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企業サイトのスマホ“対応”とその一歩先の“最適化”とは?【レポート】 [イベント・セミナー] | Web担当者Forum

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「企業サイトのスマホ対応」をテーマに、Web担当者Forumとミックスネットワークの共催セミナーが2月22日に東京で開催された。会場では、Webサイト制作に携わる3人のプロフェッショナルが登壇し、スマートフォン市場やスマートフォン対応の最新情報を惜しみなく披露してくれた。本レポートではその模様を詳細に報告する。

【レポート】企業サイトのスマホ“対応”とその一歩先の“最適化”とは?会場様子

スマートフォン対応の重要性と、レスポンシブ・Webデザイン

キャリアからガラケーが消え、ケータイ=スマホ時代に突入

たにぐち まこと氏
株式会社エイチツーオー・スペース たにぐち まこと氏

「スマートフォン対応の重要性と、レスポンシブ・Webデザイン」と題し、最初に登壇したのは、Web制作会社エイチツーオー・スペース 代表取締役として、スマホ対応の最前線で活躍するたにぐちまこと氏。Web制作に関するセミナーイベント「CSS Nite」において、2011年のベストスピーカーを受賞しており、トークの巧みさも高く評価されている。

たにぐち氏はまず、「復習」と位置づけて、最近のスマホ市場の動向をデータで紹介した。いくつかの調査会社の発表によると、2011年のスマホの利用率は約20%前後とされており、2011年末の出荷台数ベースでは、携帯電話市場の43%以上がスマートフォンで占められている。このあたりの数字は、おそらく多くの参加者が共通して認識しているだろう。

とはいえスマホがはやっているのは大都市圏が中心。実際に今でも8割ぐらいはガラケー利用者なのだから、「ガラケー対応はまだまだ重要ではないか」と考えるかも人もいるだろう。しかし、ガラケー利用者が多数を占めている今の状況は、ユーザーのニーズとは関係なく、キャリア側の事情によって早晩終止符が打たれることになるという。

キャリア各社の2011年~2012年冬春モデルを見ると、各社ともラインアップの柱はスマートフォン。auにいたっては、ガラケーが1機種もありません。つまり、利用者ニーズに関係なく、キャリアからガラケーが出なくなっているのです

こうした状況は20年ほど前、Windowsがシェアを広げ始めた時期によく似ているという。日本ではWindowsが普及したことで、国産の独自アーキテクチャを持つPCはすべて駆逐されてしまったが、モバイルの世界でも同じことが起こりつつある。「数年後にはガラケーはなくなり、携帯電話の100%がスマートフォンという時代が来るのではないか」と、たにぐち氏は予測する。

続いてたにぐち氏は、スマホがモバイル市場だけでなく、ユーザーの行動まで変えてしまうことを示すデータをいくつか紹介した。従来の携帯電話で最も使われていた機能は「音声通話」だ。しかし、スマホでよく利用される機能の上位はWeb閲覧やメールなどであり、音声通話はトップ10にも入らない。しかも、3割近くの人はスマホでは音声通話をしない状況にある。その代わり、1日に5回以上検索したり、Twitterに投稿したりするスマホ利用者は、ガラケーの2~3倍に上っている。

つまりスマホ利用者は、ガラケー利用者に比べてネットに対してアクティブだと言えます。そしてWeb閲覧やSNS利用時に、いちいちPCを起動する必要はなくなっていることが、ユーザーの利用スタイルから見て取れる。実際に若い世代や女性の非PC化は加速しています。今後はガラケーだけでなくPCも、スマートフォンに置き換えられてしまうかもしれないのです。その意味でも、サイトのスマホ対応は、PCサイト以上に重要だと考えています

「動き」のあるスマホサイトは過去のもの
シンプルなサイトへと回帰した理由とは

このようなモバイル動向を踏まえて、たにぐち氏のセッションは本題である「Webサイトのスマホ対応」へと移った。まず「2011年までのお手本」として例示したのが、12年1月まで公開されていたYahoo! JAPANのスマホサイトだ。

PCのWebサイトは、リンクでページを移動させるのが基本です。一方、スマホサイトはカルーセル(画像をスライドして表示)やスライドアップ(タッチしてメニューを表示)、タブの切り替えなどを用いて、その場でさまざまな動きをさせます。いわば3次元的なデザインが“一般的でした”。過去形でお話しするのは、このような動きを意識したデザインは、過去のものになると考えられるからです

ではこれからのスマホサイトは、どのようになっていくのだろうか。たにぐち氏が紹介したのは、やはりYahoo! JAPANのスマホサイトだ。2012年2月にリニューアルした現在のYahoo! JAPANのサイトは、今後のスマホ対応の方向性を示しているという。

リニューアル後のサイトでは、カルーセルやスライドアップがなくなり、非常にシンプルな作りになりました。時代に逆行しているのではと一瞬考えてしまいますが、実はそうではありません。リニューアル時のYahoo! JAPANのリリースにも記載されていましたが、機能性を損なわずに表示速度を高速化したことが重要なポイントになります

動きのあるスマホサイトは、最初のうちは新鮮なユーザー体験を提供できる。しかし、その「動き」を実現するためには、表示速度が犠牲となり、機種依存も激しくなってしまう。ユーザーはいずれ「動き」に慣れ、飽きるだろう。すると新鮮な体験を与えていた「動き」が逆に、「重たい」「(機種によっては)見られない」という不満へと変わってしまう。だからこそYahoo! JAPANは、「非常にシンプルな作り」のサイトへと、いわば回帰したわけだ。

Android端末のシェアが半数を超えた今、iPhoneで動けばそれでよしとする考え方は成り立たない。一方で、Android端末は画面解像度や操作体系、JavaScript対応などが機種によって異なるうえ、OSのバージョンがいくつもあり、ブラウザもさまざまだ。端末とOS、ブラウザの組み合わせによって、少なく見積もっても1,000パターン以上に上ると見られる動作検証作業を行うのは、はっきりいって無理があるだろう。シンプルで機種依存性の低いサイト設計には、動作検証作業を簡略化し、「見られない」というリスクを極力抑えるメリットがある。

スマホ対応ではJavaScriptが重要なテクノロジーになる

そして新しい機種が次々とリリースされる今、注目されているのがレスポンシブWebデザインというデザイン手法だ。レスポンシブWebデザインとは、ブラウザの解像度の違いに合わせて、サイトを自動的に最適化表示させる手法。デザインの制御は、CSS3のメディアクエリという機能を用い「解像度が320ピクセル以下のときはこのCSSを読み込んでください」といった形でCSSを切り替えて行う。解像度にあわせてレイアウトが変わるため、端末ごとの画面サイズを気にする必要はない。HTMLソースは1つなので、メンテナンスも楽になる。

しかし、欠点もあるという。一度すべてのソースや画像を読み込み、CSSによる制御で不要なソース・画像を隠すという表示方法になるため、データ転送量が増え3G回線下などでは表示が遅くなってしまう場合がある。この問題点を解決するには、「モバイルファースト」という発想で、Webサイトを設計することがポイントだと、たにぐち氏は力説する。

今までのレスポンシブWebデザインは、PCサイトがあり、そこからどの情報を隠してスマホで見せるか、という発想でした。しかしこの考え方では、表示されない余計なデータまで読み込ませることになり、3G回線などでは表示速度が遅くなります。

この発想を逆にして、スマホでの表示を前提にサイトを設計し、PCなど解像度の大きなデバイスで見られた場合に、ナビゲーションなどの要素を付け足していくのです。画像についても、PC向け画像をスマホに表示させるのではなく、スマホ向けの小さな画像に置き換えてしまう。PC向け画像は、PCで見られたときだけ読み込ませるようにするのです

このような「要素を付け足す」というデザイン制御は、CSSだけでは実現しにくいため、JavaScriptを用いて制御するか、CMSでコントロールすることになる。スマホ対応ではJavaScrpitが重要な技術になるため、Web制作関係者は最優先で習得した方がいいと話すたにぐち氏は、企業のWeb担当者に向けても次のようにアドバイスを送る。

現時点で確立したスマホ対応のノウハウはありませんし、来年どうなっているかは僕自身もわかりません。ユーザーの進化や変化を感じ、作っては捨てを繰り返しながら試行錯誤して、発信者側も変化していく必要があると思います

事例で見るスマホ対応から始めるWeb運営の効率化

事例で見るスマホ対応から始めるWeb運営の効率化

スマホ最適化の4つの方法とそれぞれの問題点とは

布施 貴規氏
株式会社ミックスネットワーク
執行役員
ZEONIC CREATIVE
事業部長
布施 貴規氏

2番目に登壇したのは、マルチデバイス対応の本格CMS「SITE PUBLIS 3」を開発するミックスネットワーク 執行役員の布施貴規氏だ。布施氏は、「事例で見るスマホ対応から始めるWeb運営の効率化」をテーマに、同社の豊富なCMS導入事例に基づいて、具体的な企業サイトのスマホ対応の取り組み方、考え方を紹介した。

まず布施氏は、従来の企業のスマホ対応の仕方を次の4パターンに分類し、それぞれの対応策の問題点を整理していった。

  1. PCサイトをそのまま表示
  2. モバイルサイトと同じ内容を表示
  3. スマートフォン向けサイトを別途に構築して運用
  4. レスポンシブWebデザインによる運用

1つ目は、PCサイトをそのままスマホに表示させる方法だ。つまり、スマホ対応は何もしないということだが、その問題点は容易に想像できるだろう。スマホではPCに比べてはるかに小さいサイズでサイトが表示されるため、リンクを正確にタッチできなかったり、ズームなどの余分な操作が必要になったりする。加えてPCサイトには、Flashなど機種によっては閲覧できないコンテンツが混在していることもある。「結果として離脱率の上昇や、ユーザビリティ低下にともなうユーザーの心証悪化を招き、コンバージョン目標が達成できなくなる」と布施氏は分析する。

2つ目は、モバイル(ガラケー)サイトをスマホにそのまま表示させる方法。この方法では、スマートフォンの大きな画面を生かしきれないのに加え、絵文字やXHTMLなど、ガラケー独自の規格や、アクセスキーを前提とする操作体系が残るといった面でも弊害が出る。「操作性という意味では、PCサイトをそのまま表示した場合よりも、ユーザーの心証は悪化する」という。

3つ目は、PCサイトとは別途にスマホ向けサイトを構築・運用する方法だ。スマホに特化してサイトを作れば、技術面や表現面の課題は解決できる。しかし、2つのサイトを別々に運用するのに、多くのリソースが必要になるという問題が生じる。PCサイトは更新されているが、スマホサイトは未更新といった更新漏れも発生しがちだ。「リソースに余裕があればいいかもしれないが、運用を完璧にこなすのは難しく、コスト的にも最適化とは言えないのではないか」と布施氏は指摘する。

そして4つ目が、レスポンシブWebデザインによる対応だ。レスポンシブWebデザインは、1つのソースで端末に合わせた多様なデザインに対応する。このため表現の問題も運用面での問題もクリアできる。しかし、必要のないソースまで読み込むことがあるため、回線次第では表示が遅くなってしまうのが弱点だ。「表示速度が遅くなれば、当然、離脱率が上昇します。ベターな方法ではありますが、ベストとは言えない。最適化には別の方法があるのではないか」と布施氏は話した。

スマホサイト単体ではなく、企業のWeb全体を俯瞰して考える

ではどのようなやり方が、ベストなスマホ対応なのか。布施氏は「ワンソース・マルチデバイスであることが理想」と強調する。つまり1つのHTMLソースをもとに、PCサイトやモバイルサイト、スマホサイトを一元管理できるようにすることだ。スマホやタブレットPCが続々と誕生し、加速度的に普及する今日では、ワンソース・マルチデバイスによる運用はますます重要になってきている。

このワンソース・マルチデバイスは、レスポンシブWebデザインにおいてもポイントとなる考え方だ。従ってワンソース・マルチデバイスを実現し、なおかつレスポンシブWebデザインの弱点である「表示の遅さ」を克服した仕組みが、ベストなスマホ対応ということになる。そしてまさにその仕組みを実現するCMSツールが、ミックスネットワークのSITE PUBLIS 3だという。

SITE PUBLIS 3では、1つのソースで機種に合わせたデザインを設定できるだけでなく、デバイスごとに異なる表現を出力したり、ブロック単位で出力する内容を切り替えたりできる。たとえば、コンテンツの一部に対し、Android端末向けにはFlashを、iPhone向けには画像を出力するといったことが可能だ。ブログのように簡単に編集でき、スマホ、タブレット、モバイルの全機種プレビューを管理画面から確認できる。次々と登場する新機種の管理も、簡単にできるように随時パッチを発行しているという。

布施氏はこのSITE PUBLIS 3を用いたスマホ最適化事例を、いくつか紹介してくれた。セッションでは、PC・モバイル・スマホのサイトをCMSに集約して運用コストを削減し、さらにはアクセシビリティの自動チェックまで実現した金融機関の事例などが取り上げられた。

SITE PUBLIS 3を導入した企業に共通して存在する考え方として、布施氏が指摘したのは、「スマホサイト構築という目先の問題ではなく、既存のWebサイトも含め、サイト全体を将来にわたってどう最適化するかを検討している」ということだ。「スマホサイト単体ではなく、会社のWeb全体を俯瞰して、どうするのがベストかを判断するのが大事」だと布施氏は説明する。

最後に布施氏は、「スマートフォンに対応するアプローチ」として、いくつかのポイントを紹介してくれた。「モバイルファーストと異なる話に聞こえてしまうかもしれませんが」と断ったうえで、布施氏はスマートフォン対応は「PCサイト」からが基本だと話した。(モバイル向けの考え方でなく作られた)フィーチャーフォン向けのサイトをベースに構築すると、ケータイ独自の規格などが弊害となり、ユーザビリティ低下の要因になりかねないという。

コンテンツに関しては、フィーチャーフォン向けサイトではなく、PCサイトをベースにするのが基本。コンバージョンを何に設定し、どの規模でどんなサイトを作るのかを考えたうえで、PCをベースにするか、モバイルファーストにすればいいのか考えるのがいいでしょう」と補足した。そのほか、布施氏が取り上げたポイントは次の通りだ。

  • メニューやバナーなどは絞って「シンプル」に
  • ナビゲーションが「リンクだとわかる」ように
  • タッチパネル操作を意識した「行間・余白」を
  • 縦でも横でも崩れない「リキッドデザイン」で
  • さまざまな機種に対応した「コンテンツ」を

とはいえ、これらはキーポイントではあるが、最適化の本質ではないという。「マルチデバイスの一元管理を実現することで、運用を効率化します。そして効率化によって生み出されたリソースやコストを、Web運用で最も重要なPDCAサイクルに投下し、データを見ながらサイトを改善していく。これが本当の最適化だと思います

未来へレスポンシブに対応するための設計と戦略

未来へレスポンシブに対応するための設計と戦略

「コンテンツ」と「制作プロセス」がレスポンシブWebデザインの鍵になる

最後のセッションに登壇したのは、デザインやコンサルティングを通じてWebの仕事に携わる長谷川恭久氏だ。長谷川氏は「未来へレスポンシブに対応するための設計と戦略」というテーマで、レスポンシブWebデザインの本質に迫る考え方を、米国の最新事例を交えながら、説得力あふれる語り口で惜しみなく披露してくれた。

なお、講演内容は長谷川氏のブログ記事「レスポンシブWebデザインから始まる適応への道」でも触れられているので、そちらも参照してもらいたい。

登壇した長谷川氏は、まずレスポンシブWebデザインの主な対象が、スマートフォン、タブレット、PCに限定されている状況はあと1~2年で終わると述べる。

長谷川 恭久氏
長谷川 恭久氏

テレビやウェアラブルデバイスなど、今後はさまざまなスクリーンでWebにアクセスする機会が増えてきます。またレスポンシブWebデザインは、小さなスクリーンへの対応という話になりがちですが、逆に大きなスクリーンでどう見せるかという方向性もあります。デバイスもますます増えてきて、iPhone、iPad、Androidという単純な構図ではなくなってきています

Android端末だけを見てもスクリーンのサイズは多様化している。また、さまざまなブラウザに搭載されているWebKitも27種類のバージョンがある。「何百パターンもの組み合わせをテストし、同じデザインを再現するのは正気の沙汰ではない」ということから登場したのが、レスポンシブWebデザインだという。

長谷川氏は、このレスポンシブWebデザインを設計するうえでのキーポイントを、「コンテンツ」と「制作プロセス」の2点に分けて紹介した。長谷川氏が改めて指摘したのは、コンテンツの重要性だ。

コンテンツがなければ、コンバージョンもシェアも起こらない。ではコンテンツとは何なのか。さまざまなデバイスに情報発信するなかで、何が御社の最高のエッセンスなのか。このコンテンツについては、もっと議論されなければならないでしょう

従来のPCサイトには、本当にそこになければならないコンテンツが非常に少ないケースが実際にあるという。スクリーンサイズが大きく、さまざまな情報を詰め込むことができてしまうことがその原因だ。

Web制作のプロセスでは、スマホの小さなスクリーンに、PCサイトのコンテンツをどうやって載せたらいいか悩むことが多いと思います。しかし、それは考え方が逆で、今まではコンテンツの本当の重要性を見ずに、何でもサイトに入れていたに過ぎません。PCを前提とするサイト構築から脱却し、モバイルファーストの考え方で、そのページで最も出さなければいけないコンテンツのエッセンスをまず把握する。これが設計のスタートになります

重要なコンテンツを見いだすために、長谷川氏が勧めるのが「コンテンツシート」の作成だ。「それぞれのWebページで、利用者に何を見てもらいたいのか、目的を明記し、そのためのコンテンツの入手先を洗い出してシートにします。そして3段階くらいでプライオリティを付けるのです。こうすることでレスポンシブにしたときに、どのコンテンツを上位に持ってくるか、下に下げるかが見えてくると思います。コンテンツは最初から揃っていることはまれで、Web制作と同時進行で作っていくことがほとんどでしょう。しかし、1つのシートで、どこにどんなコンテンツを入れるかを管理していれば、たとえコンテンツそのものがなかったとしても、設計しやすくなります

長谷川氏はさらに、次のように付け加えた。「今後、コンテンツが自分たちのページから離れて、たとえばソーシャルメディアに行き、未知のデバイスでまったく違う形で化けることもあるでしょう。想定していないような未知のデバイスへの対応は、コンテンツの意味付けから始まると思います

2点目はレスポンシブWebデザインの「制作プロセス」についてだ。結論として長谷川氏は、「従来のWeb制作プロセスと、レスポンシブWebデザインの制作プロセスは変わってくる」と話す。ブレークポイントごとにワイヤーフレームつくり、それを見せただけでは、多くのクライアントは何がどうレスポンシブになるのか、想像できないからだ。

従来のWeb制作は、まず見た目を作り、その後マークアップして、時間が空いたらコンテンツを流し込むというプロセスになっていると思います。しかし、レスポンシブWebデザインではコンテンツの位置付けが重要ですから、まずデザインをしてからテストをし、その結果をレビューするという流れになるでしょう。簡単なものを最初に作り、レスポンシブWebデザインとは何かをクライアントに体感してもらったうえで、徐々に作っていく形が最適だと思います

“すべてのブラウザで同じデザインにする”という固定概念を捨てる

レスポンシブWebデザインにする方法としては、CSSによって要素を隠す、ナビゲーションをコンパクトにするなどさまざまな方法がある。長谷川氏は、こうしたテクニックは「この数年、Webデザインをやってきた方であれば、簡単に実装できる」と話すが、レスポンシブWebデザインには、実装以外の部分で2つの課題が残っていると説明する。

1つは、デバイスに画像を最適化させる処理だが、この課題についてはJavaScriptやサーバー側の設定の工夫で、解決可能だという。問題なのは、サイトに掲載する広告の取り扱いだ。現状では広告やその契約がレスポンシブWebデザインを想定していないため、スマートフォンで閲覧したときには広告を非表示にしているサイトも多い。

従来の広告は「サイト上のこの位置に何ピクセルで載せます」ということを保証して広告枠を販売している。しかし、レスポンシブWebデザインでは、指定された位置に決められた大きさで広告が表示されるとは限らない。この問題が解決しないと、レスポンシブWebデザインは普及しないのではないか、と長谷川氏は危惧する。

しかし、米国ではいくつかの解決策が登場しているという。1つは「レスポンシブ広告」というもので、デザインと広告を1つのパッケージにして販売する方法だ。つまり、機種によって表示位置やサイズが変わることを前提に、広告を用意してもらう。

そしてもう1つは、私からの提案ですが、タップすると拡大する広告を設置し、問い合わせや買い物ができるようにする。つまり、広告のなかでコンバージョンを実現してしまうといった、インタラクティブな広告の設置です。今後は、広告の考え方もレスポンシブになり、新しいモデルが生み出されていくでしょう。広告は固定した枠ではなく、Webの空間を使っているという意識転換が必要になってくると思います。レスポンシブWebデザインと広告との関係は、未成熟な領域です。今後、さまざまな業界の方と話し合えたらよいと思っています」(長谷川氏)

Webが普及し始めてから15年ほどが経つが、進化の余地はまだまだ残されている。その1つがレスポンシブWebデザインだ。しかし、レスポンシブなデザインを実現するには、「サポートしているすべての端末・ブラウザで、見た目を同じにしなければならない」という無意味な固定概念をまず取り払う必要があると、長谷川氏は強調する。

レスポンシブWebデザインを導入するには、何のためにWebを使ってコミュニケーションをしているのか、コンテンツを消費しているのかについて理解が求められます。それらを理解することによって、コンテンツをより適した形で提供できるようになると思います

自分のライフスタイルに合わせて、1人が何台ものデバイスを使い分ける時代は、もうすぐそこまで来ている。そのときにレスポンシブWebデザインは完璧ではないが、有力な解決策の1つ。時代は待ってくれないので、新しいものをテストし、模索することが大切だ。最後に長谷川氏はこのように話し、セッションをまとめた。

【取材・執筆】
モジカ
担当:鶴田修朗(スクリプトLLC 代表)

講演、音声、動画などのコンテンツをテキスト化し、情報を利用・加工・検索・共有しやすくするサービスを提供している。

http://www.moji-ca.net/

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有料マーケティングとインバウンド・マーケティングを組み合わせて効果を出す10の方法(後編) [SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック] | Web担当者Forum

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[海外情報]
SEOmoz
検索マーケティングのニュース&テクニック

この記事は、前後編の2回に分けてお届けしている記事の後編だ(前編を読む)。

有料マーケティングとインバウンド・マーケティングの交差(クロスオーバー)
有料マーケティングとインバウンド・マーケティングの交差(クロスオーバー)

(前回の続き)私は有料マーケティング担当として仕事をしているのだが、この記事で解説しているのは、SEOmozのコスト削減とリード(見込み客)獲得数増加のために私が実践しているインバウンド・マーケティングの活用法についてだ。

有料マーケティング担当者が利用できる(利用するべき)、インバウンド・マーケティング手法の活用方法トップテンの5位から1位までを紹介していこう。

5位 顧客のフィードバックを共有する

顧客のフィードバックは金、それも純金に等しい。インバウンド・マーケティングとは、コンテンツの公開やソーシャル・エンゲージメントといった多様な活動を通じて、オンラインで自分を見つけてもらうことだともいえる。こうした議論や交流によって得られる大きな恩恵の1つとして、自ら構築したコミュニティから豊かなフィードバックを貰えるということがある。

私たちはしばしば、SEOmoz PROサービスについて顧客が何を気に入ってくれているのかを把握するため、コミュニティグループに協力を求める。そうすることで、「顧客の満足度を維持している要素は何か」、そして「改善すべき点は何か」に関する情報を、コミュニティから直接聞ける。これは、マーケティング・メッセージや製品ロードマップを作り上げるのに役立つ。

顧客のフィードバックや意見を共有することは非常に重要であり、そういったものを組織内の複数のグループが共有することの持つ価値は計りしれない。

4位 リソースを計画的に利用する

ここ数年、私たちは1人のオンライン・マーケターに求められるものが変化するのを見てきた。私たちには、やるべきことが山ほどあり、利用すべきツール、活用すべきレポート、書くべきコンテンツなど、挙げれば切りがない。こうした要求を満たそうとするならば、当然、それがどのようなプロジェクトであれ、さらなるリソースと人材が必要になる。

、SEOmozのオーガニック・マーケターやコミュニティ・マーケターと話をして、現在彼らが取り組んでいることを聞けば、自分が担当している有料マーケティング・プロジェクトをもっとうまく企画できることに気がついた。

たとえば、あるコンテンツを書いてもらうために会社が1人のコピーライターと契約するとしよう。その契約の中に、広告文の見出しをチェックして手直ししてもらうという要望を滑りこませることができる。

ほかにも、バナーやランディングページを作成するために用意したデザイン・リソースを別の目的に利用することもできる。社内のインバウンド・チームが何に取り組んでいるのかがわかれば、全員がより多くのものをより速く作り出せる。これは、目標達成とリソースの計画的利用の両方の点で、2つのチームを連携させることから得られる大きなメリットだ。

3位 火に油を注ぐ

マーケティングに応用できるという点から、私は「ハロー効果」がとってもお気に入りだ。知らない人のために説明すると、ハロー効果というのは、過去の好印象や楽しい経験などから、ある製品やブランドに対して顧客が示す良いバイアスのことだ。このところ行われているようなマーケティングの取り組みに応用するうえで好都合なのは、ブランドの印象を高める機会はたくさんあり、しかもその多くが無料だということだ。

あるブランドの関係者がFacebookページ上でユーザーと楽しく交流していたとする。そうすると、そのハロー効果によって、ユーザーが別の場所でそのブランドのロゴを目にしたときに、たとえばリターゲティング広告のバナーをクリックするような動機に十分なる。この2つが結びつくことで、無料のトライアルを試してもらえるだけの信用は十分に得られる。私はこれを「火に油を注ぐ」と呼んでいる。

有料マーケティングはたぶんCPA(顧客獲得単価)で計測されるけど、コンバージョンの可能性に影響を与えるアクションが起こる前にも、いろんなことが起きている。インバウンド・マーケティングは、潜在的顧客に好意的なバイアスを持たせるさまざまな機会を提供してくれる。顧客がブランドに対して抱いている好意は、プッシュ・マーケティングの取り組みにはほとんど関係ない場合が多いが、こうしたよりオーガニックな体験には大きく関係してくる。

2位 メッセージを事前に吟味する

マーケターは、言うなればストーリテラーだ。私たちは説得することが大好きだ。有料マーケターとして、私が大半の時間を費やしているのは、オーディエンスにメッセージを伝える方法について考えることだ。ある時には新しいオーディエンスに対して、またある時には今抱えているオーディエンスに対して、いずれにしても彼らの注意を引くための新しい方法を常に試す必要がある。

しかし、事前にメッセージを吟味しておくことは、やり方によっては、時間を浪費したり大金を費やしてしまったりする可能性もある。

以前であれば、関連するブログ記事でバナー・キャンペーンを行い、クリックスルー率(CTR)やコンバージョン率(CR)などの指標を分析していたかもしれない。また、グループインタビューに大金を費やして(これは本当にお金がかかる)、私たちが練り上げたストーリーにどんな反応があるかを観察していたことだろう。

しかし最近では、ソーシャルメディアの力を使って記録的な速さでメッセージをテストできるようになっている。プレゼンテーションやホワイトペーパーをまとめて、共有、閲覧、ダウンロードされた回数を調べることも可能だ。こうした「ソーシャルな投票数」を数えることで、事前に吟味する手段として単なるクリック以上のものを手に入れられる。これは私にとって、良質のデータをすばやく収集する本当に優れた方法だ。

1位 ブランドのストーリーを強化する

ここまで述べてきた9つのアイデアもすばらしいが、私のお気に入りはこれだ。一貫したマーケティング・メッセージほど力強いものはない。私は何年もの間、リターゲティング広告、検索連動型広告、ランディングページ、アフィリエイト、ソーシャル広告を連携させ、強力で一貫性のあるメッセージを発信してきた。これらを眺めて、何か気づくことはあるだろうか? そう、どれもこれもお金がかかるということだ……これはいけない。お金の節約は楽しいが、お金を使い果たすのは楽しくない。

プロモーションや時間的制約のあるメッセージでは、もし本当に影響の大きさを知りたいのであれば、大きな予算をつける必要があるのは確かだ。でも、もっといい方法がきっとあるはずだ。それが何かはもうおわかりだろう。

有料マーケティングの取り組みにインバウンド・マーケティングの取り組みを結びつければ、より説得力のあるストーリーを半分のコストで作り出せる

新しいものを世に出して話題を盛り上げようとする際に、「これは自分の時間とお金のベストな使い方だろうか?」と自問する必要がある。思うに、有料マーケティング担当者は、こんな風に立ち止まって考えることを往々にして忘れているのかもしれない(私も含めて)。自分のよく知っているチャンネルで満足してしまうのではなく、さらにその先へ進む必要があるということだ。

結びに

ランドは正しかった。実際のところ、SEO仲間は皆正しかった。

有料マーケティングには、果たすべき役割があるのは確かだ。しかし、ウェブが進もうとしている方向の先にある世界では、私たちマーケターに求められることは、今よりもはるかに多くなってくる。マーケターに必要なのはインバウンド・マーケティングだけ、などとは思わないが、「インバウンド・マーケティング」「有料マーケティング」の2つの手法には、大きな力を発揮する相乗効果があると確信している。もしも競い合う代わりに、リソースを共有し、データを連携させて協力するなら、ウィンウィンの関係になると思う。

このことが有料検索マーケティングの将来にどんな意味を持つのかを考えると、とてもワクワクする。有料マーケティングを手がけていて、オーガニック・マーケティングやソーシャルメディアを手がけるグループと連携がとれていない人は、きっと必要以上に仕事を困難にしているはずだ。

この記事は、Daily SEOmoz Blog に掲載された以下の記事を日本語訳したものです。
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原文:「10 Ways Paid Marketers Can Leverage Inbound Marketing」by JoannaLord(2012/02/07)
記事セレクション:渡辺隆広株式会社アイレップ) 翻訳:株式会社ガリレオ
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[ユーザー投稿] 本当の効果みえてますか?ソーシャルメディアの分析に使えるツール5選 | Web担当者Forum

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※この記事はWeb担の読者によって投稿されたユーザー投稿のため、Web担編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、Web担編集部はこの内容について正確性を保証できません。

今年に入ってから続々と「ソーシャルメディアの分析ツール」が登場しています。ソーシャルメディアのアカウントを取得するだけででなく、目的にあったツールの導入を検討する時期ではないでしょうか。

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[ユーザー投稿] 4月28日(土)開催:Accessibility SHOWCASE Vol.1 Alt100 | Web担当者Forum

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本セミナーでは代替テキストとその周辺にフォーカスを当て、基本をおさらいし、実際の画像に対してどんな代替テキストを付与したらよいのか成功例・失敗例を100個ご紹介します。

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制作会社の人がミスしがちなSEO基本中の基本とは? 3/10~3/19のWeb担の記事まとめ [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum

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先週のWeb担まとめ記事

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 23 本とニュース記事 18 本です。

今週の担当は、編集部の池田です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。
【プレゼント】『アジャイル・ユーザビリティ』
お手軽ユーザビリティテストの計画・設計・実践の書『アジャイル・ユーザビリティ』を3名様にプレゼント。
https://web-tan.forum.impressrd.jp/q/201203/12368

[今回の要チェック記事]↓セミナー・お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
制作会社の人向け、SEOの「基本的なミス、してませんか?」

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

「制作会社の人がやってしまいがちなSEO基本中の基本のミス など10+2記事」は、「海外&国内SEO情報ウォッチ」の記事。

1週間のSEO/SEM情報をさくっとまとめるこのコーナー、今週は「制作会社の人がやってしまいがちなSEO基本中の基本のミス」がトップストーリーで、はてブ500弱、240ツイート以上と人気でした。

ほかにも、日本でもSSL検索が本格導入されて検索キーワードが取得できなくなった件や、「スパムだらけの無料ホームページサービスは全体がインデックス削除されるかも」といった情報をお届けしています。

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/16/12372 (今回の記事)
http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/3723 (バックナンバー)

「“モバイルファースト”の本当の意味と、Web担当者が知っておきたい基本&実践3ステップ」の記事も要チェック。

「モバイルファースト」とは、単にサイト制作の順序をPCからではなくモバイルから始めるということではありません。重要なのは、ユーザーのゴールを見直し、コンテンツへとフォーカスすること。そのあたりを、わかりやすく解説しています。

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/14/12281

SEOmozの「有料マーケティングとインバウンド・マーケティングを組み合わせて効果を出す10の方法(前編)」も人気でした。

「今日のマーケターは、有料マーケティングだけをしていてもダメ。さらに言うなら、有料マーケティングしかやっていないとしたら、あなた自身も、あなたの会社も失敗する」そんな言葉から始まる、有料マーケティング担当者が利用できる(利用するべき)、インバウンド・マーケティング手法の活用方法の解説です。良記事。

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/12/12329 (今回の記事)
http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/804 (バックナンバー)

「『ゲーミフィケーション』本の筆者、井上氏が語る、書籍で書ききれなかったゲーミフィケーションの裏側」も要チェック記事。

書籍『ゲーミフィケーション―〈ゲーム〉がビジネスを変える』の筆者である井上 明人氏による寄稿「全てにおいてゲーミフィケーションは必要ない――ゲーミフィケーションの罠」をお届けします。良記事。

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/14/12367 (今回の記事)

Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
データセンター(iDC)に携わる方には
データセンター完全ガイド
レンタルサーバーに興味のある方には
クラウド&サーバーホスティング完全ガイド
企業内情報システムのお仕事をされている方には
IT Leaders
ソフトウェア開発者の方には
Think IT

[セミナー・お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
3月後半~4月のセミナー情報

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

ソーシャル時代の効果測定・分析(3/27)

ホットリンクとアルトビジョンは、セミナー「最新事例から学ぶ!ソーシャルメディア時代の効果測定・分析手法、一挙公開」を3月27日に千代田区で開催します。参加費は無料。

http://www.altovision.co.jp/seminar/2012/release.20120327.html

ユーザー心理による成果改善(3/28)

ビービットは「『データ』×『心理!』 事例に学ぶ成果改善アプローチ』と題した無料セミナーを、千代田区で3月28日に開催します(午前と午後の2回講演)。広告効果測定ツールのウェブアンテナも解説。

http://www.bebit.co.jp/webantenna/seminar/120328.html

アクセシビリティ(4/23)

アライド・ブレインズは、アクセシビリティセミナー「総務省miCheckerを活用した改正JIS方針策定の方法と注意点」を4月23日に東京で開催します。会場は東京国際フォーラム、参加費は無料。

http://www.aao.ne.jp/seminar/2012/jis0411/index.html

スマートフォン対応(4/13)

アクセラテクノロジ、エイジア、デジタルフォレストの3社は、「企業サイトのマルチデバイス時代への対応 ~スマートフォン対応はどこまで必要?~」と題した無料セミナーを4月13日に恵比寿で開催します。

http://www.accelatech.com/seminar/2012/seminar_w20120413.html

先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事

Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 編集長ブログ―安田英久
    スマホ最適化のベストプラクティス10か条 byグーグルGOMO
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/13/12348
    by 安田英久(Web担 編集長)
  • 企業ホームページ運営の心得
    共感だけでクチコミは作れない。クチコミ原理は人間の本能
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/14/12339
    by 宮脇睦(有限会社アズモード)
  • 有名サイト、かってに解析!
    もしも、「NHKオンライン」を解析するなら(後半)[第57回]
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/15/12365
    by 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン)
  • ユーザー投稿記事
    タイムラインのサイズはこれで完璧!新Facebookページの写真サイズまとめ
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/u/2012/03/13/12360
    by ソーシャルメディア集客ラボ(キラメックス株式会社)
  • モバイルユーザー傾向DATABOX by maqs
    モバイルユーザー傾向DATABOX(2012年2月)
  • インタラクティブマーケティング統計データ by ユニメディア
    流入元別コンバージョン指標 2012年1月
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    楽天 テレビCM効果で1日の流通総額130億円に
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/15/12352
    by 日本ネット経済新聞 編集部

先週の解説記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↓ニュース記事

Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    リンクシェア・ジャパン 企業ロゴを「楽天リンクシェア」に変更 グローバル化を加速
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/12/12294
    by 日本ネット経済新聞 編集部
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    日本マルチメディアサービス、仙台などにコールセンター拡充 ネット通販の需要拡大に対応
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/14/12296
    by 日本ネット経済新聞 編集部
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    KDDIがドラマ登場の「リアル『恋パン』」をEC 売上目標は300万円
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/16/12353
    by 日本ネット経済新聞 編集部
  • ユーザー投稿記事 by カグア!
    【チャリティ・3月21日渋谷】Googleアナリティクスを表計算で取り込むGAS勉強会
  • ユーザー投稿記事 by ウィージェントセミナー事務局
    5月札幌初開催決定!JWDAウェブ解析士マスター認定講座のご案内
  • ユーザー投稿記事 by ロックウェーブ
    スマートフォンサイト制作に必ず役立つ!続、Safariを使ったサイトチェック方法
  • ユーザー投稿記事 by Priodep
    名古屋追加開催決定! Google アナリティクス実践講座<初級編> ~ビジネスを成功に導くアクセス解析の導入と成功事例
  • ユーザー投稿記事 by 吉政忠志(鈴与シンワート株式会社)
    『はじめてのWebマーケティング』セミナー
  • ユーザー投稿記事 by ud
    MMD研究所×アライドアーキテクツ 共催無料セミナー広告に頼らないECサイト集客&売上アップのポイント
  • ユーザー投稿記事 by altovision
    2012年4月4日(水) 開催!アルトビジョン、コードスタート共催セミナー『ソーシャルメディア・スマホ時代の販売促進戦略』
  • Web担アクセス数上位ランキング
    Facebookページ強制タイムライン化で慌てないための準備/人気記事ランキング2012-3-3~3-9
  • 先週のWeb担まとめ記事
    Twitter/Facebookの認知度>2ちゃん、ただし利用率は低め - 3/3~3/9のWeb担の記事まとめ

先週のニュース記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↑解説記事

大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

編集後記

2月末にスタートした編集部主催の 第一期「Web担当者の学校」全4回の講座もいよいよ今週が最後です。 とても濃い内容で、編集部スタッフも一緒に学んでいます。 次回講座は6月(ぐらい)を予定しています。みなさん、ぜひどうぞ!

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オリジナル記事:制作会社の人がミスしがちなSEO基本中の基本とは? 3/10~3/19のWeb担の記事まとめ [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum
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セプテーニ、シンガポールに現地法人「Septeni Asia Pacific Pte. Ltd.」を設立 [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネット広告のセプテーニは、アジア太平洋地域におけるインターネット広告市場の開拓を目的として、3月19日、シンガポールに現地法人「Septeni Asia Pacific Pte. Ltd.」を設立する、と3月16日発表した。同社は従来、国内9ヵ所に営業拠点を設立し、事業を展開していた。今期から海外においても拠点展開を行うこととし、第1弾としてシンガポールに現地法人を新設した。

Septeni Asia Pacific Pte. Ltd.の設立日は3月19日。4月2日から営業を開始する。セプテーニが100%株主で、急速に成長しているアジア太平洋諸国におけるインターネット広告市場を開拓し、企業のグローバルなインターネットマーケティング活動を支援していく。

セプテーニ
http://www.septeni.co.jp/

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電通と電通マーケティングインサイト、データ統合分析サービス「リスニングプラス」を開発 [ニュース] | Web担当者Forum

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ソーシャルメディアのソリューション開発を手掛ける電通の社内横断組織「電通ソーシャルメディアラボ」と電通グループで市場調査やマーケティング支援を行う電通マーケティングインサイトは、企業の保有する売上データ、広告出稿量、定量調査データなどの各種データとソーシャルメディア上の生活者の声の分析データを組み合わせてデータ統合分析を行うサービス「リスニングプラス」を開発した、と3月19日発表した。商品やサービスの現状は、既存のデータやソーシャルメディアのデータだけでは把握できなかった。リスニングプラスはこれらを把握し、マーケティング活動をサポートする。

リスニングプラスは、企業が保有する各種データを整理し、「Facebook」や「Twitter」、ブログなどのソーシャルメディアの声を収集する「ソーシャルリスニング」のデータを踏まえて調査やデータ分析の設計を行う。分析例としては、売上シェアに対し、ソーシャルメディア上の書き込み量がどの程度かを算出し、ソーシャルメディアの与える影響度を定量的に把握する「ソーシャル・セールス・インデックス」や、競合商品への乗り換え(ブランドスイッチ)が起きている要因をソーシャルメディアの書き込みを用いて分析し、競合に対する戦略を発見する「ブランドスイッチ要因分析」などがある。

電通
http://www.dentsu.co.jp/

電通マーケティングインサイト
http://www.dentsu-mi.co.jp/

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はてな・オイシックス・JIMOSなどが経営幹部を合同で公募 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

食品通販のオイシックス(本社東京都、高島宏平社長)、化粧品通販のJIMOS(本社福岡県、田岡敬社長)、ブログサービスなどのインターネット事業を展開するはてな(本社京都府、近藤淳也社長)は共同で、経営幹部の公募を2月28日から開始した。

転職サイトを運営するビズリーチ(本社東京都、南壮一郎社長)のサービスを利用する。

ビズリーチは昨年8月に開始した「社長・経営幹部用登用サービス」で毛髪クリニックのリーブ21(本社大阪府、岡村勝正社長)の社長候補の募集を手がけた。3社の幹部公募は2回目の試みとなる。

共同募集の目的について、3社は「食の安心・安全ニーズやEC市場の拡大における事業機会に人材が必要と考えた」(オイシックス)、「優秀な潜在的転職希望者に会いたい」(JIMOS)、「成長軌道にあり、経営視点で成長を支えてくれる人が必要となったため」(はてな)とそれぞれ説明している。

オイシックスは基本的に内部から幹部候補を登用しているが、M&A案件が多いことや、EC事業が伸長しているため、内部だけでは追いついていないという。

JIMOSは主力の化粧品ブランド「マキアレイベル」の事業部長を募集している。現在は田岡社長が兼務しているが、新しい幹部を登用し、社長はより全体を見られる体制にしたい考え。

はてなはCFOのポジションを募集。CFOは現在、毛利裕二副社長が兼務している。現在進めている、上場準備の業務を率いる人材を求めている。

・ビズリーチのプレスリリース
http://www.bizreach.jp/bizreach/pressrelease/20120228

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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PC通販のサードウェーブ、ドスパラ通販で無料での当日配送開始 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

パソコンのネット販売を行うサードウェーブ(本社東京都、尾崎健介社長)は3月1日、関東地域限定で当日配送を無料で行うサービスを開始した。当日配送はヨドバシカメラが無料、アマゾンやビックカメラが有料で提供している。大手に見劣りしない配送サービスを提供することで顧客離れを防ぐ。

当日配送を行うサイトはパソコンや周辺機器を販売する「ドスパラ」。朝7時までに注文が完了した商品を無料で当日中に配送する。対象地域は東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨の1都7県。離島など一部地域は除く。対象商品はオリジナル商品など在庫のある商品に限定する。

11年11月、関東地域限定で深夜0時までに注文が完了した商品を翌日配送するサービスを開始した。好評を集めたが、「0時以降の注文でも対応できないかという声を多数いただいた」(広報)と言う。ユーザーの要望を受けて12年1月、1カ月限定で朝7時までに注文が完了した商品を当日配送するサービスを開始。運用に問題がなかったことから正式サービスに採用した。

・ドスパラ通販「ご注文日当日お届け」
http://www.dospara.co.jp/5info/share.php?contents=shipment_info

・プレスリリース
http://www.dospara.co.jp/5press/2012/0301

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

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やってはいけない引き継ぎの作法。ソーシャル時代の禁じ手 [企業ホームページ運営の心得] | Web担当者Forum

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Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる 企業ホームページ運営の心得

コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。

宮脇 睦(有限会社アズモード)

心得其の弐百伍十六

別れの季節に聞こえてくる

春はお別れの季節です。みんな旅立って……と、これ以上続けるとJASRACに上納しなければならなくなるので、やめておきますが、春が本当に別れと出会いの季節だと文字通り「痛感」したのは、ちょうど今ごろの3月から4月にかけて、フリーター時代に引っ越し屋でアルバイトしていたときです。

初日から3軒の引越しに悲鳴をあげると、これが繁忙期の基本ローテーションと社員はこともなく告げます。運良く2軒だけの割り当てになっても、夜の7時ごろまでに作業が完了すれば、最寄りの引越現場に「応援」に行かなければなりません。すべての関節と筋肉が痛いと叫んだものです。引越理由で多かったものは就職、転勤、そして転職でした。会社勤めは大変だなあと、引越のないフリーターの身分を喜んだ虚しさを忘れません。

今回のテーマは、そんな別れと出会いの季節に多い「引き継ぎ」について。おろそかにすると、後任の担当者が不幸になるだけでなく、今の時代では永遠にあなたの悪口が量産されます。それはソーシャルメディア時代の致命傷です。

最後に人間性が表れる

宮仕えに異動はつきもので、評価が高い人材ほど同じ仕事を続けることは困難です。Web担当者にも、いつ異動の辞令がくだるかわかりませんし、新しい職場を選択することもあるでしょう。そのとき、後任にしっかりと引き継げるかは、キャリア形成において重要です。

手前味噌ですが私の話。会社員時代に新規事業を立ち上げると、管理職へのシフトが内示され、同僚に私が育てたお客を引き継ぎます。しばらくして同僚がトラブルをこじらせ、引き渡した客との取引が停止します。その一年後、私はまったく別の理由から退社し、このクライアントに挨拶に伺うと、ニコニコ笑ってわたしに仕事をくれました。それは「引き継ぎ」を評価してのことです。

微に入り細を穿つ

あらかじめ異動をほのめかしておき、社内でのバックアップ体制についても説明を尽くします。後任を引き合わせた後も、なんども電話をかけ、休日を利用して顔を出し様子をうかがい、トラブルのときは会社に内緒でフォローしにいきました。

そこまでする必要はない

という声を否定しません。しかし、担当者が変わるのはこちらの勝手な事情で、お客には負担がかかるだけでメリットはありません。そこで可能な限りの誠意を示したのです。仕事への取り組みは人格の発露と私は考えます。とはいえ、空き時間を利用してのことで、いまならツイッターやFacebookで代行したことでしょう。

ホームページの管理を別のWeb担当者に仕事を引き継ぐ場合も同じです。外注先や協力企業との顔つなぎ、引き継ぎ後のフォローは必須です。取引先のなかには、担当替えのタイミングで条件闘争を始めるところがあります。これを牽制するためにも、引き継ぎ後のフォローは重要なのです。

永遠の陰口

バトンを受けとった後任者が気持ちよく走れるように準備し、走りだしてスピードに乗ったことを確認するまでが「引き継ぎ」です。逆に後任者が引き継ぎに不満を覚えたとしたら、これがいつ悪口に変化するかわかりません。これは「退社」しても同じ。しかも、ソーシャルメディアの時代、その悪評は永遠についてまわるかもしれません。

とある機械メーカーでは、退社後の設計士の「悪口」がいつまでも量産されています。退社の理由が、社長との性格の不一致であることは明白で、感情のもつれもあったのでしょう。CADデータの整理をしてから退社することになっていたのですが、退社後、データをチェックすると整理などされていません。設計番号とファイル名は不一致で、バックアップされていた最新ファイルは3年前のものでした。

図面を見る限り、仕事ぶりは決して不真面目なそれではないのですが、最後の最後の仕事、いわばコピペ程度の仕事を手抜きしたばかりに、この会社において設計士の名前は永遠に「悪口」とセットで呼び出されます。

狭い世界のロンド

設計士にとっては、クビにされた腹いせのイタチの「最後っ屁」なのでしょうが、実にもったいない話です。高校時代の友人が起こした会社を、私の中学の同級生が手伝っていたり、以前住んでいたアパートの管理担当者が高校時代の親友だったりと、社会は驚くほど狭く、ましてや特定の業界では必ずだれかとつながっています。つまり、どれだけ社長を嫌っていても、悪評を避けるように行動するのが処世術の基本です。ましてや在職中の「汚名」はいくらでもすすぐチャンスがありますが、退職後にリカバリーすることは不可能で、一番やってはならない引き継ぎが退職時の「最後っ屁」なのです。

しかも、ソーシャルメディアで「素性」をさらしていた日には、名前ひとつで過去と現在がつながることもあります。公開設定によっては、過去の勤務先が記された「プロフィール」をグーグルなどの検索エンジンがインデックスしている可能性があるからです。

引き継ぎの実務

中小企業の場合、Web担当者兼、Webデザイナー兼、Webプログラマ兼……と、1人で兼務しているケースは少なくないため、担当変更でホームページが機能しなくなることがあります。社内異動なら引き継ぎ後もなにかとフォローできますが、退社して別の道を選ぶ場合もあるでしょう。こういうときは「ドキュメント」を充実させ、可能な限り後任者がスムーズに仕事ができるようにしておきます。

「ドキュメント」とは、プログラムの仕様書や説明書を指しますが、Web担当者ならスタイルシートのネーミングルールや参考にしたサイトなどを、書面にまとめたものです。ネーミングルールとは、クラス属性やID属性を命名する際の取り決めで、英単語のつなぎを「-(ハイフン)」にするのか「_(アンダーライン)」にするのかといったものから、メニューの並び順の理由といったローカルルールです。

こうしたルールが作られていないのなら、引き継ぎのために作ってみるのも一興です。ルールを作る視点は、Webに限らず、すべての職業で120%役立ちます。また、ソースのコメントを充実させておくのも忘れずに。

引き継ぎとは次のステップへと進むための卒業検定です。不合格となったからと再検定はありませんが、悪評が自動添付されることは肝に銘じておくべきでしょう。そして引き継いだWeb担当者が不幸になることを忘れてはいけません。すると不幸を味わった後任は、あなたの名前を悪評の代名詞として永久保存します。

今回のポイント

終わりよければすべて良し

最後の評価は終生ついてまわる

宮脇睦

宮脇 睦(みやわき あつし)

プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。

制作、営業の双方の現場を知ることからウェブとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供し、一業種一社、制作案件は足立区内のみという営業施策をとっている。本業の傍らメールマガジン「マスコミでは言えないこと」を発行。好評を博す。著書に『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)、『月刊宝島』などに寄稿。

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「御社のサイトから個人情報が漏れています」という連絡。あなたならどうする? [編集長ブログ―安田英久] | Web担当者Forum

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今日は、最近のセキュリティの話題を。古くから言われている「信頼できない添付ファイルは開かない」「怪しいサイトは閲覧しない」では防げない、困った攻撃があるのです。

御社のサイトから個人情報が漏れています

そんなメールがウェブマスターのあたなたのところに来たら、どうしますか? 「元の場所へのアクセス方法と漏洩していた個人情報の一部を添付ファイルにしました」とあれば、その添付ファイルを開いてしまいませんか?

ところが、実はそのメールは御社のサイトを狙ったセキュリティ攻撃で、添付ファイルを開いたウェブマスターのパソコンから情報が盗まれるようになってしまうとしたらどうでしょうか?

標的型攻撃」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。セキュリティの話題ですが、前述のようなものがそうです。

無差別・無作為にメールを大量に送信して「だれかがひっかかるだろう」いうのが一般的なセキュリティ攻撃だとすると、どこかの組織を狙ってピンポイントで「ひっかけてやろう」というのが標的型攻撃です。

一般的にはセキュリティの問題というと「怪しい添付ファイルは開かない」といったことが原則になっているかと思います。「会ってくれれば謝礼を50万円支払います」「競馬で必ず勝つ方法を教えます」なんて怪しいメールならば誰でも身構えるでしょう。しかし、標的型攻撃ではあなたの業務に関係のありそうな内容で攻撃を仕掛けてくるので、うっかりとひっかかってしまいがちです。

nProtect対応チーム公式ブログで、国土地理院を対象に実際に行われた標的型攻撃の例を解説しています。

上記ブログで紹介されている例では、国土地理院という組織を攻撃するのに、「地域デザイン学会名簿について」というひっかけ方をしています。

たとえばWeb担なら「読者プレゼントに応募した人のメールアドレスが全部表示されていますよ」「Web担に対するソーシャルメディア上での反応をテーマごとに整理しました」なんてメールが来れば、うっかりとひっかかってしまいそうです。

御社の業務や御社サイトのトピックに合わせて「○○業界が得意なWebサイト制作会社とその連絡先一覧を作りました」なんてメールが来たらどうでしょうか。また、「ソーシャルメディア最適化ツールのご案内」とか「御社サイトの改善案を作りました」「御社サイトのSEO改善案を添付しました」なんてメールだったら……。

では、こうした標的型攻撃にやられないようにするにはどうすればいいのでしょうか? 残念ながら、これといって有効な防御方法があるわけではありません。これまでどおりの対策をするしかありません。

  • Windows UpdateなどでOSを常に最新版に保ってセキュリティの穴を防ぐ
  • FlashやJavaなどのアプリケーションを常に最新版に保つ
  • ウイルス対策ソフトを常駐させ、パターンファイルも最新版に保つ

「怪しい添付ファイルは開かないから大丈夫」といわずに、上記のような対策を徹底するということですね。また、こうしたアクションを、取引先の広告代理店や制作会社にも徹底させることが大切ですね。

ちなみに、Flash Player、Adobe Reader、Javaといった、よく攻撃に使われるプログラムが最新版に保たれているかどうかは、「MyJVNバージョンチェッカ」というIPA(情報処理推進機構)が提供しているプログラムを使うのが便利です。昔は最新のOSに対応していないなどの問題がありましたが、今は64bit版も含め、対応が拡がっています。

私は、このMyJVNバージョンチェッカへのリンクをブラウザのブックマークバーの目立つ場所に置いていて、できれば毎日、少なくとも週に1回はチェックするようにしています。

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「実践者が語る、やってみてわかったアクティブサポートの反響と効果」セミナー4/20開催 河野武氏などが講演 [ニュース] | Web担当者Forum

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アクティブサポートに関するセミナーを、ドコモ・ドットコムが4月20日に赤坂・溜池山王で開催する。セミナー名は「実践者が語る、やってみてわかったアクティブサポートの反響と効果」。

株式会社ドコモ・ドットコムは、株式会社NTTドコモの100%子会社で、モバイル(スマートフォン・タブレット・ガラケー)を活用したビジネスに関するコンサルティングや、企業のマーケティングやプロモーション企画をはじめとした新たなビジネス開発を手がける企業。

本セミナーでは、アクティブサポートを実践している人として、書籍『Twitterアクティブサポート入門 「愛される会社」時代のソーシャルメディアマーケティング』の著者である河野 武氏、サイボウズ株式会社の担当者、アスクル株式会社の担当者などが登壇する。

また、ドコモ・ドットコムの提供するアクティブサポート提供サービスに関しても触れられる。

講演内容は次のものが予定されている。

  • セッション1 「40分でわかるアクティブサポート」
    (河野 武 氏)
  • セッション2 「スマホ×SNSのトレンドと弊社がご提供するアクティブサポートについて」
    (株式会社ドコモ・ドットコム 瀧島 一郎 氏)
  • セッション3 「マーケティング的視点から観たサイボウズのアクティブサポート大図解!」
    (サイボウズ株式会社 野水 克也 氏)
  • セッション4 「アクティブサポートの実現」
    (アスクル株式会社 岩崎 淳 氏、大石 いづみ 氏)
  • セッション5 「アクティブサポートにコンサルティングが必要な理由」
    (河野 武 氏)

セミナー当日は、同社の公式アカウント(@docomocom_care)を通してセミナーの様子が随時Twitter上にレポートされるとのこと。

セミナー名 ~ソーシャルメディア活用マーケティングセミナー~
実践者が語る、やってみてわかったアクティブサポートの反響と効果
開催日時 2012年4月20日(金)14:00~17:15(開場13:30)
場所 株式会社ドコモ・ドットコム セミナールーム
東京都港区赤坂1-7-1 赤坂榎坂森ビル 7F
最寄り駅:溜池山王
参加費 無料
主催 株式会社ドコモ・ドットコム
メディア協賛 Web担当者Forum(株式会社インプレスビジネスメディア)
詳細情報と申込み http://www.docomo-com.com/topics/detail/1012160087
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アルファサード、「Salesforce」とWebサイトを連携する「PowerCMS for Salesforce」を提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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Web制作のアルファサードは、同社のCMS「PowerCMS」のオプションとして、顧客関係管理(CRM)システムの「Salesforce」とWebサイトを連携するツール「PowerCMS for Salesforce」の提供を3月21日開始する、と同日発表した。SalesforceとPowerCMSをネットワークでつなぐことで、PowerCMSにより、クラウド型CRMのフロントエンドを自由に設計・デザインすることができるという。

PowerCMS for Salesforceは、PowerCMSに投稿したWebページやブログ、コメントをSalesforceの「Chatter(社内SNS)」で共有可能。PowerCMSの会員サイトへのサインアップと連携して、Salesforce上に取引先や取引先責任者を自動作成するため、取引先に限定したクローズドなWebサイトを作成できる。また、会員サイトにはテンプレート化したログイン画面、パスワードやメールアドレスなど登録情報の変更画面などがあり、これらを利用すれば独自のサイトデザインを構築できる。

アルファサード
http://alfasado.net/

PowerCMS
http://www.powercms.jp/

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アジャイルメディア・ネットワーク、Facebookコンテストアプリ「総選挙 for Facebook」提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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ブログマーケティングのアジャイルメディア・ネットワークは、「Facebookページ」上でコンテストを実施し、ユーザーからの投票を集めることが可能なアプリ「総選挙 for Facebook」の提供を3月21日開始する、と同日発表した。「Facebook」の利用者は1000万人を超え、ソーシャルメディア活用企業の多くがFacebookページを利用している。今後は新規のファン獲得だけでなく、既存ファンとのコミュニケーションの活性化が重要なことから、自社もしくは自社ブランドに興味を持つファンとのコミュニケーション活性化を支援する目的でアプリを提供することになった。

総選挙 for Facebookでは、あらかじめ設定した商品画像からユーザーが好きなものを選び投票する。投票結果はFacebookのウォールや「Twitter」のタイムラインにポストできるため、Facebook上の「友達」やTwitterのフォロワーに対して情報が拡散し、ソーシャルメディア上から利用者を効率よくFacebookページ上に誘導できる。アプリ内では投票数に応じた総選挙のランキングをリアルタイムに表示するため、商品の人気がひと目で分かる。投票に参加した人のソーシャルメディア上の影響力なども分かるため、取得したデータはマーケティングやリサーチにも活用できる。

アジャイルメディア・ネットワーク
http://agilemedia.jp/

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さくらインターネット、仮想専用サーバーサービス「さくらのVPS」をリニューアル [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネットデータセンター事業のさくらインターネットは、仮想専用サーバーサービス「さくらのVPS」をリニューアルし、月額1000円台で利用できる「2Gプラン」を追加するなど、一新したプランとして3月29日から提供を開始する、と3月21日発表した。リニューアルを記念し、新設する2Gプランの初期費用無料キャンペーンを3月29日より7月2日までの3ヵ月間実施する。

2Gプランは「月額1000円台でメモリ2GBのプランがほしい」という要望に応えた「仮想3コア、メモリ2GB、ディスク200GB、月額1480円」のプランとなる。また、2Gプランの新設に伴い、従来の仮想2コア、メモリ1GB、ディスク30GBの「1Gプラン」は改訂前の初期費用2980円が無料に、月額1480円が980円、ディスクは100GBになった。このほか「4Gプラン」や「8Gプラン」においても、低価格、高性能化を行っている。

さくらインターネット
http://www.sakura.ad.jp/

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ネットコンシェルジェ 99万円で通販サイト構築 年内250社への導入目指す [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

通販サイトの構築・運用支援を行うネットコンシェルジェ(本社東京都、尼口友厚社長、03-6459-1635)は2月7日、通販サイトを99万円で構築するサービスを開始した。成長性の高いEC事業者に向けて、安価で拡張性の高いサイトを構築する。12年中に250社への導入を目指す。

サービス名は「ec99(イーシーキューキュー)」。通販サイトの運用に不慣れな担当者でも使いやすい同社の通販サイト構築システム「MTコマース」を活用してサイトを構築する。サイトのデザインや機能のカスタマイズは顧客の要望に応じる。システムの拡張性は高く、EC事業者の事業展開に応じて機能の追加も可能だ。

99万円の料金にシステムのライセンス費やデザイン費、サーバー・データベースなどの設定費が含まれている。

通販サイト構築において安価なASPや、ゼロからシステム構築を行う高価なサービスはあるが、その中間のサービスは意外に少ない。初期コストを掛けず、成長に応じて機能を拡張したいという企業のニーズに応えたい」(尼口社長)とサービス開始の理由を語る。

サイト制作会社やシステム会社と協力した販売体制の構築も予定している。

・株式会社ネットコンシェルジェ
http://netconcierge.jp/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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Web広告研究会、「第二回東北セミボラ(セミナー&ボランティア)」を4/20~4/21に開催 [ニュース] | Web担当者Forum

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公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会は、宮城県仙台市の福祉プラザで「第二回東北セミボラ(セミナー&ボランティア)」を4月20日に開催する。20日にセミナーを開催し、21日は仙台市七ヶ浜町でボランティア活動を行う。どちらか一方のみの参加も可能。

1日目のセミナーでは、第一部「世界で通用する日本のデジタルクリエイティブとは?(仮)」、第二部「すぐに役立つデジタルプラットフォームの今とこれから」、第三部「ソーシャルメディアと店舗連動、さてどうしましょう(仮)」をテーマにパネルディスカッションなどを行う。会場は仙台市福祉プラザ ふれあいホール、開催日時は13:00~17:50。参加費は無料で、セミナー後の懇親会の参加費は1名4,200円、Web広告研究会または日本アドバタイザーズ協会会員社は1口2名まで無料。

2日目のボランティア活動の開催日時は7:50~17:00。仙台駅からバスで仙台市七ヶ浜町へと向かい活動を行う。貸切バスの費用として参加費1人につき2,000円~3,000円。

Web広告研究会では2011年11月4日、被災地の広告主とサプライヤーに最新のマーケティング情報を提供するため東北セミナーを開催した。また、震災から半年が過ぎ、不足するボランティア活動を支援するためのボランティアツアーをセミナー翌日に開催している。今回の「第二回東北セミボラ」も、被災地を訪れることで、被災地の問題を自分事として捉える人を、1人でも増やすことを考えているという。

第二回東北セミボラ(セミナー&ボランティア)
https://www.wab.ne.jp/wab_sites/contents/1470

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富士通、トリプルメディアと企業内データ活用によるWebマーケティングセミナー、東京で4/13 [ニュース] | Web担当者Forum

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富士通は、「トリプルメディアと企業内データの活用によるWebマーケティングの潮流」と題した、無料セミナーを東京で4月13日に開催する。対象者は、企業のWebサイト・Webマーケティング、Webサイトの情報システム部門の担当者。

セミナーでは、パソコンに加え、スマートフォンやタブレットなど様々なデバイスからのアクセスを想定した対応など、外部環境の急速な変化によって複雑化・高度化するWebマーケティングの潮流を解説。3つのプログラム、「ネットとリアルを融合した新時代のマーケティング戦略」「集客~サイト運営~仕入れ・売上管理までワンストップで提供する新しいクラウド型フルフィルメントサービス」「新世代統合型CMS『Sitecore』の最新パーソナライゼーション技術と活用シナリオ」によって説明する。

  • 日時:4月13日(金)14時30分~17時5分(受付:14時)
  • 会場:富士通トラステッド・クラウド・スクエア(東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル)
  • 定員:40名
  • 受講料:無料
  • 主催:富士通株式会社
  • 共催:株式会社富士通総研、株式会社富士通中国システムズ、サイトコア株式会社
  • 詳細・申し込み:http://fjid.jp.fujitsu.com/events/seminar/2012/04/12003820.html
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もしも、「札幌ドーム」を解析するなら(前半)[第58回] [有名サイト、かってに解析!] | Web担当者Forum

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誰もが知っている有名サイトをエキスパートレビューしながら、「もし、アクセス解析するなら」どのポイントに着目するかを第三者的な視点から解説。アクセス解析を用いてサイトの改善を行うための仮説構築力を身につけて、自社サイト、クライアントサイトをアクセス解析する際に役立ててほしい。

有名サイト、かってに解析!

毎週・木曜9時は「かってに解析!」。誰もが知っている有名サイトをかってに取り上げ、「もしもアクセス解析をするならば、どこに目をつけるか?」という視点で、サイトの問題点やチェックポイントにあたりをつける方法を解説していく。

今回は「札幌ドーム」のWebサイトを取り上げる。

札幌ドームは、札幌市が所有する多目的ドームのイベント施設である。運営は第三セクターである株式会社札幌ドームがおこなっている(以下、「札幌ドーム」とカギ括弧で囲んで表記した場合は、札幌ドームのWebサイトを指す。他の企業、施設も同様)。

人工芝グラウンドと天然芝グラウンドを併用できるのが特徴。野球用には人工芝グラウンドを使用するが、サッカー用には天然芝グラウンドを用いる。日本でただ1つの完全屋内天然芝サッカースタジアムである。

パ・リーグの北海道日本ハムファイターズ、Jリーグのコンサドーレ札幌がホームスタジアムとして使用しているほか、コンサート会場やスポーツの国際大会などにも使用されている。

今回と次回、2回にわたり、イベント施設のWebサイトを取り上げ、課題の抽出や考察を行うのだが、筆者はイベント施設にかかわる各企業やサイトが直面している課題や戦略・戦術を十分に理解しているわけではない。あくまでもどのような点に着目したらよいのかを重視して読んでいってほしい。

「札幌ドーム」の閲覧シチュエーションを想定

今回のサイト利用シナリオは、「アマチュアサッカーチームのマネージャーが、サッカー練習場、あるいは試合場として札幌ドームを使えないか調べたい」という目的で訪問した、というものだ。

誰が 草サッカーチームのマネージャー
何の目的で 札幌ドームのサッカー施設を利用してみようと調査しにサイトを訪問
具体的には 施設の詳細、利用できる日、利用料金を調べたい

「札幌ドーム」をエキスパートレビュー!

検索サイトで「札幌ドーム」と検索してみると、自然検索で1位

まず「札幌ドーム」というキーワードで検索すると、「Yahoo! JAPAN」では図1のような結果、「Google」では図2のような結果で、当然どちらも札幌ドームが自然検索の1位に表示されている(図1図2の赤枠で囲んだ部分)。

図1:「Yahoo! JAPAN」で「札幌ドーム」と検索した検索結果ページ
図1:「Yahoo! JAPAN」で「札幌ドーム」と検索した検索結果ページ
図2:「Google」で「札幌ドーム」と検索した検索結果ページ
図2:「Google」で「札幌ドーム」と検索した検索結果ページ

メインのリンク(図1図2の青枠で囲んだ部分)からの飛び先は、「札幌ドーム」のトップページだ(次ページの図3)。

  • まずは、トップページを見てみよう
  • 英語版、韓国語版、中国語版も用意されている
  • グローバルナビゲーションを見れば、コンテンツの想像がつく作り

「札幌ドーム」をエキスパートレビュー!(続き)

トップページはコンパクトな印象

検索結果のリンクをクリックして表示されたのが、「札幌ドーム」のトップページだ(図3)。

図3:「札幌ドーム」のトップページ
図3:「札幌ドーム」のトップページ

トップページはコンパクトな作りになっている。ページ右上を見ると、英語、韓国語、中国語のページの存在がうかがえる。例えば「English」のリンク(図3の青枠で囲んだ部分)をクリックしてみよう。

英語版を表示してみた

すぐに英語版のページが表示されるかと思ったら、外部の翻訳システムを使っているためか、注意書きのあるページがワンクッション挟まれている。これが図4だ。

図4:「札幌ドーム」の英語版サイトの入口ページ
図4:「札幌ドーム」の英語版サイトの入口ページ

この中の[Start Translation]ボタン(図4の青枠で囲んだ部分)をクリックすると、transer.comという別ドメインのページが新しく開くようになっている。

グローバルナビゲーションを見れば、だいたいコンテンツの想像がつく

トップページに戻ろう。上部に文字の大きさを調整するインターフェイスもあるが(図3の赤枠で囲んだ部分)、文字の大きさは標準で「小」になっているようで、50代の筆者には少し小さく見える

その下のグローバルナビゲーション(図3の黄枠で囲んだ部分)の各ラベル(書いてある文字)は、

  • ドームスケジュール
  • イベントカレンダー
  • 座席ガイド
  • グルメ&ショッピング
  • 施設利用・見学
  • アクセス・駐車場
  • 札幌ドームについて

となっていて、用意されているコンテンツがだいたい想像つく感じにはなっている。ラベルについて言えば、「ドームスケジュール」と「イベントカレンダー」はどう違うのか、想像がつきにくかった

このグローバルナビゲーションのラベルにマウスオーバーしても第2階層が展開されるわけではないので、配下にどのような詳細なコンテンツが存在するかは見えない作りだ。また、それほどコンテンツが多くないということからか、検索窓もない。

  • 「イベントカレンダー」を見てみよう
  • イベントを見に来る人だけでなく、イベントを行いたい人の視点も重要

「札幌ドーム」をエキスパートレビュー!(続き)

「イベントカレンダー」をクリックしてみた

札幌ドームは、J1サッカーのコンサドーレ札幌と、プロ野球の北海道日本ハムファイターズの本拠地なのだが、それ以外に音楽イベントなどは結構やっているのかと思い、まずグローバルナビゲーションの「イベントカレンダー」をクリックしてみた。それが図5だ。

これは他のページにも共通することだが、HTML上のタイトルタグが全ページで「札幌ドーム」のままのようだ。これは各ページで独自の内容に変えるほうがいい。たとえば、このページならば「イベントカレンダー | 札幌ドーム」などにがいいだろう。

図5:「札幌ドーム」のイベントカレンダー
図5:「札幌ドーム」のイベントカレンダー

「イベントカレンダー」のページは当月含めた3カ月間のイベントのスケジュールが一望できる。右側には3カ月分のカレンダーがあり、野球/サッカーの開催と、その他イベント、作業日、休館日の6つの色分けで分かりやすく表示されている図5の青枠で囲んだ部分)。

メインエリアに表示しているイベント一覧(図5の赤枠で囲んだ部分)からは、直接該当のイベント内容のページに飛ぶリンクがある。

例えば、3月31日の「北海道日本ハムファイターズvs埼玉西武ライオンズ」のリンク(図5の緑枠で囲んだ部分)をクリックすると、公式戦の案内ページ(図6)に移動する。

じつは、この日の試合は次の日と連戦のため、このページは4月1日のリンク(図5の紫枠で囲んだ部分)からのリンク先ページと共通だ。

一方、カレンダーからのリンクは、その日に開催されるイベントへのリンクと、当日の施設営業時間の案内が表示されている。

例えば3月31日のリンク(図5の黄枠で囲んだ部分)をクリックすると、3月31日のイベント案内のページになる(図7)。

図7:選択した日のイベントページ
図7:選択した日のイベントページ

右には、先ほどと同じカレンダー表示が維持され(図7の青枠で囲んだ部分)、ここから直接別の日のスケジュールページに移動することも可能だ。当日開催されるイベントへのリンク(図7の赤枠で囲んだ部分)は、最終的には上で紹介したページ(図6)に行きつくという構造になっている。

イベントを行いたい人の視点も重要

サッカーと野球以外でのイベントはこの3カ月を見る限りでは、意外と利用されていないようだ。こういう施設というのは、やはり稼働率を上げることが重要だと思うので、様々なイベントの誘致などがドーム全体としての課題になるだろう。Webサイトはイベントを見に来る人だけでなく、イベントを行いたいと思う組織にしっかりアピールできるように作っておく必要がある。ビジネス上Webサイトの1つの重要な役割であるはずだ。

そこで会社案内から「会社概要」のページを見てみた(図8)。

図8:「札幌ドーム」の「会社概要」のページ
図8:「札幌ドーム」の「会社概要」のページ

想像通り、札幌市などが株主の中心ではあるが、地場のメディアや銀行、大企業の北海道支社、さらには電通などの広告代理店も名を連ねている。Webサイトとは別に、リアルではこういった株主などにもっと働きかけるようなこともできそうだ。

  • 「ドームスケジュール」と「イベントカレンダー」はどう違うのか?

「札幌ドーム」をエキスパートレビュー!(続き)

「ドームスケジュール」は「イベントカレンダー」とどう違うのか?

さて、少々脱線したが、トップページのグローバルナビゲーションで「イベントカレンダー」の左横にある「ドームスケジュール」とは何なのか、見てみよう。どういう区別があるのかが分からなかったと冒頭指摘したポイントである。図9が「ドームスケジュール」だ。グローバルナビゲーションに、「イベントカレンダー」と「ドームスケジュール」が並んで表示されている(図9の青枠で囲んだ部分)。

図9:「ドームスケジュール」は「本日の札幌ドーム」だった
図9:「ドームスケジュール」は「本日の札幌ドーム」だった

なるほど、これは当日の営業時間と開催イベント案内で、見出しは「本日の札幌ドーム」だ。となれば、グローバルナビゲーションのラベル(文字)は、「本日のドームの予定」か「本日の営業」のようにするほうがストレートでいいのではないだろうか。グローバルナビゲーションの配置(図9の青枠で囲んだ部分)とメインビジュアル直下のリンクの並び(図9の赤枠で囲んだ部分)にダブリ感がある。

また、「本日の札幌ドーム」のコンテンツの位置付けとしては、グローバルナビゲーションへの配置ではなく、トップページのメインコンテンツとして、新着情報のあたりの一番目につくところに、1つのブロックとして配置するくらいの位置づけでよいのではないだろうか

まだ、トップページとサイト概要しか見ていないが、今回はここまでとしたい。次回は、閲覧シナリオに沿って、施設の情報や、利用料金などを見ていこう。

衣袋教授の丸2日でアクセス解析を徹底的に学ぶ講座アクセス解析ゼミナール」を2012年4月17日と4月24日に開催します。主催はアクセス解析イニシアチブ。3月内申込みで早割あり。 → http://a2i.jp/activity/training

衣袋 宏美

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社インターネット視聴率センター長を経て、2000年ネットレイティングス入社視聴率サービス立ち上げに参画、2006年ネットレイティングス社フェローに就任。株式会社クロス・フュージョン代表取締役。またデジタルハリウッド大学院客員教授、米Web Analytics Association会員、アクセス解析イニシアチブ副代表。

著書など:
Web担当者Forumでの連載:
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