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オウケイウェイヴ、国際的ソーシャルQ&Aサイトの「ARIGATO API」を提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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Q&Aサイト運営・FAQ(よくある質問とその回答)ソリューションのオウケイウェイヴは、同社が運営する国際的ソーシャルQ&Aサイト「ARIGATO」の機能をAPI(呼び出して使うソフトウエアの集合体)として自社サイトに組み込むことができる「ARIGATO API」を企業や自治体などの法人、官公庁向けに4月19日から提供開始した、と同日発表した。ARIGATOは20ヵ国語に対応しており、ARIGATO APIを組み込むことで、自社のユーザー同士が言語の壁を越えて交流できる多言語コミュニティを自社サイト内に持つことができるようになるという。

ARIGATO APIでは、ARIGATOへの質問の一覧やQ&A投稿内容の取得、質問と回答の投稿に関するAPIを提供する。ARIGATOと親和性の高い「Facebookページ」の運用支援施策やコンサルティングも提供していく。初期導入費や月額利用料は海外進出や外国人の受け入れを検討・推進する法人向けの設定にした。2012年中に100サイトへの提供を目指す。

オウケイウェイヴ
http://www.okwave.co.jp/

ARIGATO
http://arigato.okwave.com/

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サミットネットスーパー スマホ専用アプリ開発 音声検索機能も [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

首都圏でネットスーパーを展開する、サミットネットスーパー(本社東京都、神保正史社長)はスマートフォン向けのアプリケーションを開発し、4月4日から運用を開始した。

アプリケーションを開発したのはシステム構築を手掛けるケイビーエムジェイ(本社東京都)。

サミットのウェブサイトを立ち上げることなく、アプリから直接商品を検索できるほか、バーコード検索機能も付けた。商品に付いているバーコードをスマホのカメラで読み取って、サイト内の製品を探すこともできる。

アンドロイド向けには「音声検索機能」も付けている。

・サミットネットスーパー
http://summit-netsuper.com/index.html

・株式会社ケイビーエムジェイ
http://www.kbmj.com/

・iPhone版アプリ
http://itunes.apple.com/app/id506580505?mt=8

・Android版アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.summit.netsuper.android

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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炎上リスクの高い行動が多いのはTwitterとmixi、ユーザーのリスク意識と行動を調査 | ソーシャルメディア白書2012 ハイライト #5 [ソーシャルメディア白書2012 ハイライト] | Web担当者Forum

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ソーシャルメディア白書2012 ハイライト

この記事では、一般消費者1万人と企業400社への調査データから、日本のソーシャルメディアの利用実態を明らかにした、書籍『ソーシャルメディア白書2012』のなかから、Web担の読者向けに注目データをピックアップし、全9回にわたってお届けします。

この記事で紹介しているデータのハイライト
  • 実名公開率の高いFacebookユーザー
  • 「投稿を全体に公開している」Twitterユーザーと
    クローズドなコミュニケーションを好むmixiユーザー
  • 「個人情報」や「誹謗中傷」に対する高いリスク意識
  • リスクの高い行動を取るユーザーが比較的多いTwitterとmixi

実名公開率の高いFacebookユーザー

各ソーシャルメディアサービスの実名・ニックネームの利用状況を調査するために行った、「あなたが利用しているソーシャルメディアでは、あなたの名前・ニックネームはどの様に公開していますか」という質問に対する回答結果をまとめたものが図1です。回答から、まずFacebookは「実名を公開している」ユーザー比率が64.8%と、他のサービスに比べて非常に高いことがわかります(他サービスではmixiの12.5%を除きすべて10%未満にとどまっていました)。なお、Facebookはユーザー登録を「実名」で行うことを規約で定めています。

6つの主要コミュニケーションサービス(Blog、Twitter、mixi、Facebook、GREE、mobage)の中では、mixiは「親しい友人にしかわからないニックネーム」を利用している比率が54.9%と高く、「実名を公開している」の12.5%を合わせると、67.4%のユーザーは親しい友達にとって認識可能な名前を利用しています(Facebookでは2つを合わせると81.4%)。それに対し、Blog、Twitter、GREE、mobageは「親しい友人にもわからないネット上のニックネーム(匿名)」のユーザーが過半数を占めていました(Blog:56.1%、Twitter:52.1%、GREE:64.2%、mobage:64.4%)。

前回の記事で解説した通り、Twitter、GREE、mobageにおいては「会ったことがない人」とネットでコミュニケーションを行う傾向が高いため、サービス上で利用している名前もネット専用のものを利用していると考えられます。

図1 主要コミュニケーションサービスにおける、実名・ニックネームの利用状況
図1 主要コミュニケーションサービスにおける、実名・ニックネームの利用状況
『ソーシャルメディア白書2012』(翔泳社)(c)2012 Tribal Media House, Inc. & Cross Marketing Inc.

「投稿を全体に公開している」Twitterユーザーと
クローズドなコミュニケーションを好むmixiユーザー

続いて、「あなたが利用している以下のソーシャルメディアでは、あなたの投稿はどの位の範囲に公開していますか。」という質問に対する回答をサービス別にまとめたものが図2です(ただし、Twitterについては「投稿内容を友達の友達まで公開する」ことができないため、該当選択肢についての回答率は0%となっています)。

図2の調査結果を見ると、サービスによって投稿の公開範囲設定状況が大きく異なることがわかります。mixi以外のサービスでは「投稿内容は全体に公開している」と回答したユーザーが最も高く、その中でもTwitterは77.8%と非常に多くのユーザーが投稿を全体に公開しています。

一方、mixiでは「投稿内容を全体に公開している」ユーザーは33.1%にとどまり、「投稿内容は友人まで公開している」ユーザーの割合が45.9%と最も高くなりました。さらに、19.3%のユーザーが公開範囲を友達の友達までに設定しており、親しい友達との“クローズド”なコミュニケーションを望むユーザーがmixiには多いことがうかがえます。

図2 主要ソーシャルメディアにおける投稿の公開範囲設定
図2 主要コミュニケーションサービスにおける投稿の公開範囲設定
『ソーシャルメディア白書2012』(翔泳社)(c)2012 Tribal Media House, Inc. & Cross Marketing Inc.

「個人情報」や「誹謗中傷」に対する高いリスク意識

「あなたは以下のソーシャルメディアを利用する際、気をつけていることはありますか?」という、リスクとなり得る投稿への意識を問う質問に対する回答結果をまとめたものが図3です。「自分の個人情報を投稿しない」「他人の個人情報を投稿しない」「誹謗中傷をしない」の3つに注意しているユーザーの割合が高いことがわかります。サービスによる違いはあるものの、約35%~55%のユーザーがこの3点について気をつけていると回答しました。また、6つの主要コミュニケーションサービスの中では、Blogユーザーのソーシャルメディア利用におけるリスクへの意識が最も高いことがわかりました。

図3:主要ソーシャルメディアにおけるリスクへの意識
図3:主要コミュニケーションサービスにおけるリスクへの意識
『ソーシャルメディア白書2012』(翔泳社)(c)2012 Tribal Media House, Inc. & Cross Marketing Inc.

リスクの高い行動を取るユーザーが比較的多いTwitterとmixi

図4は「あなたはソーシャルメディア(Twitter、mixi、Facebook)で以下のような投稿・会話をしたことがありますか」という質問に対し、「よくする」あるいは「たまにする」と回答したユーザーの割合を示しています。リスクの高い行動を取ることがあるユーザーの割合は、Twitterとmixiで比較的高く、「知人や同僚にだけわかるような隠語を使って会話をする」「仕事に関することを投稿する」「仕事上の悩みや愚痴を投稿する」のことを、それぞれ15~18%程度のユーザーが行っていることがわかります。

図4:リスクの高い行動の実態(Twitter、mixi、Facebook)
図4:リスクの高い行動の実態(Twitter、mixi、Facebook)
『ソーシャルメディア白書2012』(翔泳社)(c)2012 Tribal Media House, Inc. & Cross Marketing Inc.
◇◇◇

ソーシャルメディア白書2012からのデータ紹介、第5回は「ソーシャルメディア利用とリスク認識」について紹介しました。

ソーシャルメディアの利用方法は、サービスの特性によって大きな違いがあることがわかりました。具体的にはFacebookは実名で利用されることが多く、Twitterは投稿を全体に公開しているユーザー比率が非常に多い、mixiはクローズドなコミュニケーションを好むユーザーが多いなどといった違いがありました。

また、リスクに対する意識は、サービスとしての歴史が他に比べ長いBlogユーザーは高い意識を持っている一方、Twitterとmixiのような比較的新しく、かつすでに多くのユーザーに利用されているサービスはリスクの高い行動を取るユーザーが多くなってしまっていることもわかりました。Facebookについては特に危険な行動を犯すユーザーが多いとは言えませんでしたが、今後ユーザー層が拡大する中で増加していく可能性があると思われます。

ここ最近頻発しているソーシャルメディア上での炎上を通じて、ソーシャルメディアの利用に関するユーザーリテラシーが早期に向上していくことが望まれます。

次回は「ユーザーとブランドとのコミュニケーション」について紹介していきます。

調査概要
  • 調査目的:一般消費者のSNS利用状況の把握
  • 調査期間:2011年10月3日(月)~2011年10月10日(月)
  • 調査手法:インターネット調査(クロス・マーケティング アンケートモニター)
  • 調査対象:全国15~69歳までの男女
  • サンプル数:10,715サンプル
10代 20代 30代 40代 50代 60代
男性 387 924 1089 938 1105 905
女性 370 886 1053 928 1141 989
回収サンプル数
『ソーシャルメディア白書2012』
ソーシャルメディア白書2012 ハイライト
著:株式会社トライバルメディアハウス、株式会社クロス・マーケティング
出版社:翔泳社
定価:9,800円+税

日本では本格的なソーシャルメディアに関連したデータ集が圧倒的に不足しており、提案の現場では海外調査データや簡易的なウェブ調査などが多数引用されている状況である。そこで本書は、消費者や企業のソーシャルメディアの日本での利用実態を多様なデータとともに明らかにする。今後、ソーシャルコマース、ソーシャルCRM、ソーシャルゲームなど、さらにソーシャルメディアは存在感を増していくなか、本当に使えるデータを網羅する!

『ソーシャルメディア白書2012』の購入はこちらから。

株式会社トライバルメディアハウス
アナリスト
西村 顕一

慶應義塾大学商学部卒業後、トライバルメディアハウスに入社。ソーシャルメディアに関わる各種調査・分析、ソーシャルメディアマーケティングの戦略策定、効果測定などに携わる。現代ビジネス[講談社]にて連載執筆中。

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グーグルから不自然リンク警告を受けたサイトは21日後に死ぬ など10+2記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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この記事を読むのにかかる時間: 約 8.5
タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

今週のピックアップ

グーグルから不自然リンク警告を受けたサイトは21日後に死ぬ
★★★★★ ペナルティが待っている可能性大 (Branded3)

英国の実力派SEOコンサルタントのパトリック・アルトフト氏が次のようなツイートを投稿した。

3月21日に不自然リンクの警告を受けたサイトが、今日全滅したっぽい。

このツイートは4月12日のもの。つまり、不自然リンク警告の21日後だ。

その後アルトフト氏は、最近不自然リンク警告を受けたりペナルティを受けたりしたと思われる50以上のサイトを観察して得た経験をブログで公開した。

  • ウェブマスターツールに警告が送られてきた後、数週間以内にペナルティを受けるだろう。

  • 警告を受けたちょうど21日後にペナルティを与えられたケースがいくつかあった。

  • 警告なしでペナルティを受けたサイトもある。ペナルティの後に警告が届くこともあった。

  • ペナルティはリンクの無効化というには厳しすぎる。ほとんどのケースでは、リンクがまったくないと仮定した状況よりもランディングページの順位が下に落ちた。

  • もっともひどい違反者はサイト全体でペナルティが適用された。

不自然なリンクだけが原因でペナルティを受けたわけではないだろうし、グーグルが警告を送っているサイトは何千何万とあるだろうから、ほんの一部分の分析にしか過ぎない。

「21日後にペナルティ」というのはあくまでもアルトフト氏が観察した一部の場合におけるものだが、警告を受けてすぐには何もなくても、しばらく後に何かが起こるのだということは理解しておいてほしい。そして、その「何か」というのは、ほぼ間違いなくペナルティだ。

このコーナーでも何度か伝えていることだが、グーグルからウェブマスターツールに警告を受けたときは、速やかに対処すべきという鉄則に変わりはない。「警告はよく送られてくるものなので無視していい」と誤った指示をするSEOコンサルタントがいるが、無視すべきなのはそのSEOコンサルタントの指示だ。

そして、もしあなたがまだ自分のサイトをウェブマスターツールに登録していないのならば、今すぐに登録しておくことをオススメする。

日本語で読めるSEO/SEM情報

グーグルの警告対象となった不自然リンクを調べる方法
★★★★☆ 漏れのないように申告すること (メディアフェイス公式のSEOブログ)

ランキングを不正に操作する目的で張られた不自然なリンクに対する警告をグーグルのから受け取ったときは、対象となる外部リンクをすべて外し再審査リクエストを送るのが鉄則だ。決して放置してはいけない

しかしどうやって外すべき外部リンクを見つけ出したらいいのか方法が分からないウェブ担当者もなかにはいるに違いない。

自分のサイトに張られているリンクを調べる方法を解説しているのがこちらの記事だ。

2つの手段がある。

  • サードパーティ製のリンクチェックツールを使う
  • ウェブマスターツールのリンクレポートを使う

具体的な調べ方はピックアップ元記事を参照してほしい。両方併用することで問題となるリンクを発見しやすくなるだろうが、まずは(警告を受け取ったのだから当然登録しているはずの)ウェブマスターツールからデータを取得しておくのがいいだろう。

ウェブマスターツールの「サイトへのリンク」
ウェブマスターツールの「サイトへのリンク」からリンクのデータをダウンロード

ただし、この方法でダウンロードしても、調べられるリンクは10万件までのようなのが残念なところだ。

alt属性をグーグルはインデックスするのか
★★★★☆ きちんとインデックスします (SEOテンプレート比較)

alt属性に記述したテキストをグーグルはインデックスするのだろうか?

この疑問を解決すべく、SEOテンプレート比較ブログの竹内氏が実験しその結果を公開した。

結論は、「グーグルはalt属性に記述してあるテキストをインデックスする」だ。

インデックスするということは検索結果を決めるシグナルとしても使われる可能性があるということにもなる。これまでも言われていたことだが、改めて検証した形となる。

装飾用ではなくコンテンツとして意味のある画像には必ずalt属性をつけるようにしよう。主な理由は次のとおりだ。

  • 検索エンジンに画像の中にある文字をテキストとして伝えられる
  • alt属性のキーワードが検索に引っかかるかもしれない
  • テキストリーダーなど画像を表示しないブラウザで画像に置き換わる説明になる
  • 画像を表示するまでの待ち時間にその画像の内容をユーザーに示すことができる

適切なalt属性を記述することは検索エンジンにとってもユーザーにとっても役に立つ。ただし、画像と関係がない内容を記述したりキーワードを詰め込んだりすることは、はるか昔からスパムだとみなされているので、絶対に禁止だ。

手持ちの100のサイトからリンクするのはNGか?
★★★★☆ ユーザーにとって価値があるか考える (グーグル ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム)

例えば手持ちのサイトが100個あるとします。

その100個から特にお気に入りのサイト5つに、
100個のサイトからリンクを送るとします。

これはスパム行為になるのでしょうか?
スパム行為には当たらないとしても、
適切でないSEOと判断されてしまうでしょうか?

グーグルの日本版ウェブマスター向け公式ブログにこのような質問が投稿された。

フォーラムのベテランメンバーたちが非常に的確なアドバイスを返しているので紹介する。

その100個のリンクを貼る行為が検索結果を上げるために行なうのであればスパムです。100個のサイトが1つ1つ作りこまれた価値のあるサイトで、リンクを貼る行為がサイトを見る人のために行なわれているのであればいいのではないでしょうか。

※太文字強調は筆者による

リンクが存在するページに来た人がいて、そのリンクをクリックする可能性があるかないか?

可能性があるのであれば、そのリンクには価値があるし、可能性がなければやってはいけないということです。
ユーザ視点でそのリンクにクリックする価値があるかどうかという観点で考えるのが大切だと思います。

※2つ目の太文字強調は筆者による

100個だからNG、10個ならOK、という定量的な数字による判断ではなく、訪問したユーザーにとってそのリンク先のページが役に立つものなのかどうかで判断すれば迷うことはない。

自作自演リンクや有料リンクはユーザーがクリックすることを目的としていない。PageRankを渡すため、つまり検索エンジンのランキングを上げるためだけに存在しているからNGなのである。

こうした考え方を守ったからといって検索エンジンの順位に何か影響があるわけではないが、少なくとも胸を張って、ペナルティを心配することなく、サイト運営ができるだろう。

無料で手に入るGoogleアナリティクスのマニュアル
★★★★☆ 入手できるうちにダウンロード (カグア!Googleアナリティクス活用塾)

無料でダウンロードできる、Googleアナリティクス関連の操作マニュアルやプレゼン資料をリストアップした記事。国内外のサイトから10個以上が紹介されている。

Googleアナリティクスは機能が豊富すぎて使いこなすのが容易ではない。テーマを絞った資料ばかりなので特定の機能を深掘りするにはちょうどいいだろう。

いつ公開をストップするとも分からないので今のうちに手に入れておきたい。

ただし、Googleアナリティクスは常に改善されてバージョンアップし続けているので、最新の情報をウォッチしておくのも大切だ。Web担の木曜コラム「衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座」なども参考にするといいだろう。

App Storeの上位表示に挑戦
★★☆☆☆ いわゆる「ASO」 (拷問スタートアップ生活)

自分で調べた情報や自身の検証をもとに、アップル社のApp Store(アップ ストア)内での検索最適化についてまとめた記事。

次の2つが重要なポイントになるとしている。

  • 関連キーワードをわかりやすくタイトルに入れる
  • 競争率の高いキーワードばかりを登録しない

ASO(App Store Optimization:アップストア最適化)については海外の記事を以前にピックアップしたことがある。App Storeでアプリを公開しているウェブ担当者がいるかもしれないと思い再び取り上げてみた。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

画像検索のSEOに関する記事を2本、今週はピックアップ。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
  • 商品向けリッチスニペットでCTRも売上もアップ
  • 不自然リンク該当するリンクをグーグルが教えてくれた
  • rel="alternate" hreflang="x" に rel="canonical" の併用はもはや不要
  • Google+ページをGoogleアナリティクスで解析
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
  • 今こそ理解したいSEOに関する18の基本
  • インターナショナルSEOの11の鉄則

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

商品向けリッチスニペットでCTRも売上もアップ
★★★☆☆ グローバルECサイト運営者に朗報 (Google Webmaster Central Blog)

「リッチスニペット」に対応したサイトにしておけば、検索エンジンの検索結果ページで、自分のECサイトで扱っている商品の価格や在庫状況、評価などの商品情報をわかりやすく表示できる。

ショッピングリッチスニペット

これらのショッピング関連のリッチスニペットは日本ではちょうど1年前に利用可能になっており、その他の限られた国だけで導入されていたのだが、このたびグローバルで利用できるようになった。

世界各国を対象にしたECサイトを運営しているならば、ショッピング用のリッチスニペットを設定することをおすすめする。検索結果でのクリック率向上が期待できるからだ。

また、リッチスニペットが正しく実装できているかを確認するリッチスニペット テストツールの機能が拡張されたことも併せてアナウンスされた。

HTMLのコードをそのまま貼り付けて正しいかどうかをチェックできるようになり、公開前のサイトやページでもテストしやすくなっている(これまでは対象ページのURLを指定しなければならなかった)。

リッチスニペットテストツールでHTMLコードを検証

不自然リンク該当するリンクをグーグルが教えてくれた
★★★★☆ すべて教えてほしい (SEOmoz PRO Q&A Forum)

今、英語圏のSEO業界はグーグルから送られてくる不自然リンクに対する警告の話題で持ちきりだ。関連トピックをもう1つSEOmozのフォーラムから紹介する。

不自然リンクを削除して再審査リクエストを送った後、次のような返事をもらったサイト管理者がいる。

貴サイトに張られたオーガニックでないリンクが依然として多く残っています。いくつかの例を示します。

そしてこの後ろに続けて問題となっている相互リンクが列挙されていたそうだ。なかには5~7年前にやった相互リンクもあったらしい。

どのリンクがガイドラインに違反しているのかグーグルが具体的に教えてくれるとは、筆者は聞いたことがない。しかし公式ヘルプフォーラムにも具体例を示したケースが過去に報告されているので、稀だとはいえ、あるようだ。

また5~7年前のリンクも含まれていたとのことで、過去にさかのぼって不正を正すというグーグル社員のアドバイスは確かなことだと言える。

rel="alternate" hreflang="x" に rel="canonical" の併用はもはや不要
★★☆☆☆ 複雑にする要素が1つ減った (Webmaster Tools Help)

rel="alternate" hreflang="x"」を設定すると、複数の言語・地域を対象にしたサイトで検索ユーザーにもっとも適したページを検索結果に表示できる(xには「ja」のように言語を指定するか、「en-US」のように言語と地域を指定する)。

うまく機能しているようだが、とにかく設定方法がややこしい。ところが、この指定をややこしくしている要素が1つ、ヘルプページから消えた。それはrel="canonical"タグとの併用だ(筆者注: この記事を公開している時点では日本語版ヘルプはまだ更新されていない)。

グーグル社員のジョン・ミューラー氏によると、削除した理由は、「混乱のもとになり間違えて実装してしまうことがあるから」とのことだ。rel="canonical" を設定する場合は、会社案内のように完全に一致したページだけでいい。国によって通貨や店舗の所在地が異なるコンテンツがあるときには併用してはいけない。

rel="canonical" を設定してしまうと、URLはその国向けのものが検索結果に表示されるもののページのタイトルやスニペットは rel="canonical" で正規化しているURLのページの内容が表示されてしまう。たとえば英国向けのページなのに、米国向けのtitleタグやmeta descriptionタグが検索結果表示に利用されてしまうのだ。

基本的に、「rel="alternate" hreflang="x"」と 「rel="canonical"」は併用しなくてもよさそうだ(自分自身に向けたrel="canonical"は設定して構わない)。相変わらずややこしいことに変わりはないが、間違いを起こしそうな要素が1つだけでもなくなったことはありがたい。

Google+ページをGoogleアナリティクスで解析
★★☆☆☆ SEOにプラスしてGoogle+も計測できる (WebSonic.nl)

グーグルが提供するソーシャルメディアのGoogle+は個人利用が原則だが、Google+ページであれば企業や団体がアカウントを開設できる。グーグル・ジャパンはもちろん、有名企業でいえば楽天市場日本マクドナルドが活動している。

Google+ページのトラフィックをGoogleアナリティクスでまもなく計測できるようになるらしい。グーグルがプレゼンテーションで使ったスライドのキャプチャを見ることができる。

Google+をGoogleアナリティクスで解析

設定は既存のGoogleアナリティクスのトラッキングコードを入力するだけでいいらしい。

Google+をGoogleアナリティクスで解析

SEOには直接関係しないトピックであるが、Google+はグーグルが検索以上に力を入れているプロダクトなので取り上げた。順調に普及すればSEO同様にウェブ担当者が力を入れなければならない集客メディアになるかもしれない。

なおピックアップ記事はオランダ語で書かれているため英語に翻訳して筆者は内容を理解した。

SEO JapanSEO Japanの
掲載記事からピックアップ

SEOの基本テクニック&アドバイスとグローバルSEOの記事を今週はピックアップ。

鈴木 謙一

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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[ユーザー投稿] 【保存版】Facebookページ利用規約を徹底解説!違反するその前にチェック! | Web担当者Forum

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Facebookページ運営者の方は必見!Facebookページの利用規約を解説しています。利用規約に違反するとFacebookページが削除されることもあるのでご注意ください。先日リリースされたばかりの「Facebookクーポン」の規約もあります。

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[ユーザー投稿] Mobageを運営するDeNA社が、これからのスマートフォンECを徹底分析「最新スマートフォン向けネット販売セミナー」を無料開催中 | Web担当者Forum

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最新のスマートフォンセミナーは現在有料のものが多い中、ビッダーズでは無料で開催いたします。
今回のセミナーでは、“今、スマホECで何を行なっていけばいいのか”のヒントをオンラインでお届けします。

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[ユーザー投稿] 【名古屋開催】リスティング広告 & Google アナリティクス講座 | Web担当者Forum

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Google アナリティクスを活用した課題発見と改善手法&リスティング広告の運用講座

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電通グループ、SNS「Spigit」を活用した生活者参加型の課題解決プログラム「D-hints」を開発 [ニュース] | Web担当者Forum

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電通と電通国際情報サービス、電通マーケティングインサイトの3社は、米国Spigit社が開発したSNS「Spigit(スピギット)」を活用した生活者参加型の課題解決プログラム「D-hints」を開発した、と4月20日発表した。課題に応じてオンラインとオフラインにおけるディスカッションの場を設定し、企業や自治体にとってのステークホルダー(利害関係者)の知見を効果的に収集することで、適切なソリューションを導き出すことができるという。

D-hintsの活用例としては「参加性を強く打ち出した一般消費者キャンペーン施策」「コアな顧客層に対するリレーションづくりと商品アイデア募集施策」「インナー施策に組み込む形での、業務改善・新規事業アイデア募集施策」「住民の声の吸い上げと地域行政への活用施策」などがある。また、オプションとして領域ごとの専門家や特定属性生活者を擁する「D-hintsパネルパートナー」、広告枠やイベント等で専門性を持つ媒体社との連携による「D-hintsメディアパートナー」を組み合わせることも可能。

電通
http://www.dentsu.co.jp/

電通国際情報サービス
http://www.isid.co.jp/

電通マーケティングインサイト
http://www.dentsu-mi.co.jp/

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アイオイクス、「レスポンスを高めるLPO戦略と多変量テストによるチャンピオンLPの発見」セミナー、東京で5/17 [ニュース] | Web担当者Forum

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Webマーケティングソリューションのアイオイクスは、企業マーケティング担当者、LPO(ランディングページ最適化)を知りたいECサイト担当者などに向け、コンバージョンアップのためのセミナー「レスポンスを高めるLPO戦略と多変量テストによるチャンピオンLPの発見」を5月17日に東京都港区で開催する。第1部では講師にレスポンス広告(商品やサービスの販売を目的とした広告)の第一人者で専門書「費用対効果が見える広告」の著者である後藤一喜氏を招き、LP(ランディングページ)のクリエイティブ表現や効果検証の考え方、LPOに取り組む上でベースとなる考え方などを解説する。第2部では、コンバージョン率の最大化を実現するアプローチ「多変量テスト」の活用方法を解説する。セミナーは午後2時~同4時に開催。申し込み多数の場合は抽選、参加無料。サイトから申し込む。概要は次の通り。

日時:2012年5月17日(木)午後2時~同4時
場所:山王健保会館2F(関東ITソフトウェア健康保険組合・東京都港区赤坂2-5-6)
内容:第1部「レスポンスを高めるLPO戦略の極意」第2部「多変量テストの活用方法と事例紹介」
詳細・申し込みサイト:
http://www.landingpage.jp/seminar/01_08.html

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2ちゃんがなくなる日とWebサイト棚卸のすすめ/人気記事ランキング2012-4-14~4-20 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum

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※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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自動車関連ツイートまとめ「TwitCar(ツイッカー)」をオークネットが開始 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

中古車のBtoB向けオークションサイトを運営するオークネット(本社東京都、藤崎清孝社長)は4月2日、車に関するツイートをまとめて閲覧できるソーシャルサービスを開始した。

コミュニティーサービス「TwitCar(ツイッカー)」は、ツイッターのアカウントで登録可能。「車好き」「車相談」「車画像」など9カテゴリーの投稿文をまとめて閲覧できる。同サービスで投稿した画像の人気ランキングも表示する。

4月上旬までに車名や専門用語の意味を検索する機能や、お気に入りのツイートを保存する機能も提供する。

・TwitCar(ツイッカー)
http://twitcar.aucnet.jp/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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「Big Dataをプロに教わろう」 第25回Web広告研究会フォーラムレポート(前編) [Web広告研究会セミナーレポート] | Web担当者Forum

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Web広告研究会セミナーレポート

この記事は、公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会が開催およびレポートしたセミナー記事を、クリエイティブ・コモンズライセンスのもと一部編集して転載したものです。オリジナルの記事はWeb広告研究会のサイトでご覧ください。

ビッグデータは単なるバズワードか、イノベーションか
技術者と広告主から見たビッグデータの現状と活用法

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会は2012年2月29日、東京都中央区時事通信ホールで「第25回WABフォーラム」を開催した。

WABフォーラムでは毎年、Web広告研究会宣言(以下、WAB宣言)が発表されるが、今年の宣言は「Cooking Big Data ~マーケティングの新しい時代へ~」を発表。 WAB宣言を受けた2つのパネルディスカッション、「Big Dataをプロに教わろう」と「広告主が考える今年のマーケティング注力テーマは?」も行われ、2012年のWebマーケティング戦略を予測する有意義な議論も交わされた。

2012年Web広告研究会宣言 「Cooking Big Data」

本間充氏
公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会
代表幹事 本間 充

第25回WABフォーラムでは、最初にWeb広告研究会代表幹事である本間充氏が登壇し、開会の挨拶とWAB宣言を発表した。本間氏は、「2012年1月4日から日本アドバタイザーズ協会が公益法人となったため、下部組織であるWeb広告研究会も今年は公益性の高い活動をしていく」ことを明かし、会員社の活動はこれまでどおりだが、活動内容のより多くを外に向けて発信していく必要があるとした。

また、広告費全体が下がる傾向にある中で、インターネット広告費がいまだ右肩上がりとなっていることに触れたうえで、インターネットの歴史からトリプルメディアまでの流れ、デジタルメディアのデータ分析、ソーシャルメディアやクラウドの登場などを説明した。そして、「データの分析は、Webマーケティング関係者がリードできる領域であり、Webでの知見が他のデジタルメディアでも活用できる」とまとめ、2012年のWAB宣言「Cooking Big Data ~マーケティングの新しい時代へ~」を発表した(WAB宣言の詳細)。

最後に本間氏は、

Webから端を発したデータがこれから多くの領域を飲み込もうとし、Webのマーケティングメンバーが考えてきた論理が他のメディアにも広がろうとしている。

これからの1年は、Big Dataを考え、学びながら活動していきたいと考えているので、皆さんの感想やアイデアをフィードバックしてほしい

と挨拶し、WAB宣言の発表を終えた。

テクノロジー、分析のプロが教える ビッグデータの真実

続く第一部では、「Big Dataをプロに教わろう」というテーマで、トランスコスモス株式会社の萩原雅之氏をモデレータに、株式会社野村総合研究所(NRI)の城田真琴氏と日本オラクル株式会社の龍野智幸氏の2人をパネリストに、パネルディスカッションが行われた。

萩原 雅之氏
トランスコスモス株式会社
エグゼクティブリサーチャー
萩原 雅之氏

萩原氏は、「第一部はソリューションを提供する側、第二部は利用する側から、ビッグデータについて議論していきたい」と話し、「システムベンダー主導でバズワードとなっているビッグデータと、我々広告・マーケティング業界との接点を見つけていきたい」と前置きする。そのうえで、ビッグデータという言葉は話題となっているが、まだまだソフトウェア会社やSIerが中心となっているため、今回のWAB宣言が広告・マーケティング業界でもビッグデータを考えるキッカケになればよいとした。

続いて萩原氏から紹介された城田氏と龍野氏は、「ビッグデータは単なる流行か、本質的な変化なのか」という質問に答えていく。

龍野 智幸氏
日本オラクル株式会社
Fusion Middleware事業統括本部 ビジネス推進本部 本部長
龍野 智幸氏

龍野氏は、

IT業界は3~4年の間隔で、Web2.0、クラウド、ソーシャルといったバズワードを生み出しながら業界を牽引している。

しかし、必ずしも嘘八百や夢物語を並べているわけではなく、ビジネスやその先にいる人たちにつながらないものではない。バズ的な要素はあるが、それによってイノベーションが生まれると考えている。

ビッグデータへの対応を誤るとオラクルにとって脅威となる。真摯に、前向きに、率先して向かっていく必要があると考えているし、その先の皆様のビジネスをリードしていくというスタンス

と話した。

城田 真琴氏
株式会社野村総合研究所
イノベーション開発部 上級研究員
城田 真琴氏

一方、城田氏は「ITアナリストとして中立的な立場からテクノロジの動向調査やベンダーの戦略分析、ユーザー企業のIT利用動向調査を行っている」とパネルを交えながら話し、現在はクラウドやビッグデータに注目していることを明かした。

また、NRIはビッグデータを使った事業をすでにいくつか行っており、スマートシティの分野やインターネット業界、ソーシャルメディア業界、通信業界、小売業界、金融・保険業界などの多くの活用領域でビッグデータは多岐に使われていると城田氏は説明した。

ビッグデータという、曖昧でわかりづらい言葉を説明してほしい」と萩原氏に振られた龍野氏は、ビッグデータの定義として4つの要素「大量であること」「加速度的であること」「データの多様性があること」「価値があること」を示した。このうち、3つの要素に該当すればビッグデータになると説明する龍野氏は、

実は、日本ではiモードなどで大量の多様性のあるデータが加速度的に価値を生み出すことが行われていたが、米国ではスマートフォンやソーシャルメディアの登場でこれらの要素に気づき、価値=金になるから盛んにビッグデータという言葉が言われ始めたように感じている

と話した。

さらに、龍野氏は「ビッグデータの話になると、構造化データや非構造化データといった言葉が飛び交うが、これらの言葉は理解しなくてもかまわない」と話を続ける。

要するに、従来のように関係性がハッキリしている氏名、年齢、職業などのデータ(構造化データ)だけでなく、Twitterのつぶやきや画像のような、ひと目では関係性がわかりづらいデータ(非構造化データ)も扱われるようになり、一瞬のうちにテラバイト(10の12乗バイト)からゼッタバイト(10の21乗バイト)にまで加速度的に膨れ上がることがビッグデータの特徴だというのだ。

ビッグデータの価値は 現状分析よりも次の行動予測にこそある

前述のように、日本では以前からビッグデータがあったと話す龍野氏は、1996年から2006年までの情報量と情報消費量の資料を示しながら「10年で情報量が532倍増えているのに対し、選択可能な情報量は64倍しか増えておらず、その情報をすくい取る力が6.6%から0.8%に下がっている」と説明する。

このように、ビッグデータに最近注目しはじめた日本と、前述のように早くから価値に気づいていた米国などでは、対応がまったく違うというわけだ。

日本に比べて貪欲な米国、欧州、中国などは、データをいかに金に変えるか効率一辺倒で考えてくる。

たとえば、日本ではアクセスログ解析や効果測定などを行うのが好きだが、グローバルな流れでは、ユーザーの行動を“フォーカス”するのではなく、行動によって次に何が起こるかを真剣に考えて効果を“予測”する、というのがビッグデータの特徴である

と龍野氏は説明した。

城田氏は、「なぜ今、ビッグデータなのか」という観点から話を始め、「ソーシャルメディアや会員カード、あるいはWebクリックストリームといったデータをしっかり分析していくこと」と話す。

顧客の声を傾聴しようという話は以前から出ており、グループインタビューやアンケートなどが行われているが、これでは模範的な回答しか得られず、実際の購買行動にはつながらないこともあると城田氏は指摘する。

一方、ソーシャルメディアではユーザーの本音を得ることができ、大量のデータを収集できる。会員カードについても、これから何を買うかではなく、実際にどのような属性の人が何を買っているかをきちんと分析できるというわけだ。

米国では、DataShiftという、自社のサービスや商品について、Twitter上でのつぶやきをリアルタイムで拾うサービスなども登場している。たとえば、チェーン店であれば、ユーザーがどの店舗でつぶやいているかを収集し、それらのつぶやきから店舗ごとのサービスや対応を調べ、サービス向上につなげることができるという。そのためには、これには大量に流れているテキストデータを分析する高い技術が必要だ。

テキスト分析の技術の例として城田氏は、大量のデータ処理を可能にするオープンソースのソフトウェア基盤「Hadoop(ハドゥープ)」も紹介している。クックパッドでは、1年分の膨大なサイト内の検索キーワード分析に7,000時間かかると見積もっていたが、Amazonのクラウド上のHadoopを使うことで処理が30時間で完了したという。「何の根拠もなくビッグデータが騒がれているのではなく、今までできなかったことができるようになり、マーケティング業界に大きなインパクトを与えている」と城田氏はまとめた。

これを受けて萩原氏は、

以前からデータ分析が必要という話はあったのに、なぜ今になってビッグデータが注目されるようになったのかは、それらを分析できる時間やコストが下がってきたことが大きい

と話した。

マーケッターとエンジニアの 壁を取り除くことが必要

続いて萩原氏は、広告・マーケティング業界からみたビッグデータの可能性がある領域として、「オンライン広告管理、アクセス解析、効果測定」「顧客データベース活用、ダイレクトマーケティング」「モデル化、売上予測、需要予測」「ソーシャルリスニング(マーケティングリサーチ、CRM)」の4つを挙げる。

そのうえで、

大量のデータ(非構造化データやリアルタイムデータ)をいかにマネジメントしていくかが大切。WAB宣言にビッグデータという言葉が入ったように、いろんな人がデータドリブンの考え方で活動していくということが大切になるだろう

と話した。

データの活用ついて、広告主側の企業内ではどのように認識されているのか、城田氏は、

ビッグデータはマーケティングと相性が良いと思っているが、我々のようなSIerは、企業の情報システム部門と話をしている。

情報システム部門では、技術は理解されても使ってはくれない。マーケティング部門では、使いたいと興味を示すが技術を理解してくれない。

この2つの部門をつなぐことが非常に難しい

と答えた。

龍野氏は「オラクルがWeb広告研究会の会員となって、最も楽しみなのは、マーケティング部門の方に今何ができるかを話して、何をしたいのかを聞けること」と話しを続け、

現在のオラクルの技術では、1秒間に90万件のつぶやきをリアルタイムに分析することが可能。数秒でWebを離れていく人をリアルタイムに分析する技術があり、NRIのようなそれを組み立てるところと一緒になれば、やりたいことが可能になる技術がすでにあることを知ってほしい

と話した。

それに対し、萩原氏は「SIerがデータサイエンティストやアナリストを顧客に派遣するということをよく聞くが、それは主流となっているのか」と質問する。

城田氏は、ビッグデータの処理の流れとベンダー各社の動きというパネルを示しながら、

ベンダーによって立ち位置は異なるが、ユーザーがほしがっているのはデータを蓄積する箱ではなく、そのデータを統計解析し、分析すること。ユーザー側にその力がなければ、ベンダー側で育成して提供するという流れは出てきていると思う

と話した。

Big Data処理の流れとベンダー各社の動き まとめ
Big Data処理の流れとベンダー各社の動き まとめ

萩原氏は「先ほどエンジニアとマーケッターでは使う言語が違うという話が出てきたが、うまくやるにはどうすればいいか」と龍野氏に質問する。

龍野氏は、

我々がWebマーケッターの方にアクセスできるデータソースの数を聞くと、だいたい4~5つと答えが返ってくる。しかし、情報システム部門に聞くと社内には数十以上のデータソースがあることが多い。会社の中のすべてのデータをまとめればビッグデータになり、Webマーケッターはそれを活用できる

と説明した。

たとえば、ある商品に不具合があってWebが炎上しても、顧客データしか持っていないWebマーケッターは炎上する理由がわからない。そこで、設計や開発などのすべてのデータを全社員に公開し、気づきをフィードバックする仕組みを作ることで、ラインを見直したり製品不具合率を下げたりすることができたという。

一方で、

会社の中には、実はビッグデータが存在しているが、情報システム側と現場側の会話がうまくいかず、組織の壁もある。我々はこれらが円滑にコミュニケーションできるようにしたり、組織間のハブになりたいと考えているが、これをブレークスルーしない限り、マーケッターが情報システムに精通している欧米には抜かれてしまうと感じる

と龍野氏は話した。

城田氏も、

クックパッドの例にもあるように、ビッグデータをうまく分析するためには技術の力が不可欠。

エンジニアとマーケッターの距離が物理的に近いことが理想だが、日本でビッグデータをうまく活用できている会社の共通点は、頻繁にコミュニケーションできていることである

と話した。

技術革新で広がる マーケティングの可能性

データ活用のために、構造化データと非構造化データを結び付けたり、内と外のデータを結び付ける技術はどの程度進んでいるのか」と質問する萩原氏に、龍野氏は、

処理しやすい構造化データと違って、非構造化データは、まず取得して整理し、意味のあるものにする必要がある。

先ほどのHadoopなどで収集した大量の非構造化データを、時間をかけずにデータベース化するツールを作成することはベンダーの役割であり、構造化データと非構造化データを連携させる技術やツールはすでにあります。

しかし、そのためには(ハードウェアやツールに対する)それなりの投資が必要

と答える。

また城田氏は、楽天のように大規模な事例を身近に感じるのは難しいが、「さまざまな技術はあるので、Webマーケッターにはその技術を活用するためのアイデアを出してほしい」と話し、アメリカンエキスプレスカード(AMEX)の事例を示す。

ここでポイントとなるのは、プライバシーの問題からいかにユーザーの承諾を得て、リアル世界のカード番号とFacebookのIDをひもづけるかということ。AMEXの場合は、ユーザーが関心や興味のあるものを分析して特別な割引クーポンなどをカード自体に提供し、クーポンをプリントアウトして利用するのではなく、カードを使うだけで自動的に割り引かれるようにしている

と話している。城田氏によれば、カード会社ではこのような取り組みが盛んで、同様にVISAカードとGAPがコラボした事例をはじめ、いくつかの事例も示した。

龍野氏は

これらの事例は決して夢物語ではない。ビッグデータは、大量で加速度的ということは説明したが、重要なのはそのデータをリアルタイムに分析して活用すること。その技術はもう整っているということを知ってほしい

と補足する。

パネルディスカッションの最後として「ソーシャルリスニングでは、テキスト解析が重要だが、日本語のテキスト解析は今後もっと進化するのだろうか」と話す萩原氏。

それに対して城田氏は

テキスト解析するときには、その言葉がどのような意味を持つのかがわからなければ、満足な結果を得られない。どの語句がどのような意味を指すのかを学習させるような技術は使われていて、機械が意味解析をできるようにしている

と話した。

一方、龍野氏は、

特徴のあるキーワードを抽出するというのは技術として実現可能。ログを解析してどのような傾向があるかは調べられるが、精度の問題はあると思う。

ソーシャルリスニングの分野でサービスを提供する会社は、国内外で出てきているし、途上な部分はあっても要素としてはそろってきている。しかし、ソーシャルマイニングを自社でやるなら、ソフトウェアですべて行えるわけではないので、マイニングする人材を育てる必要もある

と説明した。

講演終了に際し、萩原氏はパネリストの2人にまとめを求め、龍野氏はこれまでビッグデータをどのように活用するのか、長期に捉えるのか短期で結果を出すのかについて話をまとめた。また、城田氏は、O2O(Online to Online)の流れで発生するビッグデータの活用と、それをいかにビジネスに活かすべきかとまとめ、第一部を終了した。

この記事は、2月29日に開催された「第25回WABフォーラム」のレポート前編です。(後編は近日公開予定)

オリジナル記事はこちら: 「Big Dataをプロに教わろう」  2012年2月29日開催 第25回Web広告研究会フォーラムレポート(1)

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「不自然なリンクに関する Google ウェブマスター ツールからのお知らせ」への対処法(前編) [SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック] | Web担当者Forum

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[海外情報]
SEOmoz
検索マーケティングのニュース&テクニック

今週と来週の2回にわたって、ここのところ特にグーグルによる取り締まりが厳しくなってきた「不自然なリンク」と、そうしたリンクがグーグルに指摘されたときの対応方法を解説する。

この記事の内容はすべて筆者自身の見解であり(ありそうもないことだが、筆者が催眠状態にある場合を除く)、SEOmozの見解を反映しているとは限らない。

悔い改めたリンクネットワーク・スパマーの告白と助言

ほんの一時期だけ、僕が行うSEO業務の中でもリンクビルディングが最も簡単で苦労もほとんどない作業だったことがある。

告白すると、僕はかつてリンクネットワーク・スパマーだった。「ブログネットワーク」とか「記事ネットワーク」とかいうような名称のサービスを利用して、リンクスパムに類する行為をしていたのだ。

アーティクル・スピニング

既存のコンテンツを書き換えたり、その一部を流用したり自動置換したりして、同一ではないが同じ内容をベースとした何パターンものコンテンツを自動または手動で作成することで、関連性のあるコンテンツを増やす手法。

こうしたサービスに料金を払って登録すると、リンクを構築するということだけを目的として各種サイトのネットワークにコンテンツを投稿することが可能になる。

こういったサイトは誰かに読んでもらうことを意図していないので、多くのネットワークはアーティクル・スピニングで作成されたコンテンツを受け入れ、さかんに助長してしまう。

結果として生じるコンテンツの品質は、間違いなくひどいもので、たとえば次のようなものになる。

アーティクル・スピニングの例:
この例は、活発に活動しているブログネットワークサイトから引用した。「ナトリウム・水の集まり・街(Sodium Body of water Town)」は、「ソルトレイクシティ――塩・湖・都市(Salt Lake City)」をアーティクル・スピニング・ロボットが変換したガラクタ語だ。

僕はブログネットワークを使って、複数のサイトにペナルティをもたらしたり、ペナルティから復活させて再びインデックス化させたりしたし、コツをつかんでからは、いくつかのサイトの検索順位を上げ、おとがめ無しで逃げ切ったことだってある。

でも、長い目で見ればスパムコンテンツは効果的な戦略ではないことが明らかになったので、僕は結局やめることにした。悪い予兆があった。グーグルは次第に賢くなり、僕はこれまでに費やしてきたすべての時間を無駄にしてしまう危険にさらされていた。

グーグルは「ユーザーのためにならない」記事に打撃を与えた

その予兆は見えていたし、今も見えている。グーグルはパンダ・アップデートを実施して、ユーザーへの配慮を欠いていた多数のブログネットワークや記事ネットワークに強烈な一撃を加えた。2011年以降、あるグループ専用のものであれ一般に開放されているものであれ、ブログネットワークの検索順位が下がり始めた。大きな注目を集めた出来事の1つは、グーグルがBuildMyRank(BMR)のブログネットワークをインデックスから追放したことだ。

それとほぼ同じ頃、Googleウェブマスターツールで次のような警告がウェブマスターたちに届き始め、操作的でいかがわしいリンク構築手法を使う人々を震え上がらせている。

Googleウェブマスターツールの警告http://example.com/ で検出された不自然なリンクに関する Google ウェブマスター ツールからのお知らせ

http://example.com/ のサイト所有者様 / ウェブマスター様

このたび、貴サイトの一部ページで、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反した手法が使用されている可能性があることが判明しました。

具体的には、PageRank を操作する意図で設定された可能性のある自サイトへの人為的または不自然なリンクがないかどうかをご確認ください。不自然なリンクの例としては、PageRankを転送するリンクリンク プログラムへの参加が挙げられます。

Google の品質に関するガイドラインに沿うようにサイトを変更することをおすすめします。変更が完了したら、サイトの再審査をリクエストしてください

サイトへの不自然なリンクがあり、これをご自分で管理または削除できない場合は、再審査リクエストで詳細をお知らせください。

この問題の解決方法についてご不明な点がある場合は、ウェブマスター ヘルプフォーラムをご利用ください。

お手数をお掛けしますが、何卒ご理解とご協力賜りますようお願い申し上げます。

Google サーチ クオリティ チーム

要するに、不正が見つかったらそこでゲームオーバー、というわけだ。一部のサイトではペナルティなしでこの警告を受け取ったが、逆に警告と同時にペナルティを受けたサイトもあった。

いずれにしても、順位を維持または復活させるためには、問題のリンクを取り除く必要がある。さて、では次に何をしたらいい?

ブログネットワークからの投稿がどんなものなのかを知る

前出のような警告をウェブマスターツールで見たときに、グーグルが何のことを言っているのかまったく理解できなかったウェブマスターやサイトオーナー、SEO業者は大勢いる。

たとえば、ある有名なSEO会社に勤める友人からは、こんな不運に見舞われたという話を聞いた。

あるクライアントが前に使っていたSEO業者から自分に発注を切り替えてくれたんだけど、ちょうど自分たちが仕事をし始めたその週に、前の業者の仕事が原因でクライアントのサイトがペナルティを受けたんだ。

何にしても、問題解決のためにまずやるべきことは、疑わしいリンクを見つけることだ。

おかしなリンクを見つけるには、Open Site Explorerや、グーグルまたはBingのウェブマスターツールといったツールが利用できる。

BMRのサイトはすでに締め出され、ペナルティが科され、当面は実用にならないと宣告されてしまったので、旧BMRサイトを参考例として見てみよう。

BMRのスパムブログの例
この例では、ウォーターシューズやドバイでのショッピング、便秘治療などに関する間違った情報が表示されている。それも、全部が同じ場所にだ。
しかし実を言うと、BMRでは投稿に対してある程度の品質審査を行っていたので、これでも、今も活動しているたいていのブログネットワークよりも品質が高かったほうなのだ。

ブログネットワークの投稿を見分けるのに役立つ特徴は以下の通りだ。

ひどいブログネットワークからの投稿を見分ける5つのポイント
  1. ひどい内容で、うんざりするようなテンプレートで、「一体誰がこのブログを購読したがるのか?」と言いたくなる。

  2. 話題がバラバラで、サイトのテーマに関係がなく、分類もお粗末。

  3. セクションや著者名、連絡の手段などについての情報がほとんど記載されていない。

  4. キーワードと完全に一致するアンカーテキストを大量に使って、リンクがさまざまなサイトへランダムに張られている。

  5. 1つの記事は400ワード~500ワード程度で、その中に2つか3つのリンクが張られている記事が多く、しかもたいていは同じサイトにリンクしている。

もし最近になって不自然なリンクに関する警告を受けたのなら、こういうリンクがリンクポートフォリオに数多く含まれている可能性が高い。フッターリンクやブログロールも調べた方がいい。特に、関連性のないサイトからのリンクや、訪問者に読まれることを意図していないことが明白なリンクをね。

この記事は、前後編の2回に分けてお届けする。後編では、今回説明したような警告を受け取った場合やペナルティを受けた場合、どのように対処すればいいのかを紹介する。(後編は5月7日に公開予定)

この記事は、Daily SEOmoz Blog に掲載された以下の記事を日本語訳したものです。
author photo
原文:「Unnatural Link Warnings and Blog Networks」by Carson Ward(2012/3/26)
記事セレクション:渡辺隆広株式会社アイレップ) 翻訳:株式会社ガリレオ
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グーグルの担当者がSEO都市伝説を斬る! - 4/14~4/20のWeb担の記事まとめ [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum

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先週のWeb担まとめ記事

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 20 本とニュース記事 16 本です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。

今週の担当は、池田です。

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グーグル検索のSEO都市伝説にグーグル担当者がズバっと回答

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

  • 「ウソ? ホント? グーグル検索のSEO都市伝説3つに回答」は、グーグルの担当者が答えるQ&A記事。

    グーグルのサーチクオリティチームが、グーグル検索に関するSEOの疑問に答える公式Q&Aコーナーの第3回。

    今回は、HTML5はSEOに効く? グーグルの製品を使っていると有利? など、SEOの世界で聞こえてくる都市伝説について、グーグルのなかの人がお答えします。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/04/19/12495 (今回の記事)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/6240 (バックナンバー)

  • 「『Facebookはバカばかり』に見る『いい情報はいつだって何回でも出すべき』の法則」は、300いいね!された編集長ブログの記事。

    今回の編集長ブログでは、2月に話題になった「Facebbokはバカばかり」という某ブログ記事で取り上げられた話題から、Web担当者(特にコンテンツ企画の人)が意識しておくべき「さんざん既出の情報」の扱いについてお届けしています。

    あなたが当たり前、常識と思っている情報でも、知らない人は大勢いるかもしれません。ウェブサイトやメルマガを続けていると、新しい読者やお客さんは増えてきますから、どういった情報に価値があるのかを考えてみるのがおすすめです。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/04/17/12600 (今回の記事)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/2838 (バックナンバー)

  • 「グーグルから不自然リンク警告を受けたサイトは21日後に死ぬ」は、「海外&国内SEO情報ウォッチ」の記事。

    1週間のSEO/SEM情報をまとめたコーナーでは、グーグルから送られてきた警告のその後を解説したストーリーが注目を集めました。警告やペナルティを受けた際の経験を海外のSEOコンサルタントが明かしています。

    ウェブマスターツールで不自然リンクを調べる方法は? alt属性はインデックスされるのか? などのトピックも取り上げられています。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/04/20/12617 (今回の記事)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/3723 (バックナンバー)

  • 「一回の打ち合わせで信頼関係を築くWeb担のためのノート術」は、「企業ホームページ運営の心得」の記事。

    今回はコラム筆者の宮脇さん直伝「ミヤワキ流ノート術」をお伝えしています。

    数年前にいろいろなノート術が流行りましたが、ミヤワキ流ノート術は取材先や取引先との打ち合わせなど、ビジネスの現場で使える実践型の手法です。ポイントは「日付」と「数字」と「単語」の3つ。ノートをコミュニケーションツールへと変身させます。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/04/18/12598 (今回の記事)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/657 (バックナンバー)

Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
データセンター(iDC)に携わる方には
データセンター完全ガイド
レンタルサーバーに興味のある方には
クラウド&サーバーホスティング完全ガイド
企業内情報システムのお仕事をされている方には
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4月最終週+5月のセミナー情報

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

ソーシャルCRMセミナー(4/27)

オウケイウェイヴは、「ソーシャルCRMカレッジ」の第2回講座を4月27日に開催します。ソーシャルメディア担当者にリスク対策や成功事例などを直接質問できる実践講座で参加費は無料。

http://www.okwave.co.jp/news/press_log/2012/0416_01.html

Web制作セミナー(4/28、青森)

HTML5のサイト制作基本、CSS3活用など、Webサイト制作テーマのイベント「CSS Nite in AOMORI, Vol.6 with Microsoft」が4月28日に青森県で開催されます。当日申し込みの参加費は4,000円。

http://cssnite.studiomd.jp/vol06/seminar.html

マーケティング展示会(5/9~5/11)

リード ジャパンの展示会イベント「Web&モバイル マーケティング EXPO 春」が東京ビッグサイトで5月9日から11日に開催されます。入場料は5,000円、招待券があれば入場は無料。

http://www.web-mo.jp/

WOMマーケティングサミット2012(5/14)

WOMマーケティング協議会は、米国WOMMASummit2011の視察報告やWOMマーケティングの動向を紹介する「WOMマーケティングサミット2012」を5月14日に六本木で開催します。一般参加は9,000円から。

http://womj.jp/news/2012/04/wom2012-2.html

ヘルプデスクの効率化(5/15)

アクセラテクノロジとみずほ情報総研は、コールセンターやヘルプデスクの顧客満足度向上や問題解決効率化がテーマのセミナーを5月15日に開催します。

http://www.accelatech.com/seminar/2012/seminar_l20120420_0515.html

アクセス解析サミット2012(5/17)

アクセス解析イニシアチブは「アクセス解析サミット2012」を神奈川県川崎市で5月17日に開催します。ヤフー、スタートトゥデイ、リクルートなどが「データをアクションに!」をテーマに講演。

http://a2i.jp/special/summit2012/

先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事

Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 注目企業のネットビジネス戦略
    レンタルサーバーのプランは複雑すぎる! 制作会社向けのわかりやすいサービスを/KDDIウェブコミュニケーションズ
  • 編集部ブログ―池田真也
    大手14サイトのウェブマスターによるサイト運営の裏側一挙公開、「企業ウェブ・グランプリフォーラム」レポート
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/04/16/12556
    by 池田真也(Web担 編集部)
  • SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック
    グーグルのSSL検索――Web担当者がとるべき「行動」は?(後編)
  • 誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック
    月次のアクセス解析で「見るべき指標」はなんでしょう? 見落としがないか不安になります
  • ソーシャルメディア白書2012 ハイライト
    炎上リスクの高い行動が多いのはTwitterとmixi、ユーザーのリスク意識と行動を調査 | ソーシャルメディア白書2012 ハイライト #5
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/04/20/12553
    by 西村 顕一(トライバルメディアハウス)
  • 衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座
    プロファイルの「デフォルトのページ」を設定する[第3回]
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/04/19/12609
    by 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン)
  • ニュース記事
    エクスペリエンスなど5社が合流+横山隆治氏が社外取締役で新代理店ワン・トゥー・テン・ホールディングス誕生
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2012/04/18/12610
    by 池田真也(Web担 編集部)

先週の解説記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↓ニュース記事

Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • Web担当者にも便利なチェックリスト付き便利帳「失敗しないSSL設定 5つのキホン」ダウンロード
  • アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法
    アトリビューションの本質 | 書籍『アトリビューション』特別公開1-5 (全5回)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/04/16/12412
    by 田中弦、佐藤康夫、杉原剛、有園雄一
  • モバイルユーザー傾向DATABOX by maqs
    モバイルユーザー傾向DATABOX(2012年3月)
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    日本チェーンドラッグ協、風邪薬などネット通販再開の賛成に転じる
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    資生堂モール「Beauty&Co.」JTBなど23社出店 共通ポイントやコラボ企画も
  • ユーザー投稿記事 by ソーシャルメディア集客ラボ(キラメックス株式会社)
    【保存版】Facebookページ利用規約を徹底解説!違反するその前にチェック!
  • ユーザー投稿記事 by ウィージェントセミナー事務局
    5月13日・20日札幌開催!JWDA初級ウェブ解析士認定講座
  • ユーザー投稿記事 by ud
    ハイブリッド型興味関心連動型広告配信エンジン「凛」スマートフォン版を正式リリース
  • ユーザー投稿記事 by Priodep
    【名古屋開催】リスティング広告 & Google アナリティクス講座
  • ユーザー投稿記事 by ud
    Mobageを運営するDeNA社が、これからのスマートフォンECを徹底分析「最新スマートフォン向けネット販売セミナー」を無料開催中
  • ユーザー投稿記事 by ビー・トゥ・ビー・コミュニケーションズ
    『企業Twitterアカウント運用ソリューション~企業Twitterアカウント成功のため、フォロワーの“量”と“質”を追求する~』セミナー(無料)、6月7日、東京にて開催
  • Web担アクセス数上位ランキング
    パンダ・アップデート、日本上陸の衝撃/人気記事ランキング2012-4-7~4-13
  • 先週のWeb担まとめ記事
    あなたのサイトは本当に1位? 正しい検索順位の調べ方とは - 4/7~4/13のWeb担の記事まとめ

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編集後記

趣味兼、仕事用にデジカメの購入を検討中です。カバンに入るコンデジか、それとも一眼にするか……。最近はさらにミラーレスまで選択肢に加わって悩みます。(池田)

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博報堂、世界の生活者調査「Global HABIT」のメディア意識で「ケータイは不可欠」が最多 [ニュース] | Web担当者Forum

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博報堂は、世界規模の生活者調査「Global HABIT」で最新データをまとめたパンフレットをウェブで公開した、と4月20日発表した。世界各都市での2011年の調査データのうち、メディア意識に関して全体では「ケータイは生活に不可欠」とする回答が最も多く、続いて「クチコミは重要なメディア」だった。よく接するメディアは「テレビ」「新聞」「パソコンでインターネット」の順になった。

Global HABITは、2000年から世界の主要都市で毎年実施している調査・データベース。パンフレットでは2011年の調査データのいくつかを紹介した。世界15都市のメディア意識では、香港、シンガポール、バンコク、デリー、上海、モスクワなど11都市で「ケータイは生活に不可欠」がトップ。「クチコミは重要なメディア」が2番目に多い都市が6都市あった。

台北とソウルは「メディアのウェブサイトから情報入手」が最多で、香港、メトロマニラでも上位に入った。よく接するメディアについては、15都市の中でソウルだけは「パソコンでインターネット」が「テレビ」「新聞」を上回って1位で、台北、北京、モスクワは「テレビ」に次いで2位。香港、シンガポール、台北、ソウルでは「スマートフォンでインターネット」も高比率になっていた。

博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/

「Global HABIT」
http://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2012/04/HAKUHODO_GH2012_J.pdf

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日経BPコンサル、アジア横断調査「ブランド・アジア2012」でNokiaとAppleが圧倒的強さ [ニュース] | Web担当者Forum

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調査・コンサルティングの日経BPコンサルティングは、日本とインド、インドネシア、韓国、タイ、台湾、中国、ベトナムのアジア各地区を横断したブランド評価調査「ブランド・アジア2012」の結果を4月20日発表した。ブランド総合力ランキングのトップには、インド、インドネシア、ベトナムでフィンランドの携帯端末メーカーのNokia、台湾、中国、日本ではAppleが入った。

調査は2011年10~12月に20~50代の男女を対象に各地区の地元調査会社と連携して実施。サンプル数は各地区で800~2400。全地区共通の60ブランドと、各地区で選んだローカルブランドを中心にした40ブランドを評価した。Nokiaはタイで2位、Appleは韓国で2位となり、インド・東南アジアではNokia、東アジアではAppleが圧倒的に強いことが分かった。

各地区のトップ10に最も多く登場するのはSONYで、自国企業が多数を占める韓国を除く全地区でランクインした。中でもタイは1位、台湾が2位、ベトナムは3位に食い込んだ。ウェブ検索ではGoogleが日本、台湾、ベトナム、インドネシアで10位以内入りした一方、YAHOO!は台湾と日本だけとなった。ローカルブランドでは日本はSONY、台湾はモバイル端末のHTCがトップだった。

日経BPコンサルティング
http://consult.nikkeibp.co.jp/

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NTTPC、ビジネスクラウドサービス「Biz-agora」に「セレクトシリーズ」を追加 [ニュース] | Web担当者Forum

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ネットワーク事業のNTTPCコミュニケーションズは、同社のビジネスクラウドサービス「Biz-agora(ビズアゴラ)」で、従来のオールインワンの「パッケージシリーズ」に加え、さまざまなサービスを選んで導入できる「セレクトシリーズ」の提供を4月23日始めた、と同日発表した。アプリケーション、プラットフォーム、モバイルアクセスなどのメニューをそろえた。

アプリケーションは、セキュアメールやグループウェア、プラットフォームには仮想デスクトップ、ファイルサーバー、クラウドコンポーネットなどがあり、モバイルアクセスはリモートアクセスでクローズタイプとゲートウェイタイプを用意した。クラウド移行支援や運用サポートもラインナップする。パッケージシリーズはネット接続、ウェブサイト、メールとサポートがセットになっていた。

NTTPCコミュニケーションズ
http://www.nttpc.co.jp/

Biz-agora
http://www.nttpc.co.jp/biz-agora/

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Web広告研究会、「第10回Webクリエーション・アウォード」の一般推薦受付を開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会は4月23日、「第10回Webクリエーション・アウォード」の一般推薦受付を開始した。

Web広告研究会が主催する、Webクリエーション・アウォードは、Web業界へ影響を与え、発展に貢献した人物「Web人(ウェブじん)」を発掘して称えるアワードとして、2003年にスタート。昨年の第9回は会員制サイト「CLUB Panasonic」の担当責任者、山本 雅通氏がWeb人大賞を受賞している。

推薦の対象は、以下の条件を満たすサイトおよびプロジェクトに関わった人すべてとなり、プロジェクトの実施年度などは問わない。

  • Web社会で目立った人(話題性)
  • Web社会に役立った人(社会貢献)
  • Web社会で新しい事をした人(新規性、先進性)
  • Web社会で楽しい事をした人(有用性、継続性)
  • Web社会で便利な物を開発した人(利便性)

一般推薦の募集期間は4月23日から6月8日まで。一般投票および審査委員会による一次審査と、Web広告研究会会員社による二次審査を経て、9月の贈賞式で大賞の「Web人大賞」ほか、各賞を発表する。また、本年度からFacebook上でのエントリーも受け付ける。

第10回Webクリエーション・アウォード
http://award.wab.ne.jp/

公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会
https://www.wab.ne.jp/wab_sites/

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スマホ対応やリニューアルするも収益落ち込み ストリーム12年1月期 純損失2200万円 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

ストリームは3月26日、12年1月期の通期連結業績を発表した。売上高は前期比12.6%減の339億8600万円となり、前期は3億2300万円の黒字だった当期純利益は2200万円の赤字に転落した。

地デジへの完全移行に伴う薄型テレビの需要減や、タイの洪水によるプリンターの供給不足などが響き、下半期の売上高が前年同期比で急落。

下半期の売上高は前年同期比35.8%減の156億9600万円となった。11年9月にスマートフォン対応、同年10月にクレジットカード決済対応、同年11月はメインサイトのリニューアルなど、売り上げ拡大のための施策を行ったが、収益の落ち込みを止めるには至らなかった。

アマゾンや大手量販店などの競合企業との価格競争・サービス競争も激化し、収益を圧迫した。大手量販店の通販サイトに足並みをそろえ、11年9月には全品送料無料サービスを開始したが、収益悪化に歯止めがかからず、利益確保を優先して同年12月にサービスを中止した。

13年1月期の通期連結業績予想では、売上高は前期比2.1%増の346億8500万円、当期純利益は2000万円を見込む。

1月27日に発表したブランド品セレクトショップを運営するセキド(本社東京都、関戸薫子社長)との業務提携により、ブランド品の販売を強化する。さらにこれまで培ってきたノウハウを活かしECサイト運営の受託サービスを本格的に展開する予定。

新たな収益源の構築によって利益を確保したい考えだ。

・株式会社ストリーム STREAM
http://www.stream-jp.com/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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ソーシャルメディアの投稿・データ分析・広告管理、御社ではいつまで別々のツールでやっていくのですか?/サミットレポート [イベント・セミナー] | Web担当者Forum

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※筆者はアドビ システムズ社の招待を受けてこのイベントに参加していることを開示しておく。ただし、招待がなくても参加する意志があったことを付け加えておく。

多くの企業では、ソーシャルメディアアカウントの管理や投稿にはツールを使っているだろう。そして、ソーシャルメディアの効果測定にもまた別のツールを使っていることだろう。
今回のサミットで登場した、投稿も効果測定も、さらにFacebookでのスポンサー記事広告の出稿も1つのツールでできる、アドビの新しい統合ツール「Adobe Social(アドビ・ソーシャル)」を紹介しよう。

デジタルマーケティングに関する大規模イベント「アドビ デジタル マーケティング サミット」のレポート第4弾をお届けする(サミット関連の他の記事は「Adobe Digital Marketing Summit 2012」タグでチェック)。

ソーシャルROIの測定にベストプラクティスはまだない
アドビのソーシャルメディア関連ツールも進化中

企業のマーケティング活動において、どのようにソーシャルメディアを活用し、その効果を測定するか。ソーシャルメディアの普及が日本よりも進んでいる米国でもいまだに大きな課題となっている。各企業のソーシャルメディアへの取り組みに関する現状はまだ未成熟な状態であり、特にソーシャルROIの測定にいたってはベストプラクティスは存在せず、各社試行錯誤の状態のようだ。

アドビ システムズは、昨年のサミットで「Adobe SocialAnalytics」という製品を発表した(日本未リリース)。ソーシャルリスニングや感情分析、ビジネス効果指標を組み合わせて分析できるツールだった。

そして今回のサミットでアドビが新たに打ち出したのが、「Adobe Social」(アドビ・ソーシャル)だ。これは、Adobe SocialAnalyticsとContext Optionalの機能を統合した、ソーシャルメディア担当者向けの新しい統合ツールだ。

チャド・ウォレン氏
チャド・ウォレン氏

ソーシャルマーケターのニーズを満たす唯一の製品がAdobe Socialなのです。

こう話すのは、同社プロダクトマーケティングチームでソーシャルメディアソリューションを担当するチャド・ウォレン氏。Adobe Socialに関して話を伺った。

「効果測定ツール」ではなく、投稿もROI分析も広告出稿もできる
ソーシャルメディア担当者向けの統合ツール「Adobe Social」

Adobe Socialは、単なるソーシャルメディア効果測定ツールではなく、ソーシャルメディアアカウントの運用や投稿・返信などのコミュニケーション、さらにソーシャルメディア上での広告出稿や効果測定など、さまざまな機能を備えた統合ツールだ。

そのため、Adobe Socialを使えば、「TwitterやFacebookなどへの投稿はこのツール」「キーワードの関連分析や感情分析はこのツール」「ソーシャルメディア経由のサイト誘導における効果測定はこのツール」のようにサービスやツールを使い分ける必要がない。

Adobe Socialが備える機能には、次のようなものがある。

Adobe Socialが備えている機能
  • キーワードの出現数や推移、感情分析といったソーシャルリスニング&分析
  • Facebookアプリの作成
  • 各ソーシャルメディアへの一斉投稿や予約投稿
  • 返信管理などのコミュニケーション管理
  • スポンサー記事広告の出稿
  • ファン数やフォロワー数、ユーザー属性などの主要指標の測定
  • ビジネス成果への貢献度測定

ソーシャルメディアマーケティングに携わる担当者が行う一連の業務を1つのプラットフォーム上で行えることがわかるだろう。

特に強調したいのは、広告入札(Facebookのスポンサー記事広告)の機能を備えた初めてのソーシャルマーケティングプラットフォームという点です。

Facebookで投稿内容がニュースフィードに表示される割合は12%程度だといわれていますので、集客施策としてスポンサー記事広告はとても重要なのです。

とウォレン氏が話すように、スポンサー記事広告を統合ツールから出稿できるのはおもしろい。

また、とりわけ大きな特徴として、SiteCatalystと連携したコンバージョン解析がある。計測タグを改めてサイトに貼り付けることなく、すでにSiteCatalystで測定している「会員登録」「商品購入」「資料請求」などのコンバージョン指標(ビジネス成果指標)をAdobe Socialのレポートに簡単に組み込めるのだ。

一連の流れでみるソーシャルメディア担当者の10日間

サミットのジェネラルセッションでは、シニアプロダクトマネージャーのジェフ・ジョーダン氏が、Adobe Socialを活用する一連の流れをデモで説明していた。その例がわかりやすいので、簡単に紹介しよう。

ここでは、アウトドア製品を取り扱う架空の企業Geometrixx社におけるソーシャルメディアキャンペーンを例としており、Adobe Socialを活用したデータ分析による現状把握からソーシャル上での関連ワードを踏まえたキャンペーンの訴求内容の変更、さらにFacebookのスポンサー記事広告の出稿による集客、そして施策効果の確認までを、解説する。

まずは現状を把握するにあたり、Social Overviewレポートを開く。画面下のSocial Trendsをみると、ソーシャルメディア上でのメンション(青の線グラフ)はキャンペーンとともに増加傾向にあるものの、収益(オレンジの線グラフ)は横ばいとなっているため、何らかの対応策を取る必要があることがわかる。

Adobe Socialの概況データ表示。ソーシャルメディア経由のコンバージョンの指標も確認できる

次に、同じOverviewレポート上のワードクラウドでGeometrixx社に関連して語られているワードを調べてみると、「スノーボード」「雪」といった冬を示すワードが減り、「春」「暖かい」「バイク」「ジョギング」などの春に関係するものが増えてきていることに気づく。

Adobe Socialのワードクラウド表示

そこで、Adobe Socialで管理しているキャンペーン用Facebookアプリの抽選対象商品を春の時期に合わせてマウンテンバイクに変更する。

さらにキャンペーンの告知用にFacebookやTwitter、Google+向けの投稿文を、続けてAdobe Socialで作成する。スケジュール配信にも対応しているので、複数のソーシャルメディアに一斉投稿も可能となっている。

Adobe Socialからソーシャルメディアに投稿できる。図はGoogle+への投稿の作成画面。右側に投稿のプレビューがリアルタイムで表示される

ここで通常ならば、ソーシャルメディアの各投稿からページへの流入やキャンペーンへの応募数を測定するには、各投稿に含むリンクにトラッキングパラメータを追加しなければならない。うっかりとトラッキングパラメータなしで投稿してしまった経験がある人もいるだろう。

しかしAdobe Socialでは、そうした心配をする必要がない。前述のようにSiteCatalystが機能連携されているため、投稿に自動的にトラッキングパラメータが追加されるからだ。

広告経由のトラフィックを分析するためにトラッキングパラメータを体系化して利用している企業であっても、ソーシャルメディアでの投稿に関しては(広告費用がかからないこともあってか)ワークフロー上トラッキングパラメータがないまま配信される形になっており測定できないケースもある。Adobe Socialではそういったケースでも問題なしだ。

さらにキャンペーンへの集客施策として、Facebookのスポンサー記事広告の作成・出稿をAdobe Socialの画面上で行う。これは、前述のように同社が自信を持っている機能だ。

Adobe Social上のFacebookのスポンサー記事広告の作成・出稿の画面。右側に作成している広告のプレビューが、ターゲット設定や推奨入札額とともに表示されている

しばらくキャンペーンを実行してから、Social Overview(最初に見た画面)レポートで結果を確認すると、横ばいだった収益(オレンジの線グラフ)が増加傾向に転じていることがわかる。キャンペーン訴求内容の変更、スポンサー記事広告による集客施策によってこの結果が得られたのだろう。

Social Overviewレポートで収益の回復を確認

このように、データによるソーシャルメディアの「収益貢献に関する現状把握」から「施策の考案」「Facebookページの変更」「各種ソーシャルメディアへの投稿」「Facebookのスポンサー記事広告出稿」、そして「ビジネス成果と結びつけた効果の測定」までの一連の業務を、Adobe Social内ですべて完結できることがわかるだろう。

デモでは紹介されていなかったが、この他にもFacebookページやTwitterなどでのユーザーからのポストに対するリプライや社内の他部署へのエスカレーションなどの機能も備えている。

6週間で100万人の「いいね!」を獲得、CPAは従来の1/4

Adobe Socialはこれからリリースされる製品ではあるが、サミット開催中に行われたセッションでは、その母体となる各製品を利用することにより見込リスト(新規ファン)や収益獲得に成功したFacebookプロモーションの事例としてExpediaの「Friendtrips」キャンペーンが紹介されていた。

プロモーションの詳細については割愛するが、参加方法はいたってシンプルで、ExpediaのFacebookページのファンになり、バーチャル飛行機に友人5名(ファンであることが前提)を同乗させ、好きな旅行先を目指すというもの。優勝チームには1億円以上相当の旅行があたるという大規模なものだったので、若干旧聞に属するがご記憶の方も多いかもしれない。

ちなみに、Friendtripsキャンペーンが開催されたのはAdobe Socialのリリース前だったため、同社ではAdobe Socialそのものを利用したのではなく、その母体である製品を組み合わせて活用している。具体的には次のようなものだ。

Expediaがキャンペーンで組み合わせて利用した製品
  • プロモーション用アプリの開発や投稿管理などには、Context Optional Social Marketing Suiteを利用
  • スポンサー記事広告のターゲティング出稿や自動入札管理などには、Efficient Frontierを利用

Adobe Socialを使えばこうしたことが1つのツール内でできるようになるということだ。

このプロモーションが成功した最大の要因がこうした製品だというわけではないが、新規見込リストであるファンの獲得コストを従来の1/4に抑えつつ6週間で100万のファン獲得を達成できたのは、ツールの効果が大きいだろう。またこのプロモーションは、(具体的な数値は公表されてはいないが)キャンペーン終了後も含めた同社の収益にも大きく貢献したという。

◇◇◇

最近では外部ソーシャルメディアの活用のみならず、gigyaに代表される自社サイトのソーシャル化の動きも始まりつつある。その点に関してウォレン氏に伺ったところ、以前紹介したAdobe CQにはFacebookなどのソーシャルアカウントでの接続機能が用意されており、同社ではそのようなニーズに対応するソリューションとしてAdobe CQとAdobe Socialを統合したSocial Marketing Solutionの開発を現在進めているとのことだ。

中島 直樹(なかじま・なおき)

ネットイヤーグループ株式会社
アナリティクス&オプティマイゼーショングループ アナリティクスチーム

2008年よりネットイヤーグループに参画。SiteCatalystのほか、GoogleアナリティクスやWebTrendsなどのエンタープライズ分析ソリューションを用いて、コーポレートサイトやECサイトにおけるユーザーセグメント別行動分析、キャンペーンサイトにおける効果検証などによるWebマーケティング支援やコンサルティングを手がける。

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オリジナル記事:ソーシャルメディアの投稿・データ分析・広告管理、御社ではいつまで別々のツールでやっていくのですか?/サミットレポート [イベント・セミナー] | Web担当者Forum
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