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「ゲーミフィケーション」本の筆者、井上氏が語る、書籍で書ききれなかったゲーミフィケーションの裏側 | Web担当者Forum

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3月17日にセミナー「ゲームニクス&ゲーミフィケーション ~成功するWebサイト戦略手法」が開催される。セミナーで講師として登壇される国際大学GLOCOM研究員/助教の井上氏から、ゲーミフィケーションに関するコラムを寄稿いただいたので、Web担の読者にお届けしよう。

Web担当者Forumではゲーミフィケーションに関する解説をほとんどしていないため、「ゲーミフィケーションとは何か」に関して知りたい方は、セミナーのほうにまだ若干ではあるが席が残っているということので、そちらを参照してほしい。

全てにおいてゲーミフィケーションは必要ない――ゲーミフィケーションの罠

ゲーミフィケーションという言葉がバズワードとして広まってきている。筆者が『ゲーミフィケーション』というタイトルの本を出した影響もあるのだが、やはり、バズワードらしい展開がなされてきている。「これからは、なんでもゲーミフィケーションの時代ですよね」という、ありがたくない広まり方がはじまっている。

ゲーミフィケーションとは、短く言えば、「ゲームの要素を社会のさまざまなところへ応用する」という行為のことを指す。人間のさまざまな社会活動に、ゲームの仕組みを入れたり、おもしろくしたりする。そういう取り組みは、今にはじまったことではないが、この数年で大きく成功する事例が相次いだ。それはスマートフォンの普及といったような、技術的な状況の変化による新展開だ。

ただ、断じて申し上げておきたい。

ゲーミフィケーションには大きな可能性はあるが、「ゲーミフィケーション」は、何でも解決してくれるような魔法の杖ではない。ケースによっては、何も解決してくれない。

本稿では、本に収まりきらなかった原稿のいくつかの部分に修正を加え、ゲーミフィケーションとは、何ではないのか、そしてどういった限界があるのか、について確認していきたい。

達成したいことは何なのか? ―― 第一の誤解

集合知のためのゲーミフィケーション

研究者が十年かけても解けなかった酵素の仕組みをゲーマーたちの協力を経て数か月で解明してしまったfolditというプロジェクトがある。ゲーミフィケーションの成功例としてしばしば挙げられるものの一つだ。これは、集合知をうまく機能させるためにゲームの要素を使っている。

これは素晴らしい成功例だが、この事例から「やっぱり多くの人を楽しませるのが重要なんだね」と思ってしまうと、プロジェクトの設計を見誤る。

このサービスでは、サービスに携わる全員に楽しんでもらう必要はない。問題を解くために必要な頭脳をもった優秀なゲーマーにとって機能すれば良いのであり、問題を解く能力のない全員をモチベートする必要はない。気にするべきことは、「100人のうちの90人を巻き込めるかどうか」ではなく、「優秀な5人が反応してくれるか」なのだ。

動員のためのゲーミフィケーション

オバマの選挙支援者のSNSなどでゲーミフィケーションの仕組みが使われるなど、選挙のために大量の支援者を動員するための仕組みとしてゲームの要素を使う、ということも大きな成功例が出てきている。

こういったことのためにゲーミフィケーションを用いるのであれば、優秀な数人を満足させるのではなく、可能な限り多くの人々にとって満足感の得られるようなサービスを設計するほうがよい。

または、すでに100人のユーザーがいるサービスでそのうちの90人をどうにかしたいのであれば、ゲーミフィケーションだけで全てがどうにかなると考えるべきではない。その90人が、いままでよりも相対的に満足度が上がるか、あるいは的確に行動支援ができるどうか、そういったことを意識して施策を検討するべきである。

ゲームの要素を取り入れたことによって、不評が巻き起こることももちろんある。しかし、それがクリティカルな問題であるかどうかは状況によって判断されるべきだろう。

◇◇◇

ゲーミフィケーションを通じて、何を達成したいのか。その点に自覚的になる必要がある。これが第一の教訓だろう。

優秀な数人をうまく行動させられれば十分な場合には、100人全員に満足してもらうような仕組みを設計する必要はない。逆に、全員に満足してもらいたい場合に、少数者の満足を設計するような仕組みを作るべきではない。

ルールと評価だけではダメです

目的にあわせて、ルールや評価のあるゲームの仕組みを設計するとしよう。しかし、ここでまた、誤解を生じさせる罠が待ち受けている。

こんな質問をよく受ける。

ルールと評価のある仕組みがあれば、ゲームですよね?

ルールと評価のある仕組みだとか、競争のある仕組みだとか、それだけでゲームだと言う立場の人も確かにいるが、筆者はその立場を支持したことがない。

成果主義って、ルールもあるし、明確な評価もあるから、ゲームですよね?」と聞かれたら、筆者は明確に「それは違います」と言っている。

それには「ゲームを遊ぶ」というのはどういうことかを考えてもらいたい。

ゲームを楽しく遊ばせるにはプレイヤーに「自分が遊びたくて遊んでいる」という感覚を、うまく生じるようにさせてやらなければならない。ゲームとは、ある行為を遊び手に「させている」ものだが、実質的に「させている」にもかかわらず「させられているわけではない」という遊び手の感覚が成立していなければいけない。

一見、矛盾しているとも思えるような2つの事態を、どうにかして両立させることが、「ゲーム」という現象を成立させることだ。

たとえば、ゲーミフィケーション事例ではないが、「スーパーマリオブラザーズ」を学校のクラス全員に遊ばせる場合のことを考えてみてほしい。学校の授業で、スーパーマリオを60分間プレイしなさいと教師が命じたところで、一体何人の学生がマリオを楽しんで遊ぶことができるだろうか? あるいは、ドラゴンクエストでもいい。モンスターハンターでもいい。

ゲームをやる気のない人に対して無理矢理やらせても、それは受験勉強を強制する教師や母親と、それほど変わりがない。

ゲームが遊ばれるためには文脈が必要だ

これが第二の教訓だ。

ゲーミフィケーションは「おもしろくする化」ではない

「見方を変える」ことはアートにでもある

さらに、第二の教訓は、第三の誤解を生む。

「ゲームの文脈を与える」というと、要するに「いろいろなものをおもしろくする」「新鮮な見方を与える」ということだろうと捉えられることが多い。

たとえば、「見方を変える」ことはアートにでもある。1つ、松尾芭蕉の有名な句を考えてみよう。

古池や蛙飛び込む水の音

この俳句がうたっている情景は、単に映像的に考えてしまえば「池にカエルがとびこみました」というだけの話だ。これは、ぼんやりしていると何のおもしろみもないかもしれない映像だ。

しかし、ここで芭蕉は一語「古」という言葉を付け足している。これにより、池はただの「池」ではなく、「古池」といういかにも何も動きがなさそうな静寂な空間として把握されるようになっている。そして、そこにカエルが「飛び込む」という、躍動感のある言葉をもってきたことで、日常の何気ないできごとの「見方を変える」ことをしてみせたことにある。

ゲーミフィケーションは、状況の見方を楽しく変化させるための方法論の1つであることは間違いない。しかし、「状況の見方を楽しく変える」ための方法論は、ゲーミフィケーション意外にもさまざまなものがある。松尾芭蕉がとった手法はゲーミフィケーションではない。

広告での「見方を変える」手法

「見方を変える」という手法は、広告の世界ではとくに適用されている。大貫卓也氏による広告史にのこる名キャッチコピーに「プール冷えてます」というものがある。

としまえん広告ギャラリーに掲載されている「プール冷えてます」の広告(1986年)。

これはとしまえんのプールの宣伝広告だが、これも、また「見方を楽しく変える」ことをしてみせたコピーだろう。これは言うまでもなく、「ビール冷えてます」という、プールとは別の冷たさを想起させるものに通じる言葉をもってくることで、プールの涼しさを想起させることで、誰にでもわかりやすく伝えているコピーだ。

こういった「状況の見方を、楽しくする」ための方法論には枚挙に暇がないが、これらはゲーミフィケーションではない。別の言い方をすれば、ゲーミフィケーションと直接衝突しないが、近いところにある別のノウハウだ。

繰り返したり持続させたりすること

こういった「視点の変更」の手法は、受け手の心に鮮烈な印象を残すことはあるが、そのインパクトだけでは、ユーザーの繰り返しの行動とは結びつくわけではない。

「プール冷えてます」は、としまえんのプールへと人の足を一度は赴かせるかもしれない。しかし、プールに何度も足を赴かせるための仕組みだといえるだろうか。

これを、二度目、三度と、人を継続的に行動させる点にこそ、ゲーミフィケーションが大きく注目されてきた文脈はある。

たとえば、ゲーミフィケーションの代表例として、よく参照される「Nike+」は、ランニングの記録をネットを介して知人とシェアしたり、競争したり、あるいは過去の自分の記録との戦いをできるようになることによって、ランニングをうまく続けさせる仕組みとなっている(※永久に続けさせるわけではない)。

実際の行動を(ある程度ではあるが)持続させたり上達させたりすることのなかに、ゲームの独自のおもしろさはある。

技術の進展によって、さまざまなことにゲームの仕組みを取り入れることができるようになってきた。ここには大きな可能性がある。

しかし、ゲームの仕組みがすべてを解決できるわけではないし、プロジェクトの全体設計や他の要素との組み合わせ方を考えなければ、単にバズワードに踊らされただけの事態に陥ることは必定だ。

「ゲーミフィケーション」をこれからちょっと学ぼうかと考えるみなさんは、むりやりゲーミフィケーションを導入する必要はない。どういったオプションを新たに選べる時代になったのか。そのことを、冷静に評価してもらえれば、と思う。

SwapSkills doubbble vol.03|ゲーミフィケーション/ゲームニクス

セミナー「成功するWebサイト戦略手法 "ゲームニクス/ゲーミフィケーション"」

ゲーミフィケーション本の筆者である井上氏をはじめ、書籍の編集を担当した久保田氏、スーパーマリオの制作を行い、ゲームニクス理論を提唱するサイトウ氏、ゲーム力学を取り入れた成功したWebサイトを手がける桜井氏が集結し、成功するための本当の理論、考えを学ぶことができるセミナーイベントが3月17日に開催される。書籍には書かれていない、Webに特化したテーマでの講演が予定されている。若干の残席にぜひ滑り込みしてほしい。

  • イベント名: 成功するWebサイト戦略手法 "ゲームニクス/ゲーミフィケーション"
  • 日時:2012年3月17日(土)13:15 ~ 17:00(13:00受付開始)
  • 会場:きゅりあん
  • 定員:200名
  • スピーカー:サイトウ アキヒロ(立命館大学 映像学部 教授)/井上 明人(国際大学GLOCOM助教)/久保田大海(NHK出版)/櫻井 優樹(Metamosphere Inc.)
  • 対象者:Webディレクター Web担当者 アートディレクター UIデザイナー アプリ開発者
  • 参加費:6,800円

セミナーの詳細情報と申し込み:
http://swapskills.info/doubbble/03.html

井上 明人(国際大学GLOCOM研究員/助教)

書籍『ゲーミフィケーション―〈ゲーム〉がビジネスを変える』(NHK出版)の著者。

2010年 日本デジタルゲーム学会第一回学会賞(若手奨励賞)受賞。論文に「遊びとゲームをめぐる試論――たとえば、にらめっこはコンピュータ・ゲームになるだろうか」など。東日本大震災直後の2011年3月14日より節電ゲーム「#denkimeter」プロジェクトを提唱し、注目を集めた。

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“ユーザーに突っ込まれる余白を多く”おばかアプリ公開ブレスト会議 3/23にお台場で開催 [ニュース] | Web担当者Forum

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@IT デザインハックは、イベント「おばかアプリ公開ブレスト会議 with Web CAT Studio」を3月23日にお台場で開催する。

@ITの「使いやすいWebをデザインする」トピックを扱うコーナー「デザインハック」が2009年から開催している「おばかアプリ選手権」シリーズのイベント。

アートディレクターでもありソラミミストでもある安斎肇氏、“これじゃないロボの伝道師”ザリガニワークス氏、日本大学藝術学部 講師の布目幹人氏が、おばかアプリのアイデア提供者と公開ブレインストーミングする内容。

おばかアプリのアイデア提供者としてはバスキュール、カヤック、人間などが予定されており、より完成度の高い おばかアプリ にするための意見出しやアドバイスが展開されるということだ。

本編のブレスト会議終了後には会場で懇親会が開催され、エンジニアやデザイナと交流したり、制作の相方を探したりできるという。

開催概要
  • 開催日時: 2012年3月23日(金曜日)19:00~21:00(開場:18:30)
    21:00~22:30で無料懇親会あり
  • 定員: 100名
  • 参加費 : 1500円(当日券2000円)
  • 開催場所 : TOKYO CULTURE CULTURE(東京・お台場観覧車下)

イベントの詳細情報:
https://www.facebook.com/web.cat.studio?sk=app_208195102528120

そもそも「おばかアプリ選手権」は何かというと、デザイナ×エンジニアのコラボレーションが創り上げるアプリの“おばか度合い”とチームワークを競うイベント。「おばかアプリ」とは、ユーザーに突っ込まれる余白を多く持たせ、ユーザー同士により楽しいコミュニケーションを生じさせるアプリを指す。

一見するとバカバカしくて何の役にも立たなさそうなイベントに思えるかもしれない。しかし実際に参加してみると、すごい技術を利用しているが何の役にも立たないアプリの例や、誰が喜ぶのか不明なおもしろアプリ企画のアイデアの素、そしてデザインや制作のヒントがそれなりに得られるものの、すべてが実際には役に立たなさそうだという、大の大人が「おばか」を大まじめに進める内容。

まさに、「おもしろいけど、誰得?」というこのイベントだが、過去に何度となく「選手権」「ブレスト会議」が開催されており、懲りずに今回も開催することとなった模様。過去のイベントのレポート記事へのリンクを以下に示すので、参考にしてほしい。くれぐれも、これらのレポートを読まずに3月23日のイベントに参加して「こんなイベントだとは知らなかった」とWeb担当者Forum編集部にクレームを入れないようにしてほしい。

過去に開催された「おばかアプリ」関連のイベントレポート
(すべて@ITサイトの記事にジャンプ)
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ニューズ・ツー・ユー、リリース配信「News2uリリース」で「半額お試しキャンペーン」 [ニュース] | Web担当者Forum

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ネットPR事業のニューズ・ツー・ユーは、同社が展開するニュースリリース配信サービス「News2uリリース」で、3月30日までに申し込むと通常料金の半額で利用できる「半額お試しキャンペーン」を実施している。1ヵ月プランを7万3500円、3ヵ月プランを22万500円にする。リリース掲載効果測定レポートも送る。リリース配信を試し、短期間で効果を体感したい、と考える企業が対象。

News2uリリースは、インターネットを活用したPR活動を支援するASPサービス。リリースの公開管理をはじめ、自社サイトのリリースコーナーの自動更新機能や、リリースのクリックカウントが確認できる管理画面を提供する。リリースは、同社のリリースポータルサイト「News2u.net」と、提携するサイトに掲載される。オプションで新聞、雑誌媒体へのリリース配信代行も行う。

ニューズ・ツー・ユー
http://www.news2u.co.jp/

News2uリリース
http://info.news2u.net/

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アイル、クラウド型の企業間ECサイト構築サービス「アラジンEC for Business」開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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システムソリューションのアイルは、企業間のECサイト構築サービス「アラジンEC for Business」を始める、と3月14日発表した。クラウド型となり、必要な機能をカスタマイズして追加でき、業務に合ったサイト構築を最適なコストで可能にする。企業間のやり取りをウェブにすることで、業務負荷の軽減や営業支援につながるうえ、スマートフォンからの在庫確認によって場所を選ぶことなくリアルタイムで情報が把握できる。

取引先とのやり取りを効率化する受発注システムや、卸売・仕入用ECサイト、外出先から発注・在庫確認できる営業支援システムなど、目的に沿ったサイトを構築する。クラウド型のためシステム導入が不要で、サーバーの保守・管理作業の必要がない。基幹システムとの連携も、アイルの基幹システム開発・提供の経験を活用してスムーズに実施するという。企業間取引でウェブを利用したい、とのニーズに応えた。

アイル
http://www.ill.co.jp/

アラジンEC for Business
http://aladdin-ec.jp/business/

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AMoAd、米Appceleratorの「Titanium Mobile」で開発したアプリへの広告配信を開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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スマートフォンアドプラットフォームのAMoAdは、米国のソフトメーカー、Appceleratorのアプリ開発フレームワーク「Titanium Mobile」で作られたアプリへの広告配信を始める、と3月14日発表した。アプリ開発フレームワークによるアプリへの広告枠の組み込みは専門知識が必要になるが、広告配信に対応することでアプリ開発者の収益化を支援する。

Titanium Mobileは、ウェブ標準記述言語のJavaScriptを使って「iPhone」や、「Android」端末のアプリを開発するツールキットで、スマートフォンアプリの開発が容易になる。AMoAdは順次、主要なアプリ開発フレームワークへの対応を進める。AMoAdは2011年6月にサービスを始めて以来、「App Store」「Androidマーケット」アプリを中心にネットワーク化している。

AMoAd
http://www.amoad.com/

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楽天 テレビCM効果で1日の流通総額130億円に [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

楽天は3月4日の「楽天市場」の流通総額が130億円に達したと発表した。「楽天市場」の流通総額が1日で100億円を突破したのは初めて。数多くのセール商品を用意し、テレビCMなどを活用した宣伝が奏功した。今後も四半期に一度のペースで、同様のセールを実施し、流通総額の過去最高値を更新していく計画だ。

3月4日の流通総額はキャンセルや返品を含まない速報値。「楽天スーパーSALE」として自動車やバイクなどの目玉商品を半額以下で提供したり、出店者と協力して半額以下の商品を多数取りそろえた。加えて、複数の店舗で買い物をすると、最大で通常の40倍のポイントを付与するキャンペーンも同時に実施した。

楽天によると、半額になった目玉商品だけでなく、幅広い商品が売れたとしている。特に、新生活に向けた机や椅子などの家具、ロボット掃除機などの生活家電などが好調だった。春物ファッションやスポーツ用品などの売れ行きも良かったとしている。

テレビCMや電車の中吊り広告を展開したことで、新規顧客や休眠顧客への訴求にも成功した。今後もセール時にはテレビCMなどの広告の活用を検討していくとしている。

・楽天株式会社のニュースリリース
http://corp.rakuten.co.jp/newsrelease/2012/0305.html

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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流入元別コンバージョン指標 2012年1月 [インタラクティブマーケティング統計データ by ユニメディア] | Web担当者Forum

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インタラクティブマーケティング統計データ

ユニメディアのマーケティングツール導入企業の各種KPIを統計データ化し、マーケティング担当者が業界水準のCVRとして参考とするためのレポートをお届けする。

目次

現時点のスマートフォンのキャリアメニューと検索結果の関係を探る

2011年の11月度と12月度のレポートでは、PCサイトに対するスマートフォンのアクセス数のデータを発表し、各方面から好評をいただきました。そこで今回から、スマートフォンのアクセスデータを基本データとして毎月取り扱っていきます(今回のデータから、流入種別にdocomo d-menu検索を追加しています)。

まずは、デスクトップPCからのアクセスデータを見ていきましょう。

アクティブユーザーを示す基本指標

UUあたりPV 4.20
セッションあたりPV 3.23

流入元ごとの効果を示す指標

流入比率 直帰率 CV比率 流入別CVR
検索エンジン 18.53% 52.96% 10.78% 1.48%
クチコミ 0.89% 52.52% 0.92% 2.64%
PR 1.72% 45.82% 1.06% 1.57%
リスティング 17.14% 54.09% 1.64% 0.24%
アフィリエイト 0.89% 39.41% 0.71% 1.02%
純広告 0.26% 68.64% 0.10% 0.48%
その他 60.58% 64.26% 84.79% 3.56%
全体 - 58.51% - 平均 2.55%

全体コンバージョン率

ランディングページからのCVR 2.55%
エントリーフォームからのCVR 29.79%

SEM経由のコンバージョン比率

リスティング SEO
単一ワードCV数比率 72.13% 70.48%
複合ワードCV数比率 27.87% 29.52%

SEM経由の単一/複合ワード別コンバージョン率

リスティング SEO
全ワードCVR 0.40% 1.13%
単一ワード流入を母数としたCVR 0.64% 1.24%
複合ワード流入を母数としたCVR 0.35% 1.03%

CGMからのクチコミ流入を示す指標

CGM
CGMからの流入比率 1.04%
CGMからのCV比率 6.57%
CGMからのCVR 4.90%

SEOのロングテール対応状況を示す指標

SEOにおけるランディングページ数 586.67
SEOにおけるランディングページがトップの割合 45.22%

エントリーフォームの流入元別コンバージョン率

SEO 35.31%
クチコミ 29.63%
PR 52.52%
リスティング 35.02%
アフィリエイト 34.15%
純広告 44.74%
その他 23.98%
セッション比率 CV比率 CVR
Yahoo! 46.45% 48.37% 1.54%
Google 41.19% 42.19% 1.52%
Bing 1.50% 2.87% 2.83%
その他検索エンジン 10.86% 6.57% 0.90%
合計値/平均値 100.00% 100.00% 1.48%

主要リスティング別コンバージョン率

セッション比率 CV比率 CVR
Yahoo!リスティング広告 39.62% 30.37% 0.19%
Google AdWords 60.38% 69.63% 0.28%
二社合計値/平均値 100.00% 100.00% 0.24%

PCサイトへのスマートフォンアクセス

デバイス別セッションあたりPV

セッションあたりPV PC 2.68
スマートフォン総合 1.85
Android 2.55
iPhone 1.04
その他
デバイス
1.08

デバイス別流入元効果指標

全流入からの比率 全CVからの比率 流入別CVR
検索エンジン PC 39.13% 21.77% 0.90%
スマートフォン総合 3.04% 0.95% 0.50%
クチコミ PC 0.77% 1.92% 4.00%
スマートフォン総合 0.08% 0.12% 2.23%
PR PC 0.33% 1.25% 3.01%
スマートフォン総合 0.05% 0.04% 1.29%
リスティング PC 2.02% 1.79% 1.43%
スマートフォン総合 0.44% 0.00% 0.00%
アフィリエイト PC 0.32% 1.26% 3.14%
スマートフォン総合 0.06% 0.22% 2.82%
純広告 PC 0.19% 0.05% 0.45%
スマートフォン総合 0.04% 0.00% 0.00%
その他 PC 43.97% 67.16% 2.47%
スマートフォン総合 9.54% 3.48% 0.59%
総計 PC 86.74% 95.20% 1.77%
スマートフォン総合 13.26% 4.80% 0.58%

デバイス別主要検索エンジン別流入比率・コンバージョン率

全流入からの比率 デバイス別の流入比率 デバイス・流入別CVR
Android Yahoo! 8.00% 15.31% 0.52%
Google 39.27% 75.18% 0.83%
Bing 0.01% 0.01% 0.00%
docomo d-menu検索 0.97% 1.86% 1.42%
その他検索エンジン 3.99% 7.63% 2.25%
iPhone Yahoo! 14.33% 41.53% 0.05%
Google 17.68% 51.24% 0.00%
Bing 0.00% 0.00% 0.00%
docomo d-menu検索 0.00% 0.00% 0.00%
その他検索エンジン 2.50% 7.23% 0.00%
その他デバイス Yahoo! 4.97% 37.45% 0.28%
Google 7.58% 57.09% 0.09%
Bing 0.08% 0.57% 3.03%
docomo d-menu検索 0.00% 0.00% 0.00%
その他検索エンジン 0.65% 4.88% 0.00%
スマートフォン全体 Yahoo! 27.30% - 0.23%
Google 64.52% - 0.51%
Bing 0.08% - 2.78%
docomo d-menu検索 0.97% - 1.42%
その他検索エンジン 7.13% - 1.26%

流入元効果指標スマートフォンOS別詳細

全流入からの比率 全CVからの比率 デバイス・流入別CVR
検索エンジン Android 1.59% 0.88% 0.90%
iPhone 1.05% 0.01% 0.02%
その他
デバイス
0.40% 0.05% 0.21%
クチコミ Android 0.04% 0.10% 4.23%
iPhone 0.03% 0.01% 0.63%
その他
デバイス
0.01% 0.00% 0.00%
PR Android 0.02% 0.04% 2.73%
iPhone 0.01% 0.00% 0.00%
その他 0.01% 0.00% 0.00%
リスティング Android 0.29% 0.00% 0.00%
iPhone 0.11% 0.00% 0.00%
その他
デバイス
0.04% 0.00% 0.00%
アフィリエイト Android 0.03% 0.19% 4.97%
iPhone 0.02% 0.01% 0.87%
その他
デバイス
0.01% 0.01% 2.86%
純広告 Android 0.02% 0.00% 0.00%
iPhone 0.02% 0.00% 0.00%
その他
デバイス
0.01% 0.00% 0.00%
その他 Android 1.77% 2.45% 2.23%
iPhone 4.77% 0.95% 0.32%
その他
デバイス
3.00% 0.08% 0.04%
スマートフォン総合 Android 3.76% 3.67% 1.58%
iPhone 6.01% 0.99% 0.27%
その他
デバイス
3.49% 0.14% 0.07%
スマートフォン総合 13.26% 4.80% 0.58%
※全流入及び全CVからの比率は、PC流入/CVを含めた全体からの比率を表示しています。

CVRを見る限りではd-menu検索からの流入はそれなりに高く、スマートフォンユーザーの集客手段として一定の効果が見込めると考えられます。とはいえその流入比率はスマートフォン全体で1%前後、Android単独でも2%弱と、Bingより約1%多い程度であり、アクティブとは言いがたいものとなっています。

一方、auスマートフォンの検索エンジン別流入比率は、本レポートではすべて「Google」に含んでいます。なぜなら、auスマートフォンのポータルサイト「auポータル」の検索窓で検索した場合や、HOME画面に設置された検索ウィジェットからの流入元のURLは次のようになりますが、データでは、このいずれでもない(恐らくはWebからの)Google検索が圧倒的多数を占めているためです。

  • auポータルの検索結果からの流入元
    google.co.jp/m?q=キーワード&client=ms-hms-kddi-jp
  • HOME画面の検索ウィジェットの流入元
    google.co.jp/search?q=キーワード&client=ms-hms-kddi-jp

上記のように、d-menuやauポータルが検索機能付きポータルとしてもう1つ伸び悩んでいるように見える原因として、キャリアメニューがWeb検索やアプリマーケットとうまく差別化ができていないことが想定されます。

d-menuでの検索結果はGoogleとD2Cのリスティング枠と、メニューリストトップのリンクにGoogleの検索結果を加えたもので構成されています。しかし、何かを調べたいユーザーは、各検索エンジンに直接アクセスした方が操作性・視認性も良いと考えられます。また、メニューリストに登録されたコンテンツ自体がアプリではなくWebサイトであるため、アプリを探しているユーザーにも訴求できず、Androidマーケットなどに直行されてしまう可能性は大いにあります。

auポータルの場合もd-menuに似た結果ページを表示しますが、こちらはさらにキーワードが完全一致した場合に、はじめてカテゴリリストや推奨アプリへのリンクが表示される仕様になっています。

auポータル(左)とd-menu(右)で“きせかえ”を検索した画面

たとえば「きせかえ」で検索すると結果内に「auで“きせかえ”と言えば」という言葉とともにきせかえカテゴリへのリンクが生成されますが、「着せ替え」「着せかえ」などではこのリンクが表示されず、Web/アプリ検索とほぼ相似となってしまいます。

このような現状は各キャリア・検索エンジン各社ともシナジーを生めているとは言い難く、今後改善されることが予想されます。しかし、今のところはブラウザ内では1ページとして収まっているものの、内実としては各々独立したサービスで構成されているとも見なせます。

この状況が改善されるまでは、メニュー順位上げなどキャリア向け施策・SEO施策をそれぞれ手堅く行っていく必要があるでしょう。

調査概要

ユニメディアのマーケティングツール「UMAP」導入企業をサンプリング、企業の各種KPIを統計データ化して業界水準のCVRを数値化した

株式会社ユニメディア
株式会社ユニメディア

マルチデバイス時代に沿ったコミュニケーション戦略構築とマーケティングROIの可視化を強みとし、インタラクティブマーケティングを支援する、ソリューションカンパニー。飲食チェーン、不動産、通信、コンテンツプロバイダーなど、様々な業種にて大手企業のマーケティングをサポートしています。

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オリジナル記事:流入元別コンバージョン指標 2012年1月 [インタラクティブマーケティング統計データ by ユニメディア] | Web担当者Forum
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もしも、「NHKオンライン」を解析するなら(後半)[第57回] [有名サイト、かってに解析!] | Web担当者Forum

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この記事を読むのにかかる時間: 約 6.5

誰もが知っている有名サイトをエキスパートレビューしながら、「もし、アクセス解析するなら」どのポイントに着目するかを第三者的な視点から解説。アクセス解析を用いてサイトの改善を行うための仮説構築力を身につけて、自社サイト、クライアントサイトをアクセス解析する際に役立ててほしい。

有名サイト、かってに解析!

毎週・木曜9時は「かってに解析!」。誰もが知っている有名サイトをかってに取り上げ、「もしもアクセス解析をするならば、どこに目をつけるか?」という視点で、サイトの問題点やチェックポイントにあたりをつける方法を解説していく。

前回に続き、「NHKオンライン」を取り上げる。前回、今回と2回にわたり、放送局のサイトを取り上げ、課題の抽出や考察を行うのだが、筆者はNHKやその他の放送局、放送業界の各企業やWebサイトが直面している課題や戦略・戦術を十分に理解しているわけではない。あくまでもどのような点に着目したらよいのかを重視して読んでいってほしい。

「NHKオンライン」の閲覧シチュエーションを想定

「NHKオンライン」のサイト利用シナリオは、次のとおりだ。映画の好きな人が、NHKで放送する予定の映画にどんなものがあるのかを調べ、もし好みの映画がたくさん放送される予定があるのならば、NHKオンデマンドに申し込む、というものだ。

誰が 映画を見るのが好きな人
何の目的で テレビでもっと映画が見たい
具体的には NHKで放映予定の映画を調べ、NHKオンデマンドのサービスを調べる

「NHKオンライン」をエキスパートレビュー!

前回のおさらい

検索エンジンで「NHK」と検索すると、当然だが、「NHKオンライン」が自然検索結果の1位に表示される。ここからサイトに訪問することにした。

「NHKオンライン」をざっと見たところでは、ポータルサイトを意識した作りが目立った。しかし、そもそもの存在意義から考えれば、番組について調べるユーザー、NHKそのものに興味があるユーザーにフォーカスしてしまってよいのではないかと思った。

次に、シナリオに沿って、NHKで見ることができる映画にはどのようなものがあるのか調べてみた。トップページ最上部にある「番組表」をクリックして、「番組表」のページに移動した。このページで、自分の居住エリアの「今日の番組」を一覧表形式で見ることができる。

また、「BSシネマ」という映画専用のページでは、カレンダーをクリックすれば、翌月一杯の放送スケジュールが確認できる。

ここまでの訪問で、NHKでは映画も充実していることがわかった。そこで、過去に放送された映画も見られるかもしれない「NHKオンデマンド」に興味を持ち、調べてみようと思ったところまでが、前回の内容だ。

「NHKオンデマンド」についての詳しい情報を知りたい

NHKオンデマンドは、「過去の放送を見たいだけ見ることのできるアーカイブ的なサービスである」といった大雑把な理解をしている人は多いと思う。実際はどうなのだろうか?

トップページを見る限り、NHKオンデマンドに関するリンクは「NHKオンデマンド ランキング」といった表示が右下にあるだけだ(図4右下の青枠で囲んだ部分)。

図4(再掲):「NHKオンライン」のトップページ
図4(再掲):「NHKオンライン」のトップページ

これをクリックすると、「NHKオンデマンド」のサービス概要の説明ページに行く(図14)。

図14:「NHKオンデマンド」のページ
図14:「NHKオンデマンド」のページ

トップページのリンクに「NHKオンデマンド ランキング」と書いてあったので、ランキングのページに飛ぶのかと思いきや、ランキングのコンテンツは見当たらず、違和感があった

また、「NHKオンデマンド」というサービス名を知らない人は、トップページのリンクには気がつかないと思うので、見逃し番組を見ることができるサービスがあると聞いただけの人がサービスを探すとなると、右上の「受信料」のリンクしか選択肢がないだろう。

ただ、「受信料」をクリックして飛んだ先の「NHK受信料の窓口」のページ(図15)には、地上波と衛星放送の受信料の事にしか触れていないようだ。

図15:「NHK受信料の窓口」のページ
図15:「NHK受信料の窓口」のページ

もっと提供しているサービス全体を解説するページがないと、NHKオンデマンドにそもそも気がついてもらえないのではないのだろうか。しかもこのサービスは、新規で始めたユニークな追加有料サービスなので、加入促進のため単独でもっと目立つところに表示してもよいだろう。受信料をいただく公共サービスとは言っても、遠慮することはないと思うので、しっかりわかるように告知して加入を促すことをするのがよいのではないだろうか

  • NHKオンデマンドのサービス内容をもう少し詳しく知りたい
  • NHKオンデマンドで、どれぐらい過去の映画を見ることができるか調べたい

「NHKオンライン」をエキスパートレビュー!(続き)

NHKオンデマンドのサービス内容をもう少し詳しく知りたい

さて、NHKオンデマンドの説明ページにある、「詳しくはコチラ」のリンク(図14の赤枠で囲んだ部分)をクリックすると、ドメイン名が異なる「NHKオンデマンド」のページ(図16)にたどり着く。

図16:「NHKオンデマンド」。ドメインが「nhk.or.jp」から「nhk-ondemand.jp」に変わっている
図16:「NHKオンデマンド」。ドメインが「nhk.or.jp」から「nhk-ondemand.jp」に変わっている

まず「初めての方へ」(図16の赤枠で囲んだ部分)をクリックすると、「NHKオンデマンドとは」のページ(図17)に行く。

図17:「NHKオンデマンドとは」のページ
図17:「NHKオンデマンドとは」のページ

このページを見ると3つのコースがあるようなので、慎重に検討が必要なようだ。無料会員登録もできるみたいだが(図17の赤枠で囲んだ部分)、その前にもう少し、元のページで調べておこう。

NHKオンデマンドで、どれぐらい過去の映画を見ることができるか調べたい

NHKオンデマンドで過去放映した映画を見れるかどうかが関心事なので、番組検索をしてみて、見たい映画があるのかを確認するのが手っ取り早いだろう。

そこで、図16のNHKオンデマンドのページで「番組検索」(図16の青枠で囲んだ部分)をクリックする。そうすると「番組検索」のページに飛ぶ(図18)。

図18:NHKオンデマンドの「番組検索」のページ
図18:NHKオンデマンドの「番組検索」のページ

ジャンル(図18の赤枠で囲んだ部分)を選択する機能の部分で、「ドラマ/エンタメ」のプルダウンから「映画」を選択(図19の赤枠で囲んだ部分)し、「この条件で検索する」(図19の青枠で囲んだ部分)をクリックした。

図19:「番組検索」のページでジャンルを選択している画面
図19:「番組検索」のページでジャンルを選択している画面

検索結果は「なし」だった。さすがに映画はNHKのコンテンツではなく、放映権を買うのだから権利関係が難しいのだろう。がっかり。

  • 念のため、NHKオンデマンドに無料会員登録しておこう

「NHKオンライン」をエキスパートレビュー!(続き)

NHKオンデマンドに無料会員登録しておく

どうも過去の映画はNHKオンデマンドでは現在楽しめないようだが、近い将来、楽しめるようになるかもしれないので、最後に、無料の会員登録だけはしておこう。

NHKオンデマンドとは」のページに戻って、「会員登録の流れ」(図17の青枠で囲んだ部分)をクリックして見てみた。

図17:「NHKオンデマンドとは」のページ
図17(再掲):「NHKオンデマンドとは」のページ

会員登録の流れ」タブが表示され、会員登録の手順は、図20のように、イラストで説明されている。

図20:「初めての方へ」ページの「会員登録の流れ」タブ
図20:「初めての方へ」ページの「会員登録の流れ」タブ

「番組購入の流れ」(図17の緑枠で囲んだ部分)をクリックして表示される内容は、図21のとおりで、番組購入時に決済方法を選択して購入すればよいみたいだ。とりあえず無料登録すれば、お試し視聴もすることもできるので、無料登録してみたいと思わせられる仕組みだ

図21:「初めての方へ」ページの「番組購入の流れ」タブ
図21:「初めての方へ」ページの「番組購入の流れ」タブ

各所にある「まずは、無料会員登録を!」(図17の赤枠で囲んだ部分や図20の赤枠で囲んだ部分や図21の赤枠で囲んだ部分など)のボタンをクリックすると、新規登録画面(図22)に移動する。

図22:NHKオンデマンドの「新規会員登録」ページ
図22:NHKオンデマンドの「新規会員登録」ページ

名前、ID、パスワード、メールアドレス、性別、生年月日、都道府県などを記入して、規約に[同意する]ボタン(図22の赤枠で囲んだ部分)をクリックすると、確認画面(図23)になる。

図23:入力内容の確認ページ
図23:入力内容の確認ページ

ここで入力内容を確認し、[仮登録する]ボタン(図23の赤枠で囲んだ部分)をクリックすると、仮登録の受け付け完了ページ(図24)になる。

図24:仮登録の受け付け完了ページ
図24:仮登録の受け付け完了ページ

仮登録の受け付けが済むと、すぐに確認メールが飛んでくる。その中のURLをクリックすると、図25のような本登録完了ページが表示される。

図25:本登録完了画面
図25:本登録完了画面

これで登録は終了。登録は非常に簡単に行うことができた。

  • 「NHKオンライン」をアクセス解析的な視点でチェックする際のポイントは?

アクセス解析的な視点でのチェックポイント

最後にアクセス解析的な視点で見るべきポイントをまとめておこう。

  1. トップページでクリックされている場所を確認

    Webサイトの目的が何かという根本的な問題にかかわるが、NHKであれば、確かにポータル的なコンテンツを用意することはできるだろう。しかしISPのサイト(@nifty)を取り上げた第12回でも触れたと思うが、ユーザーが何を求めているのかということに立ち返りたい

    確かに中高年ユーザーにとって、NHKのイメージはニュースということで、意外とニュース系のコンテンツが見られているのかもしれない。これはデータを見てみないとなんとも言えないが、それなりのボリュームがあり、ユーザーが求めているものであることが確認できているのであれば、あえてやめることはないだろう。

    あとは、やはり様々なリンクやナビゲーションの塊があるので、どこがクリックされているのかは、クリックマップやヒートマップなどで表示できるツールなどで確認してみたい。これは現状把握しかできないので、気がつけばもっと利用されると想像できる、「番組表」のリンクなどは、位置や大きさを含めて変更したページでA/Bテストなどをして、ニーズのありそうなリンクの利用を顕在化させるためのテストをやってみたい

  2. 番組表のユーザーテストを行う

    今回は番組表をじっくり見ることはしなかったが、恐らくテレビ局サイトやテレビ番組情報サイトなどではこの番組表がよく利用されるはずだ。チャンネル、日時、番組名など、様々な検索軸があり、毎日利用するようなものでもないので、使い方で少し迷ったりすることもあるだろう。

    ここは実際のタスクを与えて実行してもらうユーザーテストなどを行って、わかりにくいインターフェイス、ナビゲーション、言葉使い、色使いなどのチェックをするのがよいだろう。

  3. サービス案内や支払い手続きのコンテンツの離脱率をチェック

    特に受信料関係のコンテンツは手続きをオンラインでしてもらうようなものも多数あった。NHKオンデマンドの無料会員登録はそれほど面倒な部分もなかったが、支払い手続き系のコンテンツも含めて、途中で断念する割合が多くないか、各ステップでの離脱率などは見ておきたいポイントだ

  4. 番組紹介コンテンツのカテゴリー分けやリンク構造の最適化のために

    今回はそれほど多くのページを見て回らなかったが、番組は多く、コンテンツも多彩だ。どのカテゴリーのコンテンツが見られているのかは基本だが、そこからカテゴリー分けや、リンク構造の最適化などを考えるヒントにしたい

    各番組のコンテンツはそれぞれの世界観が違うためか、同じNHKのサイトに見えないというか統一性がないコンテンツも多いのは仕方がないことかもしれないが、番組によっては、例によってスキップボタン付きのFlashコンテンツもけっこう目についた。スキップボタンの利用が多いかどうかなどが把握できるようにしておくとよいだろう。アニメーションや動画がすべてダメだとは言えないが、ユーザーが求めてないものであれば、過度なアニメーションや動画表現は避けるようにしたい。

    あと複数のサブドメインを利用しており、どのようなURL構造になっているのか掴みにくいが、アクセス解析もURL構造がわかりにくいとデータの整理がしにくいので、その辺りは気になった

◇◇◇

さて、約1年のあいだご愛読いただいたこの連載も、今月(2012年3月)いっぱいをもって終了することになった。2012 年4月からは、新たにGoogleアナリティクスの解説を行う連載を始める予定なので、ぜひ期待していただきたい。

衣袋教授の丸2日でアクセス解析を徹底的に学ぶ講座アクセス解析ゼミナール」を2012年4月17日と4月24日に開催します。主催はアクセス解析イニシアチブ。3月内申込みで早割あり。 → http://a2i.jp/activity/training

衣袋 宏美

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社インターネット視聴率センター長を経て、2000年ネットレイティングス入社視聴率サービス立ち上げに参画、2006年ネットレイティングス社フェローに就任。株式会社クロス・フュージョン代表取締役。またデジタルハリウッド大学院客員教授、米Web Analytics Association会員、アクセス解析イニシアチブ副代表。

著書など:
Web担当者Forumでの連載:
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トランスコスモス、「Facebook」キャンペーンがスマートフォン、タブレットに対応 [ニュース] | Web担当者Forum

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ITアウトソーシングサービスのトランスコスモスは、同社の「ソーシャルメディアプロモーション支援サービス」で「Facebook」キャンペーンがスマートフォン、タブレット端末に対応した、と3月14日発表した。機器別にキャンペーンを構築する必要がなく、1種類のテンプレートでキャンペーンを構築すると、パソコン、スマートフォン、タブレット端末それぞれから参加が可能になる。

提携している米国のソーシャルメディアマーケティング会社、Wildfireが開発したテンプレートを活用する。テンプレートは、懸賞、ギャラリー、クーポン、登録フォームなどがあり、短期間に低コストで構築できるという。Wildfireは25万件のキャンペーン実績があり、Wildfireに教育を受けたトランスコスモスの担当者がキャンペーン構築、カスタムデザイン、分析などを提供する。

トランスコスモス
http://www.trans-cosmos.co.jp/

ソーシャルメディアマーケティング・プロモーション支援サービス
http://www.trans-cosmos.co.jp/digitalmktg/social/promotion.html

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SAS、マーケティング業務ソリューション「Marketing Operations Management」を提供 [ニュース] | Web担当者Forum

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ビジネス分析ソフトのSAS Institute Japanは、マーケティング業務の統合的な管理と最適化を可能にするソリューション「SAS Marketing Operations Management(マーケティング・オペレーションズ・マネジメント)」の先行提供を3月15日に始めた、と同日発表した。マーケティングでの業務プロセスの統合、予算配分と実行管理、デジタルコンテンツの管理、マーケティングの効果測定・分析などの機能がある。

マーケティング予算の計画・登録や現場での費用支出の登録が容易にでき、売り上げの実績データを取り込むことで、マーケティングの投資対効果の管理が可能になるほか、キャンペーンの際の承認プロセスを管理し、迅速な実施につなげる。キャンペーンのコンテンツは広告代理店と共有して一元管理でき、各方法でのキャンペーンの整合性を確保する。SaaS型式のため、短期間の小規模での利用も可能。

SAS Institute Japan
http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/

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ガイアックス、「Facebook」向け「Fantastics懸賞アプリ」がスマートフォンに対応 [ニュース] | Web担当者Forum

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ソーシャルメディア関連事業のガイアックスは、同社の「Facebook」向けのキャンペーンアプリASP「Fantastics(ファンタスティクス)懸賞アプリ」がスマートフォンに対応した、と3月15日発表した。ユーザーの利便性が向上し、移動中や空き時間にも懸賞キャンペーンへの参加が可能になり、従来以上に参加者の獲得が見込める。インストール不要のスマートフォン用サイトのため、参加が容易だという。

キャンペーン画像や懸賞タイプのカスタマイズは、パソコン版と同様に管理画面ででき、懸賞タイプには、共同参加型、確率アップ型や、キャンペーン後のマーケティングに活用できる住所を取得する資料請求型、サンプリング型などがある。Fantasticsは、ガイアックスのFacebookマーケティング支援サービスの統一ブランドで、Facebookアプリのレンタルや解析サービスを展開している。

ガイアックス
http://www.gaiax.co.jp/jp/

Facebook活用支援サービス
http://solution.gaiax.co.jp/socialmedia/

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トランスコスモス、「渋谷ソーシャルメディアセンター」を開設し企業向け運用サポート開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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ITアウトソーシングサービスのトランスコスモスは、ソーシャルメディアの運用を専門に行う「渋谷ソーシャルメディアセンター」を同社オフィスビル内に3月14日開設し、同日から業務を開始した。

ソーシャルメディアセンターでは、ソーシャルメディアを活用する企業向けに、ソーシャルメディアへの投稿、ユーザー投稿への回答・サポート、要望や話題・苦情の監視など、運用全般にかかわるサービスを提供する。また、広告企画や調査・分析などの付加価値サービスもあわせた業務ノウハウを集約し、トランスコスモスの他拠点で提供する関連サービスを統括する役割を担う。

同社では2011年5月の「ソーシャルメディア運用サポートサービス」開始以来、コールセンターやWebサイト運用で培ったノウハウをもとに、ソーシャルメディアにおけるコミュニケーション設計や運用、監視、分析などのサービス提供。渋谷センターには、企業向けサポート業務を通じ、さまざまな業界業種に精通したコールセンターサービス部門のメンバーと、広告プランニングやWebサイト戦略、キャンペーン設計など、マーケティングを専門に提供するデジタルマーケティングサービス部門のメンバーを設置。あらゆる分野の企業に、エンゲージメント運用からサポートサービスまでを提供する。

渋谷センターのメンバーは、「ファシリテーター」として話の流れをコントロールする役割を担い、企業のブランド力を高め、ユーザーから必要な情報を引き出すための設計・ライティングを行う。また、チーム化したことで、ソーシャルメディア運用の問題点である俗人化を防ぐとともに、多種多様な業界の業務を経験することで、ファシリテーターのスキルアップを推進していくという。渋谷センターで得た知見は、全国の同社コールセンターやオンサイトでの新規事業構築支援、設計、教育などにも活かされるという。

ソーシャルメディアセンターの「ソーシャルメディア運用サポートサービス」参考価格
  • ソーシャルメディア運用(投稿代行、監視):15万円(月額)~
  • キャンペーン構築・運用:150万円(1キャンペーン単位)~
  • アクティブサポート:60万円(月額)~
渋谷のトランスコスモス本社ビル内に設置されたソーシャルメディアセンター

トランスコスモス
http://www.trans-cosmos.co.jp

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KDDIがドラマ登場の「リアル『恋パン』」をEC 売上目標は300万円 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

KDDIは2月27日から、自社配信の動画サービスや、ケーブルテレビで放映しているオリジナルドラマに登場するパンのネット販売を始めた。番組や番組ホームページ、ケーブルテレビ加入世帯向けに配布する冊子などで集客する。番組プロモーションの一環。4月15日までの期間限定販売で、売り上げ目標は約300万円。

商品名は「リアル『恋パン』セット」。総合通販サイト「la Select」(ラ・セレクト)で販売する。4種類のパン10個を1セットとし、価格は2980円(税込)。パンメーカーと組み、メーカーの工場で焼きあがったパンを冷凍し、工場から顧客に直送する。

ドラマ「恋する私のベーカリー」は、ジュピターテレコムの100%子会社ジュピターエンタテインメントが放映するチャンネル「LaLa TV」(ララ・ティービー)で放送。全5話で、昨年12月に上演した同名の舞台に続くストーリー展開となっている。

KDDIが提供する動画配信サービスでは、同ドラマの特別版を放映している。

・リアル「恋パン」セット
http://auselect.auone.jp/special/kddi/koipan/

・au直営暮らしのセレクトショップ「la Select」
http://auselect.auone.jp/kddi/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

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制作会社の人がやってしまいがちなSEO基本中の基本のミス など10+2記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

今週のピックアップ

制作会社の人がやってしまいがちなSEO基本中の基本のミス
★★★☆☆ SEO初級者は要チェック (SEO Imagination!)

SEOに重要な基本的要素で、ウェブ制作会社が大切なことを見逃して失敗しがちなことを指摘した記事。Webディレクターとしてサイトの制作に携わっていたときに発見したというもので、次の4つの失敗パターンを挙げている。

  1. titleタグにキーワードを入れない
  2. titleタグやmeta descriptionの重複を気にしない
  3. robots.txtやsitemap.xmlを設置しない
  4. デザインを優先して隠しテキストを使ってしまう

1つ目と2つ目は実際に多いと筆者も実感している。SEOとしては基本中の基本であるし、titleタグにキーワードを入れることと各ページにユニークなtitleタグとmeta descriptionタグを設定することは、ユーザーにページの内容を伝えるうえでも重要だ。

3つ目のrobots.txtとXMLサイトマップは大切ではあるが必須ではない。robots.txtはクロールをブロックするページがなくてファイルを設置しなくてもいい(または空っぽのrobots.txtを設置しておく)。XMLサイトマップは送信するに越したことはないが、現在のグーグルにはSEOに必須だとまでは言えない

4つ目は生半可にSEOを知っている状況で犯しやすい過ちだ。「検索エンジンを意識してページにキーワードを記述するのだがユーザーには見せないようにしておく」ことは、ガイドライン違反であることを認識しておこう。

このコーナーの読者にはSEOに取り組み始めたばかりのウェブ担当者もいることだろう。ここで取り上げた以外にも重要な基本項目はあるとしても、1つ目と2つ目、4つ目は確実に押さえておこう。3つ目はそれぞれの目的と設定方法を理解しておきたい。

日本語で読めるSEO/SEM情報

検索キーワードが隠される(not provided)日本でも増加、SSL検索の本格導入で
★★★★★ 「キーワード取得不可」を表す (Google Japan Blog)

検索マーケ担当者やアクセス解析担当者を悩ませる、検索キーワード「not provided」の勢力が、日本でも拡大してきた。グーグルが、英語圏と同様に日本でもSSL検索を導入したのだ。

グーグルはGoogle.co.jp(日本向けグーグル)でウェブ検索をした場合に、グーグルアカウントにログインしているユーザーでは自動的にSSL検索になるようにしたことを発表した。このSSL検索は昨年10月に米グーグル(Google.com)で導入されたもので、今回すべての国と言語のグーグル検索に適用された形だ。

(not provided)

SSL検索が適用されたグーグルからの自然検索のトラフィックに関しては、アクセス解析ツールで分析しづらくなる。具体的には、グーグルの検索エンジンから来たことはわかるが、どんなキーワードで検索してサイトにたどり着いてきたかは調べられなくなるのだ。Googleアナリティクスでは検索キーワードで「(not provided)」としてレポートされる(詳細はこちらの記事を参照)。

グーグルは、SSL検索の影響は10%未満だろうと予測していた。自動的にSSL検索になるのはグーグルアカウントにログインしているユーザーだけだからだ。しかし実際には、サイトの種類によっては10%をはるかに超えることもある。SSL検索のデフォルト化が発表された3月6日から1週間の筆者のブログにおけるグーグル自然検索のnot providedの割合は、実に30%を超えている。Web担のサイトでは25%弱だったそうだ。サイトの性質から考えると、どちらのサイトもグーグルアカウントに常時ログインしているユーザーが多そうに思える。

SSL検索は、ユーザーの立場からするとプライバシーがより保護されるため歓迎できる。しかしウェブ担当者の立場からすると、キーワードが解析できなくなることは、かなり大きなデメリットとなってしまうのが悩みだ。

「not provided」で失われたキーワードを復元する方法
★★★☆☆ グッドアイディアだけど推測 (運営堂ブログ)

グーグル検索のSSL化によってGoogleアナリティクスで取得できなかった検索キーワードを取り戻す方法を、運営堂ブログさんが編み出した。

「not provided」のランディングページを調べ、そのページのコンテンツから検索キーワードを推測するというものだ。

ある程度の手がかりはつかめるかもしれない。とはいえ、そのページにトラフィックを呼ぶキーワードが限られていて容易に想像できれば有効な手段であるが、1つのページに数百のロングテールキーワードでトラフィックを集めるサイトではこの方法はうまく働かない。

一方カグアさんは、もう1歩進んだ分析としてグーグルウェブマスターツールとExcelの関数を使った方法を紹介している。Googleアナリティクスで取得てきなかった具体的なキーワードが分かる。しかしそれとて失われたキーワードを100%復元できるわけではない。

やはりnot providedは、ウェブ担当者には痛恨の一撃だ

グーグルウェブマスターツールとGoogleアナリティクスを使うとペナルティを受けやすい?
★★★★★ そんな馬鹿な (無料SEO対策のススメ)

グーグルウェブマスターツールやGoogleアナリティクスは、情報がグーグルに漏れてしまうから使わないほうがいいのですか?

こんな質問に対する回答を竹内氏が記事にしている。

結論としては、「使わないほうがいい」なんてことはまったくなく、ウェブマスターツールもアナリティクスも絶対に使うべきツールである。

この質問を抱いた理由というのが「Googleに不正がバレる」からというのだ。こんな思考のSEOこそが「終わっている」だろう。竹内氏も次のように言っている。

もうGoogleにバレないようにSEO対策するという考え方がNGだと思っています。

ウェブマスターツールやアナリティクスでしか得られないSEOに役立つ情報がごまんとある。不正によるリスクをかかえつつ、有用なツールを利用できないサイトを運営するなどということは馬鹿げているとしか思えない。

とはいえ実際に、「グーグルに情報を漏らさないために、ウェブマスターツールやGoogleアナリティクスを使うべきではない」とアドバイスするSEO業者やコンサルタントが存在する。こういうことを言うということは、その人はスパムを行いグーグルを敵にしている証拠なので、もしかしたら「使わないほうがいいですか?」と聞くのはいい判断方法かもしれない。まっとうSEOサービスを提供できないだろう相手を見つけられるのだから。

“最新”のグーグルSEO 5か条
★★★★☆ 正確には“いつでも通用する”SEO (パシのSEOブログ)

パシのSEOブログの竹内氏が「今のグーグルのSEOで大切だと思うこと」と題して次の5項目について語っている。

  • 意味ある被リンクを増やす
  • Googleに見られても問題ないリンク元を作る
  • 成果を焦ってリスクを取り過ぎない
  • 特定のキーワードに依存しない
  • ユーザーに好まれるサイトにする

「SEOテクニック的な話ではなく、精神論的な話になっていきます」と断っているが、どれも理解して実践できないとSEOに成功しない考え方ばかりだ。ぜひとも読んでほしい。

竹内氏は「それでもまだ大半の人が、『何言ってんのお前!?』と感じると思います」と書いているが、そんなふうに反応する人こそが「何言ってんのお前!?」の対象になるのだろうと筆者は思う。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
・スパムだらけの無料ホームページサービスは全体がインデックス削除されるかも
・meta keywords/description タグが検索順位に与える影響
・デスクトップとモバイルで1つのURLを使うことをBingも推奨
・マルチチャネルの有料検索が3つに分類
・グーグル プレイスページの情報変更にかかる時間 SEO Japanの掲載記事からピックアップ
・Googleパンダアップデートの1周年を記念したインフォグラフィック
・SEO vs ユーザビリティを超えた情報アーキテクチャ

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

スパムだらけの無料ホームページサービスは全体がインデックス削除されるかも
★★★☆☆ 提供者も利用者も要注意 (Google Webmaster Central Blog)

無料のブログサービスやホームページスペースで、そのサービスを利用しているサイトに自動生成されたようなスパム的なものが大量に公開されている場合、そのサービス全体をまとめて検索結果に表示させないようにする場合があることを、グーグルは公式ブログで告知した。

原則として個別にスパムサイトを判断するように努力するものの、個別に対処しきれない場合には、スパムの温床となっているサービスを根本から絶ってしまおうという処置である。

つまり、あなたが健全で良質なサイトを運営していたとしても、対象となったサービスを利用していれば、あなたのサイトも巻き添えでインデックスから消えてしまうのだ。

日本では定番となっている無料ブログも、今後はひょっとすると対象になるようなことがあるのかもしれない。無料のホームページスペースやブログを提供している立場であれば、スパムに利用されることがないように監視を怠ってはいけない。また利用する側としては、他の利用者が不正なサイトを公開していないことを入念に確認してから使うようにしよう。

ちなみに無料ホームページを悪用したスパムの例としてポーランドのサービスで一晩のうちに大量に作られた日本語サイトが挙げられているが、グーグルでこういったことが実際に問題になっているわけではないようだ。

meta keywords/description タグが検索順位に与える影響
★★★★☆ もう一度おさらい (Matt Cutts(mattcutts) on Twitter)

meta keywordsタグなどのmetaタグは重要ですか?

グーグルのマット・カッツ氏がツイッターで上の質問を尋ねられ、次のように回答した。

meta keywordsは使っていない。
でもmeta descriptionタグはスニペットで使うことがある。

グーグルはかなり以前からmeta keywordsタグをランキングの指標として使わなくなっている。記述してももちろん構わないが、グーグルでの検索順位を上げる効力はゼロだ。

meta descriptionタグは、ランキングに何の影響もないのはmeta keywordsタグと同様だ。しかし、検索結果で各項目のタイトルと一緒に表示される説明文(スニペット)に利用されることも多いため、meta descriptionには各ページの内容に沿ったユニークな内容を書くことが推奨される。

とはいえ、meta descriptionタグの記述がスニペットに使われない状況がここ最近は増えているのも事実だ。ページ内の複数の部分のテキストから抽出してグーグルがスニペットを形成することが多くなっていると筆者も感じている。

デスクトップとモバイルで1つのURLを使うことをBingも推奨
★★★☆☆ レスポンシブWebデザインが主流になるのか (Bing Community Webmaster Center Blog)

Bingのシニア・プロダクト・マネージャのデュアン・フォレスター氏は、デスクトップ向けページとモバイル向けページを別々に提供しているときでも、同じ1つのURLを使うことが好ましいと、公式ブログで説明した。

URLを1つに構成することの大きなメリットは次の3つだとしている。

  • URLに張られたリンクの評価を統合できる。モバイルページにはリンクが張られにくい。
  • 検索エンジンがサイトをクロールする際のリソースを無駄にしなくて済む。特に大規模なサイトではデスクトップ向けとモバイル向けの両方のURLをクロールしなければならず、ネットワークの帯域も節約できる。
  • 構築、管理がしやすい。

何に重きを置くかにもよるので、1つのURLを使うというやり方がどんな状況でも絶対的に優れているとは言えない。とはいえ、今後の主流としては、レスポンシブWebデザインを採用するなどしてURLを1本に絞るのが良さそうな気配だ。

マルチチャネルの有料検索が3つに分類
★★☆☆☆ 広告タイプを識別可能に (Google Analytics Blog)

Googleアナリティクス マルチチャネルの基本チャネル一覧

Googleアナリティクスのマルチチャネルで定義される基本チャネルが改良された。

特筆すべきは、有料検索が3つに分割されたことだ。いままでは一括りだった有料検索は以下の3つに分類される。

  • 有料検索: アドワーズの検索連動広告など
  • ディスプレイ: アドワーズのディスプレイ広告など
  • 他の広告: その他の種類の広告

何を基準にしてチャネルが分類されるかの詳細はヘルプを参照していただきたい(この記事を書いている時点では日本語ヘルプはまだ更新されていない)。

複数タイプの広告を利用してサイトをプロモーションしているサイト管理者には、より細かなアトリビューション分析が可能になるだろう。

グーグル プレイスページの情報変更にかかる時間
★★★☆☆ 現時点での話で改善の可能性あり (Google Places Help Forum)

グーグルプレイスに登録したプレイスページの情報を更新した場合に、その更新が反映されるまでにかかる時間をグーグルの社員が英語版公式ヘルプフォーラムで説明した。

数日で更新される情報
  • 新規に確認したリスティング
  • 会社名/店名
  • 住所
  • 電話番号
  • ウェブサイトのURL
  • マーカーの移動
  • 説明
  • カテゴリ
約1週間で更新される情報
  • 写真
  • 動画
解決するまでに数週間かかる情報
  • リスティングの統合
  • 重複したリスティング

更新にかかる時間はヘルプでは曖昧にしか書かれていない。

写真やリスティング全体の削除も含め、既存のリスティングの更新には最大 2 週間かかります。この処理は自動化されており、応対を個別に早めることなどはできませんのでご了承ください。

自分の会社や店舗をグーグルプレイスに登録しているウェブ担当者はどの情報の更新にどのくらいの時間がかかるのか知っておけばやきもきしなくて済みそうだ。

SEO JapanSEO Japanの掲載記事からピックアップ

パンダアップデートを描写したインフォグラフィックと情報アーキテクチャの概要をまとめた記事を今週はピックアップ。

鈴木 謙一

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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ソフトバンク・ペイメント・サービス、技術支援サイト「デベロッパーコンソール」開設 [ニュース] | Web担当者Forum

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決済代行のソフトバンク・ペイメント・サービスは、オンラインビジネスのシステム開発者向けの決済システム技術支援サイト「デベロッパーコンソール」を開設した、と3月16日発表した。これまで同社が提供した約1万5000店の決済ソリューションの実績から蓄積したシステム構築の事例、ノウハウを紹介する。同社のサービスを利用していなくても会員登録することで閲覧が可能になる。

デベロッパーコンソールは、決済システムとサービスサイトを連携させる具体的な方法や、システム構築で必要な技術情報、事例を掲載。検索機能、FAQの利用によって目的の事例が容易に見付かり、サービスサイトを初めて立ち上げる場合でも決済システムの導入が理解できるという。トライアルツールも用意し、同社の決済システムと自社のシステムを連携するための開発作業が軽減できる。

ソフトバンク・ペイメント・サービス
http://www.sbpayment.jp/

デベロッパーコンソール
http://developer.sbpayment.jp/

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マクロミル、「2012年Facebookに関する調査」で楽しみ方は友達の近況チェックが最多 [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネット調査のマクロミルは、「Facebook」利用者の実態を調べた「2012年Facebookに関する調査」の結果を3月15日発表した。友達の近況チェックや昔の友達を探すことを楽しみ、友人の投稿に「いいね!」をしたくなる内容は食べ物が最多だった。商品・サービスに関しては、半数近くがFacebookをきっかっけに興味を持ったことがある、と答えたが、企業・団体のFacebook上でのキャンペーンを挙げたのは1割程度と少なかった。

調査は、全国のFacebook利用者を対象にインターネットで2月16、17日に実施。500サンプル(男性309、女性191)を集めた。Facebookで楽しんでいること(複数回答)は、友達の近況チェックが65.2%と最も多く、次いで昔の友達を探す54.8%、自分の近況報告41.4%、写真の投稿32.2%と続いていた。利用頻度は半数以上が1日1回以上で、1日の平均利用時間は19分だった。「いいね!」をする友達の投稿の内容(同)は、食べ物(料理・飲食店)51.6%、旅行49.9%の順となった。

Facebookを機に商品やサービスに関心を持ったことがある層は、計47.0%。友達の投稿(シェア)の31.4%が最多で、以下、Facebookの広告19.8%、企業・団体の投稿(シェア)11.8%。企業・団体のキャンペーンは11.2%だった。興味・関心を持ったサービス(複数回答)は、レストラン・グルメ33.6%、食品・飲料・嗜好品26.4%、生活雑貨26.0%、家電製品・パソコン25.5%、本23.4%。半面、全体の53.0%は、興味・関心を持ったことがない、と答えた。

マクロミル
http://www.macromill.com/

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【プレゼント】『アジャイル・ユーザビリティ』お手軽ユーザビリティテストの計画・設計・実践の書 [読者プレゼント] | Web担当者Forum

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ユーザビリティテストをWebデザインやソフト開発の現場で実施したい、そんな方のために、具体的な手法を解説した書籍『アジャイル・ユーザビリティ』(オーム社)を3名様にプレゼントいたします。

「ユーザビリティテストをプロに頼むには時間も予算も厳しい。でもリサーチの専門知識や経験はない……」そんなあなたにオススメ。本書では、DIY(Do-It-Yourself)方式で、手軽にユーザビリティテストを実践するため手法を収録。本書片手にユーザビリティテストを実践してみましょう。

内容の一部は、無料サンプル版としてWebで公開されているので、気になる方は今すぐチェック!

『アジャイル・ユーザビリティ
ユーザエクスペリエンスのためのDIYテスティング』

アジャイル・ユーザビリティ
  • 樽本 徹也 著
  • 定価:2,200円+税
  • ISBN:978-4-274-21160-7
  • 発行:オーム社
時代はUXへ お手軽DIYユーザテストで
UXの向上ができる!

アジャイル開発やリーンスタートアップの拡がりを背景として、UX(ユーザエクスペリエンス)の分野でも高速で低コストかつ“軽い”手法=ゲリラリサーチが重視されるようになりました。その代表的な手法が「DIYユーザテスト(ユーザビリティテスト)」です。

本書はDIYユーザテストを開発やデザインの現場で実践するための書です。リサーチの専門的な知識や経験がなくても、本書を片手にDo-It-Yourself方式でテストを実施できるような内容となっています。

著者の前作『ユーザビリティエンジニアリング』と同様、豊富な実務経験に基づいたノウハウが詰まった必読の書です。

目次
  • Chap.1 ユーザエクスペリエンスの時代
  • Chap.2 ユーザテスト入門
  • Chap.3 リクルートとテスト設計
  • Chap.4 実 査
  • Chap.5 分析と再設計
  • Chap.6 UCDを超えて

応募要項

  • 応募締切:2012年3月23日(金)23:59
  • 当選者数:3名様
  • 応募方法:下記応募フォームに必要事項をご記入して応募をお願いします。当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
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[ユーザー投稿] 2012年4月4日(水) 開催!アルトビジョン、コードスタート共催セミナー『ソーシャルメディア・スマホ時代の販売促進戦略』~購買行動の変化に対応した最新の実店舗向け販促手法×実践メールマーケティング~ | Web担当者Forum

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※この記事はWeb担の読者によって投稿されたユーザー投稿のため、Web担編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、Web担編集部はこの内容について正確性を保証できません。

本セミナーは、『ソーシャルメディア・スマホ時代の販売促進戦略~購買行動の変化に対応した最新の実店舗向け販促手法×実践メールマーケティング~』というテーマで、国内外の最新事例をもとに、今後、マーケティング担当者が押さえておくべき顧客接点の持ち方と販促手法、メールを活用したコミュニケーション戦略をご紹介します。
■株式会社アルトビジョン:メールコミュニケーションについて戦略立案から、クリエイティブ制作、配信システム提供、配信代行、効果検証まで統合的にサービスを提供。
■株式会社コードスタート:バーコードを用いたオンラインショッピングプラットフォーム「ショッピッ!」の運営、「ショッピッ!」の技術を活用したスマートフォンアプリの企画・開発を行う。

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Web制作会社の人がミスしがちなSEOの基本/人気記事ランキング2012-3-10~3-16 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum

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アクセス数上位ランキング

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任天堂 通販サイトを閉鎖 「Wiiの間」の広告収入低迷で [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

任天堂は4月30日、据え置き型の家庭用ゲーム機「ニンテンドウWii(ウィー)」を使ったネット通販を終了する。ネット通販や動画配信サービスなどを手掛けてきたオンラインサービス「Wiiの間」を、広告収入の低迷で閉鎖するため。

「Wiiの間」は09年5月、「クライアントの商品を動画でPRする、新しい形の広告サービス」(広報部)としてスタートした。

09年11月に動画配信サービスを開始、10年11月にショッピング機能を追加した。伊勢丹や千趣会などが出店し、アパレルや生活雑貨、食料品などを販売している。

「Wiiの間」の利用者数は累計811万人。広告収入が主な収益源だったが、「リーマンショックや東日本大震災の影響などで広告収入が低迷し、サービスを続けられなくなった」(同)と話している。

・Wiiの間
http://www.wiinoma.co.jp/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

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