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「うちのサイト最近1位が多いな」←それ実は違います。本当の順位を見る方法、教えます [編集長ブログ―安田英久] | Web担当者Forum

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今日は、SEOの基本的な話題を1つ。検索結果で自分のサイトが1位に出てくるからといって、本当に1位になっているとは限らないのです。その見分け方や考え方を。

あ、基本中の基本しか書いてないので、SEO関係者は読んでも面白くないかもしれませんよ。

その検索結果は“本当”の順位ではありません!

ふとした検索をして、自分のサイトが上位に来ていてうれしくなることって、ありますよね。それが狙っているキーワードに関連している検索だったら、なおさらです。

「うちのサイト、最近SEOが効いてきたのかな」、そう考えてしまうかもしれません。

しかし、あなたがブラウザで見ている検索順位は、“本当の”順位ではないかもしれないのです。それが、あなたがいつも使っているブラウザでならば、なおさらです。

試しに、他の人に同じ検索をしてもらったり自分でもいつも使っているのとは違うブラウザで検索してみたりすると、「あれ? 1位じゃないじゃん」ということがあります。

というのも、検索エンジンは、かなり前から「パーソナライズド検索」という仕組みを導入しているからです。これは、検索しているユーザーによって検索結果を変えるというものです。特に、GoogleアナリティクスやウェブマスターツールのためにグーグルアカウントにログインしているWeb担当者さんなら、その影響で、ふだんよく見るサイト、つまり自分のサイトが上位に来るというのはよくあることです。

そこで、簡単にこうしたパーソナライズド検索の影響をなくして、“本当の”検索結果を見る方法をお教えしておきましょう。

やり方はかんたん。Chromeを起動して、[Ctrl]+[Shift]+[N]キーを押すのです。これだけで、Chromeのシークレットモードでウィンドウが開き、パーソナライズド検索のかなりの部分の影響を排除できます。

IE 9では、[Ctrl]+[Shift]+[P]でInPrivateモードのウィンドウが開き、同様のことができますし、ウィンドウが開くのもChromeと同じぐらい軽快です。

Firefoxでも[Ctrl]+[Shift]+[P]でプライベートブラウジングのモードになりますが、他のモードのウィンドウが消えてしまうのでかなり不便です。

こうしてシークレットモードのウィンドウをさくっと開いて確認するくせを付けておくと、ぬか喜びすることなく、“本当の”順位を確認できますね。

ところで“本当の”順位って何?

ちなみに、シークレットモードのブラウザを使っても、完全にパーソナライズド検索の影響をなくすことはできないようです。

そこで、シークレットモードで検索した検索結果ページのURLの最後に「&pws=0」というパラメータを付けてアクセスすることで、パーソナライズを無効にできるといわれています。

しかし、それでもIPアドレスから判断した地域の情報などは影響を与えたままだと思われます。

……というように、パーソナライズド検索の影響をなくすというのは面倒なことです。

では、“本当の”検索結果とか、“本当の”検索順位って、何なのでしょうか?

検索順位チェックツールを使うと、かなりプレーンな検索順位を調べられます(本当はグーグルの利用規約違反なのですが)。しかし、こんな状況では、多くの人がそれぞれパーソナライズされた検索結果を見ていると考えられます。となると、“本当の”順位というものを見ている人は、順位チェックツールの利用者以外にはどれぐらいいるのでしょうか?

さらに、検索順位以外にWeb担当者が気にしなければいけないことはどんどん増えています。

昨今では検索キーワードもロングテール的に幅広く狙うのがSEOの基本になってきていますし、検索結果といっても「ユニバーサル検索」というWebページ以外の検索結果が混ざっているものが多くなってきています。さらに、SSL検索によってキーワードをアクセス解析で調べられなくなる動きは日本にも来ています。

もちろん検索エンジンだけでなくソーシャルメディアの影響が大きくなってきていますよね。Web担では、特にFacebookからのアクセスがかなり多くなっています。

実際のところ、「狙う検索キーワード」「順位」を意識していればいい時代というのは、かなり前に終わっているのです。

検索順位が気になるのはわかりますが、順位はあくまでもSEOの指標の1つ。あまり順位を意識しすぎずに、「トラフィックがどうか」「コンバージョンへのサイト内での動きはどうか」といった、もっと全体に意識を向けるようにすると、気が楽になって、もっと大きな視点で改善案を考えられるようになるかもしれませんよ。

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ネオジャパン、「Facebook」専用CMSアプリ群「neo appsuite」提供開始、利用無料 [ニュース] | Web担当者Forum

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ソフト開発・販売のネオジャパンは、「Facebook」専用のCMSアプリ群「neo appsuite(ネオアップスイート)」の提供を4月9日始めた、と同日発表した。HTML編集、FAQ作成、問い合わせフォーム、RSSの4種のアプリで構成し、プログラミングやサーバーの知識がなくても、企業情報などFacebookページ用の各種情報ページが作成できる。ビジネス、個人利用とも無料。

HTML編集は、ブログにようにHTMLが編集できる。タブメニュー作成機能もあり、複数のメニューデザインを用意した。FAQ作成は、設問カテゴリ設定、カテゴリ内の各種設問の記述が可能で、回答部分をたたんでおくこともできる。問い合わせフォームは、設問項目のデザインが自由で、ラジオボタン、チェックボタンフォームデザインの設置も可能。

ネオジャパン
http://www.neo.co.jp/

neo appsuite
http://www.facebook.com/neo.appsuite/

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シックスアパート、ビジネスブログサービス「Lekumo ビジネスブログ」を開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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ブログソフト・サービスのシックスアパートは、ソーシャルメディアを活用したコミュニケーション製品ブランド「Lekumo(ルクモ)」で、ビジネスブログを短期間で導入できるブログサービス「Lekumo ビジネスブログ」を4月10日始めた、と同日発表した。ソーシャルメディアとの連携や、スマートフォン・携帯電話からの閲覧・投稿・管理、デザインのカスタマイズ機能を装備する。年間利用料2万2680円から。

ソーシャルメディア連携は、ブログ記事を「Twitter」「Facebook」などに同時投稿できるほか、Twitterへの投稿をまとめてブログ記事として投稿可能。Facebookの「いいね!」ボタンにも対応する。スマートフォン対応では「iPhone」「iPad」向けに専用のブログエディター「するぷろ for Lekumo ビジネスブログ」を無償提供。同社のブログサービス「TypePad ビジネス」は、Lekumo ビジネスブログに自動的に移行する。

シックスアパート
http://www.sixapart.jp/

Lekumo ビジネスブログ
http://www.sixapart.jp/lekumo/bb/

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KDDIウェブ、電話発信機能を簡単実装できるクラウド電話API「boundio」提供開始、米国Twilioとも協業 [ニュース] | Web担当者Forum

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KDDIウェブコミュニケーションズは4月10日、クラウド電話API「boundio」(バウンディオ)の正式版サービスを提供開始した。

boundioは、インターネット上から電話発信することを可能にする、開発者向けのクラウド電話API。たとえば、ECサイトでクレジットカード決済をする際の本人認証として電話認証を設けたり、あらかじめ登録をした日時にリマインドコールやメッセージ電話をかける、といったことが可能になる。

従来、同様のシステムをいちから構築するには、電話交換機の整備やキャリア接続の交渉などが必要だったが、boundio APIをウェブサイトやアプリケーションなどに組み込むだけで、「050番号による電話発信」「アップロードした音声の再生機能」「テキスト文字列の音声ファイル変換」など、3つの機能を利用できる。また、正式版リリースに合わせ、電話転送機能の追加、音声合成エンジンの改善、音声合成APIの提供を行った。

サービス発表に合わせ、KDDIウェブコミュニケーションズ 代表取締役社長の山瀬 明宏氏は、「電話の知識がなくても、エンジニアの方であれば電話制御できるようなサービスをすぐにつくれる。エンジニアやデザイナの作業負担を軽減し、超簡単にする。それらを通じて、中小零細企業を支援していきたい」と語った。

boundioはすでに数社が導入しており、たとえば、ソフトクリエイトでは同社のECサイト構築パッケージ「ecbeing」の電話認証機能として利用している。会員登録フォームで入力した電話番号に電話をかけ、登録に必要な認証番号を伝える仕組みだ。カヤックが運営する音声コミュニティ「こえ部」では、一部のユーザー向けトライアル機能として、作品掲載を電話連絡して見逃しを防止する機能を提供。リザーブリンクでは、同社のウェブ予約管理システム「Choice RESERVE」にboundio APIを組み込み、予約先店舗の担当者や顧客にリマインドコールできるオプション機能を用意した。

ソフトクリエイトでは会員登録の電話認証にboundioを活用

boundioの使用料は月額1,575円。通信料は、1000ポイント1,000円のクレジットカード決済による前払いで、固定電話宛が15ポイント/1分、携帯電話宛が25ポイント/1分。オプションの自局電話番号変更は手数料525円、電話転送設定は変更・設定手数料が525円で月額使用料が105円。

初年度売上目標は1億円、導入デベロッパー数3000人を見込む。また、米国市場と比較して遅れている日本市場の巻き返しを図るため、米国の電話APIサービス大手Twilioと協業に基本合意したと発表された。詳細は協議中につき、後日発表とのこと。

boundio
http://boundio.jp/

KDDIウェブコミュニケーションズ
http://www.kddi-webcommunications.co.jp/

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ベガコーポレーション 売上75%増の35億円に 着る毛布などがヒット [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

家具のECサイト「ロウヤ」を運営するベガコーポレーション(本社福岡県、浮城智和社長)の12年3月期売上高が前期比75%増の35億円になる見通しだ。「楽天市場」などのモール店でシステムチェアーなど家庭用家具が好調だったほか、昨年10月にリニューアルした着る毛布「グルーニー」(価格3980円、税・送料込)が6万枚のヒット商品となり売り上げを押し上げた。

ベガコーポレーションは04年に設立。当初、家具のドロップシッピング販売を行っていたが、07年に直輸入販売に転向した。「楽天市場」の総合ランキングでたびたび1位を獲得するなど近年知名度、売上高を高めている。

今冬ヒットした「グルーニー」は類似商品との違いを出すため、日本人の体形に合わせて、裾の長さを調整し、帯を付けて動きやすくした。暖房を使わず自然な温かさが得られ、着ながら家事もできると評判になり、ヒットにつながった。

10年11月にシンガポールに設立したソーシャルゲーム子会社「ヌビー」の売り上げ(今期は約2億5000万円の見通し)が加わったことも売り上げ増加につながった。ヌビーは今年1月、東京に事務所を開設。日本のソーシャルゲーム市場にも参入して、売り上げ拡大を狙っていく。

ベガコーポレーションは13年3月期に売上高50億円の達成を目指す。「今後ゲーム事業が急激に拡大すると見込んでいるので、早期に売り上げ100億円も達成できるとみている」(手島武雄専務)と話している。

・株式会社ベガコーポレーション
http://www.vega-c.com/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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2ちゃんねるがなくなる日と、Webサイト棚卸のすすめ [企業ホームページ運営の心得] | Web担当者Forum

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Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる 企業ホームページ運営の心得

コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。

宮脇 睦(有限会社アズモード)

もはや便所の落書きではない

いわばオールドメディアの代表ともいえる全国紙の産経新聞が、2012年3月7日の朝刊一面で伝えたのが、

2ちゃんねる強制捜査

ネットのネガティブ情報だから大袈裟にとりあげられた、という声もありますが、「ネット対オールドメディア」という対立構造で見るのはナンセンス。産経新聞の記事を読めば、捜査当局が「影響力」を認めて「強制捜査」に乗りだしたことがわかります。つまり「2ちゃんねる」の掲載情報は、信憑性がなく、社会に与える影響も皆無に等しい「便所の落書き」ではない(だけではない)と認めたということです。

そしてWeb担当者も注意が必要です。あらかじめ断っておきますが「捜査」の段階であり、2ちゃんねるを黒と断じるものでも、白と擁護する立場にも私は立っていません。

1001回のスルーの解釈

強制捜査の理由は、2ちゃんねるにあった覚せい剤の購入をあおる書き込みを、警察当局からの再三の削除要請にも従わずに放置していたのではないかという疑いです。読売新聞の続報によれば、当局がネット掲示板などへの違法行為に関する書き込みを見つけると、管理者に「通報」し削除を求めます。2011年上半期だけで約2000件の通報を行い、そのうち1001件が2ちゃんねるで、大半が「スルー(無視)」されていたとあります。

全体を“約”2000件としながら、2ちゃんねるを1件単位で把握している不思議な記事ですが、平均して毎日2件以上の通報が無視されているとしたら、警察が強制力を行使するのも致し方ない気もします。問題は意図的に「スルー(無視)」したのか、運営上の欠陥による「過失」だったのか。後者の場合の罪の有無に注目しています。

法理の序列

報道を受けて「言論弾圧」という意見もネットで散見しましたが、「言論の自由」とはすべてに優先されるものではありません。憲法や法律は先に掲げられている条文が優先され、いわゆる「言論の自由」は憲法の第3章の第21条にありますが、同じく第3章の第12条において

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ

と、自由のための努力を求め、濫用を戒め、公共性を説いています。そこからみれば、覚醒剤の販売が守られるべき「表現」かの答えは明白です。だいいち警察当局も「憲法」には慎重で、「通報」により自主的な削除を求めていたという前提があります。

問題はどこにあるのか

こういった意見もありました。

自宅の壁に“覚せい剤売ります”と落書きされたら、消さないと罪に問われるのか(筆者意訳)

一般論で答えるなら「Yes」。実際に逮捕されることは希でしょうが、壁の外側は公(おおやけ)に属する部分で、所有者の責任が求められます。そもそも他人の所有物である壁への「落書き」は器物損壊にあたります。この主張をするなら落書きされたという「犯罪被害の救済について」から議論すべきでしょうし、そもそも「ご近所の目」を考えれば、消さないという選択肢は現実的ではありません。

もっとも、これこそがWeb担当者に関係するところです。当局やネット掲示板、およびネットという環境は「公(おおやけ)」として強制捜査となりました。そこから2ちゃんねるの事例に注目するのは、ブログのコメント欄や掲示板の管理を「うっかり放置」した場合の過失が罪に問われるかという点です。

一面の重み

一連の動きを見ると「通報」してから経過観察しているようなので、掲示板に違法行為が書き込まれたからと突然「ガサいれ(強制捜査)」されることはありませんが、使っていない掲示板は閉鎖するか、新規の書き込みをできないようにし、更新の滞っているブログのコメント欄は制限するのが望ましいでしょう。これらはリスクの発生源だからです。もちろん、活用していないFacebookページなども同様です。

数年前に掲示板を設置したまま放置していたサイトは、毎日15,000を越えるスパム書き込みから、サーバー容量が限界を越え、各種動作に支障をきたしていました。

新聞のニュースバリューは掲載場所と面積に現れます。一面は文字通り「トップニュース」で、2ちゃんねるを報じた産経新聞では右肩の正真正銘の「トップ」にあり、テレビが後追いする形で、次々と報じました。これを見た、ある新聞関係者は「痛快」とコメント。いちはやく「iPhone」への記事の配信をはじめ、昨年まで「Web面」を掲載していた産経新聞の面目躍如といったところでしょうか。

2ちゃんねるのなくなる日

強制捜査を産経新聞が報じた2日後に掲載された、本サイトの連載『ソーシャルメディア白書2012』の第1回「2ちゃんねるの認知度を超えたTwitterとFacebook」がネットで話題となっていました。しかし、記事にもあるように認知度と利用度は別で、Twitterの利用率は3割未満に過ぎず、認知度だけで「2ちゃんねるは終わった」とするのは強引でしょう。また、2ちゃんねるでいえば、アフェリエイト狙いで乱立する「まとめサイト」の閲覧数までカウントすれば、影響力はまだまだ健在とみています。

しかし、2ちゃんねるがなくなる日は早晩訪れます。それはサイトに由来するものではなく、テレビ放送の地デジ移行にともない、かつて「3ちゃんねる」とも呼ばれた「Eテレ(旧NHK教育テレビ)」が「2ちゃんねる」になったからです。いま「おかあさんといっしょ」を見ている世代が社会に出るころには、「2ちゃんねる」とは、健全なコンテンツの多い「Eテレ」を指すようになっていることでしょう。

そしてこれは「ちゃんねる」をめぐる栄枯盛衰の歴史に繰り返しです。かつて「2ちゃんねる」とは「ファミコン」に代表される家庭用ゲーム機の専用チャンネルだったのですから。そして私がはじめて見たコンピュータ画面も「2ちゃんねる」。それは「PC6001」をつないだブラウン管テレビでした。

今回のポイント

2ちゃんがオールドメディアの一面になる時代

ネット掲載情報への責任を再確認する

宮脇睦

宮脇 睦(みやわき あつし)

プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。

制作、営業の双方の現場を知ることからウェブとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供し、一業種一社、制作案件は足立区内のみという営業施策をとっている。本業の傍らメールマガジン「マスコミでは言えないこと」を発行。好評を博す。著書に『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)、『月刊宝島』などに寄稿。

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スマートフォンユーザーの4割は複合キーワードで検索、スマホの検索行動を探る | インタラクティブマーケ統計2012年2月 [インタラクティブマーケティング統計データ by ユニメディア] | Web担当者Forum

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インタラクティブマーケティング統計データ

ユニメディアのマーケティングツール導入企業の各種KPIを統計データ化し、マーケティング担当者が業界水準のCVRとして参考とするためのレポートをお届けする。

目次

スマートフォンユーザーの検索行動を探る

2月のレポートでは、定常データのPCとスマートフォン(スマホ)の流入数に加え、スマートフォンユーザーの検索行動の違いを入力した検索キーワードの単一/複合の差異から考えます。

これまでのデータの傾向として、単一ワードの流入を母数としたCVRが複合ワードの流入を上回っています。これは以前のレポートでも触れていますが、単一ワードCVRが高ければブランド認知が高く、複合ワードCVRが高ければ商材の特徴がブランド以上に広く知られているという状況が想定されます。それでは、文字入力メソッドがPCと異なるスマートフォンでもこの傾向は当てはまるのでしょうか。

SEM経由のデバイス別コンバージョン比率

単一ワード 複合ワード
検索エンジン経由のPC・流入比率 65.80% 34.20%
検索エンジン経由のPC・CV比率 69.93% 30.07%
検索エンジン経由のPC・流入母数CVR 2.28% 1.89%
検索エンジン経由のスマホ・流入比率 59.88% 40.12%
検索エンジン経由のスマホ・CV比率 52.17% 47.83%
検索エンジン経由のスマホ・流入母数CVR 0.36% 0.49%

SEM経由のサジェスト利用有無別コンバージョン比率

サジェスト使用 サジェスト未使用
単一ワード 複合ワード 単一ワード 複合ワード
検索エンジン経由のPC・流入比率 27.43% 8.65% 38.38% 25.55%
検索エンジン経由のPC・CV比率 34.29% 8.74% 35.64% 21.33%
検索エンジン経由のPC・流入母数CVR 2.69% 2.17% 2.00% 1.79%
検索エンジン経由のスマホ・流入比率 9.40% 7.90% 50.48% 32.23%
検索エンジン経由のスマホ・CV比率 2.17% 13.04% 50.00% 34.78%
検索エンジン経由のスマホ・流入母数CVR 0.10% 0.68% 0.41% 0.45%

今回のデータにおいて、スマートフォンにおける検索エンジン経由のCV比率では、流入した検索ワードの単一/複合の割合にPCほど大きな差が出ていません。また、スマートフォン全体での複合ワード検索流入比率は40.12%となり、これはPC全体における34.20%を上回る数値となっています。これにより、スマートフォンの検索エンジン流入では複合ワードの方がCVRが高くなる結果となりました。

ハードウェアキーボードを標準装備しているPCと異なり、スマートフォンではソフトウェアキーボードが標準で、さまざまな入力方法を選択できるとはいえ、入力スピード・量ともにPCより劣るのが一般的です。入力に手間がかかる反面、単一ワード検索ヒットの重要性はPCよりも高いと考えられますし、複合ワード検索の場合であれば、入力を補助するサジェスト(検索候補)機能を利用したユーザーの流入が多いことが予想されます。

しかし、先述した通り、本データでは単一ワードより複合ワードのCVRが高い結果となりました。さらにその詳細を確認したところ、スマートフォン流入の32.23%がサジェストを利用しないものとなっており、スマートフォンにおいて複数ワードで検索するユーザーが予想以上にいることが見受けられます。そして、スマートフォン流入の中では少数派であるサジェスト利用での複合ワード検索も、CVRは他流入に比して最も高くなっており、結果として複合ワードの総CVRを押し上げています。

ただし、検索エンジンからの全流入母数に注目すると、PCで22.46%となっているのに対し、スマートフォン全体で3.41%と6.5倍以上の差となっています。加えてそのCVRはAndroid端末からのものが大半を占めており、いわばマジョリティであるAndroid端末の結果がそのまま反映されていると思われます。

本レポートでは以前「スマートフォンが普及していく過程でポータルも含めYahoo!を利用する割合は徐々に高まり、PCのそれに近似することが予想されます」と述べたことがありますが、今回の場合も今後の流入増にともないPCに近づく、つまり単一ワードのCVRが上がっていく可能性は否定できません。

とはいえ、現時点ではスマートフォンでもユーザーの複合ワード検索が活発である、とは言えると考えられます。サジェスト機能が向上し、デバイス自体の予測変換・予測候補精度が高まれば、デバイスとしてユーザーの生活に近い分、スマートフォンでの複合ワード検索がより大きな意味を持つこともあるのではないでしょうか。

流入元別コンバージョン指標

アクティブユーザーを示す基本指標

UUあたりPV 4.28
セッションあたりPV 3.29

流入元ごとの効果を示す指標

流入比率 直帰率 CV比率 流入別CVR
検索エンジン 17.57% 51.81% 10.95% 1.54%
クチコミ 0.90% 56.17% 0.85% 2.31%
PR 1.60% 39.68% 1.24% 1.91%
リスティング 16.95% 65.61% 1.35% 0.20%
アフィリエイト 0.30% 46.67% 0.72% 2.93%
純広告 0.18% 74.70% 0.06% 0.40%
その他 62.49% 64.83% 84.85% 3.36%
全体 - 58.52% - 平均 2.48%

全体コンバージョン率

ランディングページからのCVR 2.48%
エントリーフォームからのCVR 30.17%

SEM経由のコンバージョン比率

リスティング SEO
単一ワードCV数比率 78.50% 72.33%
複合ワードCV数比率 21.50% 27.67%

SEM経由の単一/複合ワード別コンバージョン率

リスティング SEO
全ワードCVR 0.51% 1.07%
単一ワード流入を母数としたCVR 0.95% 1.24%
複合ワード流入を母数としたCVR 0.15% 0.95%

CGMからのクチコミ流入を示す指標

CGM
CGMからの流入比率 1.04%
CGMからのCV比率 5.82%
CGMからのCVR 3.92%

SEOのロングテール対応状況を示す指標

SEOにおけるランディングページ数 451.67
SEOにおけるランディングページがトップの割合 43.40%

エントリーフォームの流入元別コンバージョン率

SEO 26.95%
クチコミ 32.81%
PR 39.33%
リスティング 35.28%
アフィリエイト 46.00%
純広告 36.36%
その他 30.05%
セッション比率 CV比率 CVR
Yahoo! 46.20% 47.14% 1.58%
Google 41.55% 42.69% 1.59%
Bing 1.69% 3.22% 2.96%
その他検索エンジン 10.56% 6.95% 1.02%
合計値/平均値 100.00% 100.00% 1.55%

主要リスティング別コンバージョン率

セッション比率 CV比率 CVR
Yahoo!リスティング広告 36.43% 36.37% 0.21%
Google AdWords 63.57% 63.63% 0.21%
二社合計値/平均値 100.00% 100.00% 0.21%

PC・スマートフォン別コンバージョン指標

デバイス別セッションあたりPV

セッションあたりPV PC 3.13
スマートフォン総合 1.77
Android 2.42
iPhone 1.05
その他
デバイス
1.08

デバイス別流入元効果指標

全流入からの比率 全CVからの比率 流入別CVR
検索エンジン PC 22.46% 22.74% 2.12%
スマートフォン総合 3.41% 0.67% 0.41%
クチコミ PC 0.96% 1.62% 3.54%
スマートフォン総合 0.11% 0.12% 2.34%
PR PC 0.35% 1.27% 3.83%
スマートフォン総合 0.05% 0.01% 0.58%
リスティング PC 2.19% 0.75% 0.72%
スマートフォン総合 0.67% 0.04% 0.13%
アフィリエイト PC 0.47% 1.43% 3.17%
スマートフォン総合 0.11% 0.35% 3.49%
純広告 PC 0.15% 0.04% 0.58%
スマートフォン総合 0.03% 0.00% 0.00%
その他 PC 57.80% 68.54% 2.48%
スマートフォン総合 11.26% 2.40% 0.45%
総計 PC 84.37% 96.40% 2.39%
スマートフォン総合 15.63% 3.60% 0.48%

デバイス別主要検索エンジン別流入比率・コンバージョン率

全流入からの比率 デバイス別の流入比率 デバイス別の流入比率
Android Yahoo! 7.32% 14.20% 0.57%
Google 38.85% 75.40% 0.78%
Bing 0.01% 0.02% 0.00%
docomo d-menu検索 1.70% 3.30% 0.99%
その他検索エンジン 3.65% 7.08% 0.69%
iPhone Yahoo! 13.01% 38.76% 0.00%
Google 17.50% 52.15% 0.10%
Bing 0.04% 0.12% 0.00%
docomo d-menu検索 0.00% 0.00% 0.00%
その他検索エンジン 3.01% 8.97% 0.00%
その他デバイス Yahoo! 6.58% 44.08% 0.00%
Google 7.62% 51.04% 0.11%
Bing 0.07% 0.45% 0.00%
docomo d-menu検索 0.00% 0.00% 0.00%
その他検索エンジン 0.66% 4.44% 0.00%
スマートフォン
全体
Yahoo! 26.90% - 0.16%
Google 63.96% - 0.51%
Bing 0.12% - 0.00%
docomo d-menu検索 1.70% - 0.99%
その他検索エンジン 7.32% - 0.34%

流入元効果指標スマートフォンOS別詳細

全流入からの比率 全CVからの比率 デバイス・流入別CVR
検索エンジン Android 1.76% 0.63% 0.75%
iPhone 1.14% 0.03% 0.05%
その他
デバイス
0.51% 0.01% 0.06%
クチコミ Android 0.05% 0.12% 4.86%
iPhone 0.04% 0.00% 0.00%
その他
デバイス
0.02% 0.00% 0.00%
PR Android 0.03% 0.01% 1.01%
iPhone 0.01% 0.00% 0.00%
その他 0.01% 0.00% 0.00%
リスティング Android 0.50% 0.04% 0.17%
iPhone 0.14% 0.00% 0.00%
その他
デバイス
0.04% 0.00% 0.00%
アフィリエイト Android 0.06% 0.31% 5.45%
iPhone 0.04% 0.03% 1.57%
その他
デバイス
0.01% 0.01% 2.94%
純広告 Android 0.01% 0.00% 0.00%
iPhone 0.01% 0.00% 0.00%
その他
デバイス
0.01% 0.00% 0.00%
その他 Android 2.19% 1.64% 1.57%
iPhone 5.53% 0.66% 0.25%
その他
デバイス
3.54% 0.11% 0.06%
スマートフォン総合 Android 4.59% 2.76% 1.26%
iPhone 6.91% 0.71% 0.21%
その他
デバイス
4.13% 0.14% 0.07%
スマートフォン総合 15.63% 3.60% 0.48%

調査概要

ユニメディアのマーケティングツール「UMAP」導入企業をサンプリング、企業の各種KPIを統計データ化して業界水準のCVRを数値化した

株式会社ユニメディア
株式会社ユニメディア

マルチデバイス時代に沿ったコミュニケーション戦略構築とマーケティングROIの可視化を強みとし、インタラクティブマーケティングを支援する、ソリューションカンパニー。飲食チェーン、不動産、通信、コンテンツプロバイダーなど、様々な業種にて大手企業のマーケティングをサポートしています。

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[ユーザー投稿] 15分で簡単にスマートフォンECサイトがオープンできるスマホ専用ASP「aiship」が使えるテンプレートを無償で提供開始 | Web担当者Forum

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※この記事はWeb担の読者によって投稿されたユーザー投稿のため、Web担編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、Web担編集部はこの内容について正確性を保証できません。

テンプレートを提供することにより、スマートフォンECサイトのデザインや制作にあまり予算がかけられない方やすぐにオープンしたい方なども導入しやすくなり、最短15分、わずか6つのステップで独自のスマートフォンECサイトをオープンすることが可能となった。

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アイオイクス、LPOツール「DLPO」で解析エンジンを強化した新バージョンの提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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SEOコンサルティングのアイオイクスは、ウェブサイトで取得する大量のデータを解析してコンバージョン(成果)率向上につなげる同社のLPO(ランディングページ最適化)ツール「DLPO」で、新バージョンの提供を4月11日始めた、と同日発表した。解析エンジンを強化し、高速で高精度な多変量テストができるようにした。多変量テストは、ウェブページを構成する本文、図版、レイアウトなどの要素で複数の素材を用意して、コンバージョン率が最も高い組み合わせを抽出する試験。

従来の解析エンジンでは膨大なデータ量が課題になって解析対象に含めなかった素材の組み合わせ効果の予測が可能になり、コンバージョン率の高いページを判定。テストの結果、コンバージョン率が上がらないと判断したページを停止し、効果が見込まれるページの配信を自動的に増やす。新バージョン提供と合わせ、多変量テストの計画立案から制作実装、効果分析までをパッケージ化して総合的に支援するコンサルティングサービスも開始した。

アイオイクス
http://www.ioix.com/

DLPO
http://www.landingpage.jp/

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AMN、ユーザーローカルのソーシャルメディア解析「Social Insight」の活用支援開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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ブログマーケティングのアジャイルメディア・ネットワーク(AMN)は、アクセス解析ツール開発のユーザーローカルと、同社のソーシャルメディア解析ツール「Social Insight(ソーシャルインサイト)」の販売と活用支援で提携する、と4月11日発表した。ソーシャルインサイトで取得する発信者のデータをAMNのユーザー影響力測定ツール「ユーザーチャート」などで分析し、「アンバサダーレポート」として提供を始める。

ソーシャルメディアで製品・サービスやブランドについて言及しているユーザーを「アンバサダー」と呼び、アンバサダーレポートでは、アンバサダーが誰なのかを可視化し、ソーシャルメディア上のツールごとの影響力や発言傾向などを報告する。ソーシャルインサイトのエンタープライズ版は初期費用6万円、月額10万円。アンバサダーレポートは、3カ月のソーシャルインサイト使用料を含み月額30万円から(最低契約3ヵ月)。

アジャイルメディア・ネットワーク
http://agilemedia.jp/

ユーザーローカル
http://www.userlocal.jp/

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アークウェブ、「Movable Type」用のプラグイン3種の機能を強化して販売を開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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システム開発・ウェブ制作のアークウェブは、ブログソフト・サービスのシックスアパートのウェブサイト管理ソフト「Movable Type」用プラグイン3種を機能強化して販売を始めた、と4月11日発表した。フォーム作成の「A-Form3.4」、会員制サイト構築の「A-Member3.4」、予約サイト構築の「A-Reserve3.4」となり、Movable Typeのスマートフォン表示用パッケージ「スマートフォンオプションfor Movable Type」に対応させるなど、新機能を加えた。

A-Formは、スマートフォンオプション対応に加え、フォームの公開開始・終了日の設定で時間・分・秒単位指定できるようになり、Movable TypeのログにA-Formの操作ログの出力も可能になった。A-Memberは、スマートフォンオプション対応のほか、認証完了後に外部プラグインの追加認証を差し込めるようにした。A-Reserveはスマートフォンオプションには対応しないが、追加ボタンを押さなくてもプランのオプション追加を可能にした。

アークウェブ
http://www.ark-web.jp/

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  • 内容カテゴリ:CMS

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宅麺.comがファミマと連携 オリジナル商品「骨太ど・みそ次郎」を共同開発 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

人気ラーメン店の通販サイト「宅麺.com」を運営するグルメイノベーション(本社東京都、井上琢磨社長)は3月21日、ファミマ・ドット・コムと共同企画した商品の販売を始めた。共同企画商品はファミマ・ドット・コムのECサイト限定で展開する。グルメイノベーションが他のECサイトと連携するのは珍しい。今後、両社は共同企画による商品開発を進めていく。

商品名は「骨太ど・みそ次郎」。人気店「本格中華麺店 光麺」のスープと麺に、同じく人気店「らーめんダイニング ど・みそ」で使用している甘味噌や信州味噌などを混ぜて製品化。グルメイノベーションのラーメンの通販ノウハウを生かして、EC商材に仕上げた。

販売チャネルとしてファミマ・ドット・コムが参加し、「ファミマ.com」で販売することを決めた。

「宅麺」は店舗の厨房で作ったスープを濃縮せずに冷凍し、温めるだけで有名店の味を再現するノウハウを持つ。麺も冷凍し、そのままの味を楽しめるのが特徴だ。

昨年7月にサービス開始1年目を迎え、利用者は延べ1万3000人を超えている(昨年7月時点)。

・骨太ど・みそ次郎(ファミマ.com)
http://www.famima.com/shop/e/egrsp019/

・宅麺.com
http://www.takumen.com/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

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Googleアナリティクスの新規プロファイルを作成する[第2回] [衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座] | Web担当者Forum

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Googleアナリティクスは、非常に高度な分析ができる無料のアクセス解析ツールだ。無料の反面、正式なサポートサービスというものがないため、ユーザーは自分で情報を集めなくてはならない。Web担当者にとっては結構な手間だ。そこで本連載では、Web担当者の負担を軽減すべく、導入から、運用、活用まで、初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

前回、Googleアナリティクスで新規アカウントを作る方法を解説した。次に行うのが「プロファイル」の設定作業になる。今回は、Googleアナリティクスで、新たにプロファイルを作成する方法を解説する。

プロファイルとはレポートのこと

「プロファイル」の前に、まず「プロパティ」とは何かを知っておかなければならない。後でも説明するが、「プロパティ」というのは、データを収集する単位のことで、たとえば、1つのドメイン名(「web-tan.impress.co.jp」「ibukuro.blogspot.jp」など)が1つの「プロパティ」となる

前回、Googleアナリティクスの新規アカウントを作成した。ただアカウントを作っただけのつもりだったが、じつはその際、計測対象ドメイン名(前回の例では、ibukuro.blogspot.jp)を指定する「プロパティ」が作成されていたのだ。

これに対して、「プロファイル」というのは、その「プロパティ」で収集したデータをもとに作成されたレポート閲覧単位を意味する。アカウントの新規作成などによって計測を開始した際に、「新規プロパティ」が作成されると、自動的に、何の加工も施されていないデータを集計した「標準のプロファイル」が作成される。この「標準のプロファイル」で、ひと通り標準のレポートを見ることができる。

ただ、プロファイルの設定を少し追加することで、レポート画面で見ることのできるデータが増える。また、その際、データに多少の加工を施しておくと、レポートが目的別に見やすくなるので、アカウントを作ったときにすぐ、別のレポート(プロファイル)をいくつかあらかじめ作成しておくのがお薦めなのである。

図0:Googleアナリティクスの「プロパティ」と「プロファイル」の関係
Googleアナリティクスの「プロパティ」と「プロファイル」の関係

そこで必要なのが、プロファイルの新規設定や、設定画面での編集作業ということになる。設定画面については次回触れるとして、今回はその前段階としてプロファイルの新規設定を取り上げる。

先ほど「目的別にレポートを作ると見やすくなる」といったが、具体例をお話ししよう。たとえば、3か国語で作成しているWebサイトであれば、この3つの言語のページの閲覧データをあらかじめ分離しておく(つまり3つのプロファイルで別々にレポートを見る)のだ。言語別に担当者が分かれているのであれば、自分の担当だけのデータを簡単に見ることができるようになるわけだ。

なおプロファイルは、1つのGoogleアナリティクスのアカウントで50個まで設定できる。

といったところで、プロファイルの設定画面への移動方法を見てみよう。

プロファイルの設定画面へ移動する

Googleアナリティクスは階層構造がなかなかに複雑で、プロファイルの設定画面を開くのも初心者にとってはかなり敷居が高いかもしれない。プロファイルの設定画面へ移動する方法が、現在地の場所によって若干変化するからだ。ここではまったく新規にGoogle アナリティクスのアカウントを作成した場合の移動方法から説明する。

まずGoogle アナリティクスにログインすると、「アカウントホーム」(図1)という画面になる。下の図1は、新規にGoogle アナリティクスのアカウントを作成した直後のものだ。

図1:Googleアナリティクスの「アカウントホーム」画面
図1:Googleアナリティクスの「アカウントホーム」画面

まず右上の「アナリティクス設定」(図1赤枠部分)をクリックする。すると、Google アナリティクスの「アカウントの管理」画面が現れる(図2)。

図2:アカウントの管理画面
図2:アカウントの管理画面

この画面は「すべてのアカウント」を管理する画面だ。つまり、アカウントが複数ある場合は、ここに一覧表示される。今はまだ「衣袋のブログ」1つしかアカウントを作っていないので、それしか表示されていない。個別のアカウントの管理画面へ移動するには、ここに表示されているアカウント名(図2赤枠部分)をクリックして次へ進む。

すると、「衣袋のブログ」というアカウントの管理画面になる(図3)。

図3:「衣袋のブログ」という名前のアカウントの管理画面
図3:「衣袋のブログ」という名前のアカウントの管理画面

個別アカウントの管理画面を開くと、「プロパティ」タブ(図3青枠部分の一番左)が選択されている状態になっている。

「プロパティ」は「アカウント」の下の階層で、要するにこのアカウントで管理しているWebサイトのことだ。アカウント作成時に登録したWebサイトは「衣袋のブログ」1つだけなので、「プロパティ」名として、「衣袋のブログ」が1つだけ表示されている(図3緑枠部分)。

続いてプロパティ名「衣袋のブログ」(図3緑枠部分)をクリックして、プロパティの管理画面(図4)に移動する。

図4:「衣袋のブログ」という名前のプロパティ管理画面
図4:「衣袋のブログ」という名前のプロパティ管理画面

図4では、3つのタブ(赤枠部分)のうち、「プロファイル」タブが選択されている状態になっており、プロファイル名がまた自動的にアカウント名と同じ「衣袋のブログ」と命名されている(青枠部分)。

つまり、新規作成時には、「Google アナリティクスのアカウント」「プロパティ」「プロファイル」の3つのレベルで、同じ「衣袋のブログ」という名前がデフォルトで付けられているのだ。わかりにくいが、とりあえず今のところは我慢しよう。

  • 追加で新しいプロファイルを作成する

追加で新しいプロファイルを作成する

次はレポート閲覧単位であるプロファイルを編集していくのだが、お薦めなのは、最初にGoogle アナリティクスのアカウントを作成した際に自動的に作成されたプロファイルはそのまま残したまま、新しいプロファイルを作成して、そこで設定を加えていくことだ

その理由を知るには、「プロパティ」「プロファイル」の関係を理解しなければならない。「プロファイル」はレポート閲覧単位を意味するのだが、「プロパティ」はデータを収集する単位を意味する。

たとえば「プロパティ」は、ibukuro.blogspot.jpというサブドメイン配下全体の閲覧行動のデータを収集する単位であるのに対して、「プロファイル」は、その元データから、多少の加工処理を加えたデータをベースにレポートを作成するレポート画面の最小単位である。

つまり元データの塊が「プロパティ」、その元データから派生して作ったさまざまなレポート画面が「プロファイル」ということになる。

プロファイルでの設定詳細については次回くわしく解説するが、イメージしやすくするため具体例をあげよう。

たとえば、閲覧したURLに付与されていたパラメータなどがあった場合に、あるパラメータだけは元データから削除するような「フィルタ」を掛けることが可能だ。もし、この時にフィルタの記述を間違えて、残しておくべきパラメータを削除してしまったりした場合には取り返しがつかないわけだ。

そのため一番大元のデータは加工を施さずに残しておくのがよいのである。プロファイルの設定で大元のデータに加工を施して何か手違いでもあったら、もう元に戻せないので、大元のデータはそのまま手を付けず、新しいプロファイルを作成して、そこに処理を施すべきなのだ。

「Google アナリティクスのアカウント」「プロパティ」「プロファイル」の3つのレベルについての詳細は別項でまた触れるとして、ここでは新しいプロファイルを追加で1つ作っておこう。既存のプロパティの管理画面の右側にある「 + 新しいプロファイル」(図5赤枠部分)をクリックする。

図5:「衣袋のブログ」という名前のプロパティ管理画面
図5:「衣袋のブログ」という名前のプロパティ管理画面

すると図6のようなプロファイルの新規作成画面に移動する。

図6:プロファイルの新規作成画面
図6:プロファイルの新規作成画面

「プロファイル名」には「プロファイルA」と入力する(図7赤枠部分)。

「タイムゾーンの国または地域」は、プルダウンメニューから「日本」を選択(図7青枠部分)し、[プロファイルを作成](図7緑枠部分)をクリックする。

図7:プロファイルの新規作成画面にそれぞれ入力したところ
図7:プロファイルの新規作成画面にそれぞれ入力したところ

すると図8の画面に移動する。ここは「衣袋のブログ」という名前のプロパティ管理画面で、「プロファイルA」というプロファイルが選択されているところだ。図5では「衣袋のブログ」が選択されていたが、ここでは「プロファイルA」が選択されている。

プロファイル選択画面の下のタブは、まず「アセット」(図8青枠部分)が表示されている。これはその下の5つのカスタマイズを指定できるメニューだ。この各部分については、共通の機能や各種カスタマイズを解説するところで別途詳しく触れる。

図8:「衣袋のブログ」という名前のプロパティ管理画面
図8:「衣袋のブログ」という名前のプロパティ管理画面

なお、ここは「衣袋のブログ」という名前のプロパティ管理画面なので、その配下に所属する2つのプロファイルのもどちらかをプルダウンで選択できるようになっている。

図9:プロファイルはプルダウンから選択可能
図9 :プロファイルはプルダウンから選択可能

とりあえず、今回は新たにプロファイルを作るところまでを解説した。次回はプロファイルの設定を取り上げる予定だ。

衣袋 宏美

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社インターネット視聴率センター長を経て、2000年ネットレイティングス入社視聴率サービス立ち上げに参画、2006年ネットレイティングス社フェローに就任。株式会社クロス・フュージョン代表取締役。またデジタルハリウッド大学院客員教授、米Digital Analytics Association会員、アクセス解析イニシアチブ副代表。

著書など:
Web担当者Forumでの連載:
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アトリビューション分析を可能にする技術 | 書籍『アトリビューション』特別公開1-4 (全5回) [アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法] | Web担当者Forum

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アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法
アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法
この記事は、書籍 『アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法』 の第1章「アトリビューションとは」を、Web担の読者向けに特別に公開しているものです(本書について)。

アトリビューション分析が可能になったのは、ユーザーのたどった経路を分析できるようになった測定ツールの進化も大きい。ここではどのようなデータがアトリビューションにかかわっているのかを見ていく。

ユーザーがたどった経路を追える「コンバージョンパスデータ」

アトリビューション分析を行うためには、測定環境を準備し、分析するためのデータを取得する必要がある。その測定ツールが進化したこともアトリビューション分野の形成に影響している一因といえる。

Cookie

クッキーと読む。ユーザーのブラウザにWebサイトが特定の情報を保存する仕組み。Cookieを使えば、訪問回数やユーザー名などを記憶しておくことができる。

セッション

ユーザーがWebサイトに接続してから離脱するまでの一連の行動のこと。Googleアナリティクスでは、30分経過すると別のセッションとしてカウントされる。

アトリビューション分析のベースとなるのは、「コンバージョンパスデータ」と呼ばれるものである。コンバージョンパスデータとは、コンバージョンに至ったユーザーがどのような経路をたどって広告媒体に接触してきたかを記録したデータである。これはブラウザのCookieを使って実現するため、基本的にはユーザーがCookie保持期間内に同一のブラウザを使ってたどった経路を測定することになる。

コンバージョンパスデータの取得方法やデータの仕様はまだ標準化団体などが存在しないため、各社で独自の仕様を採用している。そのため、測定に使うツールによって取得できるデータも異なってくる。コンバージョンパスデータは、「接触日時」「ユーザーのセッションを識別できる情報」「接触媒体」「リファラー」「URL」などが主な情報となる。コンバージョンパスデータの取得方法については、Chapter2で詳しく解説する。

従来のアクセス解析ツールはコンバージョン直前にクリックされた施策、つまりラストクリックをベースに効果測定するものがほとんどだったが、直前のみならずコンバージョンに至る軌跡が把握できるコンバージョンパスデータを取得できるように進化したり、それに特化した広告効果測定ツールが出現してきたりしつつある。

クリックスルーコンバージョンとビュースルーコンバージョン

ユーザーが広告をクリックしてそのままコンバージョンに至ることを「直接コンバージョン」というが、本書では「クリックスルーコンバージョン」と表記する。それに対し、ディスプレイ広告の表示はあったがクリックしなかったユーザーが、別の施策を経由してコンバージョンページにたどり着くことを「ビュースルーコンバージョン」という。これは、アトリビューション分析において非常に重要な考え方だ(図1-4-1)。

ビュースルーコンバージョンは、広告は表示されたがクリックせずに別の施策経由でコンバージョンすることを指す。
図1-4-1 ビュースルーコンバージョンは、広告は表示されたがクリックせずに別の施策経由でコンバージョンすることを指す。

アトリビューション分析を行う上で、クリックスルーだけを対象にするのか、ディスプレイ広告のビュースルーも対象にするかは最初の最も重要な判断の1つになる。現在の測定環境では、クリックスルーして接触した媒体のデータのみならず、ユーザーに対して表示された(クリックはされなかった)ディスプレイ広告などのビュースルーデータもコンバージョンパスデータに含むことができるようになっている。

アドネットワーク

1つの事業者を通して、複数の媒体に出稿できる仕組みのこと。

第三者配信アドサーバー(Chapter2で詳しく解説)やアドネットワークでは、ビュースルーコンバージョンのレポートを提供することは以前から可能だった。ただ、ビューの後に、どの施策を経由してコンバージョンに至ったかを把握することができなかった。あくまで目安にしかならなかったのだ。

また、使う施策によってコンバージョン測定の手段が異なる場合も多かった。例えばクリックスルーコンバージョンは広告効果測定ツールやアクセス解析ツールから取得できるが、ディスプレイ広告のビュースルーコンバージョンはアドネットワークや媒体社、または第三者配信アドサーバーから入手するしかなかった。このような環境では、コンバージョン数の重複が起きてしまうことになり、正確な効果測定を行うことが困難だった。

しかし、これらの問題は現在はかなり解消されてきたといえる。統合的な効果測定環境を持つことで、分析を行うための信頼性の高いデータが取得できるようになっているのだ。ディスプレイ広告のビュースルーコンバージョンについては、Chapter2で詳細に解説する。

「間接効果」や「アシスト」とはどう違う?

間接効果やアシストという概念は以前からあったため、最近になって取り上げられるようになったアトリビューションとどのように異なるのかが議論になることが多い。実際に「間接効果=アトリビューション」といった形で、同じものとして扱っているケースも多く見られる。「ラストクリックベースの直接効果だけではなく、接触された施策全体を評価する」という考え方は、広告効果測定ツールを使って行う間接効果測定もアトリビューションも共通している。しかし、実際には両者には異なる点が存在する。では何が違うのだろうか。

図1-4-2は、従来の広告効果測定ツールで出力される結果の例である。「直接」はクリックしてそのままコンバージョンした数、「間接」はクリックはしたが、そのときはコンバージョンしなかった数を表している。

今までの間接効果測定の考え方
図1-4-2 今までの間接効果測定の考え方。それぞれの広告がどのタイミングでクリックされたかの回数を表にしている。コンバージョン数は6だが、表の合計が15となってしまい評価がしづらい。

この結果から、まずは広告Aをクリックして直接コンバージョンしたものが3件あったことが分かる。「間接」の1~4は、それぞれの広告が最後から数えて何番目に接触されたかの回数をカウントしている。一方で、実際のコンバージョンパスがどのようなものだったかというと、図1-4-3のようになる。

アトリビューション分析では、接触回数に応じてコンバージョンにどのくらい貢献したかを明らかにできる。
図1-4-3 アトリビューション分析では、接触回数に応じてコンバージョンにどのくらい貢献したかを明らかにできる。

図1-4-3を見ると、セッションA’からセッションF’のコンバージョンが、どのような経路でコンバージョンに至ったのかが分かる。例えば広告Aを中心に考えるなら、図1-4-2の表にまとめられているラストクリックの回数、ラストクリックよりも1つ手前の回数、2つ手前の回数などが見て取れる。ただし、注意して見ると、ほかの施策への接触を含め、それぞれのセッションの中で、広告Aが果たしている役割も分かる。広告に接触する回数も、1回の場合もあれば、5回の場合もあり、セッションによってまちまちである。

従来の間接効果測定とアトリビューション分析とで最も異なる点が、この接触回数を考慮に入れていないことである。従来の間接効果測定の場合は、接触回数を問わず、すべてを1回として足し上げるアプローチを取る。これにより、「直接効果に影響がある広告」「間接効果に影響がある広告」「両方とも影響がない広告」といった視点での評価は可能だ。アトリビューション分析では、ここからさらに踏み込んで、コンバージョンに対しての貢献度を配分するアプローチを取る。図1-4-3のセッションC’のコンバージョンの場合、接触回数が3回なので、「1回の接触あたり1/3」のように重みを付けていく。これを足し合わせて、それぞれの施策のコストを加味することでコスト効率を評価することができ、それぞれの投資予算の再配分も検証できるようになる。ここが、間接効果やアシストとアトリビューションが似て非なるものであるポイントだ。

Panamaで認知された間接効果測定

オーバーチュア

Yahoo! JAPANなどの検索結果画面に表示されるリスティング広告のサービス名。2009年にYahoo! JAPANが買収し、Yahoo!リスティング広告となった。

2007年、旧オーバーチュア(現Yahoo!リスティング広告)でPanama(パナマ)というコードネームで第2世代のリスティング広告管理プラットフォームがリリースされた。その中の1つの機能として「アシスト」が実装された。ある人がキーワードAで検索して表示されたリスティング広告をクリックし、その際はコンバージョンに至らなかったとする。その後、同じ人がキーワードBで検索してリスティング広告をクリックしてコンバージョンした場合、直接貢献したキーワードBだけでなく、キーワードAも間接的に貢献したと考え、「アシスト数」が記録されるという機能である。

当時は間接効果測定自体が広くは行われていなかったので、オーバーチュアのアシスト機能は期待を持って受け入れられた。リスティング広告従事者に対して、間接効果の概念を広めるきっかけになったという意味では意義のあるものだったと考える。ただ、前述の広告効果測定ツールと同じく、足し上げのアプローチであったことと、それ以上にオーバーチュアという単一の閉じた媒体での実装という限界があったため、キーワードのアシスト数を見ただけでは、広告掲載の継続や停止を判断することさえ難しかったのが実情だった。

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アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法
  • アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法
  • 著 田中弦 佐藤康夫 杉原剛 有園雄一
  • ISBNコード
    978-4844331841
  • インプレスジャパン
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この記事は、書籍 『アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法』 の内容の一部を、Web担向けに特別にオンラインで公開しているものです。

「貢献度」でネット広告を再評価してコンバージョンを最大化

頭打ちコンバージョンへの最適解。新たな指標である「貢献度」でリスティング広告やバナー広告を再評価すれば、コンバージョンはもっと伸ばせる。世界で注目される「アトリビューション」国内初の解説書。

ラストクリック偏重主義からの脱却。
もう「アトリビューション以前」には戻れない。

今、インターネット広告業界で強く注目されている「アトリビューション」。

アトリビューションとは、ユーザーがどのような経路をたどって最終的に購入に至ったのかを分析し、 それぞれの媒体に「貢献度」を割り振ることで広告効果の最大化を図る取り組みのことです。

一体、何がユーザーに態度変容を起こさせたのか? コンバージョンに貢献している「見えない」功労者は何なのか? インターネット広告のCPAを見ているだけでは分からない真実がそこにあります。

米国で生まれ、世界で注目されている「アトリビューション」。 「Attribution Night 2011」主催のインターネット広告を知り尽くす著者陣による、 国内初のアトリビューション解説書です。

すでに実際にアトリビューションに取り組んでいる、豪華執筆陣9人によるコラムも掲載。

インターネット広告にかかわる、すべての方へ。

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オリジナル記事:アトリビューション分析を可能にする技術 | 書籍『アトリビューション』特別公開1-4 (全5回) [アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法] | Web担当者Forum
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スマホアプリをHTML5+CSS3+JSだけで構築しアプリへのコンテンツ配信や解析もできる「App Cloud」をブライトコーブが日本で展開 [ニュース] | Web担当者Forum

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ブライトコーブは、クラウドを活用したコンテンツ配信関連のサービスを日本で拡充し、4月12日より販売を開始した。

今回発表されたのは、モバイルアプリ関連と動画関連の2つのクラウド型サービス。

スマホ・タブレット向けアプリをHTML5+CSS3+JavaScriptで構築し
管理・配信する「Brightcove App Cloud」

アプリ関連では、スマホ・タブレット向けのアプリケーションを構築・管理・配信・更新できるプラットフォーム「Brightcove App Cloud」を日本語版としてサービス開始した。

すでに提供されていた英語版では、米国国務省やFOXニュースなどが利用している。

App Cloudは、iPhone・iPad・Androidなどのスマートフォンやタブレット向けのアプリケーションを企業が提供する際のプラットフォームとなるサービス。アプリケーションの構築や公開、その後の運用や効果測定、そして更新メインテナンスまでをサポートするもの。

次のような機能が含まれており、同社では「アプリライフサイクルを総合的にサポートするプラットフォーム」だとしている。

  • アプリケーションを開発・構築し、
  • アプリ内から参照されるコンテンツを同社のクラウドを通じて配信したり(キャッシュや転送最適化も行う)、
  • サーバー側からプッシュ通知を配信したりしたうえで、
  • インストール数・セッション数・プッシュメッセージの反応・コンテンツへのアクセスなどの効果測定を行ったり、
  • すでにインストールされているアプリを動的にアップデートしたり

App Cloudでは、ネイティブコードによるアプリ内からHTML5を利用してコンテンツを表示する「ハイブリッドアプリ」を基本とするため、開発者はHTML5・CSS3・JavaScriptの知識があればアプリケーションを開発できる(Androidの開発スキルは必要ない)。

App Cloudが提供しているSDK(開発キット)を使って開発することによって、ワンソースでiPhone向け・iPad向け・Android向けなど各種のデバイスに対応できる。また、OS側のアップデートにもSDK側で随時対応するとしている。FacebookやTwitterとの連携機能も備えている。

デベロッパー版と商用版が用意されている。デベロッパー版は無償で利用できるが、アプリを公開することはできない。アプリ公開ができる商用版の価格は要問い合わせ(同社による直販に加えて、同社パートナーからも提供される)。

http://www.brightcove.com/ja/コンテンツアプリプラットフォーム

同社の調査によると、中規模のカスタムアプリでは、iPhone向けの開発に3万5,000ドル、それをAndroid向けに移植して3万ドル、配信のためのサーバーインフラに8000ドルかかり、さらに以後は更新・管理に年間2万ドルほどかかるという。複雑なアプリではさらに高額になり、iPhone向けの開発に10万ドル、Android向け移植に8万ドル、インフラに3万ドル、以後の更新・管理に年間6万ドルほどとなるという。

同社では、ハイブリッドアプリを開発・配信・管理できるApp Cloudによって、こうしたコストを大幅に削減できるとしている。

動画プラットフォームの低価格版
「Brightcove Video Cloud Express」

動画関連では、同社がこれまで提供してきた企業向けオンライン動画の管理・配信サービス「Brightcove Video Cloud」の小規模サイト向け低価格版「Brightcove Video Cloud Express」を日本語版としてサービス開始した。

株式会社東映の京都撮影所「一休さんの故郷 京都へおこしやす」や株式会社文學の森「俳句界News」などが、すでに提供されていた英語版のVideo Cloud Exprewwを利用して動画を配信している。

以下の3つの料金プランが用意されている。

  • 月額9,900円(動画50本、月間転送データ量40GB、管理ユーザー数1名)
  • 月額1万9,900円(動画200本、転送データ量100GB、管理ユーザー数2名)
  • 月額4万9,900円(動画500本、転送データ量250GB、管理ユーザー数3名)

また同社では、Video Cloud Expressのリリースを記念して、月額500円でVideo Cloud Expressを利用できるキャンペーンを行っている(提供期間は6か月の予定)。

  • 月額500円(動画1本、転送データ量5GB)(キャンペーン)

従来のサービス(Enterprise版やProfessional版)は同社の営業を通してしか購入できなかったが、Express版ではオンラインサインアップで利用を開始でき、クレジットカード決済が可能。また、Express版内での上位プランへの移行もオンラインで行える。

低価格版だが、これまでEnterprise版やProfessional版で提供してきた動画の管理・エンコード・配信・プレイヤーなどの主な機能が備えられている。

http://www.brightcove.com/ja/オンライン動画プラットフォーム

・ブライトコーブ株式会社
http://www.brightcove.com/ja/

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サーティファイ、Web担当者向け認定試験「ネットマーケティング検定」の全国一斉試験とキャンペーン実施 [ニュース] | Web担当者Forum

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ビジネス能力認定試験の開発・実施を行うサーティファイは、「ネットマーケティング検定」の全国成績上位者表彰キャンペーンおよび全国一斉試験を開催すると、4月11日に発表した。

3月5日に開始したネットマーケティング検定は、インターネットマーケティング全般の基本知識や方法論の保有度を測定する、Web担当者向けの認定試験。全国成績上位者表彰キャンペーンでは、ネットマーケティング検定の公式テキストを発行するインプレスジャパン協賛のもと、無料のネットマーケティング検定チャレンジ版(20問/40分)を実施した全国の受験者の中から上位10名を表彰し、公式テキストを提供する。キャンペーン期間は4月11日から5月11日まで。

また、ネットマーケティング検定の受験を希望するWeb担当者向けに、6月17日に札幌、東京、大阪、福岡の全国4都市で全国一斉試験を開催する。試験時間10:20~11:40、申し込み締め切りは5月27日まで、受験料は5,400円。

ネットマーケティング検定
http://www.sikaku.gr.jp/nm/

サーティファイ
http://www.sikaku.gr.jp/

ネットマーケティング検定公式テキスト インターネットマーケティング 基礎編
http://www.impressjapan.jp/books/3185

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Fringe81、ディスプレイ広告の運用と配信が一度にできるサービス「digitalice」開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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ネット広告技術開発・コンサルティングのFringe81(フリンジ81)は、広告主、広告代理店がディスプレイ広告の運用と配信が一度にできるサービス「digitalice(デジタリス)」を始める、と4月12日発表した。第1弾としてディスプレイ広告運用代行サービスを5月7日に開始する。運用代行は、ディスプレイ広告を一括でモニタリングし、適切なタイミングで差し替えや単価調整する。

digitaliceは、バナー広告に関する効果指標をリアルタイムに1つの画面で横断管理でき、複数の媒体を横断したバナーを一括して差し替える機能を搭載する。運用代行では、広告原稿入稿の設計、業務、差し替え、レポート出力・加工、ヘルプデスクを実施し、貢献度の分析や予算の再配分と最適化、改善提案などのコンサルティングサービスを行う。

Fringe81
http://www.fringe81.com/

digitalice
http://www.digitalice.jp/

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ガイアックス、「Facebook」解析「Fantastics」のファン解析にウォール投稿分析機能 [ニュース] | Web担当者Forum

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ソーシャルメディア関連事業のガイアックスは、同社の「Facebook」用キャンペーンアプリ・解析サービス「Fantastics(ファンタスティクス)」のファン解析ツールに、ウォール投稿を分析する機能を加えた、と4月11日発表した。Facebookの公式解析ツールで解析できないファンがアクティブな時間や、ファンのニュースフィードが混雑していない時間が分かり、効率的なウォール運用を可能にする。

ウォール投稿分析機能では、ファンがアクティブな曜日、時間、ファンのニュースフィードに表示される情報が少なく表示されやすいタイミングを解析し、ファンが「いいね」などリアクションをした投稿をランキング化。ファンの動向を基にアクティブな時間やニュースフィードが混雑していない時間を示す。ウォール運用や分析が課題になっている企業が多いことから、機能を追加した。

ガイアックス
http://www.gaiax.co.jp/jp/

Facebook活用支援サービス
http://solution.gaiax.co.jp/socialmedia/

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電通総研、シニア層のネット利用調査で60代は6割近く、70代も2割以上がネットを使用 [ニュース] | Web担当者Forum

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電通総研は、シニア層のインターネット利用に関する調査結果を4月10日発表した。60代の6割近くが何らかの形でインターネットを使い、70代でも2割を超えていた。人口が多い都市の利用率が高く、人口が少ないほど低かった。ネットで得られる恩恵はコミュニケーションがトップに挙げられた。実地調査からは、経験がなくても適切な手段を使えば、1年でネットショッピングやソーシャルメディアもでき、ネットによってシニアの生活がより行動的になることも分かった。

調査は全国の60~79歳の男女を対象に、調査員による訪問形式で1月13~23日に実施。60代の男女、70代男女各150人ずつ、計600人のサンプルを集めた。ネット利用率は60代で57.0%(男性58.7%、女性55.3%)、70代は23.3%(男性30.0%、女性16.7%)と、70代の男性は3割に達した。利用率を機器別に見ると、60代はパソコンが37.3%、携帯(携帯電話とスマートフォン)が51.3%、70代はそれぞれ14.0%、18.0%で、携帯がパソコンを上回った。

都市の規模によるネット利用率比較では、東京都区部を含む人口100万人以上の都市では60代が70.2%と7割を超え、70代も26.3%で平均以上だった一方、町村部では60代26.7%、70代20.0%となり、特に60代で大都市と大きな差があった。ネットを始めて良かったこと(複数回答)は「友人・知人とのコミュニケーションが増えた」が最多の55.7%。「情報が増えたり、知識が広がったりした」55.3%、「好奇心が広がった」41.4%と続いた。

電通総研
http://www.dentsu.co.jp/dii/

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「楽天市場グルメストリート」丸井の食品売り場で催事 定期的に開催の意向 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

楽天は4月5日から丸井3店舗の地下食品売り場で「楽天市場」に出店する食品事業者を集めた催事を開催する。これまで、「楽天市場」に出店するファッション事業者が期間限定で丸井に出店する催事はあったが、食品は初めて。新たな顧客の獲得するため定期的に開催していくという。

催事の名称は「楽天グルメストリート」。マルイファミリー溝口、国分寺マルイ、北千住マルイの3店舗の地下食品フロアで各店舗1週間ずつ(4月25日まで)実施する。各店舗にそれぞれ8~12店の異なる事業者が店を構える。3店舗合計で26ショップが出店する。

丸井グループと楽天は10年11月にEC事業において業務提携しており、これまでに丸井が「楽天市場」に出店しているほか、「楽天市場」のファッション店舗が期間限定で丸井のテナントに入るなど、相互に顧客の誘導を図っている。食品分野でも連携を図ることで、相互の新規顧客獲得につなげていきたい考えだ。

・楽天市場グルメストリート
http://event.rakuten.co.jp/food/marui/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

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