として、配信方法(詳細は後述)や使用用途に応じて設定を選択、適宜変更して書き出す必要があります。最近の編集ソフトであれば豊富なテンプレートから選ぶだけで済むでしょう。

今回は、PCサイトでの公開というシーン想定ですので、主要フォーマットとして以下4つを挙げておきます。

  • Windows Media(.wmv)
  • Quicktime(.mov)
  • Flash Video(.flv)
  • Mpeg4(.mp4)

自社サーバーで公開するのであればWindows MediaもしくはFlash Videoでの公開がいいでしょう。Windows MediaはWindowsユーザーであれば誰でも視聴ができますので、公開時の設定が容易です。ただしMacユーザーは視聴することができないため、Macユーザーをフォローするのであれば、QuickTimeビデオを別途用意するか、Flash Videoで書きだす必要があります。

Flash VideoはWindows、Macの両ユーザーをサポートできますが、表示するためのswfプレーヤーを別途作成・用意する必要があるなどの手間がかかります。YouTubeなどの動画配信サービスを利用する場合は、それぞれのサービスに対応するフォーマットで書き出します。

動画の配信方法は大きく3つ

先に説明したように、映像データは配信方法に適した形で書き出す必要があり、自社サイトで公開する場合、配信方法は大きく3つあります。いずれかの方法を使って動画をWeb上にアップロードして公開してみましょう。

  1. YouTubeなどの無料動画配信サービスを使う
  2. 自社のWebサーバーを使用する
  3. 有料の動画配信サービスを利用する

1. YouTubeなどの無料動画配信サービスを使う

一番簡単なのはYouTubeなどの無料サービスを通じて公開することでしょう。YouTubeでは公開した動画の下にある[共有]ボタンをクリックし、[埋め込みコード]ボタンを押せば自社サイトに貼り付けるためのHTMLコードを簡単に作成できます。なお、ムービーメーカーには、YouTubeやFacebookに書き出す機能がついています。

YouTubeはHD動画のアップロードを推奨しており、手続きを踏めば時間も無制限です。配信無料で始められる魅力は大きいものがあります。ただし、あくまでもYouTubeは動画を使ったメディア媒体ですので、自社サイトで動画を再生中に他社の広告が表示されること、自社サイトからYouTubeへユーザーが移動してしまう可能性があることなどはあらかじめ認識しておく必要があります。

2. 自社のWebサーバーを使用する

自社のWebサーバーに動画をアップロードし、ダウンロード方式(ダウンロードとストリーミングの詳細は第1回を参照)で映像を配信する方法です。ユーザーのローカル端末に映像データが残ってしまうという欠点がありますが、新規にサーバーを手配することなく自社のサーバー環境を使えるという点は魅力です。

ただし、動画は画像やテキストと比較して大容量になりますので、サーバーやネットワークの管理担当者と事前に相談しましょう。2分の動画コンテンツを1Mbpsでエンコードしたときの容量は、約15MBになります。また、動画へのアクセスが集中した際に自社のサイト全体の表示が重たくなるリスクもあります。

動画ファイルへリンク・公開する手順ですが、ここでは、Windows Media Videoファイルを公開する前提で大まかなフローを記載します。

Webページに埋め込んで動画を再生する場合
  1. Windows Media VideoファイルをWebサーバーへアップロードする。
  2. htmlにWindows Media Videoファイルのアップロード先を追加する。
  3. htmlをアップロードする
ポップアップで動画を再生する場合
  1. Windows Media VideoファイルをWebサーバーへアップロードする。
  2. メタファイルを作成する。
  3. メタファイルをWebサーバーにアップロードする。
  4. メタファイルのURLをhtmlに記述する。
  5. htmlをアップロードする。

※HTMLソースやメタファイルの記述については、日本マイクロソフトのサポートページを参照ください。

3. 有料の動画配信サービスを利用する

公開手順の考え方としては、自社のWebサーバーを使用するときと大きく変わりません。上記のフローのなかで、動画ファイルの呼び込み先が、自社のWebサーバーにあるダウンロードファイルではなく、外部にある動画ファイルになるという点が違うくらいです。

外部の有料サービスを利用するメリットは、安定性やサポートが受けられる点です。人的サポートが受けられる場合は、自社の希望に沿って必要なリンク設定の手配などをしてくれますし、オンラインによるフルオートサービスの場合は、動画のアップロードやソースコードを自動生成する機能など、YouTube同様の簡単な操作で配信できます。また、マルチデバイス向けの動画変換サービス、動画のアクセス解析に対応しているサービスもあります。外部サービスの契約形態は、容量やデータ流用によってさまざまですが、月額1万円以下で利用できるサービスもあります。

◇◇◇

以上、ひと通り説明させていただきましたが、少しでも動画制作から公開までの裾野が広がり、情報伝達手段の1つとして動画の魅力や伝達力の高さ(視覚・聴覚からの同時情報入力)に触れていただければ幸いです。

動画で情報を発信してみようと考えたとき、「自社に適した動画はなにか」というのを一番知っているのは企画者である企業の担当者です。撮影も編集もセンスが問われますが、まずは動画を身近な存在として、いくつも作ってみることをお勧めします。そして、映画やテレビ番組、ネットの動画などをたくさん見て吸収し、技術を真似てみてはいかがでしょうか。ご自身で映像制作のフローがわかっていると、参考映像の見る際に「そうかこの手があったのか」と新しい発見も多いと思います。いずれも自分が視聴者だったらという観点で進めるといいでしょう。

今回は自社スタッフのみでの制作を想定していますが、手に負えない規模やクオリティを求めたときには、弊社も含め、プロに依頼することを検討してみてください。

株式会社Jストリーム
http://www.jstream.jp/

  • リッチコンテンツ・マーケティング情報局
    Jストリームでは、動画やリッチコンテンツに関する最新ニュースを満載した情報ポータルを運営しています。
    http://www.richcontent.jp/

営業本部
西日本営業所
所長
北庄司 英雄(第4回、第5回担当)

新卒でマーケティング会社の株式会社ヤラカス舘入社、ヤフー株式会社へ転職し、7年間インターネット広告の営業に従事した後、2007年にJストリームへ転職。西日本における動画マーケットの開拓のために、ビジネス、メディア、広告代理店など、多種多様な企業へ向けて「動画マーケティング」の提案活動を行う。最近は、製薬会社や製造機器メーカーなど大手BtoB企業における動画活用の啓蒙に注力するほか、大手通販会社のV(Video)コマースプロジェクトの立ち上げにも参画。趣味はアウトドアと旧車でのドライブ。

制作・システム開発事業統括本部
プロデュース・インテグレーション部
Web映像プロデュース課
専任次長
伊東 達夫(第2回、第3回担当)

株式会社クロステレビの編集マン、株式会社イニットを経て、Jストリームへ。PIP(Person in Presentation)の大流行前の2004年からをPIPのクリエイティブを多数手がけ、PIP向けスタジオ再構築なども手がける。企業プロモーションのみならず、医療系コンテンツやCM、Webドラマ、Flashインタラクティブムービーなど、ジャンルを問わず多数制作。最近では映像コンテンツ制作以外に、WebコミックやスタティックなFlashコンテンツなどのディレクション、プロデュースも行い、コンテンツ全般に幅広く対応する。「第6回東京インタラクティブ・アド・アワード」での『アデランス ヘアシーダ 直電ライブ「ディランに訊け!」』の制作統括なども担当。

制作・システム開発事業統括本部
プロデュース・インテグレーション部
Web映像プロデュース課
専任課長
岩崎 悟志(第1回、第3回、第4回担当)

大学卒業後、映像制作・CD-ROM制作を行う株式会社オルカビジョンに入社。「世界の車窓から」などのCD-ROM制作と共にIT関連のCS放送の番組制作などに関わった後、Web用ストリーミング番組の制作に携わる。7年後の2003年、Jストリームへ入社後は、主にWeb向けの映像制作・自社スタジオ運営に従事。現在まで、製品プロモーションやサービス説明、ライブ配信番組など、動画・コンテンツの制作およびディレクションを多数手がける。得意分野は取材ものやドキュメンタリー映像、採用系の映像制作など。趣味はカーリングとサイクリング。

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この記事はパンダ・アップデートによって変化した重複コンテンツの問題を広範に扱った長文の記事で、4回に分けてお届けしている。3回目となる今回は、重複コンテンツの具体例を見ていこう。

Pandas Take No Prisoners
「重複コンテンツ対策完全ガイド」目次
パンダ・アップデート対応版
  1. 重複コンテンツとは何か?
  2. 重複コンテンツが問題になるのはなぜか?
  3. 3種類の重複コンテンツ
  4. 重複問題の解決に役立つ方法
  5. 重複コンテンツの具体例
  6. 正規のURLはどれか?(2月20日公開予定)
  7. 重複を診断するツール類(2月20日公開予定)

V 重複コンテンツの具体例

ここまでで重複コンテンツを理解して、重複コンテンツを修正するツールを整理した。

では、重複コンテンツとして実際にはどのようなものがあるのだろう? ここでは、現実のウェブサイトで想定される重複コンテンツ問題の典型例を取り上げよう。ここで説明するのは、次のようなものだ。

  1. 「www」の有無
  2. ステージングサーバー
  3. URL末尾のスラッシュ(/)
  4. セキュア通信のページ(https)
  5. トップページの重複
  6. セッションID
  7. アフィリエイトのトラッキング
  8. 経路の重複
  9. 機能的パラメータ
  10. 国別コンテンツによる重複
  11. 検索結果のソート(並べ替え)
  12. 検索フィルタ
  13. 検索結果のページネーション(ページ分割)
  14. 製品のバリエーション
  15. キーワードとなる地名を書き換えただけのページ
  16. その他の「薄い」コンテンツ
  17. 配信されたコンテンツ
  18. 剽窃コンテンツ
  19. ccTLD間の重複

それぞれについて説明していこう。このセクションでは、セクションIVで取り上げたツールを参照する。たとえば、301リダイレクトに言及する場合は、(IV-2)と記す。

Ⅴ-1 「www」の有無

サイト全体が重複コンテンツとなる場合は、おそらくこれが最大の原因だろう。サイト内リンクで間違えたり、間違ったURLへのリンクや言及をされたりして、「www」ありのURLと、「www」なしのURL(ルートドメイン)が、どちらもインデックス化された場合に起きる問題だ。

「www」ありとなしの例

多くの場合、この問題に対しては301リダイレクト(IV-2)が最善の策となる。よくある問題であり、グーグルはこういった場合のリダイレクトをうまく処理してくれる。

また、Googleウェブマスターツール(GWT)で使用するドメイン名を設定しておくのもいい。[サイト設定]>[設定]を選ぶと、[使用するドメイン]というセクションがある。

GWT 使用するドメインの設定画面

GWTには妙な癖があり、使用するドメイン名を設定するのに、「www」ありと「www」なしの両方についてGWTのプロファイルを作る必要がある場合がある。面倒ではあるが、不都合なことは何もない。URL正規化で大きな問題が生じているなら、これがお勧めだ。

ただし、大きな問題が出ていないのなら、そのままにしておいて、使用するドメイン名の選択をグーグルに任せてもいい。

Ⅴ-2 ステージングサーバー

Ⅴ-1に比べるとそれほどよくある例ではないが、こういった問題はサブドメインが原因で起きることも多い。

典型的シナリオはこうだ。サイトのリニューアルで新しいデザインに取り組んでいて、開発チームがテストサイトをサブドメインで作っていたところ、うっかりクローラーを受け入れる状態のままにしてしまった。この場合は次のように、URLが2種類ずつインデックス化されてしまう。

ステージングURLの例

最善の策は、ステージングサイトをrobots.txt(IV-3)でブロックして、問題の発生を未然に防ぐというものだ。

だが、ステージングサイトがすでにインデックス化されてしまった場合は、301リダイレクト(IV-2)や、meta robotsタグ(IV-4)によるnoindexの指定が必要になるだろう。

Ⅴ-3 URL末尾のスラッシュ(/)

これについては頻繁に質問を受けるが、SEOでは以前ほど問題ではなくなっている。

厳密に言えば、本来のHTTPプロトコルにおいて、末尾にスラッシュがあるURLとないURLは別のURLだ。簡単な例を挙げる。

URL末尾のスラッシュの例

最近では、ほぼすべてのブラウザが裏側の処理で自動的に末尾のスラッシュを追加して、両方のURLを同じように扱う。マット・カッツ氏は最近のビデオで、グーグルが「非常に多くの場合」このようなURLを自動的に正規化していることをほのめかしている。

Ⅴ-4 セキュア通信のページ(https)

サイトにセキュア通信を使用しているページ(「https:」プロトコルが指定されている)がある場合、セキュア版(https:)と非セキュア版(http:)が両方ともインデックスされてしまうことがある。

原因の多くは相対パスなのだが、ショッピングカートなどのセキュア通信のページからのナビゲーションリンクに「https:」プロトコルが指定され、次のように異なるURLが生成される。

セキュアURLの例

この問題は、サイトのアーキテクチャそのもので解決するのが望ましい。たいていは、セキュア通信のページをmeta robotsタグ(IV-4)でnoindexに指定しておくのが最善だ。ショッピングカートや会計のページが検索エンジンのインデックスにあっても意味がないからだ。

インデックス化されてしまった場合は、301リダイレクト(IV-2)が最善の選択肢だ。ただし、サイト全体に手を入れる場合は注意が必要だ。たとえば、すべての「https:」ページを対応する「http:」のページに301リダイレクトすると、セキュリティが丸裸になってしまいかねない。扱いが難しい問題なので、慎重に対処すべきだ。

Ⅴ-5 トップページの重複

トップページの重複はⅤ-1~Ⅴ-3が原因で生じる可能性があるが、トップページには特有の問題がいくつかある。

最も一般的なのは、ドメイン名だけ(ファイル名なし)のURLと実際のHTMLドキュメントのファイル名を含んだURLが、どちらもインデックスされるというものだ。例を挙げる。

トップページの重複の例

この問題は301リダイレクト(IV-2)でも解消できるが、トップページにURL正規化タグ(IV-5)を使うとうまく行くことが多い。トップページはほかと比較にならないほど重複で苦労するのだが、あらかじめ正規化タグを使うことで多くの問題を回避できる。

もちろん、サイト内リンクの構造(IV-12)を統一しておくのが大事だ。ドメイン名だけのURLを正規のURLとして扱いたいのに、ナビゲーションの中で「/index.htm」にリンクすると、クローラーが来るたびに混乱したシグナルをグーグルに送ってしまう。

Ⅴ-6 セッションID

一部のサイトでは、訪問者が来るたびに追跡用のパラメータを付与したURLを生成している(特にEコマースサイトなど)。場合によっては、そのパラメータが付いたURLがインデックス化されてしまうことがある。

セッションID付きURLの例

上の画像ではこの問題の大きさが伝わらないのだが、実際には、異なるセッションIDとページの組み合わせがすべてインデックスされてしまう可能性がある。URLにセッションIDがあると、優に何千もの重複ページがインデックスされかねない。

利用しているCMSやEコマースのシステムにもよるが、セッションIDはURLから外してクッキーに保存しておくのがベストだ。セッションID付きのURLなど作っても役に立つことはほとんどないし、ロボットにクロールさせるのも無意味だ。

クッキーに保存できないなら、サイト全体にURL正規化タグ(IV-5)を置くのがいいだろう。どうにもならなくなった場合は、Googleウェブマスターツール(IV-7)Bing Webmaster Center(IV-9)でパラメータをブロックする手がある。

Ⅴ-7 アフィリエイトのトラッキング

これはⅤ-6のセッションIDとよく似た問題だ。アフィリエイトを利用しているときに、アフィリエイターが張るリンクには、そのアアフィリエイターを追跡するパラメータを使うことが多い。その際に生じるのだ。

アフィリエイター追跡パラメータは一般的に、ランディングページのURLに追加される。

アフィリエイトURLの例

被害の大きさはⅤ-6ほどではないが、それでも大規模な重複が生じる可能性がある。

解決法はセッションIDのケースと似ている。アフィリエイトのIDはクッキーに保存し、正規URLに301リダイレクト(IV-3)するといい。無理な場合は、URL正規化タグ(IV-5)を使うか、アフィリエイトURLのパラメータをブロックすることが必要になるだろう。

Ⅴ-8 経路の重複

ページへの経路が複数あるのはまったく問題ないが、複数の経路によって複数のURLが生成されるのは問題だ。たとえば、以下の3つのいずれでも製品ページにたどり着けるとする。

重複経路の例

この例にあるiPad2の製品ページへは、2つのカテゴリとユーザーが作った1つのタグから到達できる。ユーザーが「家電」カテゴリからiPad2を選ぶと「/electronics/ipad2」というURLで表示され、「アップル」カテゴリからiPad2を選ぶと「/apple/ipad2」というURLで表示されるといったようにしているときに生じる問題だ。

ユーザーによるタグはとりわけ問題がある。理論的には、同じコンテンツに対してさまざまなタグによるさまざまなURLが無制限に生成される可能性があるからだ。

経路に基づくURLは、一切作らないのが望ましい。どこを経由してページたどり着く場合も、SEO的には1つのURLにするべきだ。経路がURLに含まれているのは、サイトの訪問者にとってメリットだという意見もあるだろうが、ユーザビリティに関わった経験から言っても、ほぼすべての場合にデメリットがメリットを上回ると思う。

すでに何通りかのURLがインデックス化されている場合は、301リダイレクト(IV-2)URL正規化タグ(IV-5)を使うのがおそらく最善の選択肢だろう。ただし多くの場合、リダイレクトで簡単に処理できないほど何通りものURLができているかもしれないので、正規化タグを組み込むほうが簡単だろう。

とはいえ、長期的には、サイトのアーキテクチャを再検討することが必要になる。

Ⅴ-9 機能的パラメータ

機能的パラメータとは、わずかに異なるページを生成するURLパラメータのことだが、検索的には価値がなく、本質的には重複だ。

たとえば、すべての製品ページに印刷用のバージョンが用意してあり、独自のURLが振られているとしよう。次のようなURLになるだろう。

印刷用ページのURLの例

ここで、「print=1」というURLのパラメータは、印刷用のバージョンであることを示している。印刷用のページは普通、印刷向けのテンプレートが使われているだけで、内容は同じだ。meta robotsタグ(IV-4)によるnoindexの指定などを使ってインデックス化を一切しないのがベストだが、URL正規化タグ(IV-5)を使ってこういったページを整理する方法もある。

Ⅴ-10 国別コンテンツによる重複

同じ言語を使っている複数の国に向けたコンテンツを、同じドメイン名に置いてある場合(サブフォルダだったり、サブドメインだったりする)、この重複が問題になる。

たとえば、米国、英国、そしてオーストラリア向けに、英語版の製品ページがそれぞれ次のように存在するかもしれない。

国別サブフォルダの例

残念ながら、この重複は少々手ごわい。グーグル側が見事に処理して、適切なコンテンツを適切な国でランキングに入れてくれる場合もある。一方で、きちんとジオターゲティングをしているのにうまく処理してくれないケースもある。国よりも言語でターゲティングするほうがよい場合が多いのだが、価格などのように、国ごとにコンテンツを分けるべき正当な理由もある。

国別に分けたコンテンツが重複コンテンツとして扱われた場合、簡単な解決法はない。301リダイレクトを行うと、訪問者がページに行けなくなる。URL正規化タグを使うと、1つのバージョンしか検索結果に表示されなくなる。「正しい」解決法は状況によって大きく異なり、現実には、リスクとリターンのバランス(そしてフィルタリング/ペナルティの危険が及ぶ範囲)に応じて判断することになる。

重複コンテンツの具体例(その11~)

V 重複コンテンツの具体例(続き)

これまで紹介してきた例は、すべて完全重複だった。ここからは「不完全」重複の例をいくつか紹介してみたいと思う。少しばかり曖昧な概念だからだ。

よくある例は、サイト内検索に起因するものだ。サイト内検索はさまざまな形の不完全重複を生む原因となっているが、中でもよく見かけるのは、検索結果の並べ替え、検索フィルタ、検索結果のページネーション(ページ分割)だ。

Ⅴ-11 検索結果のソート(並べ替え)

並べ替え(昇順/降順)によってURLが異なれば、必ずそれによる重複が生じる。2つのソート結果は、厳密には別のページだが、検索インデックスには何の付加価値も与えない。まったく同じ中身で順番が異なるだけだ。URLはこんな風になるだろう。

検索結果のソートに用いられるURLの例

たいていの場合、ソートした検索結果を完全にブロックしてしまうのがベストだ。普通は、ソート用のパラメータ付きで呼び出されたページにmeta robotsタグ(IV-4)を追加してnoindexを指定してやればいい。うまく行かない場合は、ウェブマスターツール(IV-7)Bing Webmaster Center(IV-9)でソート用のパラメータをブロックしてもいいだろう。

Ⅴ-12 検索フィルタ

検索フィルタは、サイト内検索の結果を価格、色、特長などで絞り込むために使われる。多種多様な商品を販売する通販サイトではごく普通に見かける機能だ。

多くの場合、検索フィルタのURLは検索結果をソートする場合と非常によく似ている。

検索フィルタのURLの例

ここでの解決方法はフィルタ付きのページをインデックスさせないことで、これはⅤ-11と同じようなものだ。製品ページに到達するための明確な経路をグーグルが知っているのであれば、そこにたどり着くためのURLのバリエーションをすべてインデックスすることは、メリットよりもデメリットをもたらす場合が多い。

Ⅴ-13 検索結果のページネーション(ページ分割)

ページネーションは、説明は簡単だが、解決が極めて難しい問題だ。サイト内検索結果を複数ページに分割すると、必ずページ分割されたコンテンツを持つことになる。URLは、見ればすぐにわかる。

検索結果のページネーションによるURLの例

当然ながら、数百件を超える検索結果があれば、1回の検索で何十もの不完全重複コンテンツが生じ得る。検索結果そのものは異なるが、ページの重要な特徴(title要素、meta descriptionタグ、見出し要素、文章、テンプレートなど)は多くがまったく同じだ。これに加えて、グーグルは、グーグル検索の検索結果ページに他のサイトの検索結果ページが表示されることをあまり好まない(検索結果からサイト内検索結果へ飛ばしたがらない)という問題もある。

グーグルは以前、ページネーション問題の解決を自分たちに任せてくれと言っていたが、問題はそれがうまく行っていないことだ。そこで、グーグルは最近、「rel="next"」と「rel="prev"」(IV-10)を導入した。当初のデータを見るとこの2つのタグは効果があるようだが、僕らの手元には十分なデータがないし、これらのタグは実装が難しい。また、Bingは今のところ未対応だ。

他に3つの実行可能な選択肢がある(と思う)が、どの程度有効か、またどういう場合に有効かは、多分に状況次第だ。

  1. 検索結果の2ページ目以降はmeta robotsタグで「noindex,follow」を指定する。こうすることで、グーグルにページ分割したコンテンツをクロールさせつつ、インデックス化されることを防ぐ。

  2. すべての検索結果にリンクする「すべて表示」ページを1つのURLで作成し、グーグルに検出してもらう。グーグルはこういうやり方も好むようだ。

  3. 「すべて表示」ページを作成し、ページ分割された検索結果ではURL正規化タグ(rel="canonical")でこの「すべて表示」ページを正規のURLに指定する。この方法は裏ワザとして支持を集めているが、分割された検索結果ページは従来的な意味で重複しているわけではないため、この方法は「rel="canonical"」の本来の意図に反すると主張する人もいる。

この間、アダム・オーデット氏がSEOにおけるページネーション問題の解決を詳細に論じていたが、これはお勧めだ。SEOにおけるページネーション問題は非常に難しいトピックであり、今回の記事だけでは語り尽くせない。

Ⅴ-14 製品のバリエーション

製品バリエーションのページは、メインの製品ページから枝分かれしたもので、仕様やオプションが1つだけ異なるといったページだ。たとえば、製品の色ごとにページがある場合、以下のようになる。

製品の色ごとにページを作ったURLの例

検索結果で表示されることを期待して、色違いのページを全部インデックス化させたくなるかもしれないが、たいていの場合はメリットよりデメリットのほうが大きいと思う。製品のバリエーションが少ししかなくて数十ページ程度の話なら、それでも構わない。だが、数百や数千もの製品バリエーションがある場合、1つにまとめるのがベストだ。

これらのページは、厳密に言えば完全重複ではないが、URL正規化タグ(rel="canonical")(IV-5)でメインの製品ページを正規のURLとして指定するのがいいと思う。

静的URLと動的URL

なお、この例では、ある問題を明らかにするために、「静的」URLを意図的に使っている。URLにパラメータが含まれないからといって、重複コンテンツ問題を免れられるわけではない、ということだ。(パラメータを含まない)静的URLの方がすっきりして見えるかもしれないが、重複コンテンツの生じやすさという点では動的URLと大差ない。

Ⅴ-15 キーワードとなる地名を書き換えただけのページ

「ローカルSEO」と言えば、かつてはサイトの全ページを数百単位でコピーし、URLに都市名を付け加えて、文章中の都市を書き換えるだけだった。こんなやり方で使われたのは、次のようなURLだ。

キーワードとなる地名を含むURLの例

2011年の時点において、ローカルSEOが格段に洗練されただけでなく、このようなページは、ほとんどの場合不完全重複みたいなものだと見なされるようになっている。

検索上位に表示される見込みがあるのは、各地域用にきちんと手間暇をかけて真っ当に作った独自コンテンツだ。そうした労力を惜しむのなら、地域別ページなど作らない方がいい。手抜きの地域ページはたぶん逆効果になるだろう。

※Web担編注 日本のグーグルがこうした地域ごとにごく一部分を書き換えただけのページを例に「誘導ページ」の問題点を指摘しているので、そちらも参照してほしい。

→ 誘導ページ(Doorway Page)はガイドライン違反です
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2012/01/doorway-page.html

Ⅴ-16 その他の「薄い」コンテンツ

具体例は示せないが、コンテンツを説明する際によく使われる「薄い」という用語についてきちんと説明しておきたい。

薄いコンテンツという言葉が表す意味はさまざまだが、その実例の多くはさっきのⅤ-14Ⅴ-15で説明したような不完全重複だと思われる。コンテンツがごく一部しか違わないページを複数持つことは、グーグルにそれらのページは価値が低いと見なされるリスクを負うことになる。

さらに、そうしたページに大量の広告が掲載されている場合(しかも独自コンテンツよりも広告の方が多いならば)、リスクはさらに高まる。サイトに薄いコンテンツが多すぎるなら、コンテンツ戦略の再検討をすべき時期だろう。

Ⅴ-17 配信されたコンテンツ

ここから説明するⅤ-17Ⅴ-19の3つの例は、すべてドメイン名間重複に関係している。ここではURLはあまり問題ではない。多種多様なURLが考えられるはずだ。

Ⅴ-17Ⅴ-18の例は、意図が異なるだけだ。配信されたコンテンツとは、別のサイトからの許可を得て使用するあらゆるコンテンツを指す。そうしたコンテンツは、どんな方法で取得し統合したものであれ、別のサイト(しかもしばしば多数のサイト)でも公開されているものだ。

配信されたコンテンツの掲載は正当な手法だが、やはり1つかそれ以上の複製ページが検索結果から除外される可能性はある。

対処法としては運を天に任せて何もしない(IV-13)という作戦もあるが、伝統的なSEOの知恵によれば、オリジナルのソースにリンクバックした上で、おそらくドメイン名間のURL正規化タグ(IV-5)を指定すべきだ。ドメイン名間のURL正規化タグは、通常のURL正規化タグとまったく同じに見えるが、よそのドメイン名を参照する点が異なる。

もちろん、ドメイン名間のURL正規化タグを使うことは、グーグルがこのタグを尊重することを前提とするなら、自分のサイトにあるページはインデックス化されず、検索結果にも表示されないことを意味する。訪問者にとって価値があるということでそのコンテンツを利用しているわけだから、それで構わない場合もある。ただし、実際には、配信されたコンテンツをどの程度利用しているかによって変わると思う。

自分が提供するコンテンツを補強するために配信されたコンテンツを利用する場合もあるだろう。独自の素材もたくさんあるという場合は、リンクバックしてそのままにしておけばいい。とはいえ、自分のサイトの大部分を配信されたコンテンツが占めている場合は、厄介なことになるかもしれない。こういう場合、URL正規化タグ(IV-5)を使うと残念なことにそのコンテンツの順位獲得能力が失われることになる。とはいえ、その代わりにペナルティを免れるし、パンダ・アップデート関連の問題が発生しなくなるだろう。

Ⅴ-18 剽窃コンテンツ

剽窃コンテンツは、配信されたコンテンツに似ているが、転載の許可を得なかった(しかも法を犯している可能性さえあるある)点が異なる。最善の解決策は、「違法行為はやめろ!」ということだ。

真面目な話、勝手に他人のコンテンツを転載しているような連中は、真っ当な解決法なんかでは満足しないだろう。大半の解決方法がそのコンテンツを検索順位争いから弾き出すものだからだ。できることと言えば、無断複製したコンテンツを自分の独自コンテンツで可能な限りかさ上げするくらいのものだろう。

Ⅴ-19 ccTLD間の重複

最後に、前述のⅤ-10の例に関連するが、異なる国をターゲットとして同一言語のコンテンツを複製する場合、トップレベルドメイン(TLD)を別々にしたとしても、問題にぶつかる可能性がある。

幸いなことに、この問題はごくまれにしか発生しないが、英語コンテンツ、さらには一部の欧州言語コンテンツでも確認されている。たとえば「オランダとベルギーの2つのドメイン名上にあるオランダ語コンテンツが適切な検索順位を得られない」という質問をよく見かける。

残念ながら、この問題には簡単な答えがなく、解決策の多くが従来の重複コンテンツ対策とは異なる。多くの場合、ターゲティングを左右する要素に手を加えて、そのドメイン名が当該国に結び付いていることをグーグルにはっきりと示す必要がある。

重複コンテンツの具体例を整理して解説した。4回シリーズの最終回となる次回(2月20日公開予定)は、正規のURLを決定する上で注意すべき点と、重複を診断するツール類について説明する。

この記事は、Daily SEOmoz Blog に掲載された以下の記事を日本語訳したものです。
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原文:「Duplicate Content in a Post-Panda World」by Dr. Pete(2011/11/16)
記事セレクション:渡辺隆広株式会社アイレップ) 翻訳:株式会社ガリレオ
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※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:重複コンテンツが発生してしまう19の具体的なパターン - 重複コンテンツ対策完全ガイド #3 [SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック] | Web担当者Forum
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アクセス解析のレポートは数値や用語が難しするので、初心者向けのポイントを教えてください [誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック] | Web担当者Forum

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誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック
丸山先生
医者:丸山先生(35歳・男)
当クリニックの代表。
来栖あきら
研修医:来栖あきら(25歳・男)
イケメンの研修医。
綾瀬ゆい
研修医:綾瀬ゆい(25歳・女)
優しい天然ボケの研修医。

ここ「アクセス解析5分クリニック」には、Webサイトについてさまざまな悩みを抱えた患者が、毎日のようにやってくる。研修医の来栖と綾瀬はデコボココンビだが、院長の丸山先生がとにかく名医。たった5分ですべての悩みを解決する!というのだ……。(登場人物紹介を詳しく見る

今回のお悩み
アクセス解析のレポートは数値や用語が難しするので、初心者向けのポイントを教えてください

「全部」を知らなくてもいい

昨日、僕のところに来たお客さんが「レポートの見方を教えてほしい」って言ったから、いろいろ説明したんだ。でも、どうも納得していなかったみたいで、不満げに帰ってしまったよ。

あら、なんで?

それが理由がわからないんだ。ひととおり全部、正しく説明したんだけどね。

おっと、それは来栖君が悪いね! 最初からアクセス解析のレポートを全部見せられるなんて拷問だ。たとえばピアノを習うとして、いきなり音階などの理論だけを全部聞かされたらどうだろう? きっと難しく感じて嫌になるよね。本当はピアノが弾きたいだけなのに。

本当に知りたいのは「使い方」

その人は「レポートの見方を教えてほしい」と言ったけど、それは「レポートの見方を知りたい」という意味じゃなかったんだよ。ピアノと同じで、「アクセス解析をやってみたい」というのが、本当の要望なんだよ。

でも、アクセス解析を使いこなすには、数字の意味とかすべて知っておく必要がありますよね。そうしないと、判断を間違えます。

それはある程度経験を積んだ人の考え方だよ。まずは楽しむことが第一だ

そんな考え方でいいのですか? アクセス解析は、数字に厳密なことが大切ではないのですか?

厳密に言うなら、Googleアナリティクスのように導入が簡単なツールでは、そもそも正確な数字はとれないよ。そういう意味では、どうしても相対評価になる。

だから、表面上の数字にこだわるより「何ができるのか?」を知ること。そして解析レポートを楽しむこと。そちらのほうが大切なんだ。

最低限、これだけは知っておくべきポイント

まずは最低限、左サイドのメニューの大項目の意味は理解しておこう。そうしないと、ボタンを押すこともできないからね。特にGoogleアナリティクスは新バージョンになってから、メニュー構成が複雑になったからね。

  • ユーザー ―― 何回目の訪問ユーザーが多いか、どの地域からのアクセスが多いかなど、主にユーザーに関する情報がわかる。
  • 広告 ―― 主にアドワーズ広告を出している人向け。そうでなければ無視してもいい。
  • トラフィック ―― 文字通り、どこからアクセスが来たか?などのトラフィック関連メニュー。
  • コンテンツ ―― 「あのページはどうなっているのか?」「ランディングページの状態は?」など、各種コンテンツ(ページ)情報を見ることができる。
  • コンバージョン ―― 申し込んだ人の詳しい情報が確認できる。大切なのは「何が申し込みなのか?」という目標設定を、あらかじめGoogleアナリティクスに設定しておかなければならない(そうしないとGoogleアナリティクス側で、誰が申込者なのか判断がつかないため)。
    ■目標設定の参考サイト

「GAフォーラム」などの情報も参考になるだろう。そのほかは、わからなかった段階で検索してみればいい。

基準値を知る

次に知っておくべきなのは、数値の判断基準、つまり「基準値」だ。

実は「用語がわからない」「数字がわからない」という理由のほとんどは、この「基準値を知らない」ことが原因だったりする。

たとえば「3.58」という数字だけを1時間眺めていても、何もわからないよね。

それは、基準値を知らないからだ。その数値が何を意味して、その数値が多いのか少ないのか、それを知らなければ、何も判断できない

一番良いのは、過去のデータと比べ、自分なりの目標を設定することだ。

もちろん、それすらよくわからないときもある。とりあえず、業種やサイトの目的によってまったく異なるけど、以下が目安になるだろう。

  • 平均ページ滞在時間:3分以上
  • 平均直帰率:50%以下
  • 平均コンバージョン率:0.5%~5.0%

で、これらの数値が、基準値より悪かったらどうするのですか?

目標値を決めて、達成することを考えよう。

でもどうやって達成したら良いかわからないよね? 目標を達成するということは、お客さんに行動を変えてもらわなくてはいけない。では、どんなお客さんにアプローチするべきだろうか?

顧客ごとの動きを確認する

「どのお客さんにアプローチするべきか?」は顧客ごとのデータを眺めればわかってくるよね。

たとえば、広告経由のユーザー、サイトに興味を持ってくれた(直帰しなかった)ユーザーごとにデータを見てみよう。

Googleアナリティクスでは、データを各種絞り込んで確認できる機能が付いている。それが「アドバンスセグメント」機能だ。使い方はとても簡単だよ。左上の「アドバンスセグメント」をクリックして、任意のものを選ぶか新規作成するだけだ。

左上のアドバンスセグメントをクリック
左上のアドバンスセグメントをクリック

「アドバンスセグメント」ですか。以前も習いましたけど、未だになんとなく苦手です。

それは言葉の響きに負けているだけだよ。「特定の人達だけのデータを絞り込んでみたい」ときには、本当に便利だから、アドバンスセグメントは病みつきになる(笑)。なんといっても、ほとんどの条件で絞り込めるのだから。

ちなみに、アクセス解析に関係なく、顧客ごとにグループを分けることを「顧客のセグメント分け」などと呼ぶよ。覚えておこう。

まとめ

用語やレポートの数値がわからなくて困っているという人は、いきなり画面上に表示されている情報量に圧倒されているという状況だと思う。

でもそんなに恐れることはない。以下3ステップで考えてみよう。そうすると、今までとは数字の見方が変わり、自然とアイディアが湧いてくるはずだ。

  • メニューの大項目を覚える
  • 基準値を覚えて目標を立てる
  • データを絞り込んで、自分が見たいデータを確認する

ピアノがうまくなるには、最初からすごい理論が必要なのではなく、自分で考えながら練習することが大切だよね。

アクセス解析も同様で、最初から理論が必要なのではなく、自分で考えながら実践することのほうが大切なんだ。そのほうが身に付くし、本質的なものを得やすい。ぜひ、少しずつ実践から試してみよう!

今日の処方箋

お悩みアクセス解析のレポートは数値や用語が難しするので、初心者向けのポイントを教えてください

アドバイス用語を覚えることも大切ですが、それよりまずは興味を持って楽しむことが大切です。そうすれば自然に用語を覚えると思います。

以下3ステップで進めましょう。

  1. 1 【1分】 メニューの大項目を覚える

    以下のメニューをそれぞれ上から順番に押していって、何が表示されるか確認しましょう。

    • ユーザー
    • 広告
    • トラフィック
    • コンテンツ
    • コンバージョン
  2. 1 2 【2分】 基準値を覚えて目標を立てる

    ランディングページの直帰率を判断してみます。[コンテンツ]→[サイトコンテンツ]→[ランディングページ]と押下して、ランディングページのレポートを表示しましょう。

  3. 3 4 【3分】 詳細に事実を集めて理由を推測する。まずは、訪問数が多いわりに直帰率が高いページのデータを絞り込んで、自分が見たいデータを確認する

    直帰しなかった人のデータを確認しましょう。左上の[アドバンスセグメント]→[直帰以外の訪問]を押下します。

    左上のアドバンスセグメントをクリック
    左上の[アドバンスセグメント]をクリック

    数値がどう変化したか確認しましょう。

※キャラクターイラスト(来栖、綾瀬):「コミPo!」にて制作

丸山耕二(ホームページ診断クリニック.com)
「ホームページ診断クリニック.com」代表。大手SIERのシステムエンジニア、SEOコンサルティング会社を経て独立。現在はアクセス解析を中心とした成約率アップコンサルティング業務を手がける。2009年よりGoogle Analytics英語版の認定資格(GAIQ)を取得。難しいアクセス解析を楽しく伝えるをモットーに“Web業界の池上彰”を目指し活動中。

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Google中の人が明かすホントのSEO:基調講演レポート - 2/4~2/10のWeb担の記事まとめ [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum

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先週のWeb担まとめ記事

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 29 本とニュース記事 17 本です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。
【プレゼント】『お客様から選ばれるウェブ文章術』
ウェブの文章基礎から、媒体ごとの使い分けまで、お客に選ばれるための文章術を解説した書籍を5名様にプレゼント。
https://web-tan.forum.impressrd.jp/q/201202/11145

[今回の要チェック記事]↓セミナー・お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
Google中の人が明かすホントのSEO:基調講演レポート

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

イベントレポート「“検索エンジン”ではなく“ユーザー”のための最適化を。中の人が明かすホントのSEO~ Google検索最新トレンド 2011~ | グーグル」が人気でした。

「Web担当者Forum ミーティング2011 Autumn」のクロージングキーノートに登壇したのは、グーグル株式会社 サーチクオリティチームの金谷武明氏。Web担当者に向けて、検索エンジンに相性の良いサイト制作を行うための心得を解説しました。

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/02/08/11601

Web担当者Forum ミーティング2011 Autumnのセッションレポートとして、次の記事も公開されています。併せてご覧ください。

http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/6074 (全てのレポートを見る)

水曜コラムの「“トップページへ”は不要。常識を疑うと見えてくる客の姿」がツイッターなどで「そうそう、そうだよね」と人気を集めました。

疑いもなく当たり前と思っていることに根拠や理由にメリットがないどころか、デメリットとなっていることもあります。それはWebの世界でも同じ。「トップページへ」のリンク、それは本当にそこにあるべきなのでしょうか?

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/02/08/11945 (今回の記事)
http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/657 (バックナンバー)

短期集中コーナー「15万円でゼロから始める動画マーケティング」を開始しました。第1回は「企業サイトでの動画コンテンツ利用基本のキ」

基礎知識として動画コンテンツの特性を知るとともに、担当者がPC向けの動画コンテンツ制作の企画を立て、社内コンセンサスをとって実施に移すまでに必要な基本的プロセスを紹介しています。合計5記事、良記事を続けて公開していきますよ!

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/02/08/11614

「知らないと大きな差が出る SSLとドメイン名の密接な関係 ~『共有SSL』と『独自ドメイン名+SSL』の使い分け」の記事も注目。

SEO・アクセス解析・信頼感・セキュリティなどの観点から、簡易的に使われる「共有SSL」が原因で発生する可能性がある問題点やリスクと、「どうするべきなのか」を解説するホワイトペーパーをダウンロードできます。

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/02/09/11934

Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
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2月後半~3月のセミナー情報 5件

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

ECサイト構築と成功の秘訣(2/20)

ネットコンシェルジェ、クリエイティブホープ、シックス・アパートの3社は、「Movable Typeをベースにした本格的なECサイト構築とECサイト成功の秘訣」と題したECセミナーを2月20日に大久保で開催します。参加無料。

https://www.sixapart.jp/seminar/sa/2012/01/30-1351.html

次世代データベースマーケティング(3/2)

ディレクタスは、米レスポンシスの事例にみる次世代データベースマーケティングセミナーを3月2日に六本木で開催します。参加無料。

http://directus.co.jp/seminar/120302/

ゲーミフィケーション(3/17)

SwapSkillsは、「成功するWebサイト戦略手法 ゲームニクス/ゲーミフィケーション」セミナーを3月17日に品川で開催します。

http://swapskills.info/doubbble/03.html

ソーシャルCRM(2/17)

アルトビジョンとアンダーワークスは、「ソーシャルメディア・スマートフォン時代のCRM~顧客エンゲージメントを強化する【ソーシャルCRM×メールマーケティング】のポイント」と題したセミナーを2月17日に八重洲で開催します。参加無料。

http://www.altovision.co.jp/seminar/2012/release.20120217.html

空間とユーザエクスペリエンス(3/2)

人間中心設計機構(HCD-Net)は、第26回HCD-Netサロン「空間とユーザエクスペリエンス」を3月2日に文京区で開催します。HCD-Net非会員でも参加可。

http://www.hcdnet.org/event/hcd-net-salon/26_hcd-net.php

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Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

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  • 海外&国内SEO情報ウォッチ
    SEOに成功する本質的な思考とは? など10+2記事(海外&国内SEO情報)
  • 有名サイト、かってに解析!
    もしも、「外務省」を解析するなら(前半)[第52回]
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/02/09/12105
    by 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン)
  • SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック
    重複コンテンツ問題を解決する12の手段 - 重複コンテンツ対策完全ガイド #2
  • IT守り神がお助け! EC担当者のホントにあった大トラブル
    その作業は誰がやるの? 移行作業で追加コストが発生 | ECトラブルお助け
  • IT守り神がお助け! EC担当者のホントにあった大トラブル
    テスト段階で仕様の認識違い発覚! 大規模追加コスト発生&スケジュール超過 | ECトラブルお助け
  • ニュース記事
    企業内の利用ブラウザ「IE 6.x」以前が38.6%で最多、Twitterは11.8%が閲覧不可。Web広告研究会が調査
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2012/02/09/12126
    by 池田真也(Web担 編集部)

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Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

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  • 編集長ブログ―安田英久
    dlvr.itはRSSフィードからTwitter/Facebookへの自動投稿サービスの決定版かも
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/02/07/12097
    by 安田英久(Web担 編集長)
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    漫画全巻ドットコムがヤフー月間ストア12カ月連続1位に
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/02/08/12041
    by 日本ネット経済新聞 編集部
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    オールインワンソリューション 成果報酬型モール「アイオスサイバーデパート」
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/02/07/12040
    by 日本ネット経済新聞 編集部
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    翼システム、家電EC向け受注管理ソフト「スーパーラークマン」提供
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/02/06/12039
    by 日本ネット経済新聞 編集部
  • ユーザー投稿記事 by ロックウェーブ
    スマートフォンサイトでは画像を大きめにしよう
  • ユーザー投稿記事 by ビルコム ReBuy
    【緊急・無料開催】2/22(水)Facebookのソーシャルコマースセミナー
  • ユーザー投稿記事 by さぶみっと!JAPAN
    [2月22日東京・京都]ECサイト運営者さん必見!『レコメンドエンジン活用』セミナー無料開催!
  • ユーザー投稿記事 by ウィージェントセミナー事務局
    3月開催!小川卓が教える『アクセス解析成功の鉄則』セミナー<前編>
  • ユーザー投稿記事 by Priodep
    <2/12 東京> はじめてのウェブ解析入門セミナー
  • ユーザー投稿記事 by ウィージェントセミナー事務局
    3月4日・11日札幌開催!JWDA初級ウェブ解析士認定講座
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    「EC担当者のホントにあった大トラブル」新連載! - 1/28~2/3のWeb担の記事まとめ

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編集後記

最近のお気に入りの飲み物は、「コーヒー+コーラ」。レギュラーコーヒーを淹れて冷めてしまったときに、コーヒー2にコーラ3ぐらいぐらいの比率でブレンド。眠気に効きますよ。

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ニフティとコムニコが実施した「Facebook」利用調査、年代別では40代が中心 [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネットサービスのニフティと、ブログマーケティングのコムニコは、ニフティのインターネット接続サービス「@nifty」の利用者を対象にした「Facebook」利用調査の結果を2月13日発表した。年代別では40代が中心で、高い年代ほどインターネット上の知り合いとのコミュニケーションに使っていた。

年代ごとのFacebook利用者の出現率は、45~49歳がピークとなり、次いで50~54歳、40~44歳の順で、20~24歳と65歳以上が同率で最も低かった。閲覧・投稿の動機では、20~40代は「リアルな友人とのコミュニケーション」が7割以上を占める一方、年代が高いほど「ネット上の知り合いとのコミュニケーション」の割合が高かった。

企業・ブランドの「Facebookページ」のファンになっている層の年代別割合は30~49歳が高く、ファンのページの数は「1~3個」が主で、ファンになった理由は、35~49歳では「商品やサービスに関する情報収集」や「もともと好きなブランド」を理由に挙げた回答が多かった。調査は1月6~16日にインターネットで行い、有効回答は1万1533人。

ニフティ
http://www.nifty.co.jp/

コムニコ
http://www.comnico.jp/

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