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[ユーザー投稿] ペイジェント、WebMoney決済サービスの対応を開始 ~デジタルコンテンツなどの少額課金に最適~ | Web担当者Forum

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※この記事はWeb担の読者によって投稿されたユーザー投稿のため、Web担編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、Web担編集部はこの内容について正確性を保証できません。

ペイジェントが提供する決済代行サービスは、「WebMoney決済」の対応を開始しました。若年層ユーザの取り込みや、少額課金などに最適な決済手段で、即時売上処理/リアルタイム入金確認が可能です。ペイジェントなら、WebMoney決済に加えて、キャリア決済やクレジットカード決済もまとめて一括導入できます。

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アイレップ、「百度」の中国ディレクトリ検索で日本企業の登録支援サービスを開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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検索エンジンマーケティングのアイレップは、中国の検索エンジン大手「百度(バイドゥ)」が提供する中国ディレクトリ検索サービス「hao123(ハオイーアルサン)」で、日本企業カテゴリへの登録を支援する「hao123日本ビジネスリンク登録サービス」を3月28日始めた、と同日発表した。アイレップが独占販売権を持ち、日本で同カテゴリの登録サービスを展開できるのは同社だけとなる。百度は、中国でシェア83%以上を誇る検索エンジン。

hao123は、生活サービス、娯楽、地方サイト、その他の計4カテゴリがあり、それぞれ20の小カテゴリで構成する。中国の大手企業・サービスを中心に約8600サイトが登録されている。hao123日本ビジネスリンク登録は、日本企業のために新設され、日本企業と現地法人の中国語サイトが対象となる。2階層目の上段に掲載される「ダイジェストリンクエリア」と、3階層、4階層目の「ビジネスリンクエリア」の2種の登録メニューがある。

アイレップ
http://www.irep.co.jp/

百度
http://www.baidu.com/

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NTTコミュニケーションズ、新しいパブリッククラウドサービス「Cloud(n)」を開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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NTTコミュニケーションズは、米国グループ会社のVerio(ヴェリオ)とともに、新しいパブリッククラウドサービス「Cloud(n)=クラウド・エヌ」を3月30日に始める、と3月28日発表した。まず米国のデータセンターで開始。6月から日本のデータセンターでも提供する。豊富なAPIを備え、ソフト開発者や世界展開するコンテンツプロバイダなどに適しているという。従来のクラウドサービス「Bizホスティング」に加えて導入する。

利用するデータセンターは日本と米国から選択できる。月額上限945円からの従量課金プランをはじめ、5つのプランを用意。用途に応じて安価に利用することが可能になる。SaaSプロバイダのインフラ基盤に使うことでコスト競争力を高められ、開発など期間限定の使用が低コストでできる。約150種類のAPIを提供し、アプリケーションの開発を容易で迅速にする。最大3ヵ月無料で利用できるキャンペーンを7月末まで実施する。

NTTコミュニケーションズ
http://www.ntt.com/

Cloud(n)
http://www.ntt.com/cloudn/

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さくらインターネット、物理作業不要なデータセンター「リモートハウジング」開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネットデータセンター事業のさくらインターネットは、物理的な作業を不要にした新たなデータセンターサービス「リモートハウジング」を始める、と3月28日発表した。4月18日に申し込みの受け付けを開始する。サーバー設置などの作業を同社が代行し、好みの機器が設置できるハウジングの自由度を確保しながら、作業することなく利用できる。

顧客が所有する機器の設置に加え、同社からサーバーやネットワーク機器をレンタルできるため、素早くシステム拡張できる。同社のホスティングサービスとローカルネットワークが共通化でき、VPN回線や広域イーサネットなど外部回線の引き込みも可能で、柔軟で拡張性の高いシステムが構築できる。2分の1ラック(20ユニット)・230V1系統の場合、初期費用、月額とも9万9750円。

さくらインターネット
http://www.sakura.ad.jp/

データセンターサービス
http://datacenter.sakura.ad.jp/

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タブレットユーザーの7割は表示速度2秒以内を期待、4割は問題を経験したら二度とアクセスしない。コンピュウェアが調査 [ニュース] | Web担当者Forum

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日本コンピュウェアは3月26日、米コンピュウェア コーポレーションによる世界的調査「タブレットユーザーへの対応:彼らはWebサイトに何を期待しているのか」の結果を発表した。

調査内容は、米コンピュウェア コーポレーションが3月13日発表したもので、世界中のタブレットユーザーがWeb体験に関して高い期待を抱いていることがわかり、全体の3分の1のユーザーは、期待に達しない企業からのオンライン購入は控える傾向にあるという。

調査から、タブレットユーザー全体のうち、約70%(日本83%)のユーザーはWebサイトのロード時間2秒以内を期待しており、日本のユーザーは全体と比較してより早いロード時間を期待。全体の3分の2以上のユーザーは、PCサイトより早いロード時間をタブレットを利用したWebサイトの閲覧に求めているという。

「タブレットでのページロード時間はどれぐらいであるべきか?」コンピュウェア調査レポートより

また、タブレット端末でWebサイトにアクセスして問題を経験した場合、ユーザー全体のうち「たぶん二度とそのサイトにアクセスしない」と49%が、「競合他社のサイトにアクセス」と46%が回答した(日本はそれぞれ47%と30%)。さらに、「PCやモバイル経由でも多分アクセスしない」と35%が、「その会社からはたぶん購入しない」と33%が回答した(日本はそれぞれ31%と24%)。

「Webサイトで問題を経験。あなたはどうしますか?」コンピュウェア調査レポートより

経験した問題として最も多くあげられたのは、ロード時間の遅さ66%(日本68%)、サイトのクラッシュ44%(日本45%)、サイトの機能に関する問題42%(日本51%)、サイトのフォーマットに関する問題40%(日本35%)の順であった。

調査期間は2012年1月5日~1月16日。調査会社のEquation Research社が調査を行い、調査対象サンプル数は総回答者数2,033人。対象の条件は、タブレットを所有している人、過去6か月にタブレットを使用してインターネットにアクセスした人。

プレスリリース
http://offers.compuware.com/register?cid=70170000000gmg0

日本コンピュウェア
http://jp.compuware.com/

米コンピュウェア コーポレーション
http://www.compuware.com

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mixiで買い物ができる「mixiモール」1600店で開始 DeNAと共同で [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト
mixiモール(http://mmall.jp/

ディー・エヌ・エー(DeNA)とミクシィが3月下旬に共同で開設する「mixiモール」の詳細が明らかになった。DeNAのECモール「ビッダーズ」に登録している商品データを利用する形で、SNSサイト「mixi」上に各店舗の専用ページを開設。友人に商品を紹介し、購買を誘発する仕組みとなり、「mixi」内で決済まで完結する。開始時点で「ビッダーズ」出店者の4割に当たる1600店が出店。「ビッダーズ」の新規出店者獲得にもつなげる考え。

「mixiモール」は、PC、モバイル、スマホのいずれにも対応。「ビッダーズ」や「auショッピングモール」と同様、「mixiモール」にも専用のトップページを設ける。トップページは「mixi」のユーザーページの上部に表示されるメニューの中に新たに加わる「ショッピング」にリンクされている。商品カテゴリーから商品を探すことができるほか、ランキングや特集ページの紹介などを行う。友達同士の交流から商品ページに集客するモデルのため、広告枠などは用意していない。

今後、出店者にとって広告を活用するメリットが生まれてきた段階で、広告枠の提供も考えたい」(DeNA・中島真ショッピング統括部長)としている。

商品ページには「気になる」と「持っている」の2種類のアクションボタンを設置する。ユーザーはこれを利用してその商品に対する感想を書き込むと、友達登録している友人のフィード上に表示される。「コメントを簡単に書き込めるような仕組みを整えた。活発な交流によって新たな購買に導きたい」(同)とする。

外部ページに移動することなく購入、決済できる。提供する決済手段は「ビッダーズ」と同様の決済手段を用意、キャリア決済も可能にした。「mixi」のIDで購入でき、住所などまだ登録していない情報があれば、追加で登録してもらう。

「mixiモール」に出店するには「ビッダーズ」への出店契約が必須となる。「ビッダーズ」出店者であれば、追加固定費なしで出店できる。「mixiモール」経由の売り上げ手数料は従来よりも割高になる。

通常のモールであれば、売れ筋商品を展開していくが、クチコミが集客の核になるこのモールでは、売れ筋でない商品でも出店者がうまく仕掛ければ売れ筋にすることができる。今後、このモールでの成功手法などもセミナーなどで提供していく予定だ」(同)としている。

・mixiモール
http://mmall.jp/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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モバイル/スマートフォン関連のグーグル検索の基本に回答 | グーグル公式Q&A #2 [グーグルのサーチクオリティ担当者が答えるグーグル検索Q&A] | Web担当者Forum

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グーグルのサーチクオリティ担当者が答える“グーグル検索Q&A”

今回は、グーグル検索にモバイルやスマートフォンサイトを正しく認識させるためのモバイル最適化の基本について、3つの質問にお答えします。

  • Google検索にスマホサイトだと正しく伝えてインデックスしてもらうには?
  • PCやモバイル向けのサイト構築では「rel="canonical"」属性を使ってもいい?
  • PCサイトとモバイルサイトをユーザーエージェントで振り分けるのはクローキングになる?

Google検索にスマホサイトだと正しく伝えてインデックスしてもらうには?

Google検索と相性の良いPC、モバイル、スマートフォン向けの
サイトの構築方法を教えて下さい

Google検索と相性の良いPC、モバイル、スマートフォン向けのサイトの構築方法については、過去にGoogleのウェブマスター向け公式ブログで次のような記事を掲載していますので、まずそちらをご覧ください。

Googleのクローラには、デスクトップ版のサイトをインデックスするGooglebotと、モバイルサイトをインデックスするGooglebot-Mobileがあります。また、2011年12月から、スマートフォン版のクローラ「Googlebot-Mobile」を導入しました。技術的な話になりますが、それぞれのクローラに対応するコンテンツを見せることは、Googlebotのユーザーエージェントを判別して、振り分けを行うことで可能です。

ただし、ユーザーエージェントによる振り分けを行っている場合は、次の点に注意してください。

  • デスクトップPCのユーザーと、デスクトップ版のGooglebotのアクセスには同一コンテンツを返す
  • 携帯電話(フィーチャーフォン)のユーザーと、携帯電話版のGooglebot-Mobileのアクセスには同一コンテンツを返す
  • スマートフォンのユーザーと、スマートフォン版のGooglebot-Mobileのアクセスには同一コンテンツを返す

つまり、デスクトップ版のサイトを見に来たユーザーとGoogle検索のクローラに対しては、デスクトップ版のコンテンツを返すということです。フィーチャーフォンやスマートフォンでも同じです。

ユーザーとGooglebotのどちらにも同じコンテンツを見せる

また、スマートフォン版のGooglebotのユーザーエージェントなど詳しい情報はブログ記事「スマートフォン版 Googlebot-Mobile の導入について」をご覧下さい。その他、ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラムの特設スレッドにて、ウェブマスターのみなさまから質問を募集し、Google社員が回答しています。その質問や回答は「スマートフォン版 Googlebot-Mobile の導入について」の特設スレッドで公開していますので、そちらもご覧下さい。

PCやモバイル向けのサイト構築では
「rel="canonical"」属性を使ってもいい?

Google検索と相性の良いPC、モバイル、スマートフォン向けのサイトを構築する際に、「rel="canonical"」を使う方法で何か問題はありますか?

rel="canonical"属性は、重複するコンテンツがある場合に、検索結果に優先的に表示させたいページを指定するために利用するものですが、Google検索と相性の良いモバイルサイトの作成方法の1つとして、rel="canonical"属性を使ってデスクトップやモバイルサイトなどの同一内容のページを正規化することは特に問題はありません。rel="canonical"の詳細は、公式ブログの「検索結果に優先的に表示させたいページの指定について」を参照してください。

たとえば、スマートフォン用ページからデスクトップ版ページへrel="canonical"で指定することによって、スマートフォン用ページとデスクトップ版ページの関係をGoogleに伝えることができますので、Q1で例示したようにスマートフォンのクローラを適切に対処している場合は、Skip Redirect※1の機能が有効になる可能性が高まります。

また、フィーチャーフォンに最適化したページがある場合は、デスクトップ版のページには、フィーチャーフォンからのアクセスに対し適切なリダイレクト設定をするか、フィーチャーフォン用のサイトの場所を示す「rel="alternate" media="handheld"」を設定することをおすすめします(詳細はウェブマスター向けガイドラインのヘルプ記事をご覧ください)。

※1 Skip Redirectとは

スマートフォンでアクセスすると、スマートフォン用に最適化されたページにリダイレクトするサイトがあります。Skip Redirectとは、スマートフォン用のクローラがそのようなサイトを検出した時に、スマートフォンに対しては検索結果に表示されるURLはそのままに、スマートフォン用のページを直接サーブする機能です。つまり、ユーザーは表示されたURLを経由せず、直接スマートフォン用のURLにアクセスすることになります。リダイレクト元のページにアクセスしないため、リダイレクトに起因して発生する遅延を短縮でき、ユーザーの利便性の向上につながります。

PCサイトとモバイルサイトをユーザーエージェントで
振り分けるのはクローキングになる?

同じURLでPC用、モバイル用、スマートフォン用の各ページのユーザーエージェントによる振り分けを行った場合、各々の違いはどの程度までクローキングとみなされず容認されますか?
PC用ではPC向け商品、モバイル用ではモバイル・スマホ向け商品といったサイトを運営していたのですが、インデックス削除されてしまったことがあります。

サイトがインデックスから消えた理由については、いただいた情報だけでは判断できませんので、質問の核心「どの程度の違いならユーザーエージェントによる振り分けは容認されるか」という質問について回答いたします。

この質問で重要なポイントは、PC用のページとモバイル用のページでどの程度の誤差が容認されるかよりも、Q1でも説明したように、ユーザーとGooglebotに同じ情報を見せているかどうかが非常に重要です。つまり、Q1の図にもあるように、それぞれのコンテンツにアクセスしてきたユーザーとGooglebotに対して、同じコンテンツを見せる設定になっていたかどうかです。まずはこの設定が適切にされているかどうかを確認してみてください。

詳しい情報は、「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」(PDF)のP27「携帯ユーザーを適切に誘導しよう」や公式ブログの記事「モバイル版とデスクトップ版の両方のサイトを運営しているウェブマスターの皆様へ」を参照してください。

次に具体的な誤差についてですが、クローキングが問題となるのは、モバイルとPC用のコンテンツが異なることではなく、クローラとユーザーに見せるコンテンツが異なることですので、上記クローラの振り分けが適切にされている場合は通常問題ありません。

最後に、ご質問の例についてコメントさせていただきます。モバイルでPC用の商品を検索したユーザーに、モバイル用の商品を表示してしまうと、モバイルでPC用の商品を検索するユーザーが目的の情報にたどりつけなくなってしまいます。クローキングか否かとは別に、ユーザーの利便性を考え再検討されることをおすすめします。

◇◇◇

モバイルサイトの運営について質問などありましたら、Googleが運営する公式ユーザーフォーラム、ウェブマスター向け公式フォーラムでモバイルサイト専用のカテゴリがありますのでこちらでも、ぜひご質問ください!

グーグル
サーチクオリティチーム

サーチクオリティチームは、ウェブマスターの皆さまが、少しでも上手にGoogle 検索との相性の良いサイト制作ができるよう様々な活動を行っています。例えば、「Google ウェブマスター向け公式ブログ」や「ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム」などを運営しています。また、検索エンジン最適化について、図を用いてわかりやすく解説した「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド(PDF)」を公開していますので、まだご覧になっていない方は、ぜひご一読ください。

グーグル、サーチクオリティチーム
サーチクオリティチーム
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もしも、「札幌ドーム」を解析するなら(後半)[第59回(最終回)] [有名サイト、かってに解析!] | Web担当者Forum

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誰もが知っている有名サイトをエキスパートレビューしながら、「もし、アクセス解析するなら」どのポイントに着目するかを第三者的な視点から解説。アクセス解析を用いてサイトの改善を行うための仮説構築力を身につけて、自社サイト、クライアントサイトをアクセス解析する際に役立ててほしい。

有名サイト、かってに解析!

毎週・木曜9時は「かってに解析!」。誰もが知っている有名サイトをかってに取り上げ、「もしもアクセス解析をするならば、どこに目をつけるか?」という視点で、サイトの問題点やチェックポイントにあたりをつける方法を解説していく。

今回も「札幌ドーム」のWebサイトを取り上げる。前回と今回、2回にわたり、イベント施設のWebサイトを取り上げ、課題の抽出や考察を行うのだが、筆者はイベント施設にかかわる各企業やサイトが直面している課題や戦略・戦術を十分に理解しているわけではない。あくまでもどのような点に着目したらよいのかを重視して読んでいってほしい。

長らくご愛顧いただいたこの連載だが、今回が最終回となる。では、最後の「かってに解析!」を進めていこう。

「札幌ドーム」の閲覧シチュエーションを想定

前回説明したが、念のため、繰り返しておこう。サイト利用シナリオは、「アマチュアサッカーチームのマネージャーが、サッカー練習場、あるいは試合場として札幌ドームを使えないか調べたい」という目的で訪問した、というものだ。

誰が 草サッカーチームのマネージャー
何の目的で 札幌ドームのサッカー施設を利用してみようと調査しにサイトを訪問
具体的には 施設の詳細、利用できる日、利用料金を調べたい

「札幌ドーム」をエキスパートレビュー!

前回のおさらい

前回はまず、検索サイトで「札幌ドーム」と検索し、自然検索結果ページで1位に表示されていたリンクをクリックして、「札幌ドーム」のトップページを訪れるところから始めた。

トップページは総じてコンパクトな作りとなっていて、英語版、韓国語版、中国語版へのリンクが設置されていた。

グローバルナビゲーションのラベルを見れば、サイト全体の構成がだいたい想像できる作りだったが、「ドームスケジュール」と「イベントカレンダー」の違いだけが、ピンと来なかったので、順番に見てみた。

「イベントカレンダー」は、当月を含めた3か月間のイベントが一覧できるページで、もう一方の「ドームスケジュール」は、当日の営業時間と開催イベントの案内で、要するに「本日の札幌ドーム」のことだった。

前回はここまで。今回は閲覧シナリオに沿って、施設の設備情報や、利用料金などを見ていくことにしよう。

トップページの「主催者様へ」をクリックしてみた

今回の閲覧シナリオは、「施設をイベント開催者(マネージャー)として使ってみたい」という目的なので、グローバルナビゲーションの上にある「主催者様へ」(図3の紫枠で囲んだ部分)か、グローバルナビゲーションの「施設利用・見学」(図3の黄枠で囲んだ部分、右から3つ目)が該当しそうだ。

図3(再掲):「札幌ドーム」のトップページ
図3(再掲):「札幌ドーム」のトップページ

まず「主催者様へ」をクリックしてみた。表示されたのが「主催者様へ」のページだ(図10)。

図10:「札幌ドーム」の「主催者様へ」のページ
図10:「札幌ドーム」の「主催者様へ」のページ

こちらのページは、どうやらアリーナを使うような巨大イベントが対象のようだ。「利用料金表」を見ると、「観戦・鑑賞型イベント」が1日800万円、それ以外のイベントが450万円となっている。どちらも数百万円単位で、1日(7時から24時までが基本)利用というのが原則だ。とても小さな団体や組織が使える金額感ではない。このページには、今回の目的とする情報は掲載されていなかった。

  • グローバルナビゲーションの「施設利用・見学」をクリックしてみた
  • 「サッカー一般利用」のページへ移動する

「札幌ドーム」をエキスパートレビュー!(続き)

グローバルナビゲーションの「施設利用・見学」をクリックしてみた

そこで、もう1つの候補であるグローバルナビゲーションの「施設利用・見学」をクリックしてみた。現れたのは「館内案内図」のページで(図11)、館内の施設案内が中心のページだ。ここは単に利用者として来たときに、どんな施設や売店などがあるのかを確認するのに適したページだ。

いつも営業している施設群(図11の青枠で囲んだ部分)と、アリーナでイベントがあるときだけアリーナ内で営業している飲食店(図11の赤枠で囲んだ部分)に大きく分かれて記述されている。

図11:「札幌ドーム」の「館内案内図」のページ
図11:「札幌ドーム」の「館内案内図」のページ

パッと気が付くのは難しいかもしれないが、この「館内案内図」ページのメインビジュアル直下の部分に「野球一般利用」「サッカー一般利用」といったリンクがある(図11の緑枠で囲んだ部分)。どうやら目的のリンクはここにあったようだ。

確かに、この「施設利用・見学」に属するコンテンツであるとは思うのだが、来訪目的別で見る軸が欲しい感じがする。例えば「イベント主催者」「イベントの観客」「自分で施設を使う人」「観光目的の訪問」みたいなWebサイト利用の立場別のナビゲーションの軸がもう1つ明確にグルーピングされているとよいように感じた

「サッカー一般利用」のページへ移動する

それでは「サッカー一般利用」のリンク(図11の緑枠で囲んだ部分)をクリックしてみよう。「サッカー一般利用」のページ(図12)へ移動する。

このページの上部には

  • 「屋外サッカーステージ」
  • 「屋外サッカー練習場」
  • 「屋外アリーナ」

の3つのボタンがある。場所によって選択肢を提示しているのはわかりやすい図12の緑枠で囲んだ部分)。

図12:「札幌ドーム」の「サッカー一般利用」のページ
図12:「札幌ドーム」の「サッカー一般利用」のページ

ページをスクロールして下に読み進んでいくと、「利用形態」「各サッカー場について」「空き状況確認と利用申込方法」といった情報の記載がある。ざっとは理解できたが、利用料金が書いていないので、それぞれのページで確認しなければいけないようだ

上の3つのボタンに戻る。「屋内アリーナ」は料金が高そうだから、「屋外サッカー練習場」のページをまず見てみよう。真ん中のリンク(図12の赤枠で囲んだ部分)をクリックしてみると、「屋外サッカー練習場」のページへ移動する(次ページ図13)。

  • 「屋外サッカー練習場」の説明ページ
  • 施設の利用予約のしかた

「札幌ドーム」をエキスパートレビュー!(続き)

「屋外サッカー練習場」の説明ページ

図13が「屋外サッカー練習場」のページだ。

図13:「札幌ドーム」の「屋外サッカー練習場」のページ
図13:「札幌ドーム」の「屋外サッカー練習場」のページ

「利用案内」「利用料金」「利用規約」のコンテンツへのリンクがあるようだが(図13の緑枠で囲んだ部分)、最初にページを表示した際には、「利用案内」が選択されている。一番の関心事である「利用料金」にすぐにたどり着けないのが少々もどかしい。

1枠(申し込みの最小単位)の利用時間は、天然芝練習場なら3時間、人工芝練習場では2時間で(図13の赤枠で囲んだ部分)、申し込みは「札幌市公共施設予約情報システム」(図13の青枠で囲んだ部分)で行うらしい。

施設の利用予約のしかた

「札幌市公共施設予約情報システム」のリンクをクリックすると、「札幌市公共施設予約情報システムのご案内」のページ(図14)を介して、「施設予約サービス」のページ(図15)に行く。

図14:「札幌市公共施設予約情報システムのご案内」のページ
図15:「施設予約サービス」のページ

初めて予約をする人は、まず登録が必要となる(図15の青枠で囲んだ部分)。この予約システムは、「札幌ドーム」とは別のWebサイトになるので、今回はこれより先に進むのはやめておくが、行政の施設共有で各施設の予約機能やスケジュール管理が集約されているのは結構よいかもしれない

  • 施設の利用料金はいくら?
  • 施設の場所とアクセス方法を確認したい
  • 「札幌ドーム」のページの作り方の特徴

「札幌ドーム」をエキスパートレビュー!(続き)

施設の利用料金はいくら?

次に、利用料金を見てみよう。「利用料金」(前ページ図13の黄枠で囲んだ部分)をクリックすると、表示されたコンテンツは変化して、利用料金の一覧表が表示されるが、URLに変化はない(図16)。

図16:「屋外サッカー練習場」の「利用料金」ページ
図16:「屋外サッカー練習場」の「利用料金」ページ

一般なら天然芝で3時間7,200円、人工芝2時間で4,800円ということだ。意外と利用しやすそうな価格になっている。

ついでに、「屋外サッカーステージ」の料金と、「屋内アリーナ」の料金も見てみることにする(図12の緑枠で囲んだ部分をクリック)。

「屋外サッカーステージ」は平日10万円、1枠は3時間ということなので、やはり練習場とは格段に値段が違う。「屋内アリーナ」も平日1枠3時間で、6万円から9万円と利用人数に応じて幅がある。やはりそれなりの料金だ。「屋外サッカーステージ」と「屋内アリーナ」の2つは、「札幌ドーム市民利用受付」電話で申し込みをして、申し込み多数だと、利用前々月10日に抽選で決定するという仕組みだった。

屋内アリーナは人工芝なので芝が荒れるとかの影響は少ないと考えられるが、サッカーでの利用も2011年秋から開始することで、さらに稼働率を上げるように取り組み始めているのだろう。

施設の場所とアクセス方法を確認したい

次は、札幌ドームの施設の場所を確認しておこう。グローバルナビゲーションの「アクセス・駐車場」を選択する。「札幌市内位置図」のページ(図17)に来るが、それぞれ最寄りの駅などからの所要時間の記載はない。

図17:「札幌ドーム」の「札幌市内位置図」ページ
図17:「札幌ドーム」の「札幌市内位置図」ページ

メインビジュアルの下に、「交通案内」「駐車場案内」といったリンク群があるので(図17の青枠で囲んだ部分)、その中の「交通案内」をクリックすると図18が出現する。

図18:「札幌ドーム」の「交通案内」ページ
図18:「札幌ドーム」の「交通案内」のページ

これで詳細は確認できた。

「札幌ドーム」のページの作り方の特徴

こうしてくまなくこのWebサイトを見てくると、このサイト全体のページの作り方が、だんだん見えてくる。グローバルナビゲーションのメニュー(たとえば「アクセス・駐車場」)をクリックすると、第2階層のサブメニュー(位置図、交通案内、駐車場案内、徒歩・自転車・バイクでのご来場)の一番左にあるページ(位置図)が表示される。第2階層のコンテンツはここから選択するというのが基本的な構造になっているようだ。現在いるページの所在もわかりにくいので、この構造であれば、サブメニューをタブのように見せて、現在地を明確にした方が親切だろう

あるいは、例えば図19の会社案内のページのようにしてもよい。メインビジュアル直下に横にリンクが並んでいる(図19の黄枠で囲んだ部分)が、これらのリンクを立てに単純に並べたページの作りになっている(図19の赤枠で囲んだ部分)。

図19:「札幌ドーム」の「会社案内」ページ
図19:「札幌ドーム」の「会社案内」のページ

リンクの存在や階層構造はこちらの方がわかりやすい。ただ現状、横幅がコンパクトになっているので、もしリニューアルの機会があるとしたら、上部にはグローバルナビゲーションとメインビジュアルの作りはそのままで、その下は2段組みでサイドバーを増設して、左か右にサイドメニューを配置する。そこに第2階層へのリンクを並べるとスッキリするのではないか。

  • ついでに、その他の施設紹介ページも見てみた

「札幌ドーム」をエキスパートレビュー!(続き)

ついでに、その他の施設紹介ページも見てみた

将来トレーニングルームなども利用してみたいと思っていたので、グローバルナビゲーションの「施設利用・見学」カテゴリーにある「トレーニングルーム」のページも覗いてみよう(図20)。1回500円で利用できるようなので、近場に住んでいる人には重宝するかもしれない。

図20:「札幌ドーム」の「トレーニングルーム」のページ
図20:「札幌ドーム」の「トレーニングルーム」のページ

札幌ドームには展望台などもあり、団体料金も設定されている(図21の青枠で囲んだ部分)。団体料金はもっと大胆に下げてもよいような気がするが、単に観光施設としても楽しめるだろう。実際ドームツアーと共通券というのもある(図21の赤枠で囲んだ部分)。

図21:「札幌ドーム」の「展望台」のページ
図21:「札幌ドーム」の「展望台」のページ

そのあたりのアピールができるともっとよいのではないだろうか。さすがに「札幌市 観光」なんてキーワードで検索連動型広告をガンガン出していいのかどうか判断は安易にできないが、必ずしも大きなイベントだけでない普段の集客というのも稼働率を上げるためにはじわじわと効いてくるように思える

  • アクセス解析的な視点でのチェックポイント
  • 連載全体のまとめ:Webサイトの問題点をどのように考えていくか?

アクセス解析的な視点でのチェックポイント

最後にアクセス解析的な視点で見るべきポイントをまとめておこう。

  1. トップページについて

    現状把握には、まずクリックマップのようなツールで、トップページからのリンクはどこが多いのかということを把握したい。新着情報などはあまりクリックされていないように思えるがどうだろうか。

    また、コンテンツが大量にあるわけではないので、コンテンツの種類、来訪者の種類など複数の軸で誘導するようなリンク構造にするのが有効な気がした。できれば同一訪問内で閲覧するコンテンツを調べて、親和性の高いコンテンツをグルーピングするような見せ方ができればと思う。

    グローバルナビゲーションに関しては、マウスオーバーすると第2階層が表示されるようになると、いちいちクリックして次のページを確認する手間も省けるし、行きたいページへ直接誘導することも可能になるだろう。

    あとは「ドームスケジュール」などのラベルが分かりやすいかどうかという点が気になる。これは他のページでもそうだと思うが、何かのタスクを与えて実際にやってもらうユーザーテストを行うことで、分かりにくい表現などをピックアップしていくとよいのではないか

    細かい点では、文字の大きさの変更や、別言語への翻訳などの割合がどの程度あるのか、他国からのアクセスがどのくらいあるのかは把握しておきたい。外国からの観光というのは、観光施設で無視できないポイントになるだろう。

    また、トップページを含めてindex.htmlというファイル名付きでも無しでもアクセスできるので、同一コンテンツでURLが複数存在する問題があったのは気になった。本来はリダイレクトなどで、URLは1つに集約した方が、検索エンジン最適化上もアクセス解析でも楽だろう

  2. サッカー一般利用のページ

    このページでは、「利用案内」「利用料金」「利用規約」のコンテンツが同じURL内で処理されている点が気になった。アクセス解析ツールによっては、どのコンテンツが見られているのかを判別できない可能性もあり、どのコンテンツを見ているのかがきちんとわかるように計測する工夫を凝らしたい

連載全体のまとめ:Webサイトの問題点をどのように考えていくべきか?

今回はコンテンツのボリュームが膨大だったわけではないので、見るべきポイントはそれほど多くなかったが、今までの連載も振り返って、改めてどのようにWebサイトの問題点を考えていくべきかというのを、連載を終えるにあたり、簡単にまとめておきたい。

賢明な読者はお気づきだと思うが、この連載では、基本的に何か突拍子もない理論を振りかざしてきたつもりもないし、目を見張るようなテクニックを駆使したこともない。ごく当たり前の話しかしてこなかった。当たり前の視点からでも様々な問題点を発見していくことができると感じていただけたら幸いである。

個々のWebサイトの事情を知っていれば、もちろんもっと有効な手段を提供できたかもしれないが、本連載では、そういった個々の特別な事情や数字は未知であるという前提で話を展開してきた。

しかし第三者としてWebサイトを見てきても、様々な問題がありそうなことは容易に想像できた。皆さんも、第三者の視点で、自分のサイトをぜひ振り返っていただきたいと思う。私がやったアプローチはそれほど多くはない。ポイントは3つに絞れる。

まずユーザーのことを想像する

Webサイトは様々な人たちが訪問する。しかし、ある程度典型的なユーザー像は何種類か想定できるはずだ。ペルソナなどといった専門用語を持ち出すまでもなく、こんな人が来ている、こんな人が来てほしいというユーザー像はWebサイト運営者なら持っているはずだ。ではその人たちにとって、例えば、トップページは分かりやすく出来ているか、よく訪れそうな入口ページは分かりやすく出来ているか、そういうことを想像してWebサイトを作っているか。つまり、実際のデータを活用しているかということだ。

データから分かりにくいこともある

一方で、データはすべてを明らかにしてくれるわけではない。もちろん、アンケートの調査結果が時として回答者の理想像を語っているに過ぎない場合があるということに比較すれば、アクセス解析データはユーザーの自然な行動の集積なので、より正直だ。しかしデータは時として膨大で、例えば無限に発散する経路の分析をしても問題点が簡単に見つかるわけではない。

そんな時に有効なのは、A/Bテストのように、ある成果を達成する確率の優劣で判断するという方法だ。これは定量的な手法でどちらが優れているのかを相対的に検証する方法である。

またもう1つ有効なのはユーザーテストで、定量的ではないが、定性的な手法で主要な問題点を浮き彫りにする手法だ。5人の被験者にあるタスクを行ってもらって出てきたエラーで、全エラーの85%が発見できるともいう。

アクセス解析以外の定量的、定性的調査についてもお薦めしてきたが、様々な手法を使ってWebサイトの改善に活用してほしいと思う。

仮説検証型のアプローチ

最後に仮説検証型のアプローチをお薦めしたい。上記の2つの前提とも言えるのだが、最終的にはWebサイト運営者自身が、何らかの問題意識を持っているということが大事だ。問題意識を持っていれば、こうした方がいいのではないか、なぜならこうだと思うからという仮説が自然に浮かんでくるだろう。

問題意識を持っていれば、改善案をぶつけるA/Bテストだってできるし、データもそういう目で比較検討することができるようになるはずだ。Webサイトは1日にしてならず。つねに「現在のWebサイトは、最高の状態に比べれば仮の姿でしかない」ということをベースに、どうしたらもっとよくできるかということを意識しながら、できることからコツコツと、日々着実にWebサイトを少しずつ良くしていっていただければと思う。

◇◇◇

毎週・木曜9時の「有名サイト、かってに解析!」は、定期連載としては、今回でいったん終了します。みなさんのご愛顧に感謝いたします(編集部)。

衣袋教授の丸2日でアクセス解析を徹底的に学ぶ講座アクセス解析ゼミナール」を2012年4月17日と4月24日に開催します。主催はアクセス解析イニシアチブ。3月内申込みで早割あり。 → http://a2i.jp/activity/training

衣袋 宏美

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社インターネット視聴率センター長を経て、2000年ネットレイティングス入社視聴率サービス立ち上げに参画、2006年ネットレイティングス社フェローに就任。株式会社クロス・フュージョン代表取締役。またデジタルハリウッド大学院客員教授、米Web Analytics Association会員、アクセス解析イニシアチブ副代表。

著書など:
Web担当者Forumでの連載:
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ディーツーコミュニケーションズ、スマートフォン利用動向調査でユーザーは25%超 [ニュース] | Web担当者Forum

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モバイル広告のディーツーコミュニケーションズは、スマートフォンの利用動向調査の結果を3月22日発表した。ユーザーは、一般的な携帯電話(フィーチャーフォン)との併用を合わせると25%を超えていた。1日あたりのインターネット利用の平均時間はフィーチャーフォンより長く、モバイルインターネットショッピングの利用経験者の割合もフィーチャーフォンより高かった。

調査は、2月7、8日に全国の15~69歳の男女を対象にパソコンのインターネットで実施。3095サンプルを集計した。所有する端末は、フィーチャーフォンのみが74.5%、スマートフォンのみが19.0%、併用が6.5%で、スマートフォンのみと併用の合計は25.5%となった。2011年10月の調査から4.9ポイント増え、携帯電話ユーザーの4人に1人がフィーチャーフォンを持っていることになる。

インターネットの利用時間は、フィーチャーフォンのみが1日平均47.8分だったのに対し、スマートフォン(併用を含む)は71.0分と20分以上多く、モバイルインターネットショッピングの利用経験の割合でも、フィーチャーフォンのみのユーザーは39.9%、スマートフォン(同)は46.7%と、スマートフォンが高かった。3ヵ月以内の平均利用額はフィーチャーフォンのみが9688円、スマートフォンは1万3857円となった。

ディーツーコミュニケーションズ
http://www.d2c.co.jp/

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IPA、対策促進を狙いに「地方公共団体のための脆弱性対応ガイド」をサイトで公開 [ニュース] | Web担当者Forum

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独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)は、地方公共団体の脆(ぜい)弱性対策促進を狙いに「地方公共団体のための脆弱性対応ガイド」をまとめ、3月26日にウェブサイトで公開した、と同日発表した。地方公共団体はインターネットを通じて行政サービスを提供している一方、システムの脆弱性対策がなかなか行われない現状があるといい、調査によって課題を明確にすると同時に、職員向けに脆弱性が見付かった際の対処などについて示した。

脆弱性への対応や対策に関して幹部や担当部門が必要性を理解していない、方針が定まっていない、などが課題になっていた。脆弱性対応ガイドはこうした現状を踏まえ、個人情報の外部流出、フィッシング詐欺サイトの設置、不正アクセスによるサービスの中断など脆弱性に起因する影響事例を挙げ、発見時の対応、脆弱性情報の公開、サービスの継続・停止など対処に関して解説。職員は脆弱性が発見される前に検討する事柄を知ることができる。

情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/

地方公共団体のための脆弱性対応ガイド
http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/LGguide.pdf

地方公共団体の脆弱性対策の実態に関する調査報告書
http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/LGreport.pdf

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ライフネット生命保険 東証マザーズ上場 ネット専業生保で初 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

ライフネット生命保険(本社東京都、出口治明社長)が3月15日、東証マザーズに株式上場した。生保の株式上場では第一生命保険に次いで2社目。ネット専業生保としては初の上場となる。同社は、割安な保険料を武器に拡大を続けており、保有契約数は11万件を超えた。上場により知名度・信頼度を向上し、さらなる普及を目指す。

08年5月の開業以来、大手生保に比べ5~6割安い保険料をネット上で訴求し、若年層を開拓していった。11年12月に契約件数が10万件を突破、12年1月には契約高が1兆円を超えた。顧客の7割は20~30代が占める。

上場初値は930円と、公募価格(1000円)を70円下回り、初日の終値は995円だった。

上場により調達した約78億円は商品開発やシステム更新に充てるほか、海外でのネット生保事業への投資に充てる方針。

海外の金融機関と合弁会社をつくってネット生保を立ち上げることなどを検討する。

同社が成長を続けてはいるものの、新契約で見たネット生保のシェアは1%未満。出口社長は「マラソンでいうとまだ競技場を出たところ」としており、今後の飛躍に勝負をかける考えだ。

・ライフネット生命保険
http://www.lifenet-seimei.co.jp/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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チェックインの認知率は11%、Twitterユーザーの約3割はテレビ視聴中にハッシュタグを利用 | ソーシャルメディア白書2012 ハイライト #3 [ソーシャルメディア白書2012 ハイライト] | Web担当者Forum

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ソーシャルメディア白書2012 ハイライト

この記事では、一般消費者1万人と企業400社への調査データから、日本のソーシャルメディアの利用実態を明らかにした、書籍『ソーシャルメディア白書2012』のなかから、Web担の読者向けに注目データをピックアップし、全9回にわたってお届けします。

この記事で紹介しているデータのハイライト
  • 位置情報チェックインの認知率はわずか11%
  • 認知者においてもチェックイン利用は限定的
  • スマートフォンだけでなく、フィーチャーフォンからのチェックインも活発
  • Twitterユーザーの約3割はハッシュタグを使いテレビの同時視聴を楽しむ

位置情報チェックインの認知率はわずか11%

小売業や外食産業において、昨今注目が集まる位置情報チェックインや同機能を活用したチェックインクーポン。今回の調査から、代表的な位置情報チェックインサービスとして挙げた「facebook places」「mixiチェックイン」「コロプラ」「foursquare」「ロケタッチ」のインターネットユーザーの認知率は、高いものでもわずか11%と現状は低くとどまっていることがわかりました。

サービス別の認知率を見ると、mixiチェックインとコロプラがそれぞれ10%程度で、Facebook Placesは5.4%でした。一部のソーシャルメディアユーザーに人気のfoursquareやロケタッチは、1%未満の認知率にとどまっています(図1:位置情報チェックインサービスの認知率)。

図1 位置情報チェックインサービスの認知率
図1 位置情報チェックインサービスの認知率
『ソーシャルメディア白書2012』(翔泳社)(c)2012 Tribal Media House, Inc. & Cross Marketing Inc.

認知者においてもチェックイン利用は限定的

位置情報チェックインサービスの認知層における利用率もまだまだ限定的です。「あなたは、以下の『位置チェックイン』を利用したことがありますか。」という質問に対して、「日常的に利用している」「たまに利用している」と回答したアクティブユーザーは、Facebook Places、mixiチェックイン、コロプラでそれぞれ20~30%程度でした。ただし、foursquareとロケタッチは60%を超えており、ユーザー数は限定的なものの、アクティブユーザー率が高いことがわかります。

比較的認知者数が多いのはFacebook Places、mixiチェックイン、コロプラの3サービスですが、それぞれ約半数が「知っているが利用したことがない」と回答しており、今後のユーザー数拡大には「利用の楽しさ」や「利用メリット」の訴求が必要であることがうかがえます(図2:認知層における位置情報チェックインサービスの利用率)。

図2 認知層における位置情報チェックインサービスの利用率
図2 認知層における位置情報チェックインサービスの利用率
『ソーシャルメディア白書2012』(翔泳社)(c)2012 Tribal Media House, Inc. & Cross Marketing Inc.

スマートフォンだけでなく、フィーチャーフォンからのチェックインも活発

一般的に、位置情報チェックイン機能は、スマートフォン端末からの利用者が多いイメージがあります。しかし、本調査から携帯電話・PHSのからの利用者もほぼ同数であり、いわゆるフィーチャーフォンユーザーもスマートフォンユーザーと同等に位置チェックインサービスを利用していることがわかります。

一方で、位置チェックインに利用するデバイスはサービスによって大きく異なるようです。Facebook Placesとmixiチェックインの利用デバイスを比較すると、Facebook Placesユーザーは2/3がスマートフォンを利用しているのに対し、mixiチェックインユーザーは2/3が携帯電話・PHSを利用していることがわかります(図3:利用デバイスごとの位置情報チェックインサービスの利用率)。

図3 利用デバイスごとの位置情報チェックインサービスの利用率
図3 利用デバイスごとの位置情報チェックインサービスの利用率
『ソーシャルメディア白書2012』(翔泳社)(c)2012 Tribal Media House, Inc. & Cross Marketing Inc.

Twitterユーザーの約3割はハッシュタグを使いテレビの同時視聴を楽しむ

一般的に「テレビとTwitterは相性が良い」と言われていますが、その関係を調査するために行った、「あなたは、テレビを見ながらTwitterでハッシュタグを用いてツイートすることがありますか」という質問に対して、「したことがない」と回答したユーザーが71.8%、つまり28.2%が経験したことがあると回答しています(「あまりしない」を含む)。

両メディアのリアルタイム性から、相性が良いとされるテレビとTwitterですが、本調査パネルにおいても、約3割のTwitterユーザーがハッシュタグを利用してタイムラインを見たり、ツイートしたりしながらテレビ番組を視聴していることがわかります(図4:テレビ視聴中のハッシュタグ利用率)。

図4 テレビ視聴中のハッシュタグ利用率(性・年代別)
図4 テレビ視聴中のハッシュタグ利用率(性・年代別)
『ソーシャルメディア白書2012』(翔泳社)(c)2012 Tribal Media House, Inc. & Cross Marketing Inc.
◇◇◇

第3回ハイライトは、チェックインやハッシュタグのような先進的なソーシャルメディア利用について紹介しました。

位置情報サービスの活用やTVなどマスメディアとの連動は昨今、企業からも大きな注目を集めている分野ですが、まだまだ発展途上ということができそうです。

ただし、チェックインについては、データが蓄積される中で利用メリットが明確に提示されれば大きく飛躍を遂げる可能性がありますし、ハッシュタグについても米国のようにテレビ番組やCMが固有のハッシュタグを紹介する、といったことが増えていけば大きく増加するのではないでしょうか。

次回は「ソーシャルメディアにおけるコミュニケーション実態」についてご紹介していきます。

調査概要
  • 調査目的:一般消費者のSNS利用状況の把握
  • 調査期間:2011年10月3日(月)~2011年10月10日(月)
  • 調査手法:インターネット調査(クロス・マーケティング アンケートモニター)
  • 調査対象:全国15~69歳までの男女
  • サンプル数:10,715サンプル
10代 20代 30代 40代 50代 60代
男性 387 924 1089 938 1105 905
女性 370 886 1053 928 1141 989
回収サンプル数
『ソーシャルメディア白書2012』
ソーシャルメディア白書2012 ハイライト
著:株式会社トライバルメディアハウス、株式会社クロス・マーケティング
出版社:翔泳社
定価:9,800円+税

日本では本格的なソーシャルメディアに関連したデータ集が圧倒的に不足しており、提案の現場では海外調査データや簡易的なウェブ調査などが多数引用されている状況である。そこで本書は、消費者や企業のソーシャルメディアの日本での利用実態を多様なデータとともに明らかにする。今後、ソーシャルコマース、ソーシャルCRM、ソーシャルゲームなど、さらにソーシャルメディアは存在感を増していくなか、本当に使えるデータを網羅する!

『ソーシャルメディア白書2012』の購入はこちらから。

株式会社トライバルメディアハウス
アナリスト
西村 顕一

慶應義塾大学商学部卒業後、トライバルメディアハウスに入社。ソーシャルメディアに関わる各種調査・分析、ソーシャルメディアマーケティングの戦略策定、効果測定などに携わる。現代ビジネス[講談社]にて連載執筆中。

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検索エンジンのブラックリストに載るための5つのSEO手法 など10+2記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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この記事を読むのにかかる時間: 約 9 分
タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

今週のピックアップ

検索エンジンのブラックリストに載るための5つのSEO手法
★★★★★ やってはいけないブラックハットSEO (Business on Main)

元Google社員でウェブマスターセントラルで働いていたヴァネッサ・フォック氏が、検索エンジンのブラックリストに載ってしまうような、やってはいけないSEOを5つ解説した。いずれも、いずれ検索エンジンに発見され、あなたのサイトの順位に悪影響を与えるような手法だ。

  1. 作為的なリンク
    サイト訪問者に紹介するためのリンクではなく、検索エンジンの評価の操作を狙った不自然なリンク(PageRankを渡さない明白な広告リンクを除く)

  2. リンク売買
    PageRankを操作するためのリンクの売り買いはガイドライン違反である。たとえJ.C.PennyForbesのような大手のサイトであってもペナルティを受けることがある。

  3. 相互リンク
    純粋に良いサイトだからお互いに紹介し合うのは問題ないが、「あなたのサイトにリンクするから代わりに自分のサイトにもリンクしてほしい」という検索順位を上げるための作為的な相互リンクは不正な行為に該当する。

  4. 交換リンク
    ディスカウントやプレゼントなど何かと引き換えにリンクを張ってもらうことも不正だと判断されうる。ペナルティを受けた事例もある。

  5. 隠しテキスト・キーワードの詰め込み

    • 人間のユーザーには見えない、背景色と同じ色の文字

    • CSSでマイナスの数字を指定して表示の外に飛ばす

    • ユーザーがクリックすることを目的としていない「詳細」というリンクのなかにテキストの段落を入れておく

    • 検索エンジンのロボットがアクセスした時だけ出てくるテキスト(クローキングに該当)

    • alt属性に画像に無関係なキーワードを記述する

優れたサイト構造やユーザーエクスペリエンスのことを考えずに、検索エンジンの隙を突こうとするSEOは長くもつことはない。

ここで挙げられたような取り組みによって上位表示しているとしたら、いつペナルティを受けても不思議ではない。

日本語で読めるSEO/SEM情報

スマートフォンのSEOによくある質問
★★★★☆ スマートフォンと検索エンジンの基本的な知識 (SEMリサーチ)

渡辺隆広氏がスマートフォン向けたSEOで頻繁に尋ねられる質問に回答した。パート1として以下の9つの質問に答えている。

  1. PC版Google と スマートフォン版Google に違いはありますか?
  2. スマートフォンに最適化したウェブサイトは、スマートフォン版Googleの検索結果で(PC版よりも)有利になりますか?
  3. PCに最適化したウェブサイトは、スマートフォン向けGoogleで不利になることはありますか?
  4. 「PC向けサイトのみ」を用意した場合と、「PC向けとスマホ向けサイトの2つ」を用意した場合、2つのサイトを用意した方がGoogleランキングで有利になりませんか?
  5. スマートフォン向けサイトしか用意していませんが、SEOはどうすればいいですか?
  6. タブレット版Googleとスマートフォン版Googleでランキングアルゴリズムに違いはありますか?
  7. しかし、PC版Googleとスマートフォン版Googleでは検索結果が変わる場合があります。これはどう説明されるのですか?
  8. 音声検索向けの最適化方法はあるのか?
  9. カメラ撮影検索向けの最適化方法はあるのか?

スマホ用サイトを運用中または運用予定のウェブ担当者は目をとおしておこう。

グーグルからの不自然リンク警告を無視し続けるとどうなる?
★★★★★ 最悪はインデックス削除 (SEO Imagination!)

ウェブマスターツールに届く「不自然なリンクに関する警告メッセージ」。これを無視して放置しておいた場合と速やかに対処した場合の状況推移を実体験に基づいて比較した記事。

結論としては直ちに不正なリンクを外し再審査リクエストを送るべきである。順位の下落ならその後の施策で回復の可能性はある。しかし無視し続けたとしたら最悪のケースではインデックス削除されることもあり得るようだ。

不自然リンクへの警告の対処法についてはこちらの記事ももう一度読んでおくといい。

Googleアナリティクスでソーシャルメディアの貢献度を計測
★★★★☆ うまく使いこなせるか? (アナリティクス 日本版 公式ブログ)

Googleアナリティクスに、ソーシャルメディアの価値を測るレポートが今後数週間かけて追加されていく。

ソーシャルメディアがサイトの何にどのように貢献しているかを計測することはなかなか難しい。Googleアナリティクスではこれまでもソーシャルエンゲージメントを測るレポートがあったが、実際のところかなり微妙な内容だった。

今回強化されたソーシャルレポートでは、以下のようなことがわかる。

  • サマリーレポート ―― ソーシャルの成果とコンバージョンへのインパクトを一目で確認
  • コンバージョンレポート ―― ソーシャルメディアはどの目標に影響したのか?
  • ソーシャルソース ―― ソーシャルネットワークごとの行動の違いを見極める
  • ソーシャルプラグイン ―― シェアされやすいコンテンツを見極める
  • アクティビティストリーム ―― サイトの外で何が起こっているか?
ソーシャルレポートの例
Googleアナリティクスブログに掲載されているソーシャルレポートの例

ちなみに、ソーシャルメディアのデータ取得には「アナリティクス ソーシャルデータハブ」を利用している。日本で最大手のはてなブックマークもハブに参加しているとのことだ。

あなたのGoogleアナリティクスにこの機能が追加されたら、ソーシャルメディアの貢献度をさっそく分析してみよう。

GAにPDFエクスポートとメールレポート機能が追加
★★★★★ 首を長くして待っていた機能 (Googleアナリティクス)

GoogleアナリティクスのPDFのエクスポート機能とメールレポート機能が、ついに新バージョンのインターフェイスに追加された(いつまで「新」と呼ぶべきなのか不明だが)。

GoogleアナリティクスのPDFエクスポートとメールレポート

新バージョンへの対応が遅れていたがやっと実装された。ベータ版とはいえ問題なく使えるはずだ。新しい機能も有用だがこういった基本的な機能もなくてはならない。

なお公式アナウンスは特に出ていない。

どうしてSEOをやるのか?
★★★★☆ SEOは手段であって目的ではない (無料SEO対策のススメ)

ウェブサイトを運営する目的は、通常、サイトを訪問したユーザーに何らかのアクションを起こしてもらうことだ。たとえば購入や申し込み、問い合わせ、資料請求、ダウンロードが該当する。

そうしたアクションを起こしてもらう訪問ユーザーを増やすための「手段の1つ」としてSEOがあるのだが、SEOが目的になってしまっているウェブ担当者が少なからず存在する。あなたは大丈夫だろうか? 最終目標は収益アップ(に繋がるアクション)であって、ランキングアップやアクセスアップではない。

アクセスアップよりもコンバージョン率アップに目を向けようというのがこちらの記事だ。SEOが不要ということでは決してないが、コンバージョンを見据えずにSEOを施策してもそれはザルで水をすくうようなものだ。SEOはコンバージョンさせるための手段に過ぎないことを確実に認識してほしい。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
・グーグルはmeta descriptionをランキング要因に使っているかも
・リンク切れはランキングに悪影響を及ぼすか?
・完全なバックリンク情報をグーグルが教えない理由
・アクセス急増のメッセージがグーグルから届いた
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
・Google検索が大きく変わる噂を徹底検証!
・これからのSEOに勝利するリンク構築の10手法

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

グーグルはmeta descriptionをランキング要因に使っているかも
★★★☆☆ そうだとしても微々たる要因っぽいが (hobo)

ランキングを決める指標としてmeta descriptionの内容をグーグルは使っていない。しかしこちらのブログの実験によると、ひょっとすると使い始めているかもしれないということだ。

meta descriptionにしか記述しておらずbodyセクション内には存在しないキーワードで検索したところ、そのページが検索結果に表示されたのだ。スニペットでも該当するキーワードが太文字で強調された。同じ実験を以前行った時には検索結果には出てこなかった。

ただコメント欄を読むと実験しても表示されなかった読者がいた。また元記事の筆者は2回実験したところ片方は表示されなかったそうだ。

また、最近グーグルが認めた「過度にSEOをしているサイトへのペナルティ」に使われるのではないかということも元記事では指摘している。

もっともmeta descriptionがランキング要因になっていてもいなくても、入念に考えたほうがいいことはグーグルのマット・カッツ氏のビデオ解説をピックアップして前回説明したとおりだ。適切なmeta descriptionであれば重要なキーワードは必然的に含まれるだろう。「ランキング要因になっているかもしれないから」といってむやみにキーワードを詰め込むと、それこそ過剰SEOとしてペナルティを受けるかもしれない。

リンク切れはランキングに悪影響を及ぼすか?
★★★☆☆ ランキングよりもユーザービリティを考える (WebmasterWorld)

外部サイトへのリンク切れを放置しておくと、ランキングに悪い影響が出るだろうか?

このような質問がWebmasterWorldに投稿された。

回答者によって意見が分かれる。「リンク切れを修正したらランキングが上がったことがあるから影響する」と答えるメンバーもいれば、「外部サイトは自分の手の及ぶ範囲ではないから影響しない」と答えるメンバーもいる。

グーグルのウェブマスター向けガイドラインでは、次のように書かれている。

無効なリンクがないかどうか、HTML が正しいかどうかを確認します。

ただしこれは、「デザインとコンテンツに関するガイドライン」の項目に書かれているので、ランキングというよりユーザービリティを考慮しているものだと考えられる。たしかにリンク切れはユーザーにとって明らかにマイナスだ。検索順位うんぬんよりもユーザービリティを損なわないために、定期的にリンク切れをチェックすることをおすすめする。

完全なバックリンク情報をグーグルが教えない理由
★★★★★ ウェブマスターのためとは理解できるけれど (Google Webmaster Central Channel)

サイトに対する被リンクの完全なデータをグーグルが提供する予定はありますか?

グーグルのマット・カッツ氏がこの質問にビデオで回答した。

ヤフーのサイトエクスプローラーはサービス提供を終了した。マイクロソフトはかつてリンク情報を提供していたが、乱用が激しかったので停止してしまったようだ。

僕たちグーグルの、リンク情報の提供に関するポリシーには2側面ある。

1つは、完全な情報ではなく一部分の情報をサンプルデータとして誰でも確認できるようにしてきたことだ(link:コマンド)。

もう1つは、サンプリングしていない全体の情報サイトの所有者だけに与えるようにしてきたことだ(ウェブマスターツールを通じて)。

僕らのポリシーがどうしてバランスが取れたものなのかをもう少し説明しよう。

ヤフーのサイトエクスプローラーはたくさんのリンクを教えてくれたけれど、それらはグーグルが把握しているリンクと完全に一致するものではなかった。さらに、どのリンクをグーグルが信用しているかも、ヤフーが把握していたはずがない。

そうしたデータがあったことで何が起きたかというと、多くの人の関心が「競合サイトが持っている質の低いリンク」に向いしまっていたんだ。サイトエクスプローラーで確認できるリンク情報には、質の高いリンクも質の低いリンクもすべて含まれていて、質に関する区別はされていない。そして、そうしたデータを見ていた担当者の多くは、そこに表示されているリンクのなかに「グーグルが評価していないリンク」が含まれていることを認識していなかった。

たとえばニューヨークタイムズが、文字どおり数千のバックリンクのサンプルをサードパーティ製のツールで調べて僕たちに送ってきて、「このうち何本が評価されているのか教えてほしい」と聞いてきたことがある。

競合のバックリンクを見て「こんな悪いことをやっているやつがいる」と言うのは簡単なことだ。でも、どれが良いリンク(グーグルが評価しているリンク)で、どれがまったく評価されていないリンクなのかは、だれも分かっていない(わかるはずもない)。

したがって、自分が所有するサイトへのリンクだけを見る権利があるというのは、相対的に適切なポリシーだと思う。

また、SEOをやっている人や競合でないなら、競争相手のすべてのリンク情報を知っても役には立たない。図書館の司書やパワーユーザーのような人ならば、link:コマンドを使って特定のページやサイトのごく一部のリンクのサンプルを得ることで十分だろう。だから、こうしたポリシーは正当化できると思う。

こうしたことから、僕たちが知っているあらゆるサイトのあらゆるリンクを見せるつもりはない。そうしてしまうと、人々が間違ったことにフォーカスしてしまいそうだからだ。

どのリンクが評価されているか分からないから、競合が持っている粗悪なすべてのリンクのことで頭がいっぱいになって自分が持っているいいリンクだけを見てしまいがちだ。そういったデータを表に出してしまったら、競合のデータを何とかして見たい人をさらに助長することになるだろう。

自分自身が所有するサイトには可能な限り多くのリンクを見せることを許可するけれど、他人のサイトにはそうしないようにするのは公正と言える。

サンプルデータを見れば競合がどんなだか検討を付けられるだろうが、すべてのサイトの完全なバックリンクのデータを提供するつもりは、僕たちにはない。

整理すると、サイトの所有者に対しては、できる限りの被リンク情報をウェブマスターツールで提供する。しかし、自分が所有していないサイトのバックリンクをlink:コマンドを使って調べても一部しか表示しない。競合サイトが持っている粗悪で評価されていないリンクばかりに注意が奪われてしまうかもしれないからだ。

玉石混淆の状態でリンク情報を知ることが、かえってサイト運営の足をひっぱるかもしれない。だからグーグルは他人のサイトのバックリンクを完全には開示しない。それがマット・カッツ氏の言い分だ。たしかにそのとおりで理解できる(とはいえ、高度なSEOを施策するには競合のバックリンクを調査することも欠かせないので「そこを何とか」と頼みたい気がするのも正直なところだ)。

渡辺隆広氏が、マット・カッツ氏によるこのビデオを要点を絞ってSEMリサーチでまとめているので、ぜひそちらの記事も読んでいただきたい。

アクセス急増のメッセージがグーグルから届いた
★★☆☆☆ 嬉しいお知らせ\(^^)/ (Webmaster Central Help Forum)

グーグル検索からのアクセスが大きく増加したことを通知するメッセージがグーグルウェブマスターツールに届き始めているようだ。

http://example.com/の検索結果のクリックが著しく増加しました。ヤッター!

(原文:Search results clicks for http://example.com/ have increased significantly. Yay!)

同じメッセージが届いたことがヘルプフォーラムの別のスレッドでも報告されている。またWebmasterWorldでもスレッドがたっている。

ただ、メッセージは「急増した」ことを知らせるものではなく、「大きく変動した」際に送られるようで、こちらのブログでは3つのサイトで受けったうち2つは検索トラフィックの急減を知らせるものだったということだ。

日本語でのトラフィック増加のメッセージを受け取ったという情報は筆者には入っていない。ウェブマスターツールに届くメッセージはペナルティ通知を筆頭にもらっても嬉しくないものが多いのだが、この嬉しいお知らせを読者の中で受けった人がいたらぜひ教えてほしい。

SEO JapanSEO Japanの掲載記事からピックアップ

セマンティック技術を導入してグーグルが検索を大きく変革するという噂の真相とコンテンツで勝負するリンク獲得術を今週はピックアップ。

鈴木 謙一

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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[ユーザー投稿] ワイルドカードSSLサーバ証明書でサーバ証明書費用を劇的に削減 | Web担当者Forum

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※この記事はWeb担の読者によって投稿されたユーザー投稿のため、Web担編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、Web担編集部はこの内容について正確性を保証できません。

Facebook ページでSSLが要求されるなど、httpsアクセスが可能なWeb環境の必要性が高まっています。
httpsアクセスが可能なWeb環境の構築ではSSLサーバ証明書費用が最大のネックです。
大組織、ホスティング事業者など、ドメイン名が同一の多くのホスト名でサーバーを運営される事業者のサーバ証明書費用を劇的に削減できるのがDigiCertの「WildCardPlus」サーバ証明書です。

続きを読む (1,430 文字)

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【プレゼント】『アトリビューション』広告効果の考え方を根底から覆す新手法とは [読者プレゼント] | Web担当者Forum

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3月26日に発売された書籍『アトリビューション――広告効果の考え方を根底から覆す新手法』(インプレスジャパン)を3名様にプレゼントいたします。

インターネット広告業界で注目されているアトリビューションというキーワード。ラストクリックだけでなく、コンバージョンに至るまでに貢献したバナー広告やリスティング広告など、流入元のデータを分析し、貢献度を分析するといアトリビューション。本書では、アトリビューションの概念から実例まで、従来の広告効果の考え方を根底から覆す新手法について解説します。

第1章は、無料版PDFがダウンロード提供されていますので、そちらも要チェックです。

『アトリビューション――広告効果の考え方を根底から覆す新手法』

アトリビューション
  • 著者:田中 弦、佐藤康夫、杉原 剛、有園雄一 著
  • 定価:1,680+税
  • ISBN:978-4-8443-3184-1
  • 発行:インプレスジャパン
「貢献度」でネット広告を再評価してコンバージョンを最大化

頭打ちコンバージョンへの最適解。新たな指標である「貢献度」でリスティング広告やバナー広告を再評価すれば、コンバージョンはもっと伸ばせる。世界で注目される「アトリビューション」国内初の解説書。

目次
  • Chapter.1 アトリビューションとは
  • Chapter.2 アトリビューションで取得するデータと準備
  • Chapter.3 アトリビューション・モデリング
  • Chapter.4 アトリビューション・マネジメント
  • 付録 業界担当者コラム

応募要項

  • 応募締切:2012年4月6日(金)23:59
  • 当選者数:3名様
  • 応募方法:下記応募フォームに必要事項をご記入して応募をお願いします。当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
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博報堂など、読者コミュニティで商品開発するソーシャルネット型プログラム「MAGIC」開発 [ニュース] | Web担当者Forum

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広告大手の博報堂と博報堂DYメディアパートナーズは、雑誌の読者コミュニティのメンバーをオンライン上に集めて商品開発するソーシャルネットワーク型のプログラム「MAGIC(マジック)=Magazine Innovation Community」を開発した、と3月30日発表した。3週間から1年の期間、オンラインコミュニティに集まった読者メンバーがテーマに沿ってディスカッションし、参加者の会話から買う動機を発見して商品やコミュニケーション開発に活用する。

オンラインコミュニティでの調査のほか雑誌の誌面も使い、開発中の商品の情報発信や読者に意見を求める場を設け、読者とともに商品開発を進める。読者と開発した商品やコミュニケーションのメッセージに基づき、マーケティングプランの立案・実行まで提供する。販売が伸び悩んでいる既存商品をリニューアルする際に読者コミュニティの意見を取り入れたり、商品購入のきっかけをさかのぼって調べてニーズに基づいて開発するなどの用途にも利用できる。

博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/

博報堂DYメディアパートナーズ
http://www.hakuhodody-media.co.jp/

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電通、スマートフォンの利用実態調査結果でユーザーが3年間で3%から36%に急増 [ニュース] | Web担当者Forum

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広告代理店大手の電通は、スマートフォンの利用実態調査の結果を3月29日発表した。ユーザーは3年間で3%から36%に急増し、この1年では特に10代の利用率が大幅に上昇した。スマートフォンユーザーの約9割が、通常の携帯電話から乗り換えて生活が楽しくなったと答え、フルブラウザ、SNS・ミニブログ、動画共有サービスの利用が広がっていた。タブレット端末の普及率も1割近くに達していた。

調査は、2012年1月に関東地区の15~49歳の携帯電話利用者にインターネットで実施。サンプル数は1000(うちスマートフォン利用者は358)。スマートフォンのユーザー比率は、2009年1月の1%から、2010年1月3%、2011年1月14%となり、2012年1月には36%に増えた。最近1年の伸びは10代が大きく、男性が7%から37%、女性が7%から31%に拡大した。利用率が最も高い年代は、男性は40代、女性は20代で、どちらも41%。

携帯電話から乗り換えた感想では、89%が生活が楽しくなった、と回答。利用していることは、フルブラウザでのPCサイト閲覧が80%、SNS・ミニブログが54%、動画共有サービス51%。携帯電話だとそれぞれ17%、26%、12%となり、スマートフォンに換えたことで利用が広がった。一方、タブレット端末のユーザーも9%にのぼり、今後の伸びが予想される。

電通
http://www.dentsu.co.jp/

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日経BPコンサル、ブランド調査「ブランド・ジャパン2012」BtoC編でアップルが初めて首位 [ニュース] | Web担当者Forum

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調査・コンサルティングの日経BPコンサルティングは、国内で使われているブランドについて消費者とビジネス・パーソンが評価する調査プロジェクト「ブランド・ジャパン2012」の結果を3月30日発表した。消費者としての立場から回答を求めた「コンシューマー市場(BtoC)編」ではアップルがトップとなり、前回(前年)調査で1位だったGoogleは2位になった。ビジネス・パーソンによる「ビジネス市場(BtoB)編」でもアップルは2位に入り、トップはトヨタ自動車だった。

アップルは、BtoC編で初の1位。前々回(2010年)調査の40位、前回調査の11位から、一気にトップに躍り出た。創始者の1人が2011年10月に亡くなったことで注目度が上がったことも要因とみられる。「iPad」が15位(前年調査90位)、「iPod」が18位(同50位)、「iPhone」が38位(同73位)など、製品ブランドもランクアップした。ただ、アップルとGoogleの差は小さく、「親しみ」など項目によってはGoogleが上回っている。

ブランド総合力の上昇ランキングは「Facebook」が1位で、認知度が43.1%から92.2%に急上昇した。BtoB編では、前回調査でトップのパナソニックが3位に後退し、トヨタが2年ぶりに首位に返り咲いた。調査は、BtoC編が1000の企業と製品・サービス、BtoB編が500の企業が対象。2011年11月4日~12月5日にインターネットで実施した。回答数はBtoC編が2万9206、BtoB編は2万2667。調査は今回で12回目となる。

10位までは次の通り。()内は前回(前年)順位。
【BtoC編】1:アップル(11)、2:Google(1)、3:ユニクロ(2)、4:ユーチューブ(7)、5:ディズニー(6)、6:マクドナルド(4)、7:パナソニック(3)、8:日清食品(5)、9:ダイソー(39)、10:楽天市場(9)
【BtoB編】1:トヨタ自動車(2)、2:アップル(9)、3:パナソニック(1)、4:本田技研工業(5)、5:ソニー(4)、6:オリエンタルランド(8)、7:Google(7)、8:日産自動車(3)、9:ソフトバンク(19)、10:任天堂(6)

日経BPコンサルティング
http://consult.nikkeibp.co.jp/

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新連載? かってにリスティングで集客を夜露死苦/人気記事ランキング2012-3-24~3-30 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum

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アクセス数上位ランキング

2012年3月24日~2012年3月30日の、Web担でアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

  1. [ 有名サイト、かってにリスティングで集客!有名サイト、かってにリスティングで集客! の記事一覧へ ]
    もしも、ヤンキー専用SNSをリスティング広告で集客したならば。

  2. [ 海外&国内SEO情報ウォッチ海外&国内SEO情報ウォッチ の記事一覧へ ]
    “SEOをやりすぎている”サイトにはペナルティが来る!? など10+2記事(海外&国内SEO情報)

  3. [ イベント・セミナーイベント・セミナー の記事一覧へ ]
    「ウェブマスター進化論」と「Webサイトのダウンから得た経験」Web担当者Forum ミーティング 2012 Springを4/19開催

  4. [ Facebookページ活用 実践ガイドFacebookページ活用 実践ガイド の記事一覧へ ]
    企業がFacebookページを始める時に押さえておきたい28個の手順 【準備&プランニング編】

  5. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2 の記事一覧へ ]
    桜花のさくら/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン2・第11話(最終話)

  6. [ 企業ホームページ運営の心得企業ホームページ運営の心得 の記事一覧へ ]
    やってはいけない引き継ぎの作法。ソーシャル時代の禁じ手

  7. [ 海外&国内SEO情報ウォッチ海外&国内SEO情報ウォッチ の記事一覧へ ]
    制作会社の人がやってしまいがちなSEO基本中の基本のミス など10+2記事(海外&国内SEO情報)

  8. [ イベント・セミナーイベント・セミナー の記事一覧へ ]
    企業サイトのスマホ“対応”とその一歩先の“最適化”とは?【レポート】

  9. [ 上司を説得できる企画資料の作り方講座上司を説得できる企画資料の作り方講座 の記事一覧へ ]
    “通る企画書”作りの基本/上司を説得できる企画資料の作り方講座#1

  10. [ Product ShowcaseProduct Showcase の記事一覧へ ]
    企業で使えるオープンソースCMS一挙12種類解説(機能やインストール/管理の難易度評価付き)

  1. [ 企業ホームページ運営の心得企業ホームページ運営の心得 の記事一覧へ ]
    最もFacebookをチェックする意外な人物は? だから提唱するリセット記念日

  2. [ 海外&国内SEO情報ウォッチ海外&国内SEO情報ウォッチ の記事一覧へ ]
    検索エンジンのブラックリストに載るための5つのSEO手法 など10+2記事(海外&国内SEO情報)

  3. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン1【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン1 の記事一覧へ ]
    PVだけでいいんですか?/【漫画】Webマーケッター瞳 第1話

  4. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2 の記事一覧へ ]
    新しい道/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン2・第1話

  5. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン2 の記事一覧へ ]
    咲かせてやろうぜ/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン2・第10話

  6. [ 編集長ブログ―安田英久編集長ブログ―安田英久 の記事一覧へ ]
    企業Facebookページ3月30日強制タイムライン化での変更点と対処すべきポイント

  7. [ 日本ネット経済新聞ダイジェスト日本ネット経済新聞ダイジェスト の記事一覧へ ]
    資生堂「ワタシプラス(watashi+)」オンラインショップ4月開設 専門スタッフが美容相談を実施

  8. [ 編集長ブログ―安田英久編集長ブログ―安田英久 の記事一覧へ ]
    iPhone/iPadのホーム画面用アイコンapple-touch-icon.pngをサイトに設定しよう

  9. [ SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニックSEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック の記事一覧へ ]
    SEOのためのキーワード分析&データを基に行動を起こす方法(前編)

  10. Googleプレイスに無料で店舗を登録する方法ガイド

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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大丸松坂屋百貨店 ECサイトを統合・刷新「大丸松坂屋オンラインショッピング」へ [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

大丸松坂屋百貨店は3月14日、大丸と松坂屋が別々に開設していた通販サイトを統合した。顧客情報なども統合して効率化を図り収益性を高めるのが狙い。

従来の「大丸WEBショッピング」と「松坂屋インターネットショッピング」は、「大丸松坂屋オンラインショッピング」に統合した。

新サイトは大丸と松坂屋の両方の商品を掲載。商品ごとに取り扱う百貨店を表示しており、大丸、松坂屋の両方で取り扱いのある商品は、カートに入れる際に利用者が百貨店を選択する。大丸、松坂屋の商品は同時に決済することができる。

登録済みの既存IDが利用可能となっており、登録情報は引き継がれるため、顧客が改めて手続きを行う必要はない。両百貨店に登録している場合、新しい情報に統一され、メルマガも1通だけ配信されるようになる。

運営は大丸ホームショッピングから事業を引き継いだJFRオンライン(本社神戸市、榎本朋彦社長)が受託し、行っていく。グループ内の通販事業を集約することで、効率的な運営を行うとともに、ネット通販売り上げを拡大させていく考え。

・大丸松坂屋オンラインショッピング
http://www.daimaru-matsuzakaya.jp/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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